友人への結婚祝いは何がオススメ?相場やマナーについても分かりやすく解説!
大切な友人へ贈る「結婚祝い」。
祝福の気持ちが伝わるよう、素敵な結婚祝いを贈りたいですよね。
そこで今回は、友人へ贈るおすすめの結婚祝いをたくさんご紹介!
金額の相場やマナーについても詳しく解説します。
友人へ贈る結婚祝い選びのポイント
喜んでもらえる結婚祝いを選ぶためのアイデアを3つご紹介します。
ふたりの希望を聞いてもOK
友人相手なら、「結婚祝いを贈りたいんだけど、欲しいものある?」と聞いてしまうのもアリ!
とくに家電など被ってしまうと困るものを贈るときは、事前に聞いておけると安心ですよね。
「予算はこれくらいで、何か足りていないものある?」
「キッチン家電と、おいしいお肉だったら、どっちがいい?」
など、相手が答えやすい質問をするのもポイントです。
「ふたりとも食べるのが好きだから、グルメとか嬉しいかも」と、ぼんやりとでも聞けたら、こちらも選びやすいですよね。
欲しがっていたものでサプライズ!
「あのお酒、高いけど一度飲んでみたいんだよね~」
「あそこのブランド食器、憧れるなぁ」
など、日常生活の中で友人が口にしていた「欲しいもの」はありませんか?
もしあれば、それを結婚祝いに贈ってもGOOD!
「覚えていてくれたんだ!」と、感動してもらえるかもしれませんよ。
最高のサプライズになりそうですね。
ふたりで使えるものも◎
友人だけでなく、ふたりで使えるものを選ぶのもオススメです。
ペアのアイテムはもちろん、ふたりで楽しめるお酒やグルメ、ふたりの共通の趣味のアイテムなど、男女問わず楽しめるもの・使えるものを選ぶといいですよ。
喜んでもらえる結婚祝い選びのコツをおさえたところで、次は気になる金額相場について見ていきましょう!
友人に贈る結婚祝いの金額相場は?
結婚式に出席する場合は、ご祝儀がお祝いにあたるので、別に結婚祝いのプレゼントを用意する必要はないとされています。
しかし最近では、結婚式に出席する場合でも、ご祝儀とは別にプレゼントを贈りたい!と思う人が増えているよう。
友人の結婚式に出席する場合、ご祝儀の相場は3万円。
これにプラスして結婚祝いを贈る時は、2,000円~10,000円くらいのものを選ぶ人が多いようです。
あまりに高額なものを贈ると、かえって新郎新婦が気を遣ってしまうこともあるので、受け取りやすい金額のものがベター。
高額な品物を贈りたい時は、複数の友人でお金を出し合い、ひとつのプレゼントを贈ってもいいかもしれませんね。
結婚式に出席しない場合
結婚式に出席しない場合は、5,000円~20,000円程度が相場のよう。
結婚式をしない場合も同じです。
このケースは、ご祝儀を贈るかどうかは状況によってさまざま。
例えば、出席予定だった結婚式を直前で欠席に変更する場合は、出席する時と同じご祝儀を渡すのが基本マナーとされています。
ご祝儀も渡す人は、総額が高くなりすぎないよう気をつけるとよさそうです。
結婚式を欠席する場合のご祝儀について詳しく知りたい人は、こちらの記事を読んでみてくださいね。
招待された結婚式を欠席…ご祝儀の金額や渡し方はどうする?【パターン別に解説】
あとは、友人との付き合いの深さによって金額を決めるとGOOD!
結婚祝いの相場を相手別に詳しく知りたい人は、こちらの記事をどうぞ。
【結婚祝いの金額相場】親族や友人、職場の人…相手別に解説!式なしの場合もまるわかり
だいたいの金額相場が分かったところで次は、友人への結婚祝いにおすすめのアイテムを見ていきましょう!
友人におすすめの結婚祝い
大切な友人だからこそ、本当に喜んでもらえるお祝いを選びたいもの!
