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彼女の父が激怒!?結婚挨拶、言ってはいけないNGワードと成功のためのポイントを紹介!
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結婚を考えている男性にとって大きな関門と言える「彼女の親への挨拶」。
彼女の家に足を運び、親御さんから結婚の許可をもらうため「結婚挨拶」とも呼ばれます。
今回は、そんな結婚挨拶で避けたいNGワードと成功させるためのポイントを紹介。
事前準備や当日の流れも簡単に紹介していくので、ぜひ最後までチェックしていってください!
結婚挨拶で避けたいNGワード
さっそく、結婚挨拶で避けたいNGワードを見ていきましょう。
「結婚することになりました」
結婚挨拶は、相手の親に結婚を認めてもらうためにするもの。
相手の親の意思を確認せず、
「結婚することになりました!」
「結婚することに決めました!」
といった言い方にするのはやめましょう。
「○○さんとの結婚を認めていただけませんでしょうか」
など、結婚の承諾をお願いする気持ちが伝わる言葉だと安心ですよ。
「お父さん、お母さん」
ドラマなどで、結婚前の男性が彼女の父親を「お父さん」と呼んだところ、
「お前の父親になった覚えはない!」と怒鳴られる・・・
といったシーンを見たことがある人もいるのでは?
挨拶の段階では「お父さん、お母さん」ではなく「○○さんのお父様、お母様」と呼ぶ方がいいですよ。
「○○ちゃん」やあだ名
彼女のことも「ちゃん」づけやあだ名、呼び捨てではなく、「さん」づけで呼びましょう。
また、自分のことは「僕」か「私」が◎。
彼女の親が礼儀を重んじる⇒「私」
「私」だとビジネスライクすぎる⇒「僕」
と使い分けると良いかもしれません。
「○○さんをください」
「結婚の許可をもらいたい」という意思を親御さんに伝えるフレーズも、表現に気をつけたいところ。
特に、結婚挨拶の定型句というイメージもある
「○○さんを僕にください」
というフレーズは、
「くださいと言われると、まるで娘が物のようだ」
と不快に感じる親御さんもいるので、避けた方が安心です。
また、
「○○さんを必ず幸せにします!」
というフレーズも定番に思えますが、
「幸せにするという言い方が、一方的に感じる」
「『必ず』なんて言いきれないのに、無責任では?」
など、否定的な意見もあるようです。
「男らしくて好印象!」という意見もあるようですが、
「○○さんと二人で、幸せな家庭を築いていきたいと考えています」
といったフレーズの方が安心できそうですね。
結婚挨拶を成功させるためのポイント
続いては、結婚挨拶を成功させるためのポイントをご紹介します。
挨拶は礼儀正しく
結婚の許可をもらうための訪問なので、彼女の親には良い印象を持ってもらいたいですよね。
彼女の親に会ったら「本日はお時間をいただきありがとうございます」
家に上がるときは「失礼します」
など、礼儀正しく挨拶するのが大切です。
帰り際にも、「本日はありがとうございました」とお礼を言うと好印象ですよ。
結婚の意思はハッキリ伝える
「息子や娘が連れてきた相手に期待することは何ですか?」という、親御さんたちへのアンケート(※)では、
「結婚したい意思が明確であること」
と答えた人が一番多くなっています。
本題の結婚の意思を伝える場面では、
「あ、あの~・・・できればその、○○さんとは、この先も長いこと付き合っていけたら、と思っておりまして・・・」
といったようなあやふやな言葉ではなく、ハッキリ伝えるようにしましょう。
一番大切な「結婚したい意思」が伝わらず「結局何が言いたいの!ハッキリして!」と思われないようにしたいですね。
長い言葉より、シンプルに
「結婚させてください」
の方が気持ちはまっすぐ伝わりそうです。
また、言葉選びが良くても、目線が右往左往したり、もごもごとこもった声になってしまったりすると、頼りないと思われそう・・・。
背筋を伸ばし、相手の目を見て、ハキハキ喋るよう心がけましょう!
切り出すタイミングを見定める
OK・NG以前に、そもそも結婚の許可をもらうための言葉を口にできなかったという人、実は意外と多いようなんです。
ある男性は、緊張してなかなか挨拶を切り出せず、タイミングをうかがっていたら、彼女の親から
「結婚式はどうするか、考えてる?できればうちの地元で開きたいんだけど」
と言われてしまったそうです。
親御さんが結婚前提で話を進めているタイミングで、改まって「結婚させてください」と言うのはおかしいし・・・
結局、最後までそのまま言えずじまいになってしまったのだとか。
なかなかツラいパターンですね。
こんなことにならないよう、結婚の話を切り出すタイミングは事前にシミュレーションしておくといいですね。
もし自分から切り出せなかった場合は、結婚挨拶が終わった後に「お礼状」を送ると良いかもしれません。
お礼状の中で、時間を取っていただいたことへの感謝とあわせて、
「未熟者ですが、よろしくお願いいたします」
と改めて挨拶をすれば・・・
きっと彼女の親も「しっかりした男じゃないか」と認めなおしてくれますよ!
