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【2024最新】婚姻届の証人は誰に頼むのが正解?証人の条件や頼むときのマナー・注意点、書き方までご紹介

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婚姻届の証人欄

公式インスタグラムはじまりました!

婚姻届には、「証人」という欄があります。

婚姻届の証人とは、いったいどんなものでしょうか?
また、誰にお願いすればよいのでしょう?

ここでは証人について徹底解説!

証人を選ぶ条件から、頼む時のマナー、証人欄の書き方までご説明します。

また、先輩カップルが誰に証人を頼んだのか、理由を挙げて紹介します。

さらに、結婚スタイルマガジン編集部が独自にとったアンケート結果も大公開!

ぜひ参考にしてくださいね。

INDEX

証人の定義・条件とは?何人必要?

「定義」、「条件」と書かれた紙を持つ男性

まずは、婚姻届の「証人」の定義と条件についてご説明します。

証人の定義

証人とは、『二人がお互いに結婚する意思があること』を証明してくれる人のことです。

民法では、

「婚姻届は成年の証人二人以上が署名した書面で、又はこれらの者から口頭で、しなければならない」

とされています。

・二人のうち一方には結婚する気がないのに、もう一方が勝手に婚姻届を提出

・財産上のメリットを得るための偽装結婚

なんてことのないよう、第三者に

「この二人は、お互い同意の上で結婚することに間違いありません!」

証人に結婚の意思を証明してもらっている男女

と証明してもらうのです。

法律に定められている証人の署名。
証人がいないと婚姻届が受理されないことに注意が必要です。

似た言葉に「保証人」がありますが、「証人」と「保証人」とはまったく違うもの。

たとえ結婚した二人に借金があったとしても、「証人」が借金の肩代わりをする必要はありません。

もし二人が離婚したとしても、「証人が責任を取らないといけない!」、なんてこともないのです。

証人として署名することで不利益になることはないので、安心してくださいね。

証人の条件

証人の条件は、

・成人(18歳以上)である
・『二人に婚姻する意思があること』をわかっている

の2点。

・親や祖父母などの家族
・友達
・同僚や上司

など、条件を満たしていれば誰でもOKです。

家族と友人

外国人でも証人になれますが、その場合は婚姻届の「証人」の「本籍地」の欄に国籍を記入してもらう必要があります。

証人欄の書き方については、後で詳しくご説明します。

証人は何人必要?

婚姻届の証人は二人以上必要です。
一人だけではダメなので注意してください。

新郎側から一人、新婦側から一人お願いしてもいいですし、どちらかが二人お願いしてもOKです。

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証人は誰にお願いしたらいい?

証人は成人であれば、誰にでも頼めることは先ほどご説明しました。

「『誰にでも』って言われると、逆に迷うかも・・・」

という人。
ここは先輩カップルの実例を見てみるのが良さそうですね。

選ばれし証人たちと、そのセンバツ理由をあわせて紹介していきます。

両親
~いちばん身近にいる存在~

両親

証人は両家の両親それぞれから一人ずつと考え、彼のお父さんと私の母にお願いすることになりました。
ただシンプルに『婚姻届の証人欄にサインして』と両親にお願いしました。

証人には、両親を選ぶカップルが多いようです。

二人が生まれた時からずっと側にいて、結婚後もなにかとお世話になることの多い、一番身近な存在です。

また、会社の上司や友人に比べれば、気軽にお願いしやすいのも、両親を選ぶ理由の一つ。

書き直しなどの急な対応があったときもお願いしやすいのは嬉しいポイントですね。

友人
~お互いに婚姻届の証人に~

友人2人

友人とは学生時代からの大親友。
先に友人が結婚した時は私が証人になったので、私が結婚する時には友人に証人になってもらいました。

父が他界していたので、私の母と、20年来の親友に証人をお願いしました。
急なお願いだったのですが、友人は快く引き受けてくれました。

長年仲良く、お互い助けあってきた友人は、心の底から新郎新婦の門出を祝福してくれる存在。

長年の親友の他にも、二人の恋のキューピットや共通の友人に頼むことも。

大切な友人は婚姻届の証人としてふさわしいですね。

上司・恩師
~出会いから結婚まで見守ってくれた人~

上司と恩師

二人の両親がともに遠くにいるので、会社の上司にお願いしました。
会社の同じ部署内にいた私たちが結婚することになったので、二人の共通の上司に証人になってもらおうと決めました。

今では少なくなったようですが、職場恋愛で結婚する先輩カップルのなかには、会社の上司にお願いする人も。

上司とのつながりがさらに強くなりそうですね。

高校や大学の友達同士で結婚する場合は、二人を昔からよく知る恩師に頼むのもおすすめです。

みんなは誰に証人をお願いした?

