歴史的建造物・文化財で結婚式!どんなところで挙げられるの?【先輩花嫁の実例付き】
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日本にはレトロでおしゃれな歴史的建造物がたくさんあります。
中には、結婚式場として活用されているところもあるんですよ!
今回は、全国に数ある歴史的建造物の中から結婚式場として利用できる建物を、先輩花嫁の実例付きでご紹介します。
「挙式のみOK」な歴史的建造物も紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
伝統的な歴史的建造物で、ロマンチックな結婚式を挙げましょう!
【実例紹介】先輩花嫁はどこで挙げた?
歴史的価値が高く、伝統的な建築やレトロな庭園などの景観が魅力的な「歴史的建造物」。
結婚式場として利用できるところも多いんですよ。
多くが国や自治体から文化財として指定され、管理・保全されています。
そのため、結婚式を挙げたあとも記念の場所として残り続けるのは嬉しいポイント。
そんな歴史的建造物での結婚式について、先輩花嫁の実例を交えて紹介していきますね!
【東京】ホテル雅叙園東京
「ホテル雅叙園東京」は、1928年に創業した、歴史あるホテル。
建物は壁画や芸術品などの色鮮やかな装飾に囲まれており、「昭和の竜宮城」とも呼ばれるほどとても贅沢で華やかな場所です。
@wmwm.wd
99段の長い階段と7つの部屋からなる「百段階段」が、東京都の有形文化財として登録されています。
ホテル雅叙園東京では、チャペルでの教会式や、出雲大社から分祀された神殿での神前式をとり行うことができるそう。
また、披露宴会場や控室、宿泊施設などの各種施設も完備しているので、安心して利用することができますね。
最寄駅から徒歩5分というアクセスの良さもうれしいところ。
歴史あるホテルなので、格式を気にするゲストにも喜んでもらえますよ。
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@ami0607to0418
母親が娘の幸せを願いながら、口紅を塗ってあげる「紅差しの儀」。
和婚にぴったりの儀式なので、伝統的な和を感じられる式場なら、ぜひ取り入れたい演出ですね。
家族円満を願って描かれたという、木彫板の鹿の親子の前で、紅差しの儀ができました。やるかどうか選ぶことができたので、私はぜひともやりたいです!とお願いしました。
私たちは涙もなく、むしろ笑っていて。母がいい表情をしていたんですよね。
母と娘、ふたりで過ごす時間というのはとてもいい思い出になりましたよ
とのことでした。
格式高い空間で、神聖な気持ちになりながら、親子水入らずの時間を過ごすことができそうですね。
そして、挙式会場の一つ、「大巳殿」で神前式を挙げたそう。
出雲大社に縁結びのお願いに行ってから、夫と出会って結婚したんです。なので、雅叙園の神殿が出雲大社と縁があると知り、これは・・・!と思いました
というきっかけで、ホテル雅叙園東京に決めた花嫁様。
神社の縁で選ぶのもステキですね!
@ami0607to0418
ちなみに、お色直しでは洋装にチェンジ。
荘厳な会場にウェディングドレスや白いタキシードを合わせるのも、華やかでステキですね。
ゲストの反応もとっても良かったそうですよ。
【東京】赤坂プリンスクラシックハウス
「赤坂プリンスクラシックハウス」は、東京都の有形文化財に指定されている建物。
「チューダー様式」というスタイルで作られた、歴史あるクラシカルな洋館です。
1930年に国の要人の邸宅として建てられ、1955年からは「赤坂プリンスホテル」の一部としてたくさんの客をもてなしてきました。
赤坂プリンスホテルの閉館後、当時の建物がそのままの姿で結婚式場として活用されています。
挙式は、建物内のチャペルかガーデンで行えるそう。
開放感のあるガーデンでは、赤坂プリンスクラシックハウスの美しい外観を楽しみながら、アットホームな式を挙げることができますよ。
また結婚施設以外にも、カフェやレストラン、バーが併設されています。
記念日にレストランで食事を・・・など、結婚式の後も思い出の場所として訪問できるのはうれしいポイントですね。
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こちらの花嫁様は、「結婚式を挙げた場所がずっとなくならないといいな・・・」という気持ちで、歴史ある建物での挙式を決めたそう。
伝統のある建物ならではの格式高さと、洋風チャペルのロマンチックな雰囲気の組み合わせは、和装にも洋装にも合います。
和装の花嫁×洋装の新郎という珍しい組み合わせも、こちらの式場にはバッチリ似合っていて、とてもステキですね!
