入籍と結婚式が離れている時は、いつお祝いを贈ればいいの?結婚祝いのマナーを解説!
結婚祝いを贈りたいけど、入籍と結婚式がけっこう離れている・・・
そんなとき、結婚祝いを贈るタイミングはいつがいいの!?
今回は、入籍と結婚式が離れている場合の、結婚祝いを贈るタイミングについて詳しく解説。
結婚祝いのマナーや相場、喜ばれるプレゼントもあわせてご紹介します。
結婚祝いを贈るタイミングは?
基本となる考え方
入籍と結婚式が離れているケースを見ていく前に、基本となる考え方をご紹介します。
基本のマナーでは、結婚祝いを渡すタイミングは「結婚式の招待状を受け取ってから、結婚式の2~1ヶ月前まで、遅くとも、結婚式の1週間前まで」とされています。
結婚式当日に持参するのが一般的になっているご祝儀も、かつては結婚式より前に渡すのがマナーだったよう。
しかし現代では、ご祝儀は結婚式当日に持参する人も多いもの。
そのため、上でご紹介したタイミングは、結婚祝いのプレゼントを渡すタイミングとして考えられているようです。
ただし、贈る相手が兄弟姉妹など親族の場合は、今でもご祝儀も事前に渡すのが一般的。
兄弟姉妹に贈る結婚祝いについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
兄弟・姉妹へのご祝儀や結婚祝いはどうする?相場や渡す際のマナーも解説!
結婚式に招待されていない場合
この場合は、結婚式が終わってから1ヶ月以内に贈るのがベスト。
結婚式より前に贈ると、結婚式に招待できなかったことを新郎新婦が後ろめたく思ってしまうかもしれないからです。
結婚式をしない場合
結婚式をしない場合は、本人から結婚の報告を受けて1ヶ月以内に贈ります。
人づてに聞いた場合などは、不確かな情報なので、本人からの報告を待ちましょう!
入籍と結婚式が離れている場合は?
結婚の報告を受けたけど、結婚式まで期間があく・・・そんな場合、いつお祝いを贈ればいいのか迷うところ。
しかしこの場合も、基本の考え方と同じで「結婚式の招待状を受け取ってから、結婚式の2ヶ月~1ヶ月前」に贈れば問題ないと言われています。
結婚式の招待状が届く前にお祝いを贈ると、招待の催促をしているように捉えられることも。
そのため、基本的には「招待状を受け取ってから」と考えておくとよさそうです。
ただし、
・結婚式がいつになるか分からない
・結婚式をするか決まっていない
というような状況であれば、結婚式なしの場合と同じように「結婚の報告を受けてから1ヶ月以内」に渡す人もいるようです。
次は、タイミング以外に迷いがちな金額相場についてお話しします。
結婚祝いの相場は?
入籍と結婚式が離れている場合は、「結婚式に出席する場合」の相場で考えるのが一般的。
結婚式に出席する場合は、ご祝儀がお祝いになるので、基本的には結婚祝いのプレゼントを用意する必要はありません。
でもこの場合も、お祝いの気持ちとして、ご祝儀とは別にプレゼントを用意したい!と思う人が増えているよう。
結婚式に出席してご祝儀も渡す場合のプレゼントの相場は、
〇友人・会社関係者→2,000円~10,000円
〇兄弟姉妹・親戚→5,000円~30,000円
とされています。
結婚祝いの相場については、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
【結婚祝いの相場】兄弟や友人など相手別にご紹介!結婚式がない時の相場も解説します
ご祝儀の相場については、こちら。
【結婚式ご祝儀の相場】いくら包む?マナーは?会社・友人・親族など立場別に解説!
結婚式をするか分からない場合は?
結婚式をするか決まっていない場合は、「結婚式をしない場合」の相場で考える人が多いよう。
結婚式がない場合は、ご祝儀を渡さないこともあるため、結婚祝いのプレゼントの相場はやや高くなります。
具体的には、こんな感じ。
〇友人・会社関係者→5,000円~20,000円
〇兄弟姉妹・親戚→5,000円~30,000円
親族の場合は、結婚式の有無に関わらず、同額のご祝儀を包む人が多いためか、結婚式に出席する場合と同じ相場になっています。
結婚祝いを渡した後に結婚式に招待された場合は?
結婚式をするか分からない友人に、結婚祝いを贈った後、結婚式をすることが決まった場合は、どうすればいいのでしょうか。
この場合は、事前に渡した結婚祝いとご祝儀の合計で考えても問題ないとの声があります。
例えば、結婚祝いとして1万円贈った後に、結婚式の招待状が届いた場合は、ご祝儀を2万円にして、合計で3万円にするという考え方です。
ただし、先に贈った結婚祝いに対して内祝いをもらっている場合は、結婚祝いとご祝儀を分けて考え、ご祝儀は相場通りの3万円を包む人が多いようです。
また、親族の場合は、結婚祝いとして高額を包んでいることもありますよね。その場合も、もう一度ご祝儀を渡すのか迷うところ。
先ほどもお話ししましたが、親族の場合は、結婚式の有無に関わらず、同じ金額を渡すのが一般的。
そのため、もう一度渡す必要はないとの声が多いようですが、念のため家族に相談しておくと安心です。
結婚祝いを贈るタイミングと金額相場をおさえたところで、次は結婚祝いにおすすめのアイテムもご紹介します。
結婚祝いにおすすめのアイテム
結婚祝いを品物で贈る場合は、新生活に役立つものや、夫婦ふたりで使えるものがおすすめです。
例えばこんなものはいかがでしょうか。
ペアアイテム
夫婦茶碗や夫婦箸、ペアグラスにペアタンブラーなど、結婚祝いにピッタリのペアアイテムはたくさんあります。
スリッパなどを、ペアで贈るのもいいですね。
名入れして贈るというアイデアもありますよ!