おすすめの結婚祝いは、こちらです。
ペア食器
ふたりの結婚を祝福する気持ちを込めて、ペアで使える食器を贈るのはいかがでしょうか。
夫婦茶碗やペアグラスなど・・・夫婦になるふたりにピッタリのアイテムがたくさんあります。
ただ一昔前は、「割れ物は縁起が悪いから結婚祝いに向いていない」とされていました。
でも友人なら、相手がマナーを気にしそうか分かることもありますよね。
心配な場合は、前もって聞くことだってできそう。
そんな点でも、友人にオススメのアイテムと言えそうです。
キッチン用品
相手が料理好きな場合は、キッチン用品も喜ばれます。
お鍋やフライパンなど、いくつあっても使い分けできるアイテムは贈りやすいですね。
他には、ミルミキサーやスパイスボトル、電気ケトルなど・・・おしゃれなアイテムも人気のよう。
友人の好みを考えて、選んでみてくださいね。
家電
掃除機、加湿器、スチームアイロンなど、便利な家電も結婚祝いにピッタリ!
特に連名で贈る場合は、高額なものにも手が届くので、家電はおすすめです。
持っているものと被らないよう、前もって「これを贈ろうと思うけどどう?」と聞きやすいのも親しい間柄ならではですね。
食べ物・飲み物
ちょっと高級なグルメやお酒は、ふたりの時間を豊かにしてくれそう!
「毎日晩酌している」「お肉が好き」など、好みを知っている友人相手なら、喜ばれる品を選びやすいもの。
夫婦二人で楽しめる量を贈るといいですね。
体験ギフト
体験ギフトとは、物ではなく何かの体験を贈るギフトのこと。
例えば「パラグライダー」や「指輪の手作り教室」、「お料理教室」など、アウトドアからインドアまで体験内容はさまざま。
ふたりで楽しめるような体験をプレゼントするなんて、粋ですよね!
きっと喜んでもらえるのではないでしょうか。
バス・ランドリーグッズ
長年疎遠になっている友人など、相手の好みが分かりにくい場合にオススメなのが、消耗品と言われるタオルや洗剤。
使えばなくなるので、邪魔になりにくいのが喜ばれるポイントです。
贈り物なので、ちょっと高級感のあるものを選ぶといいですよ!
カタログギフト
もらった人が好きなものを選べる「カタログギフト」も、好みが分からない時に便利なアイテム。
さまざまなジャンルから選べる総合カタログを選んでもいいですし、好みが分かっている人は、お肉やお酒などジャンルを限定したカタログを選ぶのもGOOD!
細かく価格設定されていることが多いので、予算に合わせて選びやすいのも嬉しいですね。
フラワーギフト
お花は、さまざまなお祝いの場面で贈られるアイテム。結婚祝いとしても、根強い人気があります。
さまざまな商品が販売されていますが、プリザーブドフラワーのアレンジなど、保存できるタイプが定番になってきているよう。
花の種類や色味など、バリエーションも豊富なので、友人のイメージにピッタリのものを選んでくださいね。
インテリア雑貨
相手の好みをよく知っている場合は、写真立てや時計など、インテリア雑貨を贈るのもアリ。
好みにピッタリ合うインテリア雑貨を贈れば、「さすが自分のことを分かってくれている!」と感動してもらえそうですね。
ただし、これは相手の好みが分からないと難しいもの。
特に親しい友人向けと考えておくと安心です。
ギフトカード・現金
新生活は何かとお金もかかるので、自由に使えるギフトカードや現金をありがたいと感じる人もいます。
その一方、贈る側としては、「ちょっと味気ないかな・・・」と心配になる場合も。
でも親しい友人相手なら、あなたの考えを分かってくれるはず。
相手が喜びそうなら、ギフトカードなどを贈ってもいいかもしれませんね。
最後に、結婚祝いのマナーについて解説します。
結婚祝いのマナー
最近はマナーを気にする人が少なくなってきているようですが、気にする人もいるので確認しておくと安心ですよ。
早速、詳しく見ていきましょう!
