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ウェディングドレスに合わせる靴「ブライダルシューズ」の選び方、相場、手配方法は?【実例つき】
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みなさんは「ブライダルシューズ」にこだわりはありますか?
「ブライダルシューズ」とは、花嫁がウェディングドレスと合わせて履く靴のこと。
「ウェディングシューズ」とも呼ばれます。
階段から降りるときや移動のときなど、ドレスの裾から靴が見えるシーンは案外多いもの。
「ドレスで隠れるし何でもいいか」
と思うかもしれませんが、足元にこだわるのも素敵ですよ。
今回は、そんなブライダルシューズの選び方や相場、手配方法やドレスのシルエット別コーディネート例まで、実例画像とともに一挙紹介!
先輩花嫁のアンケートデータや体験談もお届けします。
ブライダルシューズ、みんなどうしてる?
「レンタルと購入、どちらが一般的?」
「費用はどれくらいかかるの?」
などなど、ブライダルシューズ(ウェディングシューズ)について気になるポイントはたくさんありますよね。
まずは、先輩花嫁はどうしたのかをアンケートデータで確認してみましょう。
レンタル?それとも購入?
ブライダルシューズの手配方法は、大きく分けて「レンタル」と「購入」の2つ。
先輩花嫁はどちらを選んだのでしょうか?
「結婚スタイルマガジンSNSアンケート(※1)」 より
レンタルしたという人が約半数という結果に。
ウェディングドレスのレンタルと一緒に、靴もレンタルしたという人が多いようです。
一方、新品で購入した人は30.7%、中古で購入した人は11.6%でした。4割以上の人がブライダルシューズを購入しているんですね。
購入した人の中には、ドレスに合わせてオーダーメイドしたという人もいます。
他には、手持ちの靴を使ったという人もいました。
レンタルと購入、それぞれのメリット・デメリットについては最後の章でくわしく説明しますね。
では、先輩花嫁はいくらくらいでブライダルシューズを手配したのでしょうか?
費用はどれくらい?
ブライダルシューズを購入した人に費用を聞いてみたところ、次のような結果になりました。
「結婚スタイルマガジンSNSアンケート(※2)」 より
一番多かったのが、5000円以上2万円未満と答えた人で、45%でした。
続いて、5000円未満の人が約3割。デザインにこだわりが少なければ、5000円未満でも見つかりそうですね。
5万円以上で購入したこだわり派も14.8%いました。
デザインにこだわったオーダーメイドの物や、「憧れのハイブランドで購入したい!」という花嫁は、数万円かけてブライダルシューズを手配することもあるようです。
ちなみに、レンタルなら5000円未満で借りられるものがほとんどのよう。
続いて、先輩花嫁は何色のブライダルシューズを選んだのかを見てみましょう。
色は何色が人気?
「結婚スタイルマガジンSNSアンケート(※3)」 より
約7割がホワイト系を選んでいます。
ウェディングドレスも靴もすべて真っ白で統一したい!という人が多いのかもしれませんね。
シルバー系やブラック系を選んだ人もちらほら。そのほか、ベージュやピンクも人気のようでした。
最後に、結婚式後のブライダルシューズについてです。
結婚式後はどうしてる?
「結婚スタイルマガジンSNSアンケート(※4)」 より
結婚式後も時々履いているという人が31.4%でした。
「特別なおでかけの時に履いています」
「結婚式後も使えるようなデザインを選びました」
という声も。
家に飾っているという人や、他の人にお譲りした人も結構いるようですね。
ブライダルシューズの選び方
続いて、ブライダルシューズ選びのポイントと注意点を、先輩花嫁の体験談もあわせてご紹介します。
選ぶときのポイント5つ
ポイント① ドレスの丈に合ったヒールを選ぶ
気に入ったデザインの靴があったのですが、残念ながらヒールの高さがドレスに合わず・・・。
少し高さが違うだけでドレスの見え方が全然違うので、慎重に選びました。
キレイな靴でも、ヒールの高さがドレスの丈に合ってないと、せっかくのドレスが美しく着こなせません。
自分が着るドレス丈にはどれくらいの高さのヒールが合うのか、よく考えて選びましょう。
ドレスと同じところで靴をレンタルすれば、ドレスを試着しながら選べるので安心ですが、自分で購入する場合は合うヒールの高さをきちんと確認しておきましょう。
ドレスをオーダーメイドで作る場合には、靴を決めてからドレスの丈を合わせることもできますよ。
ポイント② 新郎との身長差を考える
新郎にも鏡の前で隣に立ってもらって、バランスを見ながらヒールの高さを選びました。
ブライダルシューズには、新郎との身長差を調整する役割もあります。
新郎新婦の身長差は10センチほどあると、並んだ時にバランスがいいと言われています。
写真うつりや見栄えの良さを考えるなら、新郎の身長も考慮してヒールの高さを選びましょう。
「高いヒールの靴を履きたいけど新郎との身長差が気になる・・・」
という場合は新郎の靴を底上げしてもらうなどの対処法もあるので、ショップで相談してみましょう。
ポイント③ 履きやすさ・歩きやすさも大事
らせん階段やお庭でのビュッフェもあったので、歩きやすさ重視で選びました。
ヒールを少し太めのものにしたので外でも安定感がありましたよ。
履きやすさ・歩きやすさはとても大切なポイント!
