結婚式スナップ写真で後悔しないための撮っておきたいショットは?
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結婚式の当日に撮影してもらうスナップ写真。
新郎新婦の中には、式が終わってから
「あそこを撮ってもらえば良かった!」
と後悔する人もいるようです。
たくさんのシャッターチャンスがある結婚式ですが、本番は一度きり。
後悔しないように、スナップ写真で撮っておきたいショットをまとめました。
式当日の時系列に沿って、ご紹介していきます。
ブライズルーム編
挙式前に新郎新婦が着替えやヘアメイクを行う「ブライズルーム」から、撮影はスタート!
ブライズルームは一般ゲストが写真を撮ることのできない特別な空間。
結婚式の最中とは違った、ドキドキ感と自然さの入り混じった雰囲気の写真を残せます。
花嫁さんにはブライズルームで撮っておきたいショットがたくさんあるので、順番に見ていきましょう!
鏡に写っているところを後ろから
鏡の中の花嫁さん・・・モデル気分を楽しめる1枚です。
後ろから頭を撮ってもらえば、ヘアスタイルも写真に残せます。
着替え
ズームアップしてドレスの細部を撮っておいてもらいましょう。
ベールダウン
「花嫁を邪悪なものから守る」という意味が込められたベールを母親の手で下ろす、感動的なシーンです。
ブライズルームではなく、挙式会場で入場前に行うこともあります。
他にも、
・リップを塗ってもらっているところ
・イヤリングなどのアクセサリをつけているところ
・シューズを履いているところ
などを撮ってもらうとGOOD。
アクセサリやシューズは身に着けず、床やテーブルの上に置いて撮影してもらうのもアリ。
結婚式が始まってからは見えにくくなる部分なので、近くで撮っておくと後悔しませんよ。
ブライズルーム以外では、
・親族控え室で両家の親族紹介を行っているところ
・挙式リハーサルで説明を受けているふたりの真剣な表情
などが挙式前のシャッターチャンスです。
挙式編
いよいよ挙式が始まりました!
教会であれば美しいステンドグラス、神社であれば厳かな神殿の様子など、挙式会場には写真映えする要素がたくさん。
撮っておきたいショットを順番に見ていきましょう。
入場
教会式なら、花嫁が父親と腕を組んでバージンロードを歩いて行くシーン。
神前式なら、赤い傘の下に和装のふたりが並び、その後ろを参列者が歩いて行く「参進の儀」。
これまでとこれからの道のりに想いを馳せながら歩く、情緒ある写真になりますよ。
ベールアップ
教会で祭壇の前に立った新郎が、誓いのキスをするために新婦の顔にかかったベールを上げる「ベールアップ」。
挙式前の「ベールダウン」の写真とあわせてアルバムに載せれば、ストーリーを感じられる大切な記念になりそうです。
フラワーシャワー
挙式会場から退場するふたりへ、ゲストが祝福を込めて花びらを浴びせる「フラワーシャワー」。
祝福されるふたりを前から撮るのはもちろん、花びらの舞い落ちたバージンロードや階段を歩いて行くふたりを後ろから撮るのもお洒落。
ブーケトスやバルーンリリース
挙式の後は、ガーデンなどでゲストに集まってもらってブーケトスやバルーンリリースを行う人も多いのではないでしょうか。
ブーケトスは投げた瞬間を花嫁の前から撮ってもらうと、キャッチしようとするゲストの様子を収めた動きのある1枚に。
バルーンリリースは見上げるような角度で撮ってもらえば、青空に昇って行くカラフルな風船がフォトジェニックな1枚になりますよ。
披露宴編(前半)
続いてはイベント盛りだくさん、シャッターチャンスも盛りだくさんの披露宴です。
前半と後半に分けて見ていきましょう。
振り向いてふたりで乾杯
宴の始まりを告げる「全員で乾杯!」の後は、新郎新婦の席である高砂(たかさご)の後ろからふたりの乾杯ショットを撮ってもらいましょう。
たくさんのゲストがいる中で振り向いて小さく乾杯するふたり、お茶目な感じが素敵ですね。
ふたりから見た会場全体の様子も写真に残せる構図なので、とってもオススメです。
ケーキ入刀&ファーストバイト
ケーキ入刀と、ふたりでケーキを食べさせ合うファーストバイトはふたりの後ろから撮ってもらいましょう。
後ろから撮れば、ケーキの前に集まって大盛り上がりで写真を撮るゲストみんなの様子を収めた楽しい1枚になりますよ。
上司や友人のスピーチ
スピーチしている本人はもちろんですが、席に座って聞いているふたりの表情も撮ってもらいましょう。
面白いスピーチで思わず吹き出してしまったふたりの、自然な笑顔が残せるかもしれません。
披露宴編(後半)
歓談中のゲストの写真
お色直し(衣裳チェンジ)のためにふたりが一時退場している間は、歓談しているゲストの写真を撮ってもらいましょう。
テーブルごとに写真を残してもらえば、式当日にふたりが知ることのなかったゲストの様子を後で見返すことができますよ。
再入場
お色直しが終わって再入場。
扉が開いてふたりが会場へ入るシーンでは、ゲストが撮ることのできない後ろからのショットをお願いしておくと良さそうです。
花嫁の手紙&花束贈呈
披露宴終盤の一大イベントである花嫁の手紙朗読と、両親への花束贈呈。
手紙朗読の際は、花嫁の前からだけでなく、斜め後ろから、手紙をメインに撮ってもらうのも素敵です。
想いを込めて書いた字や手紙を持つ手からも感情が伝わってくる、エモーショナルな1枚ですね。
花束贈呈では両親の表情が分かるアングルで撮ってもらいましょう。
思わず涙する両親の姿・・・いつまでも続く絆を感じさせる、大切な記念の写真になりそうです。
その他
他にも次のような写真を撮ってもらうといいですよ。
・ふたりが手をつないだり重ねたりしているところをクローズアップ
・ふたりが見つめ合ったり笑いながら額をくっつけ合ったりしているショット
・プランナーなど式場スタッフとの写真
・リングピローに結婚指輪をのせたショット
・ウェルカムスペース
・披露宴のゲストテーブル
ウェルカムスペースやゲストテーブルは、式当日ふたりがじっくり見ることのない場所なので撮っておいてもらいましょう。
ゲストテーブルではゲストが入ってくる前に、テーブル上の装花や席次表などのペーパーアイテムをカメラに収めてもらうとベターです。
まとめ
結婚式当日のスナップ写真で残しておきたいショットをまとめると、次のようになります。
○ブライズルーム
・鏡の中の花嫁を後ろから
・着替え中ドレスをズームアップ
・母から娘へのベールダウン
・アクセサリやシューズ単体で撮影
○挙式
・入場シーン
・新郎から新婦へのベールアップ
・フラワーシャワーを前から、後ろから
・花嫁の前からブーケトスを撮る
・バルーンリリースは空を見上げる角度で
○披露宴
・高砂に座ったふたりが振り向いて乾杯
・ケーキ入刀&ファーストバイトはふたりの後ろから、ゲストの様子を撮影
・上司や友人のスピーチを聞いているふたりの表情
・お色直し後、再入場するふたりのバックショット
・花嫁の手紙朗読では斜め後ろから手紙をメインに撮る
・花束贈呈では両親の表情を収める
○その他
・ウェルカムスペース
・披露宴のゲストテーブル(装花やペーパーアイテム)
ご紹介した情報を参考にしつつ、カメラマンにもアイデアを出してもらえば、きっと後悔のないスナップ写真を残すことができますよ。
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