結婚式1.5次会に参加するときにふさわしい服装は？

結婚式の1.5次会って？

1.5次会とは、改まった雰囲気の披露宴と、アットホームな二次会との「中間」にあたるウェディングパーティーのこと。

披露宴ほどフォーマルではないけれど、二次会ほどカジュアルではないパーティーといえます。

詳しくはこちらの記事で解説しているので、ぜひチェックしてくださいね。

結婚式の1.5次会ってなに？

【結婚式の1.5次会】費用相場や準備、当日の流れまで基礎知識がまるわかり！

1.5次会は、次のような目的で開くカップルが多いようです。

・二人だけで海外挙式をしたので、親族や友人へのお披露目をしたい
・披露宴と二次会を一緒にまとめて行いたい

でも、初めて1.5次会に招待された人は、

「どんな服装で出席すればいいの？」

と悩んでしまいそうですね。

それでは、1.5次会に参加するときの服装について見ていきましょう。

どんな服装がふさわしいの？

女性ならワンピース、男性ならスーツが基本の服装です。

1.5次会は、ホテルのような格式高い場所で行われるケースもあれば、逆にカジュアルなカフェを貸し切って行われるケースもあります。

1.5次会が行われる会場の雰囲気に合わせて、フォーマルとカジュアル、どちらに寄せた服装にするのか、考えてコーディネートすると良いですね。

招待状が届いたら、どんな会場なのかチェックして、会場の雰囲気に合った服装を考えましょう。

また、招待されているゲストの層に合わせた服装をするのもポイント。

もし、ゲストに新郎新婦の親族や、会社の上司など、目上の人が多く招待されているのであれば、フォーマルな服装をしたほうがベター。

できれば事前に、どんなゲストを中心に招待しているのか、新郎新婦に確認しておくと良いかもしれませんね。

ひとつ気をつけたいのが、「平服でお越しください」と指定された場合。

「平服」とは「略式の礼装」、つまりキレイめなワンピースやスーツなどのことを言います。普段着のことではないので、注意してくださいね。

詳しくはこちらをどうぞ。

「平服で来てください」と言われたときの結婚式・披露宴・二次会の服装は？男女別に紹介！

会場別の服装マナー

では、1.5次会が行われる会場別に、どんな服装をすればいいのか見ていきましょう。

ホテルや高級レストランで行われる1.5次会

一般的な披露宴と同じようなイメージで、フォーマルな服装がベスト。

男性

ブラックやダークグレー、ネイビーといったダークカラーのスーツが一般的です。

シャツは白色、ネクタイは白やシルバーがおすすめです。

女性

シフォンやサテン素材をつかった、華やかな色のワンピースが一般的です。

秋・冬であれば、ジャガードやベルベットのような、厚みのある生地のワンピースもいいですね。

和装の場合は、振袖や訪問着などがよいでしょう。

振袖は未婚女性の正装、訪問着は未婚・既婚どちらでも着られるフォーマルな着物です。

いずれも、華やかすぎるものや、新婦と色や模様が被るものは避けてくださいね。

レストランで行われる1.5次会

フォーマルな服装から少しカジュアルダウンしてOK。

男性

スーツはブラックより、ライトグレーなど明るめのものがオススメ。

ストライプの柄が入っているものを選んでも大丈夫ですよ。

シャツやネクタイは白以外の淡いブルーやピンクのものをチョイスして、華やかにコーディネートするとGOOD。

また、ノーネクタイでもOKの場合もありますが、新郎新婦が自分の上司や先輩だったり、ゲストの中に新郎新婦の親族がいたりする場合などは、ネクタイをしていった方が安心です。

女性

ホテルや高級レストランで行われるときの服装と同じく、ワンピースでOK。

セットアップスーツでも大丈夫です。

少しカジュアルダウンするなら、上に羽織るものに、フォーマル過ぎないボレロやジャケットを選ぶと良いですよ。

基本的には洋装がおすすめですが、もし和装をするなら、小紋などを選びましょう。

カフェやクラブで行われる1.5次会

比較的カジュアルな服装でOK。

ただし、Tシャツにデニムのような、あまりにもカジュアルすぎる服装は避けた方が無難です。

男性

ジャケットにパンツを合わせた「ジャケパンスタイル」でOK。スーツでなくても大丈夫です。

チェックなど柄物のシャツを合わせてオシャレにコーディネートすると良いですよ。

蝶ネクタイなどを取り入れてもいいですね。

女性

おすすめはワンピースや、ブラウスにスカートを合わせた服装。

普段着というより、少しきれい目でよそ行きの服装をイメージすると良いかもしれません。

気をつけたい服装マナー

ご紹介したように、1.5次会では会場によっては比較的カジュアルな服装でも構いません。

とはいえ、やはり「お祝いの場」としてのマナーはあるよう。

気をつけたいマナーを見ていきましょう。

男女共通のマナー

白色、真っ黒な服は避けよう

新郎新婦が真っ白なタキシードやウェディングドレスを着るように、白は新郎新婦の色と言われています。

ゲストは白色の服装は避けた方がいいですね。

また、全身真っ黒な服装はお葬式をイメージさせるので縁起が悪いと言われます。

女性は黒のドレスを着る場合は、羽織るものやバッグなどを華やかな色にして、全身真っ黒にならないように気をつけたいところ。

男性の場合、黒色のシャツやネクタイは控えておいた方が安心です。

ファー素材、アニマル柄は避けたほうが無難

ファーって、意外と毛が抜けますよね。

毛が飛んで隣のゲストの服についたり、料理のお皿に入ったりしてしまうかもしれないので、少し気をつけたいアイテム。

とはいえ、最近では特に気にしないという風潮もあり、絶対NGというわけではありません。

また、アニマル柄はカジュアルな印象が強いため、結婚式などの場にはふさわしくないとされます。

若い人は気にしない人も多いようですが、年配の人が多い場ではやめておきましょう。

新郎新婦より目立たない

あくまで主役は新郎新婦です。

色やデザインが派手すぎるものや、肌の露出が高い服装は避けた方がよさそう。

ヘアセットをする

女性は華やかなアップスタイル、男性も清潔感があるように髪形を整えます。

男性ゲストのマナー

靴

黒の革靴やエナメルのものがベスト。

カジュアルな会場では、ダークブラウンの靴を合わせてもOKです。

ベルトは靴の色に合わせると良いですよ。

小物

ネクタイピンやカフリンクスなど、オシャレなアイテムを使って遊び心を演出するのも良いですね。

女性ゲストのマナー

靴

女性ゲストはパンプスを選んでおけば間違いなし。

オープントゥやミュール、サンダルなどの、つま先やかかとが出る靴や、ブーツはマナー違反と言われています。

また、素足はNGとされるので、ベージュ系のストッキングを履くようにします。

バッグ

シルクやサテン素材の小さめなパーティーバッグがおすすめです。

1.5次会ではクロークがない場合もあるので、なるべく小さい荷物で向かいましょう。

アクセサリー

昼のパーティーならキラキラするアクセサリーは避け、上品な光沢のあるパールのようなアクセサリーをつけます。

逆に、夜のパーティーならダイアモンドやラインストーンのようなキラキラ光るものを選ぶといいですね。