ペットと一緒に結婚式をしたい!式場選びのポイントや注意点って?
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ペットは大切な家族の一員。
だからこそ、自分の結婚式に参加してもらいたい・・・と思う人も多いのではないでしょうか。
でも、
「安心してペットを連れて行ける式場選びのポイントって何?」
「ペットにも参加してもらえる演出はどんなものがあるんだろう?」
などなど、ペットウェディングには気になる疑問がいっぱい。
可愛いペットとの結婚式を叶えるために、式場選びのポイントやペット参加型の演出アイデアなどをまとめてチェックしましょう!
ペットと結婚式!式場選びのポイント7選
「結婚式にペットを連れていきたい!」
そんな風に考えている皆さん。
ペットを安心して結婚式に連れていくには、式場の選び方が重要。
まずは、式場選びのチェックポイントを確認しましょう。
ポイントは以下の7つ。
1 ペットOKの結婚式場かどうか
2 ペットの種類・数などに決まりはあるか
3 ペットがどこまで入れるか
4 ペットが演出に参加できるか
5 持ち込む必要のあるものは何か
6 事前にペットと下見ができるか
7 ゲストのペットも参加できるか
これらをチェックしておくと安心です。
各ポイントについて、詳しく見ていきましょう。
1 ペットOKの結婚式場かどうか
結婚式にペットを連れて行きたいと思ったら、ペットOKの式場かどうかは必ずチェック!
最近は愛犬や愛猫を式に参加させたいというニーズの高まりを受けて、ペットOKの式場も増えているよう。
ペットOKの式場に比較的多いのは、ガーデンを併設していたり、会場を貸し切りにできたりするところです。
ガーデンや貸し切りの会場なら、ペットものびのび過ごせそうですね。
式場を探す際は、HPやパンフレットに「ペット挙式プラン」や「ペットOK!」と書いてあるところから見ていくとスムーズですよ。
ただ中には、特にOKの記載はないものの実はペットOK、といった式場もあるよう。
気になる式場があれば、直接問い合わせてみるといいですよ。
なお、「ペットによる演出などは考えていない」
「ただ連れて行きたい、見守ってもらうだけでいい」
といった場合でも、当日いきなり連れて行くのはトラブルの元。
必ず事前に、ペットOKかどうか確認しておきましょう。
2 ペットの種類・数などに決まりはあるか
ひとことでペットOKの会場といっても、連れて行けるペットの種類や数、大きさに決まりがあるところがほとんどです。
式場に確認したい3つのポイントをおさえておきましょう。
種類
式場によって受け入れてもらえるペットの種類はまちまち。
よくあるのは、犬のみOKというケース。さらに犬の中でも犬種が限られていることもあります。
式場によっては、犬はもちろん、猫やうさぎ、フェレットなどの小動物まで可というところもあるようですよ。
大きさ
ペットの大きさも式場によって目安が決まっていることが多いよう。
例えば、小型~中型犬はOK、大型犬はNGまたは犬種による、など。
会場にペット専用のケージがある場合、そこに収まる大きさかどうかが目安になることもあるようです。
数
連れて行けるペットの数に上限がある会場も多いよう。
目安としては、1~3匹ぐらいが一般的です。
「大型は1匹まで、小~中型なら2匹まで可」など、大きさと一緒に決めている式場もありますよ。
ほかにも、同伴の条件に「しつけ」や「健康状態」が含まれることも多いです。
例えば、
・無駄に吠えない、噛みつかないなどの最低限のしつけができているか
・会場にペットの世話をするペットシッターがいる場合、シッターの言うことが聞けるか
・ノミやダニのケアがされているか
など。
できる限り、事前にしつけやケアをしておきましょう。
しつけが心配な人は、具体的に
「慣れていない場所だと吠えてしまう癖があるのですが・・・」
など事前に式場へ相談するのがおすすめです。
3 ペットがどこまで入れるか