キッチンアイテム
新婚生活にあると便利なキッチンアイテムを贈るのもGOOD!
使い分けができるフライパンなどを贈ってもいいですし、自分ではなかなか買わないオシャレなスパイスボトルなんかも喜ばれそう。
相手の好みを考えて選んでみてくださいね。
バス・ランドリーグッズ
高級タオルやおしゃれな洗剤セットなど、バス・ランドリーグッズも、結婚祝いによく選ばれています。
消耗品なので邪魔になりにくいのも喜ばれるポイント!
お祝いの品なので、高級感のあるものを選ぶといいですよ。
食べ物・飲み物
高級グルメやお酒も、「もらって嬉しい!」の声が多いアイテム。
美味しいものを食べたり飲んだりする、幸せな時間をプレゼントできそうですね。
コーヒーや紅茶など、賞味期限の長いアイテムも人気のようですよ。
家電
掃除機や加湿器、コーヒーメーカーやホームベーカリーなど、新居で役立つ家電を贈るのも素敵。
家電を贈るなら、すでに持っているものと被らないように気をつけたいところ。
前もってふたりに、「これはどう?」と聞いておくと安心です。
カタログギフト
相手の好みが分からないときにも便利なのが、カタログギフト。
お肉やお酒など、ジャンルを限定したカタログもあれば、さまざまなジャンルを取り扱っているカタログもあって、バリエーション豊かです。
さらに、価格も細かく設定されているので、予算に合わせて選びやすいのも嬉しいポイントですね。
以上、結婚祝いにオススメのアイテムをご紹介しました。
では最後に、結婚祝いを贈る際におさえておきたいマナーについても見ていきましょう!
結婚祝いの基本マナー
贈るタイミングと金額相場についてのマナーは先ほどご紹介しましたね。
ここでは、それ以外のマナーについて解説します。
避けた方がいい品物もある
結婚祝いには、ふさわしくないとされている品物がいくつかあります。
例えば、こちら。
・「縁が切れる」ことを連想させる「刃物」
・弔事でよく使われるイメージの「日本茶」
お祝い事である結婚祝いには、縁起の悪いものは避けておいた方が無難なんですね。
また一昔前では、食器やグラスなどの「壊れ物」、食べ物や日用品といった「消え物」も、結婚祝いには不向きとの声が多かったよう。
でも今では定番の結婚祝いになりつつありますよね。
マナーは時代によって変わるとも言えそうです。
縁起を重んじる相手には気を付けたほうがよさそうですが、親しい友人の場合は、そこまで気にしなくてもいいかもしれませんね。
避けた方がいいアイテムについては、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。
【結婚祝い】もらって嬉しい!の声が多いのはどんなもの?相場やマナーもご紹介
のしや水引を正しく選ぶ
基本的に、結婚祝いには「のし」をつけて贈ります。
結婚祝いにふさわしい「のし」は、こちら。
「結び切り」か「あわじ結び」の水引
水引の色は「金銀」または「紅白」
水引の本数は「10本」
表書きは、「寿」か「御結婚御祝」が一般的です。
結婚祝いの「のし」については、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
結婚祝いの「のし」にマナーってあるの?選び方や書き方を徹底解説!
無理のない渡し方で
結婚祝いは直接会って手渡しできるとベスト。
もし縁起を気にするのであれば、「大安」や「先勝の午前中」、「友引」など、お日柄のいい日を選ぶといいですね。
ただ、遠方の場合や忙しくてなかなか新郎新婦に会えない場合は、郵送でもOKです。
結婚式当日に持参するのは、新郎新婦の荷物を増やしてしまうため、避けておいた方が無難ですよ。
メッセージをつけて贈ると丁寧
結婚祝いを郵送で贈る場合は特に、お祝いのメッセージを添えるとGOOD!
手紙やメッセージカードがあると、より祝福の気持ちが伝わるのではないでしょうか。
メッセージの文例は、こちらの記事で相手別にたくさんご紹介しています。
【結婚祝いメッセージ】心に響く文例62選!友達・親戚・職場の人…相手別にご紹介
まとめ
入籍と結婚式が離れている場合の、結婚祝いについて詳しくご紹介しました。
入籍と結婚式が離れている場合でも、基本的には「結婚式の招待状を受け取ってから、結婚式の2ヶ月~1ヶ月前」に贈ります。
結婚式があるか分からない場合や、結婚式の時期が未定の場合は、「結婚の報告を受けてから1ヶ月以内」に贈る人もいるようです。
結婚祝いの金額相場やおすすめのアイテム、基本マナーについてもお話ししました。
マナーを意識しつつ、本当に喜んでもらえるものを贈りたいですね。
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