披露宴の「迎賓」ってなに?やった方がいいの?先輩花嫁の声もご紹介!
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挙式が終わり、次は披露宴!
ゲストが披露宴の会場に入っていく・・・
この時、新郎新婦は「迎賓(げいひん)」をすることがあります。
そもそも披露宴での「迎賓」とは、どういうものか知っていますか?
今回は、迎賓について徹底解説!
する場合・しない場合の流れをご紹介します。
実際に迎賓をした先輩花嫁の声も紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
そもそも「迎賓」ってどういうもの?
披露宴の「迎賓」とは、挙式が終わってゲストが披露宴会場に入るときに、会場の前で新郎新婦や両家の親が並んでゲストをお出迎えすること。
新郎新婦だけで出迎える場合もあれば、両家の親も揃ってお出迎えすることも。
親族が代理人として立つのもOKです。
式で新郎新婦の仲立ちをしてくれる「媒酌人(ばいしゃくにん)」がいるなら、媒酌人も一緒に並びますよ。
迎賓でゲスト一人ひとりのお出迎えをすれば、とても丁寧な印象を持ってもらえるはずです。
ただ、披露宴のスケジュールはタイトなこともしばしば。
迎賓でゲストと話し込んでしまい、披露宴の開始が遅れるのは避けたいところです。
なので相手の顔を見て会釈をし、来てくれたお礼を言う程度にしておきましょう。
また、迎賓は行わなくてもOK。
最近では、披露宴のスケジュールの都合などを理由に、迎賓を行わない人も増えてきました。
昔はほとんどの披露宴で行われていた「迎賓」ですが・・・
そもそもなぜ行うようになったのでしょうか。
○「迎賓」のはじまり昔の日本では今に比べて、神社などで挙式する「神前式」が行われることが多かったようです。神前式では花嫁は和装の白無垢(しろむく)で挙式をし、披露宴前に色打掛(いろうちかけ)に衣裳チェンジすることが一般的でした。でも、神前式の出席者は親族中心。友人など披露宴から参加するゲストには、挙式での白無垢姿を見てもらえないことになります。そこで披露宴前にゲストのお出迎えをすることで、花嫁の白無垢姿をゲスト全員に披露したのが「迎賓」のはじまりだそうです。
迎賓のキホンはわかりましたか?
それでは、迎賓をする場合としない場合の、それぞれの流れを見ていきましょう。
迎賓する場合の流れ
披露宴の迎賓をする場合。
挙式が終わった後、迎賓をするメンバー全員揃って披露宴会場の前に並びます。
披露宴会場へ来るゲスト全員を出迎え、会場に入るまで見守りましょう。
全員が会場入りしたら、両家の親も入ります。
残った新郎新婦は急いで入場の準備!
ヘアアクセサリー、ベールやグローブといったドレス小物を変える場合は、このタイミングで。
準備が整ったら、いよいよゲストの待つ会場へ入場です。
迎賓しない場合の流れ
披露宴の迎賓をしない場合。
新郎新婦は写真撮影や衣裳チェンジ、へアチェンジなどを行います。
特にすることがない場合は、入場までの間、休憩してもOK。
ゲストはその間、待合室でくつろいだり、ロビーで写真を撮ったりして過ごすことが多いようです。
時間が来たらゲストは誘導され、新郎新婦よりも先に披露宴会場に入ります。
ゲストの入場が終わったら、準備が済んだ主役のふたりが入場しますよ。
以上、「迎賓」についてはだいたいわかったところで、気になるのは・・・
「迎賓って、結局したほうがいいの?しなくてもいいの?」
という点ですよね。
それでは、実際に迎賓をした花嫁、しなかった花嫁の体験談を見ていきましょう!
【先輩花嫁の声】迎賓はやった方がいいの?
まずは迎賓をした人の体験談をご紹介します。
迎賓をした人の体験談
私たちが迎賓をすることに決めたのは、挙式が神前式だったからです。
せっかくの白無垢、友達にも見てもらいたくて白無垢で迎賓しました!
迎賓が終わった後、色打掛に着替えて入場したので、あっという間の衣裳チェンジに会場も盛り上がりましたよ!
迎賓しました!
少しだけでもゲスト一人ひとりと話す時間がとれたのがよかったです。
挙式やドレスの感想を言ってくれた友達もいて、嬉しかったなぁ。
ウェディングドレスで迎賓をしましたが、ドレス姿でゲストと写真を撮れたので、やってよかった!
挙式中はなかなかゲストと写真を撮れないですからね。
ただ迎賓に時間をとったので、ヘアチェンジ、メイクチェンジはできませんでした。
ブーケと小物を変えるくらいでしたね。
迎賓をした人には、「挙式の衣裳も見せたい!」という思いのほか、ゲストとの時間をとりたいという考えもあるよう。
メイク・ヘアチェンジの時間は短くなるものの、「やってよかった」と思っている人が多いようです。
では迎賓をしなかった人の体験談も見てみましょう。
迎賓をしなかった人の体験談
私たちは衣裳のチェンジをしたかったので、迎賓しませんでした。
披露宴が始まるまで衣裳の着替えにバタバタしたけど、入場の時には、チェンジしたドレスを見たゲストから歓声があがりましたよ!
私たちは迎賓を親にまかせました。
特に衣裳チェンジなどがあったわけではないのですが、挙式の後って、慣れないドレスで疲れているかなと思って・・・。
実際、披露宴の前に休憩ができてよかったなと思います!
迎賓をすると、ゲストが並んで順番を待つことになったり、着席までに時間がかかったりすることもあると聞いていたので、しないことに。
披露宴の内容も盛りだくさんで、時間が押し気味だったので、しなくて良かったと思います。
迎賓をしない場合、衣裳・ヘアチェンジに時間をかけたり、ゆっくり休憩する時間にあてたりできそうです。
披露宴でやりたい演出や余興が多い人は、スケジュールの都合で迎賓をしないということもあるようですね。
他にも、
「迎賓はしなかったけど、空いた時間を使って、ゲストの待合室に顔を出して写真撮影や会話をすることができた!」
という声もありましたよ。
迎賓をせず、お色直しもない場合は比較的自由に時間を使えるのかもしれませんね。
迎賓する・しないは人それぞれ。
どちらが自分たちの結婚式に合いそうか、考えてみてくださいね。
まとめ
「迎賓」とは、披露宴会場の入り口で、新郎新婦がゲストをお出迎えすること。
両家の親や媒酌人が一緒に立つこともあります。
迎賓をする場合、会場の前ですべてのゲストの入場を出迎え、最後に親が会場入り、それから新郎新婦入場となります。
迎賓をしない場合は先にゲストが会場に入り、新郎新婦は写真撮影やヘア・衣裳チェンジを済ませてから入場します。
先輩花嫁の体験談によると・・・
迎賓をした人からは、
・神前式をした場合、迎賓時に白無垢を友人にも披露できる
・ゲストと話したり写真を撮ったりする時間がとれる
一方、迎賓をしなかった人からは、
・チェンジした衣裳を入場のときのサプライズにできる
・衣裳・ヘアメイクチェンジや休憩がゆっくりできる
といった声がありました。
迎賓をする・しない、それぞれメリットがあるので、自分たちに合った形を選びたいですね。
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