結婚式のティアラは手作りできる!?【簡単手作りティアラ】
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花嫁の王道ヘッドドレス、「ティアラ」。
ウェディングドレスによく合う、女性の憧れアイテムですよね。
そんなティアラを手作りしてみたい!という人のために、今回は手作りティアラの作り方をご紹介します。
「手作りキット」で簡単手作り
ティアラの手作りについては、こんな風に思っている人が多いのではないでしょうか?
「やってみたいけど、難しそう。
自分でデザインする自信はないし、パーツを買い集めるのも手間だなあ」
そんな人にまずオススメしたいのが、「手作りキット」です!
商品によって違いますが、多くの場合、手作りキットにはこういうものがセットになっています。
・必要な材料すべてとその予備
・詳しい作り方の説明書
基本的な材料としてセットに含まれているのが、大体つぎの3つ。
①ティアラの「土台」となるワイヤー
②パールやビーズなど、飾りつけ用の材料
③ティアラを頭につけるための「コーム」
完成するとこんな感じになります。
手作りキットで作るのにかかる時間は、初心者で10時間前後というものが多いよう。
説明書通りに作っていくだけで、素敵なティアラができるんですね!
だいたい2000円台~5000円台ほどで販売されているので、好きなデザインのキットを探してみましょう。
ただし、多くの手作りキットには、工具・接着剤などは入っていないので、準備を忘れずに。
「具体的には、どんな道具があればいいの?」
必要な道具については、手作りキットの販売ページに載っていることがほとんど。
ここでは、代表的な道具をいくつかご紹介します。
必要な道具いろいろ
ティアラの手作りで使われることの多い道具がこちら。
ハサミ・ものさし・セロハンテープ
ハサミは、細いワイヤーを切る時に。
ものさしは、長さを測るのに使います。
セロハンテープは、ティアラの「仮止め」用にあると便利ですよ。
たとえば2本のワイヤーを重ねて1つのティアラを作る時などに、両端をセロテープで「仮止め」しておくと、作業がしやすくなります。
ニッパー
チェーンやピンなど、金属を切断する工具です。
ハサミで切れない太目のワイヤーも、ニッパーならきれいに切れますよ。
平ペンチ(平やっとこ)
先の形が平たいペンチ。
細いものや滑りやすいものをきっちりと挟むことができるのが特徴です。
ワイヤーをきつく巻き付けて引き締めたり、「ボールチップ」などの小さいパーツを挟んで開閉したりする際、大活躍してくれます。
ちなみに「ボールチップ」とは、ワイヤーやテグスの先端につけるパーツ。
フックがついているので、ワイヤーと他のパーツをつなげるのに使えます。
丸ペンチ(丸やっとこ)
先の形が丸く、細いペンチ。
ワイヤーの先端やボールチップのフックを丸めるなど、平やっとこよりもさらに細かい作業に向いています。
極細目打ち
イミテーションパール(人工真珠)には、ワイヤーを通すための穴が開いています。
でもその穴に、パールの塗料が入り込んで狭くなっていたり、穴の外に塗料が飛び出して固まっていることも。
そういうカスを「バリ」といいます。
バリ取りのために便利なのが、極細の針状になった「目打ち」!
パールの穴に極細目打ちを刺してバリを削ると、穴が通りやすくなります。
以上、必要な道具についてお届けしました。
続いて、上級者向けになりますが、
「キットを使わずに手作りしてみたい!」
という人向けの手作り方法をご紹介します。
こだわり派の人へ!一から手作りする方法
「デザインから材料集めまで、全部自分で!
完全オリジナルのティアラを作りたい!」
そんな人向けの「一から手作り」方法を見ていきましょう。
1 デザインを決めよう!
まずはどんなティアラにしたいのか、雑誌やインターネットで情報収集を。
イメージが決まったら、できればイラストに描き起こしておきましょう。
そうすれば、デザインを確認しながら作っていけますよ。
2 材料を買いに行こう!
デザインしたティアラに必要な材料を、手芸屋さんやネットショップなどで買い集めます。
ビーズやワイヤーなどは、少し多めに予備も買っておくと安心ですよ。
3 ティアラを作ろう!
パールの「バリ」取りなど下準備を済ませたら、いよいよ手作りをスタート。
まずは、ティアラの土台を作ります。
ワイヤー等を、自分の頭に合うよう、好みの長さに切りましょう。
出来上がったら頭に載せてみて、フィット感を確かめてください。
サイズが大きかったらもう少し切ったり、カーブ具合を整えたりと、調整を加えていきます。
調整が終わったら、お次は土台の飾りつけです。
パールやキラキラしたクリスタル・ガラス、金属パーツなど、お好みの材料で飾りましょう。
方法としては、
・ワイヤーに材料を通して巻きつける
・接着剤で直接貼り付ける
などがあります。
飾りつけも済んだら、あとはティアラを髪に留めるための「コーム」を取り付けて、完成です!
完成したら最後にしておきたいのが、ワイヤーの端っこの処理。
ワイヤーの端ってチクチクしていて、そのままにしておくと手や頭皮を引っかけてしまうことも・・・。
そこで、ワイヤーの端は平ペンチで挟み、土台へ撫でつけておきましょう。
頭につけて動いてみて、痛くなかったらバッチリです!
飾りつけ用の材料例
最後に、ティアラをキラキラ輝かせる「飾りつけ用の材料」について見ていきましょう。
パール
ウェディングにピッタリの飾りといえば、パール(真珠)です。
・海でとれる「本真珠」
・湖や川で育つ「淡水真珠」
・樹脂やガラスでできた「人工真珠」(イミテーションパール)
といった種類があります。
シードビーズ
直径1~2ミリくらいの、細かいビーズです。
ティアラにつける花びらなどのモチーフを作る時によく使われます。
クリスタル・ガラス
単なるガラスではなく、きれいにカットが施されたアクセサリー用のガラスです。
キラキラと華やかな輝きを放つので、豪華なティアラにもピッタリ!
水晶
ガラスやプラスチックとは違う、美しい透明感が特徴。
色々なカットのものがあり、品のあるティアラになりますよ。
メタルパーツ
真鍮など、金属で作られたモチーフのパーツ。
葉っぱ、花、蝶など色々なモチーフが販売されています。
好きなモチーフでティアラを飾ると素敵ですよ。
まとめ
手作りティアラで結婚式なんて、素敵な思い出になりそうですよね。
手作りキットでお手軽に作るもよし、一からデザインして作るもよし!
ぜひチャレンジしてみて下さいね。
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