【式場見学】結婚式場の下見のときに見るべき&聞くべきところ!
音声で聴く!
結婚式を挙げることが決まり、結婚式場の下見に行くことに。
「下見では、会場のどんなところを見ればいいの?」
「担当者に聞くべきことってなに?」
会場下見では確認しておきたいポイントがたくさん!
理想の式場を効率よく探すために、チェックポイントを押さえておきましょう。
結婚式場の下見って?
結婚式場の下見とは、式場のプランナーやスタッフに案内してもらいながら、式場の見学をすること。
「式場見学」や「会場見学」とも呼ばれます。
見学当日は、まず検討内容のヒアリング、続いて挙式会場、披露宴会場の見学をおこないます。
その後、見積もりの説明や空き状況の確認という流れになります。
見学の後には、プランナーとの相談会があることがほとんど。
相談会では、結婚式について詳しい内容を質問できたり、費用の見積もりを出したりしてもらえます。
トータルではだいたい2、3時間、料理の試食などがある場合は4時間程度かかるとみておくといいでしょう。
では、さっそく下見でチェックしたいポイントを見ていきましょう。
式場見学では会場のどこを見るべき?
1 式場までのアクセスや立地
下見をする際は、まず式場までのアクセスや立地を確認しましょう。
ゲストにとっては初めて訪れる場所。
できるだけアクセスが良く、わかりやすい立地のところがGOOD。
具体的には次のポイントを確認しましょう。
・式場の最寄駅からの距離は?
・わかりやすい立地か?
・周りの環境は良いか?
・主要駅から式場の最寄駅までのアクセスは良いか?
・ゲスト用の駐車スペースはあるか?
最寄駅から式場が離れている場合は、シャトルバスなどの送迎サービスがないか聞いておくといいですよ。
また、車が主な交通手段となっている地域では、駐車場の広さも要チェック!
あわせて確認しておきましょう。
2 挙式・披露宴会場
続いては、結婚式当日もっとも長い時間を過ごす挙式会場と披露宴会場。
チェックしたいのは次のポイントです。
・広さや収容人数はゲスト数に見合っているか?
・会場の雰囲気は?
・照明や音響、ピアノなどの設備はどうか?
・ゲストとの距離は?
・どの席からも二人が見えそうか?
・披露宴会場のテーブルレイアウトは?
会場の広さは、ゲスト数に対して少し余裕があるくらいがベスト。
収容人数とはその会場に入る最大の人数なので、7~8割ほどのゲスト数がちょうど良いかもしれませんね。
3 控え室や着替えスペースなど
挙式や披露宴が始まるまでのちょっとした時間もゲストには快適に過ごしてもらいたいですよね。
・ゲスト用の控え室があるか、広さは十分か
・クロークやゲスト用の着替えスペースはあるか
・化粧室は近くにあるか?数や清潔さは?
・両家の控え室がそれぞれあるか
なども確認しておきましょう。
さらに、子連れのゲストを呼ぶ予定の人は、「託児ルーム」や「授乳・おむつ替えスペース」があるかも見ておくといいですよ。
ゲスト目線で確認したい3つのポイント
一つ一つの会場や部屋だけでなく、式場全体を通していくつか見ておきたいポイントがあります。
ゲストの快適さにも関わってくるポイントなので、しっかりチェックしたいですね。
会場間の動線・移動のしやすさ
当日、ゲストはエントランスから入り、
受付→控え室→挙式会場→控え室→披露宴会場
と移動することが一般的。
受付の前後にクロークに立ち寄ったり、更衣室で着替えたりするゲストもいるかもしれませんね。
ですので、各部屋や会場が同じフロアや近い距離にあれば移動がとってもスムーズ。
高齢ゲストやベビーカーを利用する子連れゲストがいる場合は、エレベーターの設備もあわせてチェックしておくと安心です。
掃除とメンテナンスが行き届いているか
式場選びでは、清潔さも重要なポイント。
結婚式当日だけでなく、いつも綺麗に掃除ができている式場がベターです。
会場の隅や化粧室など、ゲスト目線で細かいところまで見ておきましょう。
また、会場内の椅子やソファーといった備品もチェックしたいことのひとつ。
古くてくたびれていたり、傷がついていたりするのはちょっと残念ですよね。
メンテナンスがきちんとできているか確かめましょう。
スタッフの印象や対応は?