こちらのカップルは、少人数婚。
「鏡の間」で披露宴を執り行ったそうですよ。
壁や装飾品のあしらいがかわいらしく、邸宅らしい落ち着いた雰囲気がステキですね。
@_m_o_r_l_e_y_
「鏡の間」の隣にあるサンルームを、友人たちのスペースにしたそうですよ。
ゲスト同士や新郎新婦との距離感が近く、アットホームなあたたかさがありながら、エレガントな雰囲気も楽しめますね。
ケーキカットや余興などの演出は盛り込まず、歓談メインの披露宴にしたのだとか。
大切な人たちと美味しいね~って言い合うだけで十分幸せなひと時でした
とのことですよ。
アンティークな雰囲気バッチリのお部屋なので、歓談メインでも特別感が出せますね。
@_m_o_r_l_e_y_
ステンドグラスが映える大階段でのショットも華やかですね!
【東京】清澄庭園
続いてご紹介するのは、東京都江東区にある「清澄庭園(きよすみていえん)」。
1885年に三菱財閥の創業者として知られる岩崎弥太郎が築いたと言われています。
園内には、東京都指定名勝に登録されている風光明媚な日本庭園のほか、1909年にできた「涼亭(りょうてい)」と、新しく建てられた「大正記念館」という二つの建物があります。
挙式は、池に浮かぶ「涼亭」で行うことが一般的。
涼亭は収容人数が40名のややこじんまりとした会場のため、家族や親族を中心とした少人数での挙式が多いようです。
また、140名が入る大正記念館では披露宴ができます。
料理のサービスもあるため、ゲストと一緒に食事も楽しめますよ。
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こちらは、池に浮かぶ「涼亭」でのお写真。
木造の涼亭に緑や池が映え、古風なシーンになりますね。
数寄屋造り(すきやづくり)の涼亭は「東京都選定歴史的建造物」に指定されていますよ。
キレイなお庭の景色を楽しみながら式を挙げられるのは、庭園内にある涼亭ならではのメリットと言えますね!
落ち着いた趣のある風景に、あざやかな色打掛がよく映えています。
@yukamaru115
庭の橋の上もおすすめのフォトスポット。
この日は雨が降っていたそうですが、それでも緑がみずみずしく、美しい光景です。
雨で傘をさしていても、趣があるのがうれしいポイントですね。
また、「清澄庭園はデートでも何回か行ったことがある、思い出の場所!」という先輩花嫁もいました。
思い出の場所で結婚式を挙げられれば、感動も増しますよね。
デートスポットとしてもオススメな庭園ならではの魅力です。
【神奈川】ラ・バンク・ド・ロア
1921年に「露亜銀行」として英国の建築家によって建てられ、約100年の歴史を持つ「ラ・バンク・ド・ロア」。
古典バロック様式を取り入れた、格式高い建物です。
銀行として使われていた時代から残る大階段やらせん階段などは、フォト映えのするスポットです。
歴史的な価値と美しい建築が認められ、2006年に横浜市指定有形文化財に選ばれました。
歴史を感じる空間で、上品な結婚式を挙げることができますよ。
披露宴会場は、最大120人を収容できるのだとか。
一棟貸切のウェディングなので、大切な人たちだけで特別な時間を過ごすことができそうですね。
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こちらのカップルは、結婚して5年目に式を挙げたそう。
銀行時代から残る、クラシカルな木造の祭壇や美しいステンドグラス、シックな赤絨毯・・・
重厚感のある空間で式を挙げることができるのが魅力ですね。
しっとりと落ち着いた雰囲気の結婚式を挙げたい人にもピッタリです。
ちなみに、「ラ・バンク・ド・ロア」のチャペルは、もともとは「旧露亜銀行」の大広間だったそうですよ。
そして、ラ・バンク・ド・ロアといえば、挙式会場への入場が大階段になっているのが特徴。
花嫁の振り向きショットは定番です。
@mkwedding0521
神秘的で美しいワンシーンが演出できますね!
