職場の仲間に喜ばれる、「結婚内祝い」のお菓子とは?
職場の仲間へ贈る結婚内祝いに、お菓子を選びたいけれど・・・。
「お世話になっている職場の仲間だから、気の利いたものを贈りたい!」
「お菓子を選ぶときに気を付けたほうがいいポイントってあるの?」
そんなあなたのために、職場への結婚内祝いで贈るお菓子の選び方を解説。
洋菓子・和菓子のおすすめ5選もご紹介します。
職場への「内祝い」に贈るお菓子選びのポイント
結婚祝いへのお返しとして贈る、「結婚内祝い」。
職場から連名でお祝いをいただいた場合、内祝いにはお菓子を贈るのが定番です。
お菓子なら、幅広い価格帯に対応できるうえ、大人数に分けることも簡単です。
では、お菓子を選ぶ際にはどんなことに気を付ければいいのでしょう?
予算はお祝いの3分の1から2分の1
通常、内祝いはお祝いでいただいた金額の3分の1から2分の1程度の金額の予算で選びます。
連名でお祝いをもらった場合は、お祝いの金額を人数で割り、一人あたりの予算がその3分の1から2分の1程度を基準に選びましょう。
基本的に、連名でいただいた場合も内祝いは一人ずつに贈ります。
人数が多い場合は、一人あたりの金額は少なくなるので、全員で分けられるお菓子を代表者に渡す形式でOK。
内祝いの予算や連名でもらった場合の対応については、以下の記事でも取り上げています。
結婚祝いのお返し「結婚内祝い」の金額は?相手別の相場や迷いがちなパターンまで解説!
連名で結婚のお祝いを頂いた!お返し(内祝い)はどうしたらいいの?
日持ちするものを選ぶ
これは職場へ贈る場合以外にも言えることですが、内祝いでお菓子を贈る場合は、ある程度日持ちのするものを選びましょう。
職場には、例えば出張中の人がいたり、その日にいまいち食欲がない人がいたり、忙しかったり・・・。
さまざまな理由で、すぐにそのお菓子を食べられないという人もいるかもしれません。
そういう人にも焦ることなく、余裕をもって食べてもらうためには、当日中や次の日までに食べなければいけない生菓子やケーキなどは避ける方が無難。
一週間以上日持ちがするお菓子なら、みんなが自分のタイミングで食べることができそうですね。
適量で個包装のものを選ぶ
先ほどお伝えしたように、大人数に内祝いを贈る場合、人数分をまとめて贈ることもあります。
例えば、切られていない大きなバームクーヘンを選んだとしましょう。
すると、職場に切り分ける道具がなかったり、全員に行き渡らなかったり、保管場所に困ったり・・・といった事態になるかもしれません。
また、クッキーなどの小さなお菓子でも、大袋にまとめて入れられていると、全員で分けにくいことも。
みんなで手軽に分けるためには、個包装になっているお菓子を選ぶのがベスト。
個包装なら、手が空いた人から手軽に一つずつ取っていくことができますよね。
きちんと数が足りるよう、職場の人数を考えてお菓子の内容量を選ぶように注意しましょう。
特別感のあるものを選ぶ
結婚内祝いは、「結婚」というおめでたいことに関するお祝いの品。
スーパーで手軽に買えるようなお菓子ではなく、メディアで話題のスイーツにするなど、少し特別感のあるものがおすすめです。
職場で内祝いとしてお菓子を配る場合、一人当たりの量は少量になることが多いもの。
でも話題のスイーツや高級店のお菓子など、みんなが「ちょっと食べてみたかった!」というようなお菓子を選べば、喜んでもらえそうですね。
好みに合わせられるとベスト
相手に喜んでもらうには、やはり好みに合ったものを贈るのがいいですよね。
でも、職場みんなの好みを聞いて、一人一人に合うお菓子を選ぶ、というのは難しいかも。
まとめて贈る場合ならなおさらですよね。
全員に贈るお菓子でも、いくつかの種類が入った詰め合わせなどであれば、ある程度対応できるかも。
職場の顔ぶれを思い出しながら、できるだけ多くの人に喜ばれそうなものをチョイスしたいですね。
熨斗(のし)も忘れずに
内祝いを渡す際は、そのまま渡すのではなく、のし紙をつけておく必要があります。
内祝いののし紙は、
・色は「紅白」か「金銀」
・本数は「10本」
・結び方は「結び切り」
・表書きには「内祝」または「寿」
などの決まりがあります。
お店によってはのし紙をつけてくれるところも。そうでない場合は自分で用意しましょう。
詳しくは以下の記事を参考にしてください。
以上、職場への内祝いについて、選び方や注意点をいくつかご紹介しました。
贈るタイミングや、内祝いを贈らないでいいケースなど、さらに詳しい話について知りたい方は以下の記事をチェックしてみてください。
職場で結婚祝いをもらったらお返しはどうする?マナー、相場、おすすめギフト総まとめ
「結婚内祝い」って何?【結婚祝いのお返し】相場やマナー・人気のギフトまで徹底解説
では具体的に、職場へ贈る内祝いにはどんなお菓子が選ばれているのでしょうか?
