【結婚式のアクセサリー】どんなものならOK?お呼ばれゲストのマナーと選び方を紹介!
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結婚式お呼ばれ、ドレスや小物はバッチリ。
あとはアクセサリーを決めれば完璧!
でも結婚式では、アクセサリーにもマナーがあるって知っていますか?
「NGなアクセサリーって?」
「どんなアクセサリーならOKなの?」
基本マナーから、選び方まであわせてご紹介します。
ネックレスやヘアアクセサリー、ブレスレットなど、種類別のマナーもくわしく解説。ゲストの実例つきでお届けします!
結婚式にNGなアクセサリーって?
まず、結婚式でNGとされることの多いアクセサリーを5つ見ていきましょう。
1 派手すぎるもの・花嫁とかぶるもの
あくまで結婚式の主役は花嫁。
花嫁を連想させるものや、花嫁と被りそうなものはNGとされています。
花嫁を引き立てるためにも、派手すぎるものや花嫁カラーである「白色」のアクセサリーは避けましょう。
具体的には次のようなアクセサリーは避けた方がよさそうです。
・花嫁とかぶりがちな、ティアラや真っ白なボンネ
・造花や生花で作ったお花のアクセサリー
・ビジューがたくさんついた、キラキラしすぎの派手なアクセサリー
・ブランドロゴが目立つアクセサリー
どうしてもお花をつけたい時は、胸元にコサージュとして飾るといいですね。
画像提供:Cariru
コサージュについてはこちらの記事を参考にしてくださいね。
また、もしブランドロゴが入ったアクセサリーをする場合は、フォーマルな場では控えめなものをチョイスしたほうがベターです。
2 カジュアルすぎるもの
結婚式はフォーマルな場ですから、カジュアルすぎるアクセサリーも、避けたほうが無難です。
具体的には、
・綿や毛糸などの素材でできたもの
・革製品やアニマル柄のもの
・ファー素材のもの
など。
綿や毛糸などカジュアルな素材のものはフォーマルなドレスにもミスマッチです。
革製品やアニマル柄も、ものによってはカジュアルなイメージに!
また、ファー素材のものは毛が飛ぶ恐れがあるため、食事の場にはふさわしくないという意見も。
いろいろなゲストがいる結婚式では、避けた方が安心ですね。
そのほか、カジュアルすぎる普段使いのネックレスや髪飾りなどは、結婚式で浮いてしまうかもしれませんので気を付けましょう。
3 時間帯に合わないもの
ダイヤなどの輝きの強いジュエリーやビジューなどは、華やかで結婚式にピッタリ!
・・・と思うかもしれませんが、実は昼の結婚式では、そんなキラキラと光る華美なアクセサリーはNGとされているんです。
その理由は、アクセサリーにカメラのフラッシュが反射して、写真写りに影響してしまう可能性があるから。
フラッシュをたかない場合でも、昼間だと窓から入る光の影響を受けることがあります。
よく晴れたお庭で撮影、なんてこともあるかもしれません。
逆に夜の結婚式では、華やかで光り輝くアクセサリーもOK!
しかし、最近では昼間の結婚式でも、カジュアルなパーティーならそこまでマナーを気にしない傾向もあるよう。
それでも、いろいろな人が集まる結婚式では、マナーに気を付けておいた方が安心ですよ。
4 腕時計
結婚式に「腕時計」をつけていくのはマナー違反、という考えもあるようです。
時計にチラチラ目をやっていると、
まるで「早く終わらないかな」と思っているようにとられることも・・・。
結婚式お呼ばれで腕を飾りたいときは、時計ではなくブレスレットを選ぶのが無難ですよ。
結婚式にお呼ばれした際の腕時計マナーについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
結婚式に腕時計はNG!?どんな腕時計ならOKなの?【男性・女性】
5 黒真珠(ブラックパール)
黒真珠は本来、とても高価でお祝いの席にもふさわしいパールなのですが、
「黒い色がお葬式を連想させる」という意見もあるようです。
もちろん、絶対にダメなわけではないのですが、マイナスイメージを持っている人がいる以上、避けたほうがいいかもしれません。
では、どんなアクセサリーが結婚式でOKとされるのでしょうか?
OKなアクセサリーってどんなの?
