ウェディングドレス試着の段取りって?事前にやっておくべきことは?
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初めてのウェディングドレスの試着。
「試着の予約は必要なの?」
「試着に行くまでに準備しておくことは何?」
初めての試着だと、わからないことがたくさんあると思います。
そこで今回は、問い合わせからドレス決定までの流れと段取りを解説。
予約時の注意点など、納得のドレス選びをするためのコツを伝授します!
STEP1 試着に行くドレスショップを決めよう
ドレス選びを始める際、まずは式場提携のドレスショップに行く人が多いでしょう。
式場提携のショップは、お得な料金プランがあったり、式場を熟知しているスタッフがドレスを勧めてくれたりと、新郎新婦が利用しやすいサービスが色々と用意されています。
まずは「式場提携」のショップで気に入るドレスを探し、もし見つからなければ「式場提携外」のドレスショップも候補にする・・・
という流れでドレスを探す花嫁が多いようです。
試着に行く前にしておきたいのが「ドレスの情報収集」。
1回の訪問での試着時間は2~3時間と決められている場合が多いです。
ショップにあるたくさんのドレスの中から試着したいドレスを探し、それから試着するとなると、
「時間内に着たいドレスが着れなかった・・・」
ということにもなりかねません。
試着に行く前にショップのHPやSNSを確認し、好みのイメージやデザインを考えておくといいですよ。
ウェディング雑誌などのドレスの中から、気に入ったドレスの画像や写真の切り抜きを準備しておくのもいいですね。
まだ式場は決まっていないけれど、ドレスを試着したいなら・・・
「式場決定前にドレス探しを始めたい」「ドレスの雰囲気に合わせて会場を決めたい」という人もいるかもしれませんね。その場合は、「ブライダルフェアの試着会」に参加してイメージをつかむのもアリ。一度にたくさんのドレスを見られるうえ、フェアによっては色々なドレスショップを比べることもできるかもしれません。
STEP2 予約を入れよう
ドレスショップは予約制のところがほとんどです。なので試着する場所が決まったら、次は予約。
予約を入れる際のポイントを確認しておきましょう。
1回目の試着のタイミング
1回目の試着は「挙式日の半年前」に行く人が多く、試着の回数は、ドレス決定までに2~3回という人が多いようです。
ショップによっては、土日祝日は1ヶ月先まで予約が埋まっていることもあるので、なるべく早めに予約を入れるのがおすすめ。
予約の時期について詳しく知りたい人は、下記の記事を参考にしてくださいね。
挙式何ヶ月前から始める?納得のいくウェディングドレス選びのスケジュール
予約の仕方と確認事項
主な予約の手段は・・・
・ドレスショップに電話
・ドレスショップHPの予約フォームに入力
・契約した式場の担当者に依頼(式場提携ショップの場合)
となります。
また、予約の際には次の3点を確認しておくと良いですよ。
・写真撮影ができるかどうか
・所要時間の目安
・当日の服装と持ち物
また、予約時には次のようなことを聞かれる場合が多いようです。
・挙式日
・挙式会場
・挙式スタイル
(教会式・人前式・神前式など)
・ドレスの大まかなイメージや好み
・洋服のサイズ
・出国日と帰国日(海外挙式の場合)
分かる範囲で答えられるようにしておきましょう。
さらに、具体的にどのドレスが着たいかを試着予約時に伝えておくのもおすすめ。
私は着てみたいドレスが2~3着決まっていたので、その旨を予約時に電話でショップに伝えました。試着日に合わせてショップに取り寄せてくれたり、希望のドレスが試着できる日程を調整してくれたりしたので、スムーズに進められました。
せっかく試着に行っても、お目当てのドレスが貸し出し中だったり、自分に合うサイズがなかったりすると、時間を無駄にしてしまうかもしれません。
そんなことにならないよう、事前に連絡しておくと安心ですね。
STEP3 当日に向けての準備&確認をしよう
予約がすんだら試着に向けての準備をしましょう。
・服装の準備
・持ち物の準備
・予算の確認
について、ひとつずつ見ていきましょう。
試着に行くときの服装の準備
当日は何度も脱ぎ着するので、スムーズに着替えられる服装がおすすめ。
例えば、カーディガンのような前開きの服や、ワンピースは着替えやすくて◎
また、テイストは普段から好んで着ている雰囲気の服装にするのがおすすめです。
ドレスショップの人は、私服の雰囲気を見てあなたが好きそうなデザインのドレスを提案してくれることもあるからです。
どんな下着で行けばいい?
最も気になるのは下着のことではないでしょうか?
