結婚式のお呼ばれでノースリーブはマナー違反なの?おすすめコーデも実例つきで紹介!
結婚式のお呼ばれドレスには、色々なデザインのものがありますよね。
その中でも「ノースリーブ」のドレスは、結婚式に着ていっていいのか迷う人が多いよう。
そこで今回は、結婚式お呼ばれでノースリーブを着るときのマナーを分かりやすく解説!
ストールやジャケットなど羽織物の選び方や、今どきのコーディネートも実例つきでご紹介しますので、ぜひ読んでみてくださいね。
結婚式お呼ばれでノースリーブはあり?
そもそも「ノースリーブ」とは、その名の通り袖のない服装のこと。
肩が出るやや露出度の高いデザインなので「フォーマルな場に合わないかも」と心配に思う人もいるようですが・・・
大丈夫、結婚式でノースリーブを着ること自体は問題ありません。
ただ、結婚式の時間帯や挙式スタイルによっては、羽織物を合わせた方がいいケースもあります。
そんなコーディネートに配慮が必要なケースは主にこちらの2つ。
羽織物を合わせた方がいいケース
昼間の結婚式
昼間の結婚式では肌の露出を控えるのがマナーとされています。
そのため結婚式が午前中から18時前後の場合に、ノースリーブのドレスを着るなら、その上に羽織物を着た方が無難です。
一方、18時以降のナイトウェディングは、適度な露出があっても大丈夫。
ノースリーブのドレスも、羽織物なしで着てOKです。
程よい肌見せで華やかさを演出するといいですよ。
時間帯毎の基本ルールはこのようになっていますが、カジュアルな結婚パーティーなら、時間帯に関わらずノースリーブ一枚でOKとされることもあるよう。
例えば、レストランウェディングやゲストハウスウェディング、ゲストが友人のみの場合などです。
結婚式の雰囲気やドレスコードを事前に確認しておくと安心ですね。
キリスト教式や神前式の挙式中
キリスト教式や神前式では、肌を多く露出する服装はNGと言われています。
ノースリーブのドレスを着る場合、挙式中は昼でも夜でも羽織物を着るようにしましょう。
ノースリーブドレスを選ぶメリット
程よい肌見せで女性らしさを演出できるノースリーブドレス。
そんなノースリーブドレスを着ると、次のようなメリットもあるんですよ。
・体温調節がしやすい
・羽織物で簡単に印象を変えられる
肌寒い屋外では羽織物を着て、屋内で暑くなってきたら羽織物を脱いで・・・と、気温に合わせて調節しやすいのは嬉しいポイント。
夏でも、冷房が効いている屋内では羽織物があると安心ですよね。
また、合わせる羽織物でガラッと印象を変えられるのも大きな魅力。
昼間の結婚式や披露宴では羽織物を着てかっちりと。
二次会からはノースリーブ単体で華やかにと、着替えることなく場面に合わせたおしゃれを楽しめますよ。
ノースリーブドレスには、こんなメリットもあるんですね。
そしてここまで何度か出てきた通り、ノースリーブドレスを着る時は羽織物を合わせることが多いもの。
そこで次は、合わせる羽織物について詳しく見ていきましょう。
ノースリーブドレスに合わせる羽織物
ノースリーブドレスに合わせる羽織物は、主にこの3種類。
・ショール、ストール
・ボレロ
・ジャケット
それぞれの特徴を簡単にご紹介しますね。
ショール・ストール
ショールやストールは、肩からふわりと羽織って使います。
前で結んだり、そのまま掛けたり、リボンがついているタイプ、輪になっているスヌードタイプなど・・・羽織り方やデザインはさまざま。
受付やスピーチなどの役割があり、お辞儀をする機会が多い人は、留め具の付いたタイプやスヌードタイプを選ぶといいかもしれませんね。
ボレロ
ボレロとはウエストよりも短い丈で、袖付きの羽織物のこと。
前は開いているデザインが多いので、ドレスのデザインを邪魔しません。
画像提供:Cariru
きちんと感もありつつ可愛らしいので、色々なドレスによく合いますよ。
ジャケット
ジャケットは、なんといってもきちんと感が魅力!
ジャケットを羽織るだけで、上品なお呼ばれスタイルが完成します。
画像提供:Cariru
さらに昼間はジャケット着用、二次会では脱いでノースリーブに・・・という大胆なイメージチェンジも可能。
防寒にもなるので、秋冬の結婚式にもおすすめです。
ノースリーブドレスにおすすめの羽織物を3種類ご紹介しました。
次は反対に、結婚式にはふさわしくないとされる羽織物についても見ていきましょう。
避けた方がいい羽織物は?