また、こちらの式場では、挙式の最後に、オルゴールを流す演出を行えるんだとか。
オルゴールの円盤には、ふたりの名前を刻印してもらえるそうですよ!
@mkwedding0521
このオルゴールの円盤は、かつて金庫室として使われていた部屋で大切に保管しておいてもらえるので、いつでも聞きに行くことができるそう。
記念日に聞きに行くのもステキですね。
【愛知】河文
江戸時代には尾張徳川家の御用達として、明治より後は迎賓館として賓客を迎えた料亭「河文」。
数寄屋建築の母屋部分と、母屋北にある離れ「新用亭」は国の登録有形文化財です。
水面に四季折々の景色が写りこんでいるのを眺められる「水鏡の間」など、日本庭園の美しさを堪能することができますよ。
「河文」では、庭園にある石舞台で結婚式を挙げることができます。
また「新用亭」の一室で挙式を行ったり、近隣の神社で神前式を行ったりすることもできますよ。
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@weeeddingym
こちらの花嫁様は、式場見学でのれんをくぐったときから心つかまれたのだとか。
駅から数分という、町中にある河文ですが、のれんをくぐれば一気に別世界。
昔ながらの和の懐かしさとオシャレ感があり、特別な雰囲気に満ちています。
こちらは石舞台での「水合わせの儀」。
「水合わせの儀」とは、両家から汲んできた水を、一つの杯に注ぎ入れて飲む儀式のこと。
異なる家庭で育ったふたりが家族になり幸せな未来を築いていけるように、という願いが込められていますよ。
おふたりは、水の代わりにそれぞれの地元のお酒を使ったんだそう。
地元のゲストが「あのお酒ね!」と反応してくれたそうですよ。
そして、ケーキ入刀の代わりに「ちらし寿司入刀」をしたんだとか。
和婚にピッタリの演出ですね。
めちゃくちゃ美味しかった!たくさん食べたくて、お互い大きいスプーンで食べました!
と大満足の花嫁様。
河文は、もともとは料亭がメイン。
ゲストからも「披露宴の料理が本当に美味しかった」と大好評だったんだとか。
ふだんは小食なゲストも完食していたそうですよ!
【兵庫】神戸迎賓館 旧西尾邸
大正時代に建てられた「神戸迎賓館 旧西尾邸」は、数多くの賓客をもてなしてきました。
現在では、敷地内の多くの建物が兵庫県の指定重要有形文化財や国の登録有形文化財になっています。
本館の周りに美しい洋風庭園が広がる景観が魅力。
また本館の奥には神戸市指定名勝である日本庭園が広がり、庭園内には茶室「真珠亭」や離れ「松風閣」があります。
大正ロマンを感じさせる造りの本館は、情緒バツグン。
@mo_1213_wd
披露宴会場はいくつかあり、人数に合わせて選ぶことができるそうです。
ゲストの人数やお好みにあわせて、理想的な結婚式が行えそうですね。
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@mo_1213_wd
こちらのカップルは、本館のVIPルームで人前式を挙げたそう。
大正レトロの雰囲気がGOOD。
重厚さとあたたかみが感じられますね。
@mo_1213_wd
披露宴のお色直しは色打掛で。
大正ロマンの雰囲気溢れる会場と、色鮮やかな色打掛の組み合わせがとってもステキです。
高砂やテーブルの装花には、レトロな会場の雰囲気に合わせてくすみカラーをチョイス。
また夏婚にぴったりなアジサイを入れて、落ち着いた雰囲気にまとめています。
@mo_1213_wd
こちらは、お支度部屋での一枚。
ゲストの休憩にも使える、フリーのお部屋だったそうです。
「このお部屋もとってもすてき。昔はどういう使われ方をしてたんだろう」と想像が膨らんだそう。
実際に使われていた建物だからこそ、ちょっとしたところにも歴史の重みを感じられそうですね!