「笑顔が素敵で好感が持てる」
「色々質問してもしっかり答えてくれて信頼できそう」
など、下見はプランナーをはじめ、式場のスタッフを事前に知ることのできる貴重なチャンス。
結婚式では、準備から式本番まで式場のスタッフと関わる機会がたくさんあります。
スタッフの対応がしっかりしていると心強いですよ。
また、当日のゲストのフォローは、式場スタッフに任せることになります。
下見では案内役のスタッフだけでなく、式場にいるスタッフの様子もさりげなく見ておきましょう。
相談会で聞いておきたい7つのポイント
ひと通り見学が終わると、プランナーとの相談会があります。
相談会で聞いておきたいことを7つご紹介します。
1 料理・ドリンクの内容や種類は?
披露宴で楽しみにしているゲストも多い料理。
料理のメニューやドリンクの種類をまず押さえておきましょう。
また、食物アレルギーへの対応が可能かも聞いておけるといいですね。
2 ウェディングドレスの品揃えは?
ウェディングドレスは花嫁にとってかなり重要なアイテム。
下見では会場に目が行きがちですが、衣裳についても確認しておきたいものです。
式場で衣裳が手配できる場合、デザインやサイズがどのくらいあるのか尋ねてみましょう。
式場と提携しているドレスショップなどで手配が必要な場合は、その提携先の名前を聞いておくのがおすすめ。
ネットなどでお店を調べられますよ。
3 どんな演出ができる?できない演出は?
式場によっては、会場や設備などの都合で
・キャンドルを使った演出ができない
・新郎新婦に花びらを投げかけるフラワーシャワーの場所が限られる
なんてことも。
やりたい演出が決まっている人は、その演出ができるか確認してみましょう。
特に決まっていない場合は、できない演出を聞くのも一つの方法です。
4 撮影場所やシーンに制限はある?
意外と見落としがちなのが撮影に関すること。
式場の中には、挙式中は式場の提携カメラマン以外撮影不可、というところもあります。
「挙式中、家族やゲストに写真やビデオを撮ってもらいたい」
「外部のカメラマンに撮影をお願いしたい」
などと考えている人は撮影についても聞いておきましょう。
5 見積もり内容や持ち込みについて
相談会で見積もりをもらったら、見積もりに含まれる費用と含まれない費用をチェックします。
また、料理や装花、写真など、こだわりたいものについてはグレードアップした金額で見積もってもらうことを忘れずに。
さらに、持ち込みについても聞いておきましょう。
持ち込みとは、自分で用意したものを外部から式場に持ち込んで使用すること。
式場によって持ち込みできる物とできない物が決まっています。
持ち込みには持ち込み料がかかることがほとんど。
何にいくらかかるのか、確認しておきましょう。
6 当日のスケジュールや会場の利用時間は?
挙式や披露宴のタイムスケジュールがわかると当日の流れをつかみやすくなります。
また、会場や控え室などの利用時間も重要。
利用できる時間に余裕があると、
・挙式や披露宴の進行にゆとりが生まれる
・早めに控え室に入ることができる
などのメリットがあります。
7 仮予約はできる?キャンセルの規定は?
仮予約とは、正式な契約前に希望の会場を一定期間、押さえておけるサービスのこと。
仮予約期間は1週間が目安で、その期間中はキャンセル料がかからない式場が多いよう。
契約するか迷ったときは、仮予約ができるか聞いてみましょう。
一方、下見した式場が気に入り、その場で契約する場合。
式場により「申込金」、「内金」、「前金」、「手付金」などと名称が異なりますが、契約のための初期費用が発生します。
結婚式は高い費用が発生することが一般的です。
契約内容や持ち込みに関する規定、キャンセル時にどれくらいキャンセル料が発生するかなど、細部までよく確認してくださいね。
まとめ
結婚式場の下見をする際に見るべきこと、聞いておくべきことをご紹介しました。
・式場までのアクセスや立地
・挙式・披露宴会場の広さや設備
・控え室や着替えスペースなどの有無
のほか、会場内の動線や清潔さ、スタッフの対応も要チェックです。
費用や料理、演出など見学時にわからなかったことや気になることはその後の相談会で質問してみましょう。
下見を活用して、理想にぴったりの式場を見つけてくださいね。
下見に行く前の準備については、以下の記事をどうぞ。
会場下見に行く前に準備しておくことって?【会場下見のポイント】
また、会場を見学する機会として「ブライダルフェア」もありますよ。式場見学との違いについては、こちらをチェックしてみてください。
ブライダルフェアと会場の下見の違いって?
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