結婚祝いには避けた方がいいものもある
おめでたい結婚祝いには、ふさわしくないとされている品物がいくつかあります。
例えば、
・「縁が切れる」ことを連想させる「刃物」
・弔事で使われるイメージが強い「日本茶」
・「苦」「死」を連想させる「櫛(くし)」
など。
こういったものは、縁起が悪い・・・と気にする人がいるようです。
また、先ほども少しお話ししましたが、食器などの割れ物や、食べ物などの消え物も、かつては縁起が悪いと言われていました。
でも現代では、定番の結婚祝いになりつつありますよね。
マナーは時代によっても変わるもの。
縁起よりも、本当に相手のことを思って選んだものの方が、喜んでくれる場合もあるはず。
親しい友人の場合、「料理好きだからいい包丁を贈りたい」など、贈りたい理由が明確な場合は、本人に「〇〇を贈りたいと思っているけど、いいかな?」と聞いてみてもいいかもしれませんね。
結婚祝いを贈るタイミングは?
結婚式に招待された場合は、出席でも欠席でも、挙式の2ヶ月~1ヶ月前くらい、遅くとも1週間前までには贈るのが基本マナーとされています。
一方、結婚式に招待されていない場合は、結婚式が終わってから1ヶ月以内に贈ります。
結婚式前に贈ると、結婚式に招待できなかったことを新郎新婦が後ろめたく思ってしまうかもしれないからです。
また、結婚式なしの場合は、結婚を報告された後1ヶ月以内に贈るのが一般的。
遅すぎたり、早すぎたりしないようタイミングに気を付けたいですね。
結婚祝いを贈るタイミングや避けた方がいいものについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
【結婚祝い】喜ばれるプレゼントって?選び方や相手別の金額相場、マナーも解説!
のしをつけて贈ると丁寧な印象に
結婚祝いは「のし」をつけて贈るのが基本。
結婚祝いにふさわしい「のし」は、こちら。
・「結び切り」か「あわじ結び」の水引
・水引の色は「金銀」または「紅白」
・水引の本数は「10本」
表書きには、「寿」か「御結婚御祝」と書くのが一般的です。
水引の下には贈り主の名前を書きましょう。
結婚祝いの「のし」について詳しく知りたい人は、こちらの記事をどうぞ。
結婚祝いの「のし」にマナーってあるの?選び方や書き方を徹底解説!
負担にならない渡し方で
結婚祝いは、必ずしも手渡ししないといけないわけではありません。
新郎新婦も結婚準備で忙しいかもしれませんよね。
都合が合わない時は、郵送でも問題ないとされています。
ただし、現金を贈る場合は、なるべく手渡しできるとベスト。
郵送で現金を贈ると、少し味気ない・・・と感じる人もいるからです。
もちろん遠方など無理な場合は郵送でも大丈夫ですよ。
現金を郵送する手順については、こちらの記事で詳しく解説しています。
招待された結婚式を欠席…ご祝儀の金額や渡し方はどうする?【パターン別に解説】
メッセージをつけて贈ると◎
直接会って渡せる場合は不要かもしれませんが、郵送の場合は特に、メッセージカードをつけるのがオススメ。
プレゼントだけが届いてももちろん嬉しいですが、メッセージがあるとより祝福の気持ちが伝わりますよね。
祝福の気持ちが伝わるメッセージを添えましょう!
結婚祝いのメッセージ文例は、こちらの記事で相手別にたくさんご紹介しています。
参考にしてみてくださいね。
【結婚祝いメッセージ】心に響く文例62選!友達・親戚・職場の人…相手別にご紹介
まとめ
友人への結婚祝いについて、詳しくご紹介しました。
友人の場合は、ふたりの希望を聞いて、本当に欲しいものを贈るのもアリ。
反対に、よく知っている間柄だからこそ、前から欲しがっていたものをサプライズで贈るというアイデアもありました。
友人へ贈る結婚祝いの相場は、
・結婚式に出席する:2,000円~10,000円
・結婚式に出席しない:5,000円~20,000円
程度です。
結婚祝いに関するマナーもご紹介しましたので、参考にしてみてくださいね。
ただし相手が親しい友人の場合、ときにはマナーより、相手の好みに合わせてプレゼントを選ぶ方が喜ばれることもあるよう。
大切な友人だからこそ、本当に喜んでもらえる結婚祝いを考えてみてくださいね。
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