【結婚式】受付・余興などを依頼した友人へのお礼、渡し方は?
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結婚式では「受付」「余興」「スピーチ」などを友人にお願いすることも多いですよね。
ふたりのために協力してくれた友人には、お礼としてお金を渡すのが基本。
「でも、どうやって渡せばいいのかな?渡し方にマナーってあるの?」
迷っている人に、結婚式での友人へのお礼の渡し方についてご紹介します!
お礼はいつ・誰が渡すの?
まず迷うのは、友人へのお礼を「いつ」「誰から」渡すかですよね。
結婚式で何かの役割をしてもらった友人へのお礼は、「結婚式当日」に「新郎新婦」もしくは「親」から渡すのが基本。
ですが、お願いした役割ごとに、渡すタイミングなどには違いがあるようです。
押さえておきたいポイントを、「お願いした役割」ごとに見ていきましょう。
受付の友人へ
・いつ・・・受付が始まる前
・誰から・・・両家それぞれの親から
「よろしくお願いします」という意味を込めて、「受付が始まる前」に渡します。
披露宴の受付が始まる前は、新郎新婦は支度で慌ただしいので、「両家それぞれの親」が渡したほうが無難です。
余興・スピーチの友人へ
・いつ・・・披露宴終了後
・誰から・・・新郎新婦もしくは親から
余興やスピーチなどの「出番が終わってから」渡す方がベター。
「披露宴終了後」に「新郎新婦から」もしくは「親から」、お礼の言葉や感想を添えて渡しましょう。
司会の友人へ
・いつ・・・披露宴開始前か終了後
・誰から・・・新郎新婦もしくは親から
「披露宴が始まる前か終わった後」に「新郎新婦から」もしくは「親から」渡しましょう。
披露宴が始まる前は新郎新婦から渡すのは難しいかもしれませんが、披露宴が終わった後であれば、ふたりから直接渡すと良さそうです。
「親から渡してもらうのって、大丈夫?
やっぱり自分たちで渡すべきなんじゃ・・・」
と思った人。
もちろん自分たちから渡せるならそれでOKですが、結婚式当日の新郎新婦は忙しいもの。
「忙しくて渡しそびれてしまった!」なんてことにならないよう、あらかじめ親に頼んでおく人は多いようです。
無理に自分たちから渡す必要はないですよ。
場合によっては、新郎新婦の兄弟姉妹など、親以外の親族から渡す場合もあるようです。
また、何らかの事情でどうしても当日にお礼を渡せない場合もあるかもしれません。
そんなときは、後日なるべく早く、ふたりから直接渡すようにしましょう。
事前準備が大切!
結婚式当日、スマートにお礼を渡すためには、事前の準備が大切。
準備しておいた方がいいことを4つご紹介します。
1 お礼をする人のリストを作ろう
お礼は、親から渡してもらうことも
多いもの。
リストがあると、渡し忘れも防げて安心です。
・友人の名前
・金額
・誰がいつ渡すか
・誰が費用を負担するのか
などの項目を作り、新郎新婦と両家の両親な
どで共有しておきましょう。
2 ご祝儀袋やポチ袋を用意しよう
渡す人や金額が決まったら、次は実際に渡す
ものを準備していきます。
お金を渡すときは「ご祝儀袋」や「ポ
チ袋」に入れるのがマナーです。
準備する袋は金額によって変えます。
数万円以上を渡すときは、「水引き」や「のし」がついた「ご祝儀袋」。
1万円以下のときは、「水引き」や「のし」が印刷してある略式のご祝儀袋に入れます。
友人へのお礼によくある3~5千円なら、「気持ちだけですが」という意味を込めて、ひと回り小さい「ポチ袋」に入れても良いですね。
お礼の金額の相場については、下記の記事も参考にしてくださいね。
ご祝儀袋は水引きの結び方が「結び切りorあわじ結び」で「のしあり」のものを選びます。
「表書き」は「寿」や「御礼」と書き、役割を依頼した側の名字を書きましょう。
ご祝儀袋・ポチ袋の選び方や表書きの書き方は、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。
【結婚式のお礼・お車代・心付け】封筒の金額別選び方&書き方のマナーを徹底解説
3 お金は新札で!
ご祝儀袋やポチ袋は準備万端!
けれど、中にはシワシワのお札が・・・
なんてことになると、受け取ったほうもちょっと残念な気持ちになってしまいますよね。
お礼としてお金を渡すときは「新札」を入れるのがマナーです。
これは「以前から準備して待っていました」という気持ちを込めるため。
新札への交換は銀行でできますが、1日に交換できる枚数に制限がある場合も。
日にちには余裕を持って準備しましょう。
4 急なお礼に備えよう
結婚式では、
「当日になって、余興に参加してくれる人が1人増えることがわかった」
といったように、予定になかったお礼が必要になる場合もあります。
新札やご祝儀袋、ポチ袋は少し多めに用意しておくと、急なお礼も渡すことができて安心です。
表書きを書くために、筆ペンなども準備しておくと良いですよ。
メッセージやお礼の言葉を添えよう!
お礼を渡すときに、何より大切なのが「感謝の言葉」です。
「お礼」は感謝の気持ちを形で伝えるもの。
渡すときには、必ず感謝の言葉を添えて渡しましょう。
ふたりから渡すなら、
「披露宴では素敵な余興ありがとう。おかげでとても盛り上がったよ!」
親から渡してもらうなら、
「今日は朝早くから、受付をしてくださりありがとうございます」
などと心を込めて伝えると良いですね。
ふたりが直接渡せない場合でも、メッセージや手紙を添えると感謝の気持ちが伝わりますよ!
まとめ
結婚式で何かの役割をしてもらった友人へのお礼は、「結婚式当日」に「新郎新婦、もしくは親から」渡すのが基本。
新札をご祝儀袋やポチ袋に入れて渡しましょう。
ご祝儀袋やポチ袋は、結婚式にふさわしいものを準備します。
渡し忘れを防ぐために、あらかじめリストを作っておくと、安心です。
お礼は感謝の気持ちを表すもの。
渡すときには必ず感謝のことばを添えてくださいね。
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