【京都】平安神宮会館
平安京時代の建物を再現して建てられた「平安神宮」。
「大極殿」などの境内の6つの建物や、参道にたたずむ印象的な「大鳥居」が国の登録文化財に選ばれています。
また境内の庭園は「神苑」と呼ばれ、国の名勝に指定されています。
京都らしい風雅な光景を楽しむことができる神社ですね。
@pre.1119ms
そんな平安神宮では、境内の「本殿」や「儀式殿」で神前式を挙げられます。
巫女に連れられて進む「参進の儀」から始まり、神様に結婚を報告する「祝詞奏上(のりとそうじょう)」など、神殿らしい伝統的な式が叶います。
厳かな気持ちで式を挙げられそうですね。
また披露宴の会場となる「平安神宮会館」では、先ほど紹介した「神苑」を眺めることができるのが魅力。
国の名勝の景色を楽しむことができますよ。
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@pre.1119ms
こちらは「参進の儀」の様子。
「参進の儀」とは、かんたんに言えば「出席者の入場シーン」。
神職・巫女・雅楽演奏者に導かれて、新郎新婦や親族が列になって進みますよ。
こちらの先輩花嫁は、母親に手を取られながら挙式会場である「儀式殿」まで歩いたのだそう。
ドキドキが高まっていきますね。
@pre.1119ms
「儀式殿」での挙式は、撮影NGだったそうですが、それも式場選びの決め手の1つになったとのこと。
それくらい神聖な儀式なんだなと身が引き締まって、式に集中できました。
「この光景をしっかり焼き付けよう」と思えてよかったなと思っています。
とのことで、特別なひとときを過ごせたようですよ。
控室やお外での撮影も見映えバツグン。
どこで撮影しても京都らしさに満ちており、世界観を崩すものがなくて大満足だったそう。
「日本らしい挙式にしたい」
「京都に憧れがある」
といった人にはたまらない結婚式になりそうですね!
【大阪】ザ・ガーデンオリエンタル大阪
「ザ・ガーデンオリエンタル大阪」は、「旧大阪市公館」をリニューアルした建物。
もとの「旧大阪市公館」は、迎賓館として昭和34年に建設されました。
国際会議や式典の舞台として、歴代首相や各国の賓客たちが利用してきた歴史があります。
@th_wd724
2014年から、レストランやウェディング会場として利用されるようになったそうですよ。
美しい近代建築と緑豊かな庭園は雰囲気バッチリ。
四季それぞれの景色を楽しむことができますよ。
@___h.n.k.0111
挙式会場である「ザ・ミュージックホール」は独立型のチャペルで、壁がガラス張り。
大理石の造りと庭園の緑の組み合わせが美しいですよ。
「ザ・ミュージックホールウェスト」は、水の上に建てられたチャペル。
水面の輝きと、チャペルの木目のぬくもりが優しい印象に。
写真映えもバッチリで、フォトウェディングにもよさそうですね。
また、ガーデンで挙式をすることも可能なんだとか。
披露宴会場はゲスト人数やお好みの雰囲気によって、6種類の会場から選ぶことができますよ。
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こちらのおふたりは「ザ・ミュージックホールウェスト」で挙式したそう。
木目に柔らかな日の光が差し込んで優しい雰囲気になっているので、心温まるワンシーンにぴったり。
私の誓いの言葉に、旦那さんへいろいろお願い事項があり、会場が笑いに包まれていました
とあたたかな式になったそうです。
披露宴会場は、「ザ・オリエンタルパークルーム」を選んだそう。
一面ガラス張りなので、美しい庭園の様子を眺めながら披露宴を楽しむことができますよ。
明るい光が差し込んで、爽やかな印象になっています。
夕方や夜の披露宴だと、また印象が変わりそうですね!
