親戚あてに書く場合に気をつけたい、内祝いのお礼状マナー
結婚内祝いを贈るときに添える「お礼状」。
祖父母やおじ・おば、いとこなど、親戚あてに送る場合も多いですよね。
親戚あてにお礼状を書く場合に、特に気をつけたいことはあるのでしょうか?
今回は、親戚あてに書くお礼状のマナーをご紹介します。
封書で出す
最近ではお礼状をハガキやカードを使って出す人も増えています。
結婚式の写真が入ったハガキやカードは、結婚式に来ていない人に当日の様子も伝えられるのでいいですよね。
でも、ハガキやカードは封書に比べてちょっとカジュアルなもの。
より丁寧なのは、手書きで書いた手紙を封書で送る方法です。
年も近く、普段から付き合いのある親戚なら写真入りハガキなどでもかまわないかもしれません。
でも目上の親戚やあまり会っていない親戚には、きちんと封書で、手書きのお礼状を送るようにするといいですね。
丁寧な文章を心がける
「親戚だから、まあ軽くお礼を伝えればいいか」と思う人もいるかもしれませんが、結婚内祝いに添えるお礼状は、「結婚」というフォーマルな事柄に関係するお手紙ですよね。
二人の結婚に際してお祝いを用意してくれた親戚へのお礼は、きちんと丁寧な言葉で伝えたいもの。
目上の親戚には特に、お祝いのお礼はもちろん、
「これからもご指導ご鞭撻をいただきたい」
という気持ちを込めて、丁寧な文章でお礼状を書きましょう。
もちろんその親戚と二人の関係性によって文章のトーンは多少変わりますが、「親しき仲にも礼儀あり」ということを忘れずに書くといいですね。
親しみを込めた表現も取り入れる
「丁寧な文章を心がける」とは言いましたが、「親戚」という間柄で、あまりにも堅苦しい定型文だけではなんだか少し寂しいもの。
親しい親戚や、なかなか会えなくても子供のころかわいがってくれた親戚なら、少し親しみを込めた表現も加えるのがおすすめです。
普段からお世話になっている親戚なら、
「いつも気にかけてくれてありがとうございます。これからは夫婦共によろしくお願いします」
・・・と、今までの感謝に加えてこれからのお付き合いをお願いするような文章を加えるのもいいでしょう。
「お近くにいらっしゃる際には、ぜひ新居にお立ち寄りください」
と、新居へのお誘いを入れておくのもアリ。
「遊びに来てね」と言われれば、なんだか親しみが増しますよね。
夫婦に宛てるなら、
「おじさんおばさんのような仲のいい夫婦になれるように頑張ります」
など、「二人が目標」と伝えるのも素敵。
他にも、頂いた結婚祝いの品を使っている様子だったり、お祝いでこんなものを買ったという報告をしたり、二人がお祝いを喜んでいるということを書くのもおすすめです。
「親戚」といっても色々な関係性、年代の人がいるので、それぞれに合わせた文章で、温かみのあるお礼状が書けるといいですね。
気遣いを忘れない
これからも長くお付き合いしていく親戚にあてるお礼状には、気遣いの言葉も忘れないようにしたいもの。
例えば遠方から結婚式に駆けつけてくれた親戚には、
「先日は遠いところから私共のために足をお運びいただき、ありがとうございました」
と、手厚くお礼の言葉を入れておくといいでしょう。
また、相手の体調を気遣う一文を添えるのも大切。
「寒い日が続きますが、お変わりございませんでしょうか」
と様子をうかがったり、手紙の最後には
「お体にお気をつけください」「ご自愛くださいませ」
などと添えると、いたわりの気持ちが伝わっていいかもしれませんね。
具体的な文例については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
ぜひあわせて読んでみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
親戚に宛てるお礼状は、とくに目上の親戚にはハガキよりも、手書きの手紙を封書で送るほうが無難なんですね。
「親しき仲にも礼儀あり」の気持ちを忘れず、丁寧な文章を心がけましょう。
ただし、その親戚との関係性や年代によって、文体や内容は書き分けてOK。
あまり堅苦しくならず、親しみを込めた表現も入れると温かみのあるお礼状になりそうです。
体調などへの気遣いを込めた言葉も忘れないようにしましょう。
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