さっそく見ていきましょう。
喜ばれる洋菓子5選
華やかで、種類も豊富な洋菓子は結婚内祝いにピッタリ。
職場へ贈る結婚内祝いにおすすめの洋菓子をご紹介します。
1 バームクーヘン
結婚式での引き出物や内祝いで贈られるお菓子の定番、「バームクーヘン」。
木の年輪を模したその形から、「長寿」や「繁栄」、末永く続く二人の幸せの象徴とされ、縁起のいいお菓子として不動の人気です。
そんなバームクーヘンも、最近では小さくカットされた個包装の商品がたくさん。
個包装になったリッチなバームクーヘンなら、シェアしやすく、職場への内祝いにもピッタリですよ。
2 チョコレート
小粒で手軽に食べられるチョコレートも、職場へ贈る内祝いにおすすめ。
みんなが知っているような高級チョコレートを選ぶのがポイントです。
チョコレートはビターなものから甘いものまで色々あるので、詰め合わせにすればそれぞれの好みで選べるでしょう。
仕事の疲れを癒してくれそうですね。
3 焼き菓子
フィナンシェやマドレーヌ、クッキーなどの焼き菓子は、賞味期限もある程度長く、内祝いに選ばれることが多いお菓子のひとつ。
色々な種類が入った焼き菓子の詰め合わせは、大人数に贈る場合にもピッタリです。
4 ゼリー
ゼリーも贈り物として人気のスイーツ。
果物が贅沢に使われた高級ゼリーなら、甘いものが苦手な人でもさっぱりと食べられそうですね。
常温でも日持ちのする贈り物用のゼリーがたくさん販売されているので、職場で配るにも便利です。
5 マカロン
フランスのお菓子として有名なマカロン。製造には手間と技術を要する、ぜいたくなお菓子です。
おしゃれで高級感もあり、ギフトにも好まれます。
常温で販売されているものはある程度日持ちしますが、冷蔵のものであれば数日。その点注意が必要です。
さまざまな風味や色合いがあるマカロンの詰め合わせは、見た目も可愛らしく、職場でも喜ばれそうですね!
喜ばれる和菓子5選
お祝い事向けに、縁起ものをモチーフにしたものも多い和菓子。
世代問わず喜ばれそうな和菓子をご紹介します。
1 羊羹(ようかん)
羊羹といっても、切り分けるような大きいものだと職場では分けにくそう。
最近では食べきりサイズの羊羹が詰め合わせになったものがたくさんあるので、職場にはそういう羊羹を選ぶといいでしょう。
老舗の和菓子屋が販売している羊羹なら、職場の上司など目上の人にも喜んでもらえそうですね。
2 おせんべい
おせんべいは、老若男女問わず好まれることが多いお菓子。
甘いものが苦手な人が多い職場にもおすすめです。
縁起物である「エビ」が使われたエビせんなど、縁起のいいせんべいを選ぶのもいいですよ。
3 カステラ
カステラといえば大きな長方形のものを切り分けるイメージですが、食べきりサイズで個包装のものも販売されています。
可愛らしいパッケージに入ったものもあり、若い人や女性にも喜ばれる内祝いになりそう。
ほんのり甘い素朴な味わいは、世代問わず喜ばれそうですね。
4 最中(もなか)
上品な最中も、お祝い事にピッタリのお菓子です。
老舗の和菓子屋や有名店で買うのがポイント。
上質な最中なら高級感があるので、年配の人はもちろん、若い人にも喜んでもらえそうですね。
5 どら焼き
どら焼きも、贈答にぴったりの和菓子です。
2枚の皮が餡を挟む形状が、円満な家庭となぞらえられ、縁起がいいとされることも。
有名なお店や老舗のものだと高級感もバツグン。個包装のものであれば日持ちもします。
こちらも世代問わず喜ばれる和菓子といえるでしょう。
まとめ
職場へ贈る結婚内祝いにお菓子を選ぶときのポイントと、おすすめのお菓子をご紹介しました。
職場から連名でもらった場合、少人数なら個別にお返しするのがいいですが、大人数ならまとめてお返しするのが最適。
予算はお祝いの3分の1から半額くらい。まとめて贈る場合は個包装のものが便利です。
お菓子は日持ちがするもので、特別感があるものを。できれば相手の好みに合わせたものを選びたいですね。
贈るときにはのしも忘れないようにしましょう。
職場の人に喜んでもらえるお菓子を選んで、感謝の気持ちを伝えたいですね!
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