結婚式当日の写真撮影、準備や流れは?
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「結婚式当日の写真撮影をプロのカメラマンに依頼する場合、どんな風に準備を進めれば良いの?」
そんなギモンにお答えして、撮影の依頼先を決めるところから写真の納品まで、一連の流れをご紹介します。
準備の中でカメラマンや式場に確認しておきたいこともピックアップ。
ぜひ参考にしてくださいね。
依頼先を決める
まずは写真撮影をどこに頼むか、依頼先を決めましょう。
プロのカメラマンにお願いする場合、依頼先は次のどちらかに分かれます。
・結婚式場の専属/提携カメラマン
・式場外部のカメラマン(外注)
先輩カップルの「結婚式当日のスナップ撮影の依頼先」は
となっており、式場専属/提携カメラマンを選んだ人が多数。
※結婚スタイルマガジントレンド調査2018より(複数回答)。以下、データ出典元は同じ
専属/提携カメラマンは式場との打ち合わせ時に紹介されたり、結婚式場紹介所や式場開催のブライダルフェア経由で契約する人が多いようです。
一方、式場外部のカメラマンについては自分でネットやSNS、結婚情報誌などを見て探すことになるので、少し準備に手間がかかります。
また、式場によっては外部カメラマン持ち込み禁止の場合もあるので、外注を考えるなら必ず事前に持ち込みについて確認しましょう。
撮影の申し込み
さて、依頼先が決まったら申し込みをします。
式場カメラマンに頼む場合、手続きは基本的に式場側でしてくれるはずです。
外部カメラマンに頼む場合は、業者のホームページの問い合わせフォームや、メール、電話などで問い合わせをしましょう。
問い合わせでは
・結婚式の日時、場所
・撮影料金
などの確認をするのが一般的。
挙式日によっては既に予約が埋まっていることもあります。
人気のカメラマンや日取りだと1年前に予約済みなんてケースもあるので、問い合わせは早めに。
他にも、申し込み前にアルバムの実物を見たいといった希望があれば、伝えてみると良さそうです。
料金の見積書などを確認して、「ここにお願いしよう!」と決めたら正式に申し込み。
入金の時期は結婚式の前、当日、後、と業者によって違うので、気になる人は前もって調べておきましょう。
カメラマンと打ち合わせ
式場外部のカメラマンに依頼する場合、式当日までに事前の打ち合わせを行うことが多いようです。
直接カメラマンと会って話すこともあれば、電話だけの場合も。
回数は1回か2回で、結婚式の1ヶ月~3週間前に詳細な打ち合わせ、1週間前に最終確認の電話、といったイメージです。
打ち合わせで一般的に話す内容は、
・結婚式の進行について
・どんな場面を撮影してほしいか
・式場での撮影制限について
・納品について
など。
結婚式の進行については「進行表」(タイムスケジュール)の提出が必要な業者が多いようです。
カメラマンは進行表を見て、式当日、何時何分にどんなプログラムがあるのかを把握し、どう動けばいいのかを考えます。
進行表がないと打ち合わせができない業者もあるので、外注するなら早めに式場と話を進めて進行内容を確定させておきたいところ。
また、撮影してほしい場面についてはこちらの記事を参考に、リストを作っておくと良いですよ。
結婚式スナップ写真で後悔しないための撮っておきたいショットは?
「こんな風に撮ってほしい」という見本になるような、ネット上の画像や雑誌の切り抜きなどもあるとベターです。
式場カメラマンに依頼する場合、写真については式の打ち合わせの中で話をするだけで、カメラマンと直接のやりとりはないことも。
打ち合わせができない場合は、プランナーに頼んで撮影してほしい場面のリストをカメラマンに渡しておいてもらうと良さそうです。
式当日の流れ
いよいよ結婚式当日!
あくまで一例ですが、当日の撮影の流れをご紹介します。
カメラマン会場入り、撮影準備、ブライズルームや挙式リハーサルの撮影
最近は挙式の前にブライズルーム(新郎新婦の支度室)で、ヘアメイクの様子を撮影してもらうのが人気です。
この場合、カメラマンは早めに挙式開始の2時間前くらいに会場入り。
ただ、式場によっては「外部カメラマンのブライズルーム立ち入り禁止」と制限が設けられていることもあります。
外注でブライズルームの撮影をお願いしたい人は、撮影制限について前もって式場に確認しておきましょう。
ブライズルームの撮影ナシの場合は、挙式開始の1時間前くらいに会場入りすることが多いようです。
挙式本番&挙式後の撮影
挙式でも「外部カメラマンはチャペルの祭壇での撮影禁止」などの制限が設けられていることがあるので、事前に確認を。
式の後には主に親族ゲスト一同が並んで「集合写真」を撮ることが多いようです。
披露宴の撮影、お開き
演出プログラム盛りだくさんの披露宴は、シャッターチャンスもいっぱい。
ふたりがお色直し(衣裳チェンジ)で席を外している間は、大切なゲストの笑顔を写真に収めてもらうといいですよ。
アルバムやデータの納品
結婚式の後はお楽しみ、写真の納品です。
納品はアルバムかデータ入りのDVDで行われることが主流。
納期は式後1~2ヶ月くらいが一般的ですが、データだけなら2週間ほどで納品してくれる業者もあります。
式の後、結婚報告はがきに写真を載せたいなどの理由で早めに写真が欲しい人は、データだけ先にもらえないか確認してみましょう。
※「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍3年以内の男女
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人
まとめ
結婚式写真の準備は依頼先を決めるところからスタート。
プロに頼むなら
・結婚式場の専属/提携カメラマン
・式場外部のカメラマン(外注)
という2つの選択肢があります。
それぞれのメリットについてはこちらをどうぞ。
結婚式写真の依頼先、外注と式場カメラマンそれぞれのメリットは?
外注の場合は業者へ問い合わせをして、
・結婚式の日時、場所
・撮影料金
など確認の上で、撮影を申し込みます。
結婚式までにカメラマンとの事前打ち合わせを行う場合は、
・結婚式の進行
・撮影してほしい場面
・式場での撮影制限
・納品の形式
といった内容を話し合うことが一般的。
打ち合わせの前に式当日の進行表や、撮影してほしい場面のリストを準備しておくと良いですよ。
後は当日の撮影、それが終わったらアルバムやデータ入りDVDでの納品となります。
スムーズに結婚式写真の準備を進められるよう、ご紹介した情報を参考にしてみてくださいね。
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