ここで、結婚スタイルマガジン編集部の独自調査の結果をご紹介!

結婚スタイルマガジンSNSアンケートによると・・・

証人で最も多かったのは「両家の父」で全体の46%となりました。

「両家の父」が証人である割合

「その2人しか思いつかなかった」といった意見もありました。

「両家の両親」の中でも、両家の父にお願いするのが一般的になっているようですね。

その他の組み合わせでは、

「結婚相手を紹介してくれたから」

という理由で「友人夫妻」にお願いする人や、

「結婚だと父親の出番が多く、なかなか母親の出番がないから」

という理由で「両家の母」にお願いするという人もいました。

また両親にお願いする場合では、顔合わせ食事会の場で書いてもらったという人も。

和食

両家の親と彼・彼女が一同にそろうのでお願いしやすいですし、カジュアルな顔合わせ食事会でもちょっとしたセレモニー感を味わえます。

ぜひ食事会のプログラムに盛り込んでみてはいかがでしょうか!

証人をお願いするときのマナー

証人をお願いするときのルールは特にありませんが、次のような点には気を配りましょう。

・証人をお願いしたい人には事前に連絡する
・菓子折りやお礼の品を持参する
・婚姻届提出後に報告する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

証人をお願いしたい人には事前に連絡する

婚姻届は公的な書類。

本籍地の確認や、捺印する場合は印鑑を準備するなど、普段と違う用意が必要です。

いきなりのお願いだと、

「本籍地がわからない!」
「印鑑をもっていない!」

なんてことも。

証人欄の記入を突然お願いする女性と戸惑う友人

事前に、証人をお願いしたい旨や必要な物をきちんと伝えておきましょう。

菓子折りやお礼の品を持参する

証人のサインをもらうときには、菓子折りや相手の好みに合ったお礼の品を持参するのがおすすめです。

箱に入ったチョコレート

婚姻届の提出は、ふたりにとっても証人をお願いする人にとっても重大なこと。

親しい間柄でも、会食を開くなど礼を尽くすことができるといいですね。

婚姻届提出後に報告する

婚姻届を提出したら、証人をお願いした人に報告とお礼の連絡をしましょう。

連絡がないと、

「ちゃんと提出できたのかな・・・」
「不備はなかったかな・・・」

と不安に思わせてしまいます。

不安になる男性

電話やメールでの連絡だけでなく、相手の自宅に赴いて報告したり、お礼の食事会を開いて報告したりすると、より丁寧な印象になりますね。

証人欄の書き方

証人となる人は、
・署名
・自分の生年月日
・住所
・本籍地
を記入します。

記入済みの証人欄

「署名」は綺麗な字ではっきりと。

「生年月日」は正確に記入しましょう。

「住所」は「○○市△△町3-2-1」のようにハイフンで省略せず、住民票に記載されている通りに記入する必要があります。

「本籍地」も間違いがないように気をつけましょう。

なお「本籍地」とは「その人の戸籍が管理されている場所」のこと。

「自分の本籍地がわからない」という場合は、役所で住民票の写し(戸籍情報が記載されているもの)をもらうのが一番確実です。

一般的に、住民票の写しには戸籍情報を記載するか選べるようになっているので、記載するよう指定して発行してもらいましょう。

印鑑については任意となっていますが、押印する場合はシャチハタなどのゴム印は避けるようにしてください。

印鑑

また大切な書類なので、消えるペンは使用しないようにしましょう。

外国人が記入する場合

日本国籍を持っていない外国人が証人欄に記入する場合は、少し注意が必要です。

記入する項目は通常と同じ。

外国人が証人欄に記入する場合の記入例

ただし、「署名」はカナカナで省略なしのフルネームを記入。

「住所」は住民登録先の住所を、「本籍地」は国籍を記入します。

証人欄の印鑑はどうする?

そもそも印鑑は必要なの?