他にも、先輩花嫁の中には、
「大阪市内という好立地なのに、緑がたくさんあって自然豊か!」
「披露宴会場に大きな窓があって解放感がある」
というところもステキだったという意見がありましたよ。
「挙式のみ」ならこんなスポットでも
ここまで、挙式・披露宴ができる歴史的建造物についてご紹介してきました。
実はこのほかに、「挙式だけならOK!」という歴史的建造物もあるんです。
式を挙げたのち、近くのホテルやレストランなどに移動して披露宴を行う・・・というイメージですね!
そこで続いては、挙式のみ可能な歴史的建造物をいくつかご紹介します。
【北海道】札幌市時計台
札幌の観光名所として有名な時計台。
白い壁と赤い屋根の可愛らしい外観で、札幌のシンボルとして知られています。
1878年に札幌農学校の講堂として建てられ、およそ140年もの古い歴史を持つ時計台では、実は挙式が出来るんです。
どんな挙式ができるの?
挙式会場となるのは、時計台の2階部分にあるホール。
定員が150名という広いホールで、天井が高く、開放感があります。
会場では、ゲストの前で結婚を誓う「人前式」のほか、牧師や神父を別途手配すれば「教会式」も挙げられるよう。
結婚式ができる時間は、17時30分からの夜の時間帯に限られますが、ライトアップされた夜の時計台もまた格別ですね。
利用するためには?
申し込みは、利用したい日の6ヶ月前の月初から。
申し込みが重なった場合は抽選が行われます。
利用できるのは、基本的に札幌市民か札幌の近くに住んでいる人。
ただし、市外に住んでいる場合でも、札幌市内に住む人を代理に立てれば申込みができるようです。
興味のある人は、札幌市時計台の公式ホームページを確認してみてくださいね。
【神奈川】横浜市開港記念会館
横浜市開港記念会館は、神奈川県横浜市中区にある歴史的建造物。
1917年に開港50周年を記念して市民の寄付金によって建てられ、現在は国の重要文化財に指定されています。
赤レンガと白い花崗岩(かこうがん)でできた美しい外壁が目を引きます。
また、建物の一角には「ジャックの塔」の愛称で親しまれる時計塔が。
同じエリアにある神奈川県庁の「キングの塔」や、横浜税関の「クイーンの塔」とあわせて、横浜三塔として有名です。
どんな挙式ができるの?
館内も外観におとらず、キレイなステンドグラスが配置されてレトロな雰囲気。
挙式で使われているのは、開港記念会館のメインホールである講堂で、自然光が差し込む、広々とした空間です。
開港記念会館では、ゲストの前で結婚を誓う「人前式」を挙げることができます。
最大定員が481名という広い会場なので、
「たくさんのゲストに見守られながら挙式をしたい!」
というカップルにおすすめですよ。
利用するためには?
横浜市の市民は6ヶ月前から、市民以外は1ヶ月前から申込みができます。
ただ、挙式会場となる講堂は、結婚式以外のイベントでも利用されるため、土日や休日はほぼ埋まってしまうとのこと。
そのため、利用日の6ヶ月前には抽選が行われるそうです。
人気の高さがうかがえますね。
【愛知】名古屋市市政資料館
続いては名古屋市東区にある「名古屋市市政資料館」。
パリのオペラ座に代表される、豪華な装飾が特徴のネオ・バロック様式の建物です。
1922年に建てられた当時は地方裁判所でした。
その後、修復を経て平成元年に市政資料館として生まれ変わり、現在に至ります。
こちらも国の重要文化財に指定されていますよ。
どんな挙式ができるの?