結婚式にふさわしいとされているアクセサリーは以下の3つです。
・パールのアクセサリー
・華奢(きゃしゃ)で上質なアクセサリー
・婚約指輪・結婚指輪
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
1 パールのアクセサリー
先ほど、「白色」のアクセサリーはNGとされていると紹介しましたが、パールのアクセサリーであれば白色でもOKです!
パールは光沢が控えめでフォーマルな印象のため、結婚式にぴったり。どんな服装にも合わせやすく、お呼ばれゲストに定番のアクセサリーとなっています。
ネックレスとピアス、指輪すべてをパールでそろえる、なんていうのも上品で素敵。
結婚式に限らず、冠婚葬祭に使えるので1つもっておくと便利ですよ。
2 華奢で上質なアクセサリー
シンプルで主張しすぎない、繊細なデザインのアクセサリーも結婚式に向いています。
さりげなく身に着けることができ、コーディネートを品よく華やかにしてくれますよ。
素材は、シルバーやゴールドなどの上質なものがおすすめ。
涼し気な印象のシルバーは、落ち着いた暗めカラーのドレスにもよく合います。
また、ゴールドのアクセサリーなら華やかで元気なイメージに!夜のパーティーにも映えますよ。
演出したいイメージに合わせて、素材をチョイスするといいですね。
3 婚約指輪・結婚指輪
婚約指輪や結婚指輪にはダイヤなどがついているから、結婚式には外していった方がいいのでは・・・?
と思う人もいるかもしれませんが、婚約指輪・結婚指輪に関しては、例外的にOKとされています。
なぜなら、これらは正式な場にもつけていけるフォーマルな指輪。そのため、多少派手なデザインでもつけて大丈夫なんですよ。
とくに出番が少なくなってしまいがちな婚約指輪は、こんな時こそ身に着けてみてもよさそうですね。
婚約指輪・結婚指輪以外の指輪については、後ほど解説します。
知っておきたい!アクセサリーの選び方
OKなアクセサリーが分かったところで、続いては、アクセサリー選びのコツを3つご紹介します。
1 ドレスや小物と合わせる
結婚式に付けていくアクセサリーも、コーディネートの一部。
ドレスや小物の雰囲気と合わせて選びましょう。
ドレスが華やかなものならアクセサリーはシンプルなものを、落ち着いたドレスならアクセサリーで個性をプラスするとバランスが取れます。
ひとつ気をつけたいのは、黒いアクセサリーを選ぶ場合。
ドレスも黒、その他の小物も黒・・・という「全身黒」コーデだとお葬式のようになってしまいます。
明るい色のドレスや小物と合わせるなどして、全身真っ黒にならないようにしましょう。
和装の場合は?
和服(着物)を着る時は、基本的にアクセサリーはつけないのがフォーマルな装いとされているよう。
これには「アクセサリーを最小限にした方が、着物の美しさが引き立つ」という理由があるんですよ。
2 季節感も大切に
アクセサリーの「季節感」も大切です。
とくに布製の髪飾りは、使われている素材で季節感が出やすいもの。
秋冬ならベロアやコーデュロイ、春夏ならレースなど透け感があるもの・・・
といったように、結婚式の季節を考えてふさわしい素材を選びましょう。
サテン素材なら季節を問わず、フォーマルシーンにピッタリです。
3 結婚式の時間帯にあわせて選ぶ
昼と夜でアクセサリーのマナーが変わることは、先ほどご説明しましたね。
具体的にどんなものを選べばよいかというと・・・
昼の結婚式では、シルバーやサンゴ、パールなど落ち着いたトーンのアクセサリーをチョイスするのがおすすめです。
夜の結婚式ではゴールドやクリスタル、ダイヤなど、夜のパーティーに映えるものを選びましょう。
でも「昼の結婚式でもゴールドを使いたい!」という場合もありますよね。
その場合は、優しい輝きのピンクゴールドのものを選ぶなど、少し配慮するといいですよ。
続いては、アクセサリー別にマナーをご紹介します。
【ネックレス】のマナー
画像提供:Cariru
胸元の開いたドレスを着る時、首を飾ってくれるネックレスは重要なアイテムですよね。
ドレスとのバランスや、結婚式を行う会場の雰囲気を考えて、自分に似合う長さのものを選びましょう。
先ほど少しお伝えしたように、「パール」があしらわれた一連のネックレスはフォーマルな場にぴったり。
どんなドレスにもよく合い、昼夜も問いません。
また、「長さ」については短めのものがフォーマルとされています。
華やかさを出したければ「二連ネックレス」や「三連ネックレス」も素敵です!
