船の上の結婚式場！船上ウェディングのメリットと注意点は？

船上ウェディングってどんなもの？

船上ウェディングとは、船の上で挙げる結婚式のこと。

「クルーズウェディング」や「船上結婚式」とも呼ばれています。

挙式会場も、もちろん船の上。

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開放感あふれるデッキで、ゲストに祝福されながら結婚の誓いを立てる「人前式」が一般的です。

船によっては、船長が進行役として挙式に立ち会ってくれることも。

船上ウェディングらしい演出ですね。

挙式後は、船内のパーティー会場に移動し、披露宴がスタート。

流れゆく景色を楽しみながら、食事や歓談をして過ごします。

生演奏などの演出を取り入れるカップルもいるようですよ。

ちなみに、結婚式では料理を楽しみにしているゲストが多いもの。

「船上ウェディングでも、ちゃんとした料理は出るのかな？」

と心配に思う人もいるかもしれませんが、ご安心を。

例えば、有名シェフが腕を振るった本格中華やフレンチのコースを着席スタイルで楽しめたり・・・

人数が多くてもOKな「ビュッフェスタイル」に対応していたり。

船上でもおいしい料理がいただけるようですよ！

船内の専用キッチンで調理してくれるところもあるそうです！

船上ウェディングがどういうものか、イメージできましたか？

続いて船上ウェディングの代表的なメリットを3つご紹介します。

船上ウェディングの3つのメリット

1 特別感がある

まだまだめずらしい船の上での結婚式。

「人とは違った結婚式がしたい！」

「ゲストに特別な体験をしてほしい」

という理由で船上ウェディングを選ぶカップルも多いよう。

「初めて船に乗って感動した！」というゲストもいるようです。

海の上という非日常的な場所で行うため、ゲストの思い出にも残りやすいですよ。

結婚式に出席しながら優雅なクルーズを満喫できるのは、船上ウェディングならでは。

船の大きさやゲストの人数によっては貸切ができる場合もあります。
大切なゲストとゆっくり過ごせそうですね。

2 素敵な景色を満喫できる

船の進行にあわせて刻々と変わる景色は、船上ウェディングの大きな魅力。

「ずっと見ていても飽きなかった」というゲストもいるほどです。

夕方から夜にかけてクルーズを楽しむサンセットクルーズやナイトクルーズも人気。

・オレンジ色に染まる夕空から夜へと変わる景色を眺める
・デッキできらきら輝く星空を満喫する
・海上から離れた都会の夜景を眺める

など、夕方から夜ならではの美しい景色を船上から満喫できるよう。

また、船上ウェディングは、東京、横浜、神戸、広島、福岡など全国のさまざまな地域で行われています。

場所やコースによっては、観光スポットの近くを通ることも！

例えば東京ではお台場のレインボーブリッジ、広島では厳島神社が眺められるそう。

レインボーブリッジ

地上とはまた違った眺めに、観光気分も盛り上がりそうですね。

「地方に住む家族に東京の夜景を楽しんでもらいたくて、船上ウェディングを選んだ」

というカップルもいます。

海やきれいな景色をバックに写真を撮るのもオススメです。

さらに、国内だけでなく海外で船上ウェディングができるプランもありますよ。

旅行も兼ねてのんびり外国の海を楽しむのもアリかもしれませんね。

3 船上ならではの演出ができる

船によっては、船上ならではの演出を用意しているところも。

はじめにご紹介した、船長が挙式に立ち会ってくれる演出のほかにも次のようなものがあります。

・二人が結婚の誓いを立てた後、お祝いの汽笛を鳴らす
・二人の名前を記念として船内のプレートに残す
・二人の名前を入れた旗をマストに掲げる
・オープンデッキでバルーンリリースをする

バルーンリリースとは、風船を空に飛ばす演出のこと。

実際にバルーンリリースに参加した人からは

「みんなで放った風船が海風で一斉に舞い上がり、青い海と空に映えてとてもきれいでした。」

という声も。

海や空の美しさを活用できる演出は、船上ウェディングにピッタリですね！

興味のある人は、どんな演出ができるのか、船上ウェディングの主催会社や担当のウェディングプランナーに確認してみてください。

さて、ここまで船上ウェディングのメリットをご紹介してきました。

船上ウェディングならではの魅力が伝わったでしょうか？

最後に、船上ウェディングで気を配りたいポイントについてもチェックしておきましょう！

船上ウェディングで気を配りたいポイント

1 天候や季節によっては楽しめない？

「当日雨が降ったら式は中止になるの！？」

船上ウェディングは海の上で行うだけに、当日の天気が気になる人もいますよね。

天気が悪かったら結婚式はできないのでしょうか。

実は、多少の風雨であれば通常どおり出航し、結婚式も船内で挙げられるそう。

さらに、悪天候になってしまった場合でも、ルートを変更したり、港に停泊した状態で実施できたりすることが多いようですよ。

ただ、できれば台風が直撃しそうな時期の船上ウェディングは避けたほうが良いかもしれませんね。

また、

「1月に参加したが、オープンデッキでの挙式は風が強くて凍えそうだった・・・」

と、真冬の船上ウェディングに参加して寒い思いをした人もいるようです。

真夏や真冬に船上ウェディングをする場合、

・デッキでの演出時間を短くする
・挙式も披露宴も船内で行う

などの工夫をするといいかもしれませんね。

2 船酔いが心配な場合はどうする？

「船」と聞くと、船酔いを心配する人もいるかもしれません。

やはり天候によっては船が揺れて、酔ってしまう人もいるようです。

天候自体をどうにかすることはできませんが、波がおだやかな内海をめぐるコースや大型の船だと比較的揺れることが少ないそう。

対策としてそのようなプランを選ぶのも一つの方法ですね。

また、船には酔ってしまった乗客のために酔い止めの薬が用意されていることが多いので、万が一のときはスタッフに声をかけると良いですよ。

3 船内の控え室や設備が足りない？

ホテルや専門式場などの一般的な結婚式場と比べると、船はどうしてもスペースが限られています。

そのため、新郎新婦の控え室はあってもゲスト用の控え室がなかったり、狭かったりすることも多いよう。

着替えなどが必要な女性ゲストには、別の場所で着替えてきてもらえるよう事前に控え室がないことを知らせておくとベターです。

ちなみに、着物は潮風でいたんでしまう可能性があるので、船上ウェディングは洋装での参加がオススメですよ。

また、数階建ての船の場合、船内の移動は基本的に階段です。

高齢者や妊婦さんはちょっと大変かもしれませんね。

高齢ゲストや妊婦ゲストがいる場合は、スタッフに手伝いを頼んでおくといいですよ。

以上、3つのポイントに気を配って、ステキな船上ウェディングにしましょう！

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