花嫁は一日中、重いドレスを着て動きます。
「靴ずれで痛い・・・」
「歩くたびに脱げそうになる・・・」
なんていう状態では結婚式を楽しめませんよね。
ドレスの丈に合わせるために高いヒールが必要なら、ヒールの幅を太めにすると足への負担を減らせます。
普段からあまりヒールを履きなれていない花嫁は、ローヒールを選ぶと安心です。
大切な一日を快適に過ごすためにも、靴が足にフィットするかどうか、念入りに確認して選ぶといいですよ。
購入の場合は、当日までに履きならしておくのがおすすめです。
ポイント④ ドレスのデザインに合わせる
キレイなブライダルシューズに憧れがあったので、思い切ってハイブランドで購入!
ドレスのデザインに似合うものを、じっくりと厳選しました。前撮りでも足元の写真を入れてもらえて、満足です。
せっかくなら、ドレスのデザインに合ったものだと素敵。
たとえば、大人っぽいドレスなのに可愛らしい靴、では少しアンバランスになることも。
靴とドレスを単体で考えず、トータルの雰囲気をイメージして選ぶといいですよ。
最近では白にこだわらず、カラーの入った靴を合わせる花嫁もいるそう。
結婚式の雰囲気やドレスに合わせて選びましょう。
ポイント⑤ こだわるなら2足以上用意してもOK
「結婚式当日はよく動くから歩きやすいものを・・・」
「前撮りは見た目重視でおしゃれにきめたい!」
というように、結婚式当日と前撮りでそれぞれ理想のシューズが違うこともありますよね。
「1足に決めきれない!」という人は、シーンに合わせて2足以上用意するのもアリですよ。
その分費用もかかってしまいますが、「せっかくだしこだわりたい」という人は検討してみてはいかがでしょうか?
選ぶときの注意点3つ
ブライダルシューズを選ぶときの注意点も忘れずにチェックしておきましょう。
注意点① シーンに合わせたシューズを選ぼう
たとえば、格式高いキリスト教の教会で挙式する場合は、肌の露出を控えなければならないことも。
こんな場合は、オープントゥのシューズは避けた方がいいかもしれませんね。
またピンヒールでのリゾートウェディングは、砂浜に足を取られたり、ガーデンに穴をあけてしまったり、なんてことも・・・。
思わぬトラブルにあわないようにするためにも、シーンに合ったシューズを選ぶようにしましょう。
注意点② 試着して選ぼう
購入でもレンタルでも、試し履きは必ずしておきましょう。
サイズは合っていても、実際に履いてみると履き心地が悪かった・・・ということも!
当日と同じようにストッキングを履いた状態で試着して選ぶのがポイントです。
ネットショップでの購入などは、返品交換ができるところにすると安心ですね。
また、チュール素材のドレスにビジューの靴を合わせたら、ドレスに引っかかって歩きにくかった、という場合もあります。
事前に、実際に着るドレスと合わせて試着して、全体のバランスを見たり素材の相性を確かめたりできるとベターです。
注意点③ 早めに手配しておく
ドレスと一緒にレンタルする場合はもちろん、購入する場合はなおさら早めの手配がベスト。
靴は、実際にドレスと合わせて履いてみたり、履いて歩く練習をしたりする必要が。
「靴は後で考えればいいや」
と思いがちですが、結婚式ギリギリでは、万が一違和感があっても変えることができません!
何かあっても返品や交換、買いなおしができるように、早めの手配を心がけましょう。
ブライダルシューズ選びのポイントや注意点がわかりましたね。
続いて、実際に先輩花嫁が履いたブライダルシューズを見てみましょう!
先輩花嫁のブライダルシューズ実例13選
@chiii1_hairmake
@sayapgohan
こちらの花嫁はヒールが低めのブライダルシューズをチョイス。
高砂がソファー席のナチュラルな結婚式や動きの多い結婚式にぴったりですね。
@kana_wedding__
@numero_1010_
@wd_pika
白いドレスには白やシルバーの靴を合わせたくなりますが、黒やブルーのシューズもとってもおしゃれで目を引きます。
@cabocha.fa
ピンクなどの暖色も可愛い!
シフォンなど軽やかな素材のドレスと合わせると、甘くフェミニンな雰囲気に。
@y_wedding623
@chihi.0423
@hrk_wedding
ラメやスパンコールたっぷりのキラキラの靴は、華やかさをプラスしてくれますね。
裾から見えた時にきらっと光って目を引きます。
@emilie_wed
@ch.ai.y___wd
レースなどの透け素材を使ったブライダルシューズは抜け感があって◎
裾にレースや刺繍が入ったドレスとの相性もばっちりです。
@pi_wedding
@wedding210920
カジュアルな二次会や前撮りでは、スニーカーや革靴を履くのもおしゃれ。
ふたりでおそろいの靴を選ぶのもいいですね!