婚姻届は2021年9月1日から押印が任意になりました。

印鑑を押す欄はあるので「節目として印鑑を押したい」という人は押印してもOKです。

押印には、朱肉を使う実印や認印を使いましょう。

シャチハタやゴム印は使えません。

なぜかというと、

・押した印が劣化するかもしれない
・印鑑自体が変形するかもしれない

からです。

婚姻届で使える印鑑については、こちらの記事でくわしく説明しています!

【2024最新】婚姻届に使える印鑑はどれ?書き間違えたときの訂正印や捨印の押し方も解説!

印鑑

夫婦・兄妹姉妹でも別々の印鑑が必要

両親や兄弟姉妹、友達夫婦など、「同じ名字の二人に証人をお願いする」ことになり、印鑑を押してもらう場合。

たとえ同じ名字であっても、同じ印鑑を使うことはできないのです!

それぞれ別々の印鑑を用意してもらいましょう。

同じ名字の違う種類の印鑑

証人を頼める人がいない場合は?

証人は、家族など親しい間柄の人でなくてもOK。

先ほど挙げた人以外には、大家さんやご近所の方などに頼んでも大丈夫なんです!

証人になることにリスクや責任はないので、まずは頼めそうな人がいないか、もう一度探してみましょう。

とはいえ、証人をお願いしたものの

「名前を貸したくない」
「あまり親しくないし・・・」

といった理由で断られてしまったり、お願いしたい相手がどうしても見つからなかったりもしますよね。

そういった場合は、証人代行サービスを利用するという手もあります。

代行

代行業者はさまざまですが、なかには行政書士などの国家資格を持った業者もあります。

制度上、特に資格がない業者に頼むこともできますが、住所や本籍などの個人情報が載っている婚姻届を預けることになるため、業者選びは慎重にすることをおすすめします。

証人欄を記入してもらう時に注意することは?

最後に、証人をお願いする人に伝えておきたい注意点を2つ見ていきましょう。

間違えた場合は二重線と署名か捺印を!

記入ミスをしてしまった場合は、間違えた箇所に二重線を引きます。

そして欄外にフルネームで署名をしてもらうか、証人欄に押したのと同じ印鑑を押して、訂正してもらうようにしてください。

修正液や修正テープは、訂正には使えないので注意しましょう。

バツ印がついた修正液と修正テープ

修正が必要な場合のことを考えて、前もって「捨て印」を押してもらっておくのがおすすめです。

「捨て印」とは、記入内容に誤りがあった場合に提出先で訂正してもらえるよう、あらかじめ押しておく訂正印のこと。

署名と一緒に押してもらっておけば、訂正が必要な箇所があっても安心ですよ。

代筆はNG!

「証人が遠方に住んでいるから記入してもらうのが大変・・・」
「書き間違いに気づいたけど、ちょっとしたことだし訂正しておこうかな」

代筆したい気持ちはわかりますが、本人以外が記入するのはNGです!

書き間違いも、必ず証人本人に訂正してもらうようにしてください。

代筆しないように訴える事務員  

遠方で直接お願いできない相手には、郵送して記入してもらうようにしましょう。

郵送でやり取りをする場合は、あらかじめ相手にその旨を伝えておくとGOOD。

書留やレターパックなどの追跡がついている送り方だと、紛失の恐れも少なく安心ですね。

雨に濡れたり折れてしまったりするのが不安な場合は、婚姻届をクリアファイルに入れて、厚紙や段ボールなどで挟んで送るとよさそうです。

クリアファイル

不備がある可能性も考慮して、予備を複数枚記入してもらっておくのがおすすめです。

ちなみに・・・結婚スタイルマガジンではオリジナルデザインの婚姻届を無料ダウンロードできます!

シンプルな無地から、ナチュラル・大人っぽい・和風など全7種類のデザインをご用意。

これから婚姻届を準備する人も、記念用に取っておきたい人も必見!ぜひチェックしてみてくださいね!

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「結婚スタイルマガジン」SNSアンケート
調査時期:2021年6月
回答人数:28人

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まとめ

お願いされる人にとっても思い出深くなる、婚姻届の「証人」。

親族や友人、会社の上司へ頼むパターンが多かったですね。

誰にお願いする場合でも快く書いてもらえるよう、事前にきちんとお願いしましょう。

また書く人が戸惑わないように、書き方や必要なもの、訂正方法についてしっかり調べて伝えられるといいですね

婚姻届の出し方や書き方について、おさらいしておきたい人はこちらの記事をチェック!

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