自分用のブライダルインナーを既に持っているなら、ドレスとの相性を確認するためにも持参しましょう。
ただ、ほとんどのショップが試着時に貸し出してくれるので、この段階では自分用のブライダルインナーを持っていなくても大丈夫。
貸し出しがある場合は、いつも通りの下着で試着に行けばOKです。
スタッフさんが試着を手伝ってくれる際、下着はスタッフさんの目に触れることがあるので、着古したボロボロの下着では行かないようにしていました。シンプルなデザインの新しめの下着で試着に行くようにしていました。
普段の下着の中でもきれいめのものを選んで身に着けていくのが良さそうですね。
ただ、貸出用のブライダルインナーが用意されていないショップもあるようなので、貸し出しの有無は事前に確認しておきましょう。
持ち物の準備
試着に行くときに持っていくといいものはこちら。
・カメラ(スマホ)
・ストッキング(履いていってもOK)
・当日身に付けたいアクセサリー
ドレスは複数試着して比較するので、1着ごとに写真を撮って残しておきましょう。
ストッキングは、結婚式の当日も身に着けるもの。
ストッキングを身に着けたうえでパンプスを履きます。
本番と同じように試着時にもパンプスを履くので、ストッキングは身に着けておくのがおすすめです。
試着に行った時期は夏で、パンストを履くには暑かったので、ひざ下丈のストッキングを持って行きました。
「お母さんから譲り受けたネックレス」など、もし当日身に付けたいアクセサリーがある場合は、試着にも持って行くといいですよ。
ドレスとの相性を確認できます。
試着に行くときの服装や持ち物についてはこちらの記事に詳しく載っています。
ウェディングドレス試着にGO!当日の服装や髪型、持ち物って?
予算の確認
ドレス選びでは「予算」も重要なポイント。
ウェディングドレスはレンタルでも1着20~40万円ほどかかるのが一般的です。
お色直しでカラードレスや着物を着る場合は、さらに費用がかかります。
ウェディングドレスにかける予算をざっくり決めておくと、選ぶときの目安になります。
なお、式場提携外のショップでレンタルや購入したドレスを式場で着ようとすると、「持ち込み料」というものが発生することも。
持ち込み料も含めて予算を考えるのがおすすめです。
持ち込み料については以下の記事を参考にしてくださいね。
試着当日の流れは?
いよいよドキドキの試着当日。
試着当日の流れを予習しておきましょう。
まずは、予約した時間にドレスショップを訪ねます。
シートへの記入
到着すると、まず「インタビューシート」や「カウンセリングシート」と呼ばれる用紙に記入します。
記入する内容は次のようなもの。
予約時と同じようなことを詳しく聞かれます。
・氏名、電話番号などの連絡先
・挙式予定日
・挙式スタイル
・結婚式場名
・レンタルか購入か
・サイズ
・ドレスの希望、好み
・予算
カウンセリング・ドレス選び
記入したシートやカタログをもとに、スタッフと、理想の雰囲気や似合いそうなデザインなどを相談します。
さらに、カタログや実際のドレスを見ながら試着するドレスを選びます。
お店によっては、試着時間だけでなく、試着できる数が決まっていることもあるようです。
最初はどんなドレスが似合うかわからないもの。
自分が選んだドレスと、スタッフが見立てたドレス、両方を試着する人が多いようですよ。
試着
試着したいドレスが決まったら、いよいよ試着です。
着付けはスタッフの人に手伝ってもらえるので安心。
ドレスに着替えられたら、鏡で全身をチェックします。
「バックリボンが可愛い!」
「トレーンはもう少し長い方がいい」
など、思ったことは素直にスタッフに伝えましょう。
スタッフもあなたの好みを理解して、よりピッタリのドレスを勧めてくれるはずです。
撮影OKのショップなら、後で検討するときの参考のために写真に残しておきましょう。
1着目の試着が終わったら、2着目、3着目と同じように繰り返します。
補正力の強いブライダルインナーや、慣れないドレスに途中で気分が悪くなったり、中には貧血を起こしたりしてしまう人も。
そんな時は無理せず休ませてもらいましょう。
試着時のチェックポイントや写真を撮るときのコツは以下の記事をご覧ください。
どこを見る?ウェディングドレスの試着でチェックしたいポイントを解説!
【試着写真のコツ】ウェディングドレス試着で撮るべきポーズや構図は?姿勢やメイクも解説!
見積もり
試着が終わったら、気に入ったドレスの料金の見積もりをもらいます。
なお、ドレスのレンタルでは「保険料」や「クリーニング料」がかかることが多いよう。
レンタル料金に含まれているか、細かいところもチェックしておきましょう。
ドレスにかかる費用についてはこちらの記事に詳しく載っています。
ウェディングドレスをレンタル!費用の相場は?節約方法や選び方もチェック!