重厚な赤レンガが印象的な市政資料館。
挙式場所となる館内も重厚感があり、とっても豪華!
数々のドラマ番組の撮影場所として使われるほど、絵になる空間です。
そして、なんといってもここで結婚式を挙げる魅力は、階段状のバージンロード。
挙式を行うのは、1階から2階への中央階段を上ったところにある大きなステンドグラスの前。
そのため、新郎新婦は赤い絨毯が敷かれた階段のバージンロードを下から1歩ずつ上っていきます。
@19s_wd
ゲストは2階に設けられた席から、赤いバージンロードに映える、花嫁の美しいドレス姿を眺められます。
ステンドグラスから光が差し込む中、ロマンチックな結婚式が挙げられますね。
利用するためには?
名古屋市市政資料館での挙式ができるのは土日祝日のみで、1日1組限定。
また結婚式以外にも利用できる会場なので、希望日の予約が埋まってしまうことも考えられます。
半年前から申し込みができるそうなので、早めの予約がおすすめです。
【長崎】大浦天主堂
「歴史のある教会で本格的な挙式がしたい!」
そんな人は、日本で最も古いカトリック教会である「大浦天主堂(おおうらてんしゅどう)」での挙式はいかがでしょうか。
1865年に建てられた大浦天主堂は、重要文化財の中でも特に価値が高い「国宝」に指定されています。
長崎県長崎市にあり、長崎の代表的な観光スポットにもなっています。
どんな挙式ができるの?
大浦天主堂はカトリック教会のため、挙式はもちろん教会式。
立派なステンドグラスを前に、神父の進行で行われます。
パイプオルガンの音色に包まれながら、厳かに進められる挙式。
神父からの祝福の言葉や話に感動する人も多いようです。
また、教会は一般公開されているため、観光客に祝福してもらえることもあるとか。
有名な教会ならではですね。
利用するためには?
由緒正しい本格的な教会であるだけに、信者でなくても挙式ができるのか気になりますが・・・
信者でない場合でも、教会に通って「結婚講座」を受ければ挙式ができるようです。
興味のある人は、教会に問い合わせてみてくださいね。
【沖縄】識名園
沖縄にも挙式ができる歴史的建造物があります。
それは、沖縄県那覇市に位置する「識名園(しきなえん)」。
識名園は、昔沖縄が琉球王国だった1799年に琉球王家の別邸として作られ、現在ではユネスコの世界遺産に登録されています。
園内に池や岩を配し、歩きながら景色を楽しめる「回遊式庭園」とよばれる造園形式が特徴です。
どんな挙式ができるの?
挙式は園内の御殿(ウドゥン)という木造の平屋の建物で行われます。
沖縄に古くから伝わる琉球スタイルの挙式が行われることが多いようです。
・黒朝(クルチョウ)という一枚の着物をふたりの肩にかける儀式
・ふたりの額に水をつける儀式
など、琉球の伝統的な結婚式の流れで進められます。
新郎新婦の衣裳も、エキゾチックな「琉装」とよばれる民族衣装を着ることもあるようですね。
利用するためには?
識名園での結婚式は、基本的に結婚式の企画や運営をサポートしてくれるプロデュース会社を通じて挙げることが多いよう。
気になる人はネットなどで現地のプロデュース会社を調べてみてくださいね。
まとめ
結婚式が挙げられる歴史的建造物と先輩花嫁の実例をご紹介しました。
場所によって、建物の特徴や雰囲気もさまざまでしたね。
今回ご紹介した場所以外でも、あなたの街の近くに結婚式ができる歴史的建造物があるかもしれません。
気になる人はぜひ探してみてください。
また、紹介した建築物についても、最新情報や詳しい説明については、直接会場に問い合わせてみてくださいね。
伝統的な歴史的建造物で結婚式を挙げて、思い出に残る一日にしましょう。
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