披露宴の座席表の代わりに!シーティングチャートってどんなもの?
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最近では披露宴の席次表の代わりに、「シーティングチャート」を設置するカップルが増えているよう。
シーティングチャートって、どんなものなのでしょうか。
そこで今回は、シーティングチャートの魅力やアイデア、取り入れる際の注意点などについてご紹介します。
シーティングチャートってなに?
日本では披露宴の際に、ゲストが座る席を記した「席次表」をゲスト一人ひとりに配りますよね。
欧米では席次表を配る代わりに、披露宴会場の入り口に「シーティングチャート(Seating Chart)」を置くそう。
ゲストはそのシーティングチャートを見て、自分の席を確認します。
最近では海外ウェディングのように、席次表の代わりにシーティングチャートを取り入れるカップルが増えているよう。
こだわって作ったシーティングチャートは、ゲストの印象に残りそうですね。
そんなシーティングチャートにはどんなメリットがあるのか、3つご紹介します。
シーティングチャートを取り入れるメリット
費用や手間がかからない
「結婚スタイルマガジントレンド調査2018※」によると、席次表1 部あたりの作成費用の平均は【232円】。
披露宴に招待するゲストが100名いるとしたら、座席表だけで約2万3000円かかることに・・・。
でも、シーティングチャートなら1つ作るだけなので、費用を大幅にカットすることができます。
費用だけでなく、制作する手間や時間も減らすことができますね。
また、名前の漢字間違いなどのミスをしたり、急遽来られなくなったゲストがいたりしても、すぐに修正をすることができるので安心です。
オリジナリティあふれる演出ができる
シーティングチャートは、印刷物の席次表と違ってアイデア次第でさまざまな形にアレンジすることが可能。
旅行が好きなカップルならトランクを使ったシーティングチャートなど、ふたりらしさをふんだんに詰め込むことができます。
オリジナリティ溢れるパーティーにしたいカップルにはもってこいの演出です。
少人数のウェディングにおすすめ
少人数のパーティーなどは席数も少ないので、席次表を作るほどでもなかったりしますよね。
そんなときにも簡単なシーティングチャートを用意するのがおすすめです。
それでは、参考にしたいシーティングチャートのアイデアをいくつか紹介します。
ブラックボードに書くだけ!王道チャート
フォトブースなどでもよく使われる「ブラックボード」は、シーティングチャートでも大活躍。
チョークや白いペンを使って、筆記体や手書き風などおしゃれな字体で書けば、まるでカフェの看板のようですね。
@tt.nov.2020
ゲストの数が少ない「家族婚」にもブラックボードのシーティングチャートはおすすめ。
手書きの温もりが感じられる、素敵な演出になります。
ブラックボードをアンティーク調の額縁に入れれば、ナチュラルな雰囲気から、高級感あふれるシーティングチャートに。
テーブルナンバーにもなるガーランド型
こちらはガーランド風に飾り付けた席次表アイデア。
クリップからカードを外してテーブルに置けば、ゲストの名前入りのテーブルナンバーとしても使うことができます。
@elica.1207
こちらはテーブルごとにゲストの小さい頃の写真を並べています。
お互いの写真を見せ合えば、ゲスト同士で盛り上がりそうですね!
透明ボードにホワイトマーカーで
透明ボードやガラス板、窓枠にホワイトマーカーでゲストの名前を書くのもとってもおしゃれ。
ふたりの新居のインテリアにもなりそうですね。
@masamiu_wedding
後ろが透けているので、どこに置くかによって表情が変わるのも魅力の一つ。
ガーデンなどグリーンがある場所は特におすすめです。
使い古されていて味があるガラスを使えば、アンティークな雰囲気が出ますよ。
@manpuku_wedding
また、大きなミラーを使ったシーティングチャートは記念撮影にもぴったり!
人気のフォトスポットになりそうです。
フォトフレームを使ってアンティーク風に
クラシカルな雰囲気が好きなら、アンティーク調のフォトフレームをテーブルチャートにしてみてはいかがでしょう?
まるでお部屋のインテリアのような仕上がりですね。
@mifms13
アットホームなウェディングを好むカップルにはぴったりかもしれません。
余ったスペースに、ふたりの思い出の写真や、結婚式前に衣裳を着て撮った前撮りの写真などを飾ってみてもいいですね。
ゲストとの思い出の写真をテーブル番号ごとに貼るのも素敵です。
海外風でおしゃれなコッパースタンド
@mima__wed
「コッパースタンド」とは、銅製のフレームスタンドのこと。
コッパースタンドにチャートを吊り下げるスタイルは、海外で人気なんです。
そのままでもスタイリッシュで洗練された印象ですが、ブーケなどを飾り付けてもGOOD。
コッパースタンドは既製品がありますが、ホームセンターなどで材料をそろえてDIYしたカップルも多いようです。
シーティングチャートの注意点
シーティングチャートは楽しい演出ではありますが、いくつか気を付けたい点があります。
自分の席が分かりづらい
特に年配のゲストなどは、自分の席がどこなのかわかりづらいかもしれません。
「エスコートカード」を受付で渡すなど、ゲストがスムーズに自分の席までたどり着けるように配慮しておくとGOODです。
エスコートカードとは、ゲストがどのテーブルにつくのか書かれたペーパーアイテムのこと。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
エスコートカードでゲストを披露宴会場の席まで案内!どんなアイデアがある?
ボードの前で混み合う
招待客の人数が多い場合、シーティングチャートの前が混み合ってしまうかもしれません。
大人数での披露宴なら、シーティングチャートを2~3個作っておくと安心ですね。
※「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍3年以内の男女
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人
まとめ
座席表の代わりになるシーティングチャートについて紹介しました。
アイデア次第でかわいくしたり、ユニークなものにしたりと幅広い演出ができるのがシーティングチャートの魅力。
また人数分用意しなければいけないわけではないので、費用も手間も抑えることができます。
ゲストが自分の席までたどり着けるか心配な人は、「エスコートカード」を用意しておくと安心ですよ。
シーティングチャートのほかにも、自作できるウェディングアイテムはたくさん。こちらの記事もチェックしてみてくださいね。
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