契約・仮予約
お気に入りの1着が決まったら、契約です。
契約書に記入し、内金や申込金を支払います。
金額はドレス代の20~30%などお店によってさまざま。
一旦内金を支払ったら、残りのドレス代は挙式日の1ヶ月前までに振込など、後日支払うケースが多いよう。
試着日当日に全額を支払わなければならないことは少ないので安心ですね。
お店によっては、契約の前に一定期間、「仮予約」ができるところもあります。
「すぐには決められない。でもこのドレスは押さえておきたい」というときは仮予約をお願いしましょう。
仮予約の期間はだいたい1週間。
無料のところもあれば、1~3万円ほどの手付金を支払うお店もあります。
キャンセルにはキャンセル料がかかることが多いので、契約でも仮予約でもキャンセルポリシーをきちんと確認しておきましょう。
わからないことがあればお店の人に聞いて疑問を解消しておくことがポイントです。
以上、初めての試着に行くまでの準備や試着当日の流れについて詳しく解説しました。
試着にまつわるギモンを解消
最後に、試着にまつわるギモンにお答えします。
2回目以降の試着に関する内容もあるので、参考にしてくださいね。
試着は誰と行けばいい?
試着は誰と行ってもOKですが・・・
結婚スタイルマガジンSNSアンケート(※1)によると、新郎(パートナー)と行った人が約6割で最も多いという結果でした。
続いて、「自分(新婦)の母」が約2割、自分ひとりで行ったという人が約1割でした。
彼と一緒に行けば、彼の意見を取り入れながらドレスを選べますし、自分の母親と一緒に行けば、はっきりとした意見をもらえるかもしれません。
誰と一緒に行くかによってメリットは色々なんですね。
1回目の試着は新郎、2回目は自分の母親、3回目は友人など、毎回違う人に付き添ってもらって、色々な意見を聞くのもいいかもしれません。
一緒に試着に行く人ごとのメリットについてはこちらの記事に詳しくまとめています。
彼?友達?お母さん?ウェディングドレスの試着、みんなは誰と行った?
みんな何回くらい試着に行ってるの?
アンケート(※2)によると、6割近くの人が「4回以下」の訪問でドレスを決定しているようです。
最も多かったのが「3~4回」で33%、次に多かったのが「1~2回」で27%と僅差でした。
さらに、「6回以下」の訪問で決定している人の割合は8割以上となっています。
目安としては、アンケート結果のように3~4回は試着に行くのがおすすめです。
ドレス決定までの試着回数や試着数などはこちらの記事に載っています。
ウェディングドレスの試着は何回、何店舗、何着した?先輩花嫁の体験談をもとに解説!
迷ってしまってドレスが決められないときはどうすればいい?
どれだけ試着しても決められない「ドレス迷子」から抜け出す方法はこちら。
・最初に気に入ったドレスに立ち戻る
・先にドレスの小物や新郎の衣裳を決める
・会場の雰囲気との相性で選ぶ
・写真写りが良いものを選ぶ
・新作ドレスを選ぶ
・理想の体型に近づけてくれるドレスを選ぶ
・安価なドレスを選んで別の事にお金を使う
・ドレスをオーダーで作ってもらう
上記の対処法を試して、納得のいくドレス選びにしてくださいね。
それぞれの対処法のもっと詳しい内容はこちらの記事をどうぞ。
ドレス迷子必見!ウェディングドレスが決まらないときの対処法8つ
「結婚スタイルマガジン」SNSアンケート
調査時期:2025年4月
回答人数:379人(※1)、344人(※2)
まとめ
初めてドレスの試着に行く人に向けて、試着までの段取り、準備、当日の流れなどをご紹介しました。
まずは式場提携のドレスショップでのドレス探しから始める人が多いようです。
試着予約は早めに。挙式日の半年前までには1回目の試着に行くのがおすすめです。
予約までに、「挙式日」「会場」「サイズ」や「ドレスの好み」を把握しておくとスムーズです。
お目当てのドレスが決まっている場合は、予約時に試着したい旨を伝えておきましょう。
試着に行くときの服装は、脱ぎ着しやすいものがおすすめ。
カメラ(スマホ)とストッキングは忘れずに持って行ってくださいね。
試着当日はスタッフに相談しながら理想のドレスを探します。
お気に入りのドレスが見つかったら契約または仮予約をしましょう。
ドレスの契約や仮予約は、ショップごとにルールや金額が違うので要チェック。
試着を楽しみつつ、素敵な1着を見つけてくださいね!
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