これだけ押さえれば大丈夫!結婚式二次会ゲストのマナー
結婚式には色々とマナーがあるけれど、二次会にもマナーがあります。
マナーを守って楽しむことで、新郎新婦にもきっと喜んでもらえるはず!
今回は、結婚式二次会でゲストが気をつけたいマナーを、出欠連絡や服装、受付、二次会中のふるまいなど、状況別に分けてご紹介します。
「これだけ押さえておけば安心!」というキホンをわかりやすくご紹介しますので、ぜひチェックしてください!
早めの返事を!【出欠連絡】のマナー
まずは、二次会の招待を受けたときのマナーを見ていきましょう。
出欠の返事は早めに済まそう
二次会の招待を受けたら、返事は早めに出しましょう。
招待状、もしくは招待メールが届いてから一週間以内に返信するのがベストです。
欠席の場合は、返事を出した後、新郎新婦に直接会ったり、電話などでお祝いの気持ちを伝えたりすれば丁寧ですよ。
遅刻や早退をするという場合は、前もってわかっているなら始めから伝えておきます。
ただし、着席のパーティーは、基本的に遅刻して参加したり、途中で帰ったりすることはできないことが多いので気を付けましょう。
立食パーティーの場合は、途中参加や途中退場もOKなことが多いようですよ。
急な遅刻、欠席の場合は、できるだけ急いで幹事や新郎新婦に伝えてくださいね。
頼まれごとはできれば引き受けよう
スピーチや乾杯の挨拶、受付など・・・
もし新郎新婦に何か役割をお願いされたら、できるだけ快く引き受けるとベスト。
もちろん事情がある場合は無理に引き受けることはありませんが、新郎新婦も、「あなたにお願いしたい」と思って頼んでいるはず。
二次会はスピーチや挨拶といっても、結婚式ほど堅苦しい場でもありません。
新郎新婦の気持ちを汲んで、できれば引き受けてあげたいですね。
スピーチや挨拶をする場合に知っておきたい、お祝い事でNGな忌み言葉(いみことば)については、こちらの記事をどうぞ。
「忌み言葉」とは?結婚式で避けたいNGなワードまとめ&言い換え一覧
男女別!【服装】のマナー
次は、二次会の服装マナーについてチェックしましょう。
【女性】会場の雰囲気に合わせよう
二次会の服装は、会場の雰囲気に合わせて選ぶと良いですよ。
一般的にはこんな感じで選ぶとOK。
○ホテルなどフォーマルな会場
⇒上品なドレスやワンピースなど○レストランなどセミフォーマルな会場
⇒キレイめのワンピースやセットアップのパンツスタイルなど○カフェや居酒屋などのカジュアルな会場
⇒カジュアルすぎないワンピース、ブラウス+スカートなど
一方で、このような格好は避けましょう。
○避けたい服装
・真っ白な服装
・新郎新婦よりも目立つ、派手な服装
・露出度の高すぎる服装
・Tシャツなどのカジュアルすぎる服装
その他、詳しくはこちらの記事をどうぞ。
【男性】基本はスーツでOK
男性の場合は、ダークカラーのスーツが基本です。
シャツやネクタイなどで、二次会会場に合った雰囲気のコーディネートにするとGOODですよ。
おめでたい日なので、ネクタイはシンプルなデザインながらも華やかなカラーのものを選ぶと良いでしょう。
一方で、以下のような服装は避けると安心。
○避けたい服装
・白やシルバーのスーツ
・新郎新婦より目立つ柄や色
・黒いスーツ+黒いネクタイ
男性のコーディネートについては、こちらの記事を参考にしてくださいね。
【結婚式二次会】男性ゲスト必見!服装マナー&おしゃれコーデのポイントを会場別に紹介
会費はどう渡す?【受付】でのマナー
次は、二次会の受付で気をつけたいマナーです。
会費は財布からそのまま渡そう
めでたいことだから・・・と、二次会の会費をご祝儀袋に入れたくなる気持ちはわかります。
でも、結婚式のときと違って、二次会の会費はご祝儀袋に入れないのが基本。
袋に入っていると、受付スタッフがゲスト全員のご祝儀袋を1つひとつ開けて中身を確認するのに、手間がかかってしまうことも。
会費はご祝儀袋や封筒に入れず、財布からそのまま出してOKです。
あまりにヨレヨレのお札でなければ、新札でなくても大丈夫ですよ。
おつりが出ないように用意しておきましょう。
会費制の場合はご祝儀を用意しなくてOK
二次会は、会費制であることがほとんど。
二次会のみ参加するのなら、会費とは別にご祝儀を用意する必要はありません。
でも例えば自分の結婚式でご祝儀を頂いている場合など、どうしてもお祝いがしたいという場合もありますよね。
その場合、新郎新婦が気を遣わない程度のお祝い金を渡すか、ちょっとしたプレゼントを贈ると良さそう。
お祝い金やプレゼントは二次会当日ではなく、結婚式の一週間前くらいまでか、結婚式後の落ち着いた時期に渡すのがベター。
二次会中は何かと忙しいので、受付で幹事に預けたり、直接新郎新婦に渡したりすると、紛失する可能性もゼロではありません。
それにプレゼントは、新郎新婦の荷物になってしまうことも。
次の日からハネムーンという場合もあるので、当日の持参は避けた方が無難ですよ。
会費やご祝儀のマナーについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
楽しく過ごそう!二次会中の【ふるまい】マナー
いよいよパーティーの始まり!
