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親への結婚挨拶、いつ何を準備する?順番や場所、日取りの決め方など…当日までの流れをご紹介
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ふたりの間で結婚する気持ちが固まったら次にすることは・・・「親への結婚挨拶」!
「でも、どんな準備が必要なの?」
「いったい何に気をつければいいの?」
そんな悩みを抱えた皆さんのために、結婚挨拶当日までのダンドリを詳しくご紹介します。
いつどんな準備をすればいいか分かりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
結婚挨拶当日までの準備7ステップ
まず結婚挨拶当日までのざっくりとした流れはこんな感じ。
1 お互いの親に結婚の報告をする
2 日程調整をする
3 場所を決める
4 親や相手の情報をそれぞれと共有する
5 親に聞かれそうな質問への回答を考える
6 当日の服装を選ぶ
7 手土産を用意する
この流れにそって、それぞれのステップで気をつけるといいことをご紹介していきます。
【STEP1】お互いの親に結婚の報告をする
おめでたい報告は早めにしたいもの。
まずはそれぞれ自分の親に、結婚したいと思っている人がいることを知らせましょう。
顔を見て直接伝えるのがいちばんですが、実家が離れているときは電話でもOK。
一生にかかわる大事な話なので、メールや留守電は避けて、お互いに生の声で喜びを分かち合えるといいですね。
でも、いきなり「結婚します!」では、両親も心の準備ができていなくてびっくりするかも。
結婚は二人だけのものではありません。
「決まったこと」として伝えるのではなく、まずは
「結婚したい人がいるから会ってほしい」
とお願いする姿勢が大切です。
すでに彼・彼女と自分の親が知り合いの場合は、
「彼(彼女)が『大切な話があるから、あらためて一緒にご挨拶に行きたい』と言っていて・・・」
という風に切り出すとよいでしょう。
【STEP2】日程調整をする
それぞれの親に相手に会ってほしいことを伝えたら次は、挨拶に行く日程を決めましょう。
挨拶の日時を決めるときに気を付けるポイントは、ズバリこちら。
・親の都合を優先する
・2週間ほど先の日程で調整する
・時間帯はお昼過ぎがベター
「お互いの親への挨拶」のいちばんの目的は、
「ふたりの結婚を認めてもらうこと」です。
つまりふたりは「結婚させてください!」とお願いする立場。
快く認めてもらえるように、両親の都合を優先して、日時を決めましょう。
また挨拶に行くまでに、いろいろと準備もあるので、2週間ほど余裕を持った日程にすると安心です。
だいたい1ヶ月前から2~3週間ほど前くらいに、連絡してみるといいですよ。
ちなみに家に訪問する場合、時間帯は、気を使わせないよう食事時を避けるのがマナーとされています。
食事の後片づけも済んだ14時頃にするとよさそうですね。
【STEP3】場所を決める
結婚挨拶は、お互いの実家に出向くのが一般的。
ただ実家が遠方の場合など、さまざまな事情で家以外の場所で行うケースもありますよね。
その場合は、落ち着いた雰囲気のレストランや料亭を選ぶのがおすすめです。
落ち着いて話せる個室を予約しておくといいでしょう。
ちなみに親にとって馴染みのないエリアで行う場合は、アクセスの良さも大切なポイント。
道に迷わないよう、駅チカなどの分かりやすい場所のお店を選ぶといいですよ。
また時間帯は、実家に伺う場合と異なり、ランチタイムにあわせることが多いようです。
都合がつかないようであれば、ティータイムにお茶だけでもOKです。
【STEP4】親や相手の情報をそれぞれと共有する
親に伝えておくと良い情報
相手と親が一度も会ったことがない場合、
「一体どんな人なんだろう・・・?」
と不安になってしまうことも。
相手のプロフィールを紹介しておくと、きっと親も安心できるのではないでしょうか。
【親に伝えておくと良い相手の情報】
・名前
・年齢
・出身地
・職業
・趣味
・人柄
・家族構成
またこういった基本情報だけでなく、
「あぁ、こんな人なのね」
と想像しやすいエピソードも交えて人柄も詳しく伝えられるとベスト。
ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、相手のどんなところが好きなのかもきちんと話してみると、より親近感を持ってもらえるかもしれませんよ。
相手に伝えておくと良い情報
お互いの親との会話が弾むよう、親についての情報も共有しておくのがおすすめです。
【相手に伝えておくと良い親の情報】
・人柄
・出身地
・仕事
・趣味
・好きなもの(食べ物、スポーツなど)
・ペット
反対に「この話は避けた方がいい」という話題がないかも、確認しておくと安心。
一般的に、政治や宗教など、個人によって価値観に違いがある話題は避けた方が無難ですよ。
会話が弾めば「結婚を認めてもらう」という本題に入りやすくなるはず!