画像提供:Cariru
「慶び事が重なる」という意味でも縁起がいいですね。
ネックレスについてはこちらで詳しくご紹介しているので、参考にしてくださいね。
お呼ばれゲストの実例をチェック!
【ピアス・イヤリング】のマナー
髪の毛をアップにすることが多い結婚式では、ピアスやイヤリングも重要なアクセサリー。
顔の横につける、わりと目立つアイテムなので派手すぎない上品なものがGOOD。ネックレスと合うものにすると統一感が出ます。
昼の結婚式にはパールやアメシストなど輝きが控えめなものが、夜の結婚式にはキラキラと華やかなものがおすすめです。
揺れるタイプはNG・・・?
「揺れるタイプのピアスやイヤリングは『家庭が不安定になる』ことを連想させて縁起が悪い」
といった話を聞いたことがある人もいるかもしれませんね。
結論から言うと、最近では気にしない人が多いため揺れるピアス・イヤリングをつけること自体はマナー違反ではないようです。
ただ、大きすぎるものには注意が必要。
耳元で揺れる大きな耳飾りは派手な印象になってしまいがちです。
ものによっては、花嫁より目立ってしまう可能性も・・・。
そのため、あまり長くて目立つものは避け、パールやクリスタルが上品に揺れる程度のものを選ぶと、安心ですよ。
ピアス・イヤリングの詳しいマナーについてはこちらの記事も確認してみてくださいね。
結婚式お呼ばれにピアスはNG?ピアスのマナーをチェックしよう!
お呼ばれゲストの実例をチェック!
@segawa.toshiaki
【ヘアアクセサリー】のマナー
バレッタやリボン、ヘアピンなど、様々な種類があるヘアアクセサリー。
ピアス・イヤリングと同様、ドレスと合う控えめなものを選ぶのが基本です。
ヘアアクセサリーで気になるのはカチューシャ。
カチューシャについては、「カジュアルなのでマナー違反」という声もちらほらありますが・・・
フォーマル用に華やかなカチューシャも売られていますよね。
カジュアルな結婚式の場合や、友人ゲストがほとんどの場合は、そこまで気にしなくてもよさそうです。
ただし、キラキラした立体的なカチューシャなどは、一見ティアラのように見えて花嫁とかぶってしまうこともあるので注意してくださいね。
結婚式でのヘアアクセサリーについてはこちらの記事も参考になります。
お呼ばれゲストの実例をチェック!
【ブレスレット】のマナー
腕につけるものといえば、「腕時計」や「ブレスレット」ですよね。
先ほどご紹介したように、「腕時計」は避けたほうが無難とされています。
「ブレスレット」はあまり太いものではなく、細身で上品なものがドレスにはピッタリです。
ゴールドやシルバーの華奢なアクセサリーを選ぶといいですね。
ノースリーブや半袖のドレスとの相性もよく、手元を華やかに彩ってくれますよ。
ブレスレットの選び方についてはこちらの記事が詳しく書かれているのでおすすめです。
【指輪】のマナー
指輪に関しては、とくにマナーはありません。
すごく大きくて華美なものでもない限り、コーディネートに合っていればOKです。
先ほどお伝えしたように、ダイヤなどの石がついているものであっても、結婚指輪はつけても問題ありませんよ。
結婚指輪と婚約指輪は、セットのものなら重ねづけすると華やかですよ。
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まとめ
結婚式に着けていくアクセサリーにも、色々とマナーがありましたね。
アクセサリー全般についてNGとされているのは以下の5つ
・花嫁とかぶるもの・派手すぎるもの
・カジュアルすぎるもの
・時間帯に合わないもの
・腕時計
・黒真珠(ブラックパール)
一方、OKなものとしては以下の3つ
・パールのアクセサリー
・華奢で上質なアクセサリー
・婚約指輪・結婚指輪
ドレスとの相性や季節感も考えてアクセサリーを選ぶといいですね。
また、昼には光の少ない上品なアクセサリー、夜にはキラキラした華やかなアクセサリーがピッタリ。
あくまで主役は花嫁であること、フォーマルな場であることを意識して、結婚式には向かないとされるアクセサリーに気をつけながら選びましょう。
全体のコーディネートも考えつつ、マナーを意識したアクセサリーで結婚式に華を添えましょう!
花嫁のアクセサリーについては次の記事で紹介しているので、気になった方はチェックしてみてくださいね。
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