みんなが気持ちよく過ごすために、守りたいマナーはこちらです。
新郎新婦に挨拶しよう
友人とのおしゃべりやゲームを楽しむのはいいことですが、忘れてはいけないのが新郎新婦へのお祝いの言葉を伝えて挨拶すること。
二次会は新郎新婦をお祝いする場です。
存分に「おめでとう!」と気持ちを伝えましょう!
椅子の使い方に注意しよう
立食パーティーの場合、会場の端に少しだけ椅子が用意されていることもあります。
あれはお年寄りや妊婦、体調が悪い人のための椅子なので、基本的には座らず、空けておくのが基本です。
一方、壁際に椅子がずらりと並んでいるような「半立食」のパーティーなら、椅子は使ってもOK!
ただし、ゲスト全員分の椅子が用意されていることは少ないので、他の人も座れるように譲り合って使いましょう。
ずっと座りっぱなしだったり、荷物を置いて長々と椅子を占拠したりと、完全に「自分だけの席」として使うのは避けてくださいね。
協力して盛り上げよう
二次会でゲームをしたり、余興があったり・・・
二次会の幹事たちは、パーティーを楽しいものにしようと頑張って計画しています。
例えばちょっと失敗があったり、そこまで興味の持てない余興だったりしても、新郎新婦のためにも一緒に盛り上げる姿勢は見せたいもの。
しょっちゅう会場を抜けてタバコや電話・・・
など、パーティーを盛り下げてしまいそうな行動は避けましょう。
また、ゲスト同士で会話が弾むあまり、司会や進行を無視して自分たちだけ楽しんでしまわないようにも注意です。
みんなで協力して、楽しいパーティーにしたいですね。
節度を守ろう
二次会を楽しむのは、もちろんOK!
でも、お酒を飲み過ぎて泥酔したり、新郎新婦や他のゲストに無理やりお酒を勧めたり・・・
まわりに迷惑をかける行為には要注意です。
お酒関連以外でも、しつこく異性に声をかけたり、他のゲストに絡んだりするなど、周りの人が不快に思うような行動はやめておきましょう。
すみやかに退場しよう
二次会がお開きになり、新郎新婦がお見送りの位置についたら、すみやかに出口に向かいましょう。
友人との会話を楽しむのはいいのですが、だらだらと会場に居残るのは迷惑になることも。
会場の使用時間は決まっていますし、あまり時間が押すと、延長料金を取られてしまう可能性もあるんです。
話に花が咲いた場合は、三次会を企画してもいいかもしれませんね。
まとめ
結婚式二次会で、ゲストが押さえておきたいマナーについてご紹介しました。
○出欠連絡
・出欠の返事は1週間以内にする
・頼まれごとはできるだけ引き受ける
○服装
・会場の雰囲気に合わせる
・新郎新婦に失礼な格好にならないように注意する
○受付
・会費は財布からそのまま渡す
・会費制の場合、ご祝儀は不要
・お祝い金やプレゼントは別日に渡す
○二次会中のふるまい
・新郎新婦にお祝いの言葉を伝える
・椅子の使い方に注意する
・節度を守り、協力して盛り上げる
・お開き後はすみやかに退場する
色々とマナーはあるものの、二次会は友人たちが中心で和気あいあいと楽しむことが多いもの。
細かく気にし過ぎず、みんなで気持ちよく楽しめるといいですね。
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