カーディガン
さっと羽織れて普段使いにも便利なカーディガンは、とくに秋冬に活躍する羽織物。
ですが、結婚式にはあまりふさわしくないよう。
というのも、カーディガンはニット素材のものが多く、カジュアルな印象になりがちです。
友人のみのカジュアルなパーティーや二次会ならOKという声もありますが、それでもカシミヤやシルクなど、フォーマルな場にふさわしい素材のものをチョイスしましょう。
ファー素材の羽織物
冬にピッタリなファー素材ですが、他の人に毛がついてしまったり、食事の場である披露宴会場で毛が飛んでしまったりする可能性があるため、結婚式にはふさわしくないという声も。
気になる人は避けたほうが無難です。
その他にも、デニムやコットンなど普段使いのカジュアルな素材も避けるのが基本。
フォーマルなドレスにカジュアルなデニムジャケットを合わせると、コーディネートもちぐはぐですよね。
そうならないよう結婚式にふさわしいフォーマルな素材のものを選んでくださいね。
では次に、結婚式お呼ばれにおすすめのノースリーブコーデを実例つきでご紹介します。
実例つき!ノースリーブドレスコーデ
ストールコーデ
ブラックなどダークカラーのノースリーブドレスに、ゴールドベージュのストールをふわり。
透け感のあるオーガンジーが、エレガントで華やかな印象にしてくれますよ。
派手過ぎない、正統派お呼ばれスタイルですね。
@majyo_neru
一方、ネイビーなど、ダークな色合いのショールなら、大人っぽい雰囲気に。
ドレスの色との相性も考えて選んでくださいね。
ストールの選び方や結び方について詳しくはこちら。
ボレロコーデ
優しいベージュのノースリーブドレス。
明るい色の羽織物も合いますが、黒を合わせるといいアクセントになります。
全体的に引き締まったイメージになり、可愛さにきちんと感がプラスされますね。
シンプルな黒のキャミソールに、柄入りのボレロを羽織り、華やかさをプラス。
露出多めな印象のキャミソールのドレスもボレロを合わせることで上品なお呼ばれコーデになりますよ。
冬の結婚式、ボレロはどう選ぶ?お呼ばれドレスの羽織もの、おすすめを紹介!
ジャケットコーデ
ノースリーブドレスに、淡い色のジャケットを羽織ったスタイル。
ドレス一枚でも大人っぽい印象ですが、ジャケットを合わせることでより上品で、落ち着いたイメージになります。
大人のお呼ばれスタイルにもぴったりのコーディネートですね。
オーバーサイズ気味なジャケットを合わせてシックな雰囲気にまとめたコーデ。
ジャケットならではの「きちんと感」が苦手な人でも、ゆるっとしたシルエットのジャケットなら取り入れやすそうです。
女性向け!結婚式の羽織物「ジャケット」の選び方のコツやマナー!
大胆な透け感が今どきなコーデ
透け感のあるチュールのトップスを重ね着するコーデも最近人気のよう!
ふわりとしたシルエットのトップスで、おしゃれに二の腕をカバーできるのが嬉しいポイントですね。
パンツスタイル
@shiho06_aimer
少しカジュアルな結婚式なら、パンツスタイルもアリ。
上半身がノースリーブなら、パンツスタイルでも女性らしいスタイルになりますね。
ジャケットを羽織ってきちんと感を出すのもおすすめです。
パンツドレスが気になる人はこちらの記事もぜひ読んでみてくださいね。
結婚式お呼ばれ!パンツドレスのマナーって?着こなしのコツやコーデ実例もご紹介
ノースリーブドレス一枚コーデ
@elendeek_akari
ノースリーブドレスも、首元が詰まっていれば胸元も隠れて露出が少なめ。
こちらは短めの袖が肩にかかるデザインの「フレンチスリーブドレス」に近いデザインとも言えそうですね。
ノースリーブ一枚で出席したい人は、こんなデザインを選んでみるのもいいですよ。
以上、ノースリーブドレスのおすすめコーディネートをいくつかご紹介しました。
ここで羽織物選びのポイントを改めてまとめてみます。
羽織物を選ぶ時は、ドレスとのバランスを見ることが大切。
ドレス自体が刺繍やレースで華やかな場合は、シンプルな羽織物をチョイス。
反対に、ドレス自体がシンプルな場合は、柄やレース素材の羽織物を選んで華やかさをプラスして。
ドレスの色や素材に合わせて、コーディネートをランクアップさせてくれる羽織物を選ぶといいですね。
次は、ノースリーブドレスについてよくある質問にお答えしていきます。
ノースリーブドレスにまつわるQ&A
Q 秋冬の結婚式でも大丈夫?