しっかりと作戦を練っておきましょう。
【STEP5】親に聞かれそうな質問への回答を考える
結婚挨拶では、結婚式や結婚後の住まいなど、今後の予定について親が尋ねてくることも。
このような「将来のビジョン」について、ふたりの意見が食い違っていると親を不安にさせてしまうかもしれません。
そうならないように、前もってふたりで答え方を話し合っておきましょう。
【ふたりですり合わせておくと良いこと】
・結婚式の予定(時期・場所・規模など)
・新居の場所
・結婚後の働き方
・家族設計
またこれらの話題については話し方も大切なポイントです。
具体的には「すでに決まったこと」として話すのは避けましょう。
「ふたりだけで先に決めてしまった」という印象を与えないよう、あくまでもふたりの希望として伝え、親の意見を聞くようにするといいですよ。
未定な部分については、あいまいに答えず、「これからふたりで考えていきます!」などと前向きな姿勢を伝えればOKです。
【STEP6】当日の服装を選ぶ
結婚挨拶では一般的に、清潔感のあるきちっとした服装が求められます。
男性ならスーツやジャケットスタイル、女性なら上品なワンピースを選ぶ人が多いようです。
また、二人のフォーマル度を合わせることも大切。
事前に二人でどんな服装をするか話し合っておきましょう。
詳しいコーデ例はこちらの記事で取り上げているので、参考にしてみてくださいね。
【女性編】彼の親への結婚挨拶!好印象な服装・身だしなみをイラストで解説
ちなみに親の服装については、そこまで気にする必要はありませんが、聞かれた場合は「普段着よりはきれい目な服装で」などとお願いしておくといいかもしれませんね。
【STEP7】手土産を用意する
挨拶に持っていく手土産の用意もお忘れなく。
3000円くらいを目安に用意するといいですよ。
多く選ばれているは、日持ちのする和菓子・洋菓子や、日本酒やワインなどのお酒類。
相手の親の好みを参考にしつつ、喜んでもらえそうなものを選べるといいですね。
ただ、相手の家の近所で購入するのは避けた方が無難。
準備もなく挨拶に来たように思われてしまうかもしれませんからね。
他には、自分の地元の名産品も話題が広がりやすいのでおすすめですよ。
選び方のポイントや注意点について詳しくはこちらの記事をどうぞ。
以上、準備ステップを7つご紹介しました。
最後に、結婚挨拶の準備段階で注意が必要なことをQ&A形式でお届けします。
結婚挨拶の準備にまつわるQ&A
Q. 挨拶に行く順番は女性側が先?
A. かつては先に女性の親に結婚の許しを得るのがマナーとされていましたが、現代では順番を気にしないケースも増えています
一昔前までは「結婚=男性が女性をお嫁さんにもらう」という考え方が一般的でした。
「もらう」立場なので、先に伺って結婚の許しを得ていたんですね。
ただ最近では、結婚に対する価値観が多様化してきていることもあり、順番を気にしないという親も増えてきているよう。
両家とも気にしないようであれば、どちらからでも問題なさそうです。
Q. 実家が遠方で日帰りが難しい場合、どこに泊まればいいの?
A. けじめを大切にするなら、ホテルが無難
繰り返しになりますが、ふたりは親に結婚の承諾をもらう立場。
けじめを守るという意味では、ホテルをとった方が無難と言えそうです。
ただし、すでに相手の親と親しい間柄の場合や、相手の親が「ぜひ泊まっていって」と勧めてくれた場合は、お言葉に甘えたという人も。
これからの長いお付き合いを好印象でスタートできるのはどちらか考えてみてくださいね。
結婚挨拶の際の宿泊に関する記事はこちら!気になる人はぜひチェックしてみてください。
親への結婚挨拶、ホテルに泊まる場合と実家に泊まる場合の注意点
Q.お盆や年末年始に挨拶に行く場合の注意点は?
A.落ち着いて話ができる日か入念に確認する
挨拶に行くのは、落ち着いて話ができるように、できれば両親がゆっくり時間を取れる時にしたいところ。
でもお互いの仕事の都合などで、お盆や年末年始にしか時間が取れない場合もありますよね。
そんなときは、両親の予定をしっかり確認しておきましょう。
というのもお盆や年末年始には、親戚の集まりがあったり、来客があったりと普通の休日よりも忙しいことが多いもの。
「せっかく挨拶に伺ったのに、落ち着いて話ができなかった・・・」
なんてことにならないよう、入念にスケジュール確認することをおすすめします。
Q. 当日までに確認しておくといいマナーは?
A. 玄関先での立ち回りや、客間での席順、手土産の渡し方などを確認しておくとGOOD
玄関前に到着したら、コートを着ている場合は脱いで腕にかけ、スマホはマナーモードに設定しましょう。
また扉は後ろ手ではなく、ちゃんと扉の方に体を向けて閉めること。
さらに靴は前向きのまま脱いで、玄関に上がってから振り返り、靴の向きを揃える、という作法ができると好印象ですよ。
そして客間では下座に座るのが一般的。
手土産を渡すときは、紙袋から出し、相手に正面を向けるようにしましょう。
このような当日の具体的な流れやマナー、注意点などはこちらの記事が参考になりますよ。
親への結婚挨拶、当日の流れ完全シミュレーション!マナーや気を付けたいポイントも解説
まとめ
お互いの親へ結婚挨拶に行くまでの準備ステップを7つご紹介しました。
ふたりの間で「結婚しよう」と決意が固まったら、まずは自分の親へ報告。
直接会って話すのがいちばんですが、それができなければ電話で伝えるのもいいですね。
日時を決めるときは、二人の結婚を許してもらうのが目的なので「両親の都合を優先する」ようにしたいところ。
かつては先に女性側の親に挨拶に行くのが習わしでしたが、現代はそのような意識は薄くなりつつあるようなので、両家に確認して順番を決めましょう。
場所は実家で行う人が多いようですが、落ち着いた雰囲気のレストランなどでも大丈夫!
当日の会話をスムーズにするためにも、親や相手のプロフィールをそれぞれ事前に伝えておくといいでしょう。
さらに結婚後の住まいや結婚式についても、相手と気持ちをすり合わせておくと、親に質問されたときにすんなり答えられますよ。
そして服装や手土産の準備もお忘れなく。
今回は、当日までの流れをご説明しましたが、当日の流れや各シーンで使える文例を紹介した記事もありますので、こちらもぜひ読んでみてくださいね。
親への結婚挨拶【完全ガイド】服装、手土産、当日の流れからNGワード・失敗談まで紹介!
【男性の親への挨拶】結婚の報告、自己紹介など使える言葉 例文集!
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