連名で結婚のお祝いを頂いた!お返しはどうしたらいいの?
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披露宴に来てくださった人以外から結婚祝いを頂いた場合は、お返しに「内祝い」を贈るのが一般的。
でもそこで迷いがちなのが、複数名の人から連名でお祝いを頂いた場合。
連名でお祝いを頂いたら、内祝いは誰あてに贈ればいいのでしょうか?金額は?
今回は連名でのお祝いには内祝いをどう贈ればいいのかご紹介します。
誰に贈る?
友人や職場の仕事仲間などが複数人集まって、連名で結婚祝いをくれることってありますよね。
その場合、結婚祝いのお返しとして贈る「内祝い」も、まとめてひとつ贈ればいいのでしょうか?
実は連名でお祝いを頂いた場合でも、基本的にはひとりひとり個別に内祝いを返すのがマナー!
連名でお祝いを頂いた場合は、誰がお祝いに参加してくれたのか、名前のリストが書いてある場合も多いかと思います。
誰がお祝いのメンバーに加わってくれたのかきちんと把握して、ひとりひとりに「ありがとう」の気持ちを込めて内祝いを贈るのが、正しいマナーなんですね。
その際、お礼状もちゃんと個別につけるとなお丁寧。
ただ、「職場一同から」などかなり人数が多い場合や、お祝いの金額が低い場合は、全員に内祝いを贈るとなると一人当たりの予算が低くなりすぎることもありますよね。
そういう場合、例えば全員で分けられるお菓子などを用意して、「皆さんで食べてください」と代表者に渡す形をとる場合も。
親しい友人数人からちょっとしたお祝いを頂いたけど、「内祝い」として一人ずつ返すのはちょっと大げさかも・・・。
そんな場合は、例えば新婚旅行のお土産を渡してお礼を伝えたり、新居に招いて食事をふるまうなんていう方法もあります。
「連名でお祝いを頂いても内祝いは個別に」が基本的なマナーではありますが、相手との関係性やシチュエーションによって、臨機応変に対応するといいかもしれませんね。
では次に、連名で頂いたお祝いに対する内祝いの金額相場を見ていきましょう。
金額相場
結婚内祝いの相場は、お祝いで頂いた金額の半額~3分の1程度。
連名でお祝いを頂いた場合でもそれは同じです。
個別に内祝いを贈るのが基本的なマナーですから、頂いた金額を人数で割り、その半額程度を予算として内祝いを選ぶといいでしょう。
現金ではなく品物でお祝いを頂いた場合も、だいたいの相場をインターネットや店で調べて、内祝いの予算を計算します。
人数で割るとかなり少額の内祝いになってしまうという場合でも、「ありがとう」の気持ちを伝えることが大切なので、ささやかなお菓子などのプチギフトとお礼状を用意すればオッケー。
ただ先ほどもお話したように、場合によってはみんなで分けられるようなものをまとめて贈ったり、内祝いとは別の形でお返しするというパターンもあります。
また、人数で割ると少額になってしまうからと、「半額」にこだわらずに少し予算を増やして内祝いを贈ったという人も。
お祝いしてくれた人たちにきちんと感謝の気持ちが伝わる方法を選べばいいんですね。
その他のパターン
連名でお祝いを頂いたときの基本的なマナーや考え方はわかりましたね。
ではちょっとパターンが異なる場合の対処法を見ていきましょう。
連名のメンバー内でお祝い金額が異なるとき
例えば職場一同から連名でお祝いを頂いたけれど、その中には上司、同僚、部下など、色々な立場の人が混ざっている場合がありますよね。
頂いたお祝いに名前と金額リストが添えられていて、それを見ると上司はみんなより多めに出してくれているみたい・・・。
そんな場合でも、「お祝いの金額を人数分で割って半額を予算に」の方法でいいのでしょうか?
答えはNO。
お祝い金の内訳がわかっている場合は、それぞれの人に、頂いたお祝い金の半額を目安にお返ししましょう。
まとめてみんなで分けられるようなものを贈る場合は、多めに出してくれた上司だけ別に内祝いを用意するなど、気配りを忘れないようにするといいですね。
会社の慶弔見舞金として頂いた場合
連名でお祝いを頂く場合として多いのが、職場の仕事仲間からというパターン。
でも同じ職場からでも、会社の「慶弔見舞金」として結婚祝いを頂いた場合は、内祝いを贈る必要はありません。
慶弔見舞金は会社の福利厚生の一環なので、連名のお祝いとはまた違います。
慶事や弔事の際にはみんながもらうものなので、ありがたく頂いておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
連名でお祝いを頂いた場合でも、基本的には個別に内祝いを贈るのがマナーなんですね。
でも相手との関係性やシチュエーションによっては、まとめて贈ったり、内祝い以外の形でお返しするという方法もアリ。
お祝いで頂いた金額を人数で割り、その半額程度を予算に内祝いを選びましょう。
ちなみに会社の慶弔見舞金として頂いた場合は、内祝いを贈る必要はありません。
連名でお祝いを頂くと内祝いを迷ってしまいがちですが、基本的なマナーをふまえて、失礼のないように用意したいですね。
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