続いて確認したいのは、ペットが入れる場所や待機場所。
ペットOKと言っても、ペットがどこまで入れるかは会場によります。
「入れる場所」「待機場所」をそれぞれ見ていきましょう。
ペットが入れる場所
一般的に、チャペルなどの挙式会場はOK、披露宴会場はNGという式場が多いようです。
披露宴会場がNGなのは、食事をする場所のため衛生面で難しいというのが主な理由。
ただ、式場によっては、ケージに入れたり、新郎新婦が抱きかかえたりするなら、披露宴会場への連れ込みがOKなことも。
気になる人は、式場に相談してみてください。
ペットの待機場所
チャペルや披露宴会場に入れなさそう・・・。
そんなとき、ペットをどこで待たせるのかもあわせて確認しておきましょう。
待機場所としては、
・式場内のペット用スペース
・ガーデンやテラス
・飼い主の車の中
などが挙げられます。
ただし、結婚式や披露宴は長時間におよぶことが多いので、その場所でペットが消耗してしまわないかには注意が必要です。
たとえば暑い夏に車の中で待機となると、ペットの負担が大きいですよね。
ペットが快適に待てそうな環境があるか、しっかりチェックしておきましょう。
4 ペットが演出に参加できるか
ペットが演出に参加できるかどうかも、事前にチェックしておくとよいですよ。
式場へ問い合わせる前に、ペットに参加してほしいシーンをイメージして、希望を整理しておくのがオススメ。
たとえば、
「リングドッグをやりたいのですが、こちらの会場でできますか?」
という風に具体的に質問できれば、式場側も検討しやすいですね。
ペットの演出にどんなものがあるかは、のちほどご紹介しますね。
5 持ち込む必要のあるものは何か
ふたりが持ち込む必要のあるペット用の持ち物についても、チェックしておきましょう。
・お世話に必要なアイテム(おもちゃなど)
・食事やおやつ
・衣裳
一般的に、おもちゃなどお世話に必要なアイテムのほか、ペットの食事やおやつなどを自分たちで用意することが多いようです。
また、お祝いの場だからペットにも衣裳を着せたい!という人もいるかもしれませんね。
式場によってはペットも衣裳の着用が必須だったり、着用を勧められたりすることもあります。
ペットの衣裳も、自分たちで用意して持って行くもの。
荷物を事前に郵送できるかどうかも確認しておくと安心ですよ。
6 事前にペットと下見ができるか
ペットと一緒に下見ができることも重要です。
初めての場所だと緊張して動けなくなるペットもいます。
演出に参加させる場合、困ってしまいますよね。
少しでも会場に慣れてもらうために、前もって会場へ連れて行けるか確認しておくとGOOD。
事前に練習できたら演出の成功率も上がりそうですね。
7 ゲストのペットも参加できるか
ペットを飼っているゲストが多い場合などは、
「せっかくならゲストにもペットを連れてきてほしい!」
と思う人もいるかもしれませんね。
種類にもよりますが、「新郎新婦の同意があれば、ゲストのペットもOK」とする式場もあります。
その場合も、
・種類や大きさなど、自分たちのペットと同じ条件か
・気を付けたいことはどんなことか
を事前にチェックしておきましょう。
【実例】ペットと一緒に!演出アイデア
ペットを結婚式に連れていくなら、ペットも参加できる演出も気になりますよね。
ペット参加型演出にはどんなものがあるのか、チェックしてみましょう。
リングドッグ
@srtk_wedding
華やかな衣装を着たペットが、バージンロードを進み、新郎新婦のもとへ指輪を届けてくれる演出。
ふたりのところへまっすぐ走って来てくれることもあれば、ゲストのところに寄り道してなかなかたどり着かないことも・・・。
ゲストもほっこりするシーンになりそうです。
「緊張して上手く運んでくれなさそう」
と心配な場合は、家族がリードを引いてエスコートするなどのアレンジを加えるとGOODですよ。
肉球スタンプ
@ayano_tanaka
結婚証明書に、ペットの肉球をペタリ!