お礼状についてはこちらをどうぞ。
【結婚挨拶のお礼状】そもそも出す?便箋の選び方や折り方は?気になるマナーを徹底解説
敬語を正しく使う
「ご結婚のご挨拶に来ました」
この言葉には敬語の間違いがあるのですが、どこだか分かりますか?
答えは・・・
「ご結婚」と「来ました」の2ヶ所です。
結婚は自分と彼女がするものなので、「ご結婚」と言うと自分を持ち上げる尊敬語になってしまい、間違いに。
「来ました」は自分から親への行為なので、「参りました」や「伺いました」といった謙譲語で自分を下げ、親への敬意を示します。
一方、「ご挨拶」は自分から親への行為で、ちゃんと謙譲語になっているのでOK。
まとめると、
「結婚のご挨拶に参りました」
が正解ということになりますね。
また、敬語を使っていても「~なんっすよ」という省略した言い方だと失礼に。
つい普段のクセで出てしまった!なんてことがないよう、気をつけたいですね。
彼女のことを悪く言わない
会話の中で彼女の親が
「うちの娘はこんなところがダメでねえ・・・」
などと、彼女を下げるようなことを言うかもしれません。
このとき「たしかにそうですね」と同意するのは禁物。
彼女の親はきっと謙遜で言っているのでしょうから、あなたが同意して彼女を否定すると、気を悪くすると思います。
なので、
「いえいえ、そんなことはありません。○○さんはいつも僕のために~してくれて、助かっていますよ」
といった返しができるといいですね。
事前に準備しておくこと
続いては、結婚挨拶に伺う前に準備しておきたいことを紹介します。
彼女の家族のプロフィールを把握する
まずは、話す相手のことを知っておく必要があります。
彼女の親の出身地や仕事、趣味などの基本的な情報を、あらかじめ彼女から聞いておきましょう。
会話を弾ませるためのヒントになるでしょうし、余計なことで相手を怒らせてしまう危険も回避できますね。
自分のことやふたりのことを整理する
彼女の親は、あなたの人となりや経歴、家庭環境などについて聞いてくるでしょう。
聞かれそうな質問にはよどみなく答えられるよう、しっかりと答えを用意しておきましょう。
また、ふたりの出会いや交際のこと、これからのビジョンも明確にしておく必要があります。
彼女とよく話し合っておくと良いですね。
相手の親御さんとの会話のヒントは、こちらで紹介しているので興味のある人はぜひ読んでみてください。
【結婚挨拶】おすすめの話題や親から聞かれることを一挙ご紹介!会話を盛り上げるコツも解説します
手土産の用意
訪問時には手土産を持っていくのが一般的。
特別高価なものを持っていく必要はなく、だいたい3000円くらいのものがいいでしょう。
お土産にはお菓子が多く選ばれています。自分の地元のものを持っていくと喜ばれるかも。
手土産を渡すときは「つまらないものですが」と言うと「つまらないものを持ってきたのか・・・」と思われてしまうかもしれないので、
「こちら、地元の名産品で・・・お口に合えば幸いです」
といった言い方にすると良いですね。
こちらは、お土産選びを掘り下げた記事です。
服装もしっかりと!
訪問時の服装は、基本的にはスーツがよいでしょう。
カジュアルなスタイルの場合でも、ジャケットとスラックスやチノパンというスタイルでフォーマル感を演出。
清潔感を第一に、髪や髭などもしっかり整えて当日を迎えましょう。
詳しくはこちらの記事をチェックしてみてください。
結婚挨拶当日の基本的な流れ
当日の流れをざっくりと紹介します。
まず時間を厳守して、彼女の自宅に到着。
玄関で軽く挨拶をし、客間に通してもらってからお土産を渡します。
そして改めて挨拶をし、少し歓談をしたところで本題に入ります。
ふたりの結婚を認めてもらうために、しっかりとした言葉を選び、誠意のこもった態度でお願いするのが大事です。
それからしばらくお話ししたあと、おいとまします。
ここまででだいたい1時間~2時間です。
帰宅後に、感謝の電話をします。加えて、数日内にお礼の手紙を書けばなおよいでしょう。
以上が簡単な流れです。
結婚挨拶の基本的な流れについて詳しくは、こちらの記事も参考にしてみてください。
親への結婚挨拶、いつ何を準備する?順番や場所、日取りの決め方など…当日までの流れをご紹介
親への結婚挨拶、当日の流れ完全シミュレーション!マナーや気を付けたいポイントも解説
※「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:24~69才の男女
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人
まとめ
結婚挨拶のNGワードと成功のためのポイントを紹介してきました。
結婚を認めてもらうという立場をわきまえることや、丁寧な言葉遣いが大切でしたね。
また、結婚したいという意思をハッキリ伝えるのは外せないポイント。
話すときの態度や、「失礼します」などの基本的な挨拶にも気をつけて、彼女の親に好印象を持ってもらいましょう!
具体的な結婚挨拶の文例を知りたい人は、こちらも読んでみてくださいね。
【結婚挨拶の文例集】女性の親への結婚報告、自己紹介など使える言葉を紹介!
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