A. ノースリーブドレスは季節に関係なく着てOK
結婚式の季節が秋冬の場合、「ノースリーブは季節外れ・・・?」と思ってしまいそうですが、そんなことはありません。
結婚式場は暖房も入っているし、暖かい服装だと暑く感じることも。
そんな時、ノースリーブドレスに羽織物というスタイルなら、脱ぎ着することで体温調節をすることができます。
ドレスの素材は、お呼ばれドレスに多いシフォン素材はもちろん、季節感を出すなら、毛足が長く光沢があるベロア素材もおすすめ。
赤など暖色系や、深みのある緑などダークカラーは秋冬の結婚式にぴったりです。
ドレスの素材や色、羽織物で季節感を演出するといいですよ。
冬の結婚式に出席予定の人は、ぜひこちらの記事も読んでみてくださいね。
Q ノースリーブドレスで避けた方がいいデザインはある?
A. 胸元が大きく開いているデザインや、スカート丈が短すぎるドレス、体のラインを強調しすぎるドレスは避けましょう
これはノースリーブドレスに限った話ではありませんが、品位に欠ける可能性があるデザインは避けた方が無難。
また、新郎新婦より目立つようなドレスももちろんNGとされています。
結婚式には、新郎新婦の親族や会社関係の人など、目上の人が出席することも多いもの。
悪目立ちしてしまうような服装は避け、二人を祝福する立場ということを忘れずに、服装を選ぶといいですね。
結婚式の基本的な服装マナーについては、こちらの記事で詳しくまとめています。
【女性の服装マナー】結婚式お呼ばれのOK・NGって?年代別の服装やゲスト実例もご紹介
Q. ノースリーブドレスに合わせる小物選びのポイントは?
A. 羽織物と同じくお呼ばれドレスに合う、フォーマルなデザインのものを合わせます
靴はつま先やかかとの出ないパンプスが基本。
ちなみにヒールが苦手な場合は、フラットな靴でも大丈夫です!
最近ではフラットシューズでも、ドレスに合うフォーマルなデザインのものがたくさんありますよ。
バッグは、片手で持てるくらいに小ぶりで、上品なデザインのものがパーティードレスと相性GOOD!
画像提供:Cariru
アクセサリーは、シンプルで主張しすぎないデザインのものを選ぶのがおすすめです。
中でも、時間帯問わず使えるパールのアクセサリーが定番ですね。
靴やバッグ、アクセサリー選びのコツについて詳しくはこちらの記事をどうぞ!
【結婚式のお呼ばれ靴】パンプスのマナーや選び方は?色やヒールの高さについても解説
結婚式にお呼ばれ!女性ゲストのバッグ&サブバッグ選びのコツやマナーは?【実例つき】
【結婚式のアクセサリー】どんなものならOK?お呼ばれゲストのマナーと選び方を紹介!
【おまけ】インナーや脇汗対策にも気を配って
最後は、ノースリーブドレスを着るときにあったら便利なお助けアイテムを2つご紹介!
ここもチェックして、カンペキなノースリーブコーデを楽しみましょう!
見えてもOKなインナー
脇周りが広めだったり、肩の周りがレース素材だったりするときに、下着が見えてしまうのは困りもの。
肩ストラップやアンダーベルトがない、シリコン素材のインナーや、「見えてもOK」なインナーを選ぶのがおすすめです。
身体に沿ったぴったりとしたラインのドレスは、継ぎ目や縫い目が少ないシームレスインナーを選ぶのがおすすめですよ!
脇汗対策アイテム
ノースリーブで気になるのが・・・脇汗!
最近ではスプレーやロールオンタイプなど、たくさんの種類の制汗剤が売られています。
また、汗取りパッドのついたキャミソールを選ぶのもひとつの手。
外から見ても汗取りパッドとわかりにくい優れものです!
自分に合ったものをゲットして、脇汗の心配なしに結婚式を楽しみましょう!
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画像提供:Cariru
まとめ
結婚式お呼ばれで着る、ノースリーブの服装についてご紹介しました。
結婚式でノースリーブのドレスを着ること自体はOK。
でも昼間の結婚式や、キリスト教式・神前式の最中は羽織物を着た方が無難です。
一方、18時以降に行われる結婚式や二次会、カジュアルな結婚式ではノースリーブ一枚でも大丈夫ですよ。
羽織物はショールやストール、ボレロ、ジャケットなどから、ドレスの雰囲気や季節に合わせて選びましょう。
合わせる羽織物によって雰囲気をガラッと変えられたり、体温調節がしやすかったりという魅力もあるノースリーブのドレス。
マナーも意識して上手に着こなしてくださいね。
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