思い出に残る証明書になりそうですね。
結婚証明書であれば、結婚式後もインテリアとして家に飾れるのもうれしいポイントです。
ただし、肉球にインクを付けて押すことになるので、ペットが暴れるとドレスやタキシードが汚れてしまうかも。
肉球を触られるのがニガテなペットなら別の演出に変えるなど、無理はさせない方がベターですね。
ペットモチーフのケーキ
@sss.to.k_0828
披露宴会場には、ペットが入れないことがほとんどとお伝えしましたね。
しかし、ウェディングケーキをペットモチーフにすれば、ペットがそばにいなくてもかわいらしさを感じることができます。
もちろん、式場まで連れてこられないペットをモチーフにするのもステキですよ。
こちらのケーキは、フクロウやインコ、ハムスターをマジパンで作っています。
この世に一つだけの特別なウェディングケーキになりますね。
ペットのオリジナル切手
ペットの写真でオリジナル切手を作るのもGOOD!
招待状や返信用封筒に貼り付ければ、ペットウェディング感がアップしますよ。
ゲストにさりげなくペットを紹介することもできますね。
オリジナル切手は、郵便局のサイトからかんたんに作れるので、気になる人は調べてみてくださいね。
ペットが参加できる演出は他にもいろいろ。
こちらの記事も参考にしてくださいね!
なんとも可愛い!愛犬・愛猫も参加OKな結婚式演出アイデアって?
ペットを連れていく際の注意点
結婚式にペットを連れていく場合は、気を付けたいことがいくつかあります。
最後に、注意点について見ていきましょう。
・ゲストに配慮する
・事前準備をする
・ペットに無理をさせない
ゲストに配慮する
ゲストの中には、動物が苦手な人やアレルギーがある人がいるかもしれません。
招待する際に、
「結婚式にはペットが参加します」
ということをきちんと伝えておくようにしましょう。
挙式にのみペット演出を盛り込んで、ペットが苦手なゲストには披露宴から参加してもらうというのもアリ。
また、動物が苦手なゲストの近くに、ペットが寄らないような配慮も必要です。
さらに、披露宴会場にペットを連れていく場合は、食事の場にペットがいることを気にするゲストがいないかも注意。
気にする人が多そうな場合は、披露宴中はペットには外で過ごしていてもらうなど、ゲストの気持ちにも配慮して進められるとよいですね。
事前準備をする
できるだけ清潔でキレイな状態を保つために、トリミングやシャンプーなども行っておくとGOOD。
衛生面に配慮するだけでなく、かわいい写真を残すためにも、きちんと身だしなみを整えておくといいですね。
また、爪が伸びていると、会場の床や衣裳を傷つけてしまうかもしれません。
ペットの爪を切っておいたり、靴下を履かせたりしておくと安心ですよ。
ペットに無理をさせない
ペットに無理をさせないようにくれぐれも気を付けましょう。
特に新郎新婦が面倒を見られない時間帯、ペットがどう過ごすのかは配慮が必要。
ペットがなついている親族に世話を依頼するか、あるいはお願いできる人がいなければペットシッターを雇うのもいいですよ。
ペット参加型演出を行う場合は、ペットの性格や得意なことに合わせて選ぶとGOOD。
ニガテなことをやらせると、飼い主が思う以上にストレスを溜めてしまうかもしれません。
「うちのペットは人懐っこいから、リングドッグも大喜びでやってくれそう」
「室内でジッとしているとストレスが溜まるタイプだから、披露宴中はシッターさんに連れ出してもらおうかな」
というように、ペットの性格に合わせた工夫をしてあげるといいですね。
まとめ
ペットと一緒の結婚式を叶えるために式場に確認したいことをご紹介しました。
主な確認ポイントは、こちら。
・ペットOKの結婚式場かどうか
・ペットの種類・数などに決まりはあるか
・ペットがどこまで入れるか
・ペットが演出に参加できるか
・持ち込む必要のあるものは何か
・事前にペットと下見ができるか
・ゲストのペットも参加できるか
これらのポイントをチェックして、希望に合った式場を見つけましょう。
また、ペットを連れていく場合は、ゲストはもちろんのこと、ペットへの配慮も忘れないようにしてくださいね!
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