ドレスのシルエット別!おすすめコーデ実例7選
素敵なブライダルシューズがたくさんありましたね!
ここからはもう少し具体的に、ドレスと靴のおすすめコーデ実例をドレスのシルエット別にご紹介します。
「そもそもドレスのシルエットってどんなのがあるんだろう?」という人はまずこちらの記事を読んでみてくださいね。
【ウェディングドレスの基礎知識①】ドレスの種類・シルエットデザイン(ライン)
プリンセスライン・Aライン
@kazane_16
プリンセスラインやAラインのようなボリュームのあるデザインには、ゴージャスな靴がおすすめです。
光沢やハリのある素材のドレスなら、ビジューの靴が華やかで素敵!
リボンやレースの靴もGOOD。ふわっとしたシルエットのドレスからチラッと見えるととってもキュートですよ。
カラードレスなら、ドレスと同じ色のカラーシューズを合わせるのも統一感があっておしゃれです。
マーメイドライン
@xkux.wedding
@k.r_wd0817
縦のラインを強調したエレガントなマーメイドラインには、先のとがったポインテッドトゥや、ピンヒールを合わせるのがおすすめ!
美しいシルエットの靴は洗練された印象を際立たせます。
ビジューやラインストーンなどワンポイントある靴も素敵ですね。
エンパイアライン
@kon.y_h520
@htmn____wd_91
@knm1210
ナチュラルな結婚式で大人気のエンパイアラインには、抜け感のある靴が人気です。
オープントゥのサンダルを履いて、お気に入りのペディキュアをチラ見せ・・・なんていうのもとってもおしゃれですよ!
ミニ丈・ミモレ丈
@n2__yn
足元がしっかり見えるミニ丈やミモレ丈のドレスは、足元も注目のポイント。
編み上げの靴やブーティーなど、自分らしいお気に入りの靴を選ぶとおしゃれ!
前撮りにもおすすめのコーディネートです。
ふたりのセンスで、ふたりらしさを全力で発揮してみてくださいね。
最後に、ブライダルシューズをレンタルする場合と購入する場合それぞれのメリット・デメリットをまとめました。
「レンタルと購入どっちにしよう?」と迷っている人はぜひ読んでみてください。
参考:手配方法別のメリット・デメリット
先輩花嫁の約5割がレンタル、約4割が購入でブライダルシューズを手配しているんでしたね。
レンタル・購入、それぞれのメリットとデメリットを、先輩花嫁の体験談とあわせて見てみましょう。
レンタルした先輩花嫁の声
ブライダルシューズにはこだわりは無く、そこまで気も回らなかったのでレンタル一択でした。白のシンプルなパンプスにしましたよ!
多くのデザインがあるというわけではなく、ヒールの高さとサイズ感をいくつか試して合うものに決めるという感じでした。
普段ヒールの高い靴を履かないので、買っても後から使い道に困ると思いレンタルで済ませました。
特にこだわりもなかったので良かったです。
選んだドレスの丈に合う靴を出してくれるので、ドレスショップでレンタルしました。
ヒールの高さはドレスにぴったりだったけど、
もう少し可愛いデザインがあったら良かったなあと思います。
レンタルのメリット
・費用が安い
・ドレスのレンタルショップで一緒にレンタルすれば、合う靴を探す手間がはぶける
・今後使わないような靴でも、返却するので邪魔にならない
レンタルのデメリット
・デザインが限られているため、気に入るものがない場合もある
・返却期限を忘れないよう注意が必要
・中古品なので使用感や衛生面が気になる
ブライダルシューズにあまり費用をかけない予定の人や、ドレスをレンタルするときに合わせて靴も決めてしまいたい人はレンタルが便利です。
ただ、レンタル用に用意されている靴には数や種類に限りがあります。
サイズが不安な人はきちんと試着をして早めに選んだほうが良さそうです。
購入した先輩花嫁の声
では次に、購入した人の体験談とメリット・デメリットを見てみましょう。
なじみのブランドで買い、当日までにウォーキングの練習をしましたよ!
履きなれたブランドのものだったので結婚式後は普段履きにも使えて良かったです。
レンタルシューズでは足に違和感があったので、ピッタリサイズの靴を探して購入しました。
ドレスに合う高さのヒールのものを自分で探すのが意外と大変でした。
購入のメリット
・気に入るものをじっくり選べる
・手元に残せるので結婚式後も使える
・事前に何度か履いて慣らすことができる
購入のデメリット
・選ぶ靴によっては価格が高い
・ドレス丈とのバランスを自分で考えて選ぶ必要がある
・結婚式後、保管の手間がある
ブライダルシューズにこだわりのある人やレンタルではサイズが見つからなかった人は、好みのものを探して購入した方が良さそうですね。
購入した人におすすめなのが、ソール(靴の底)の部分をアレンジすること!
彼からのラブレターを書いてもらったり、結婚式のテーマカラーに合わせて張り替えたり。
購入したからこその楽しみもありますよ。
「結婚スタイルマガジン」SNSアンケート
調査時期:2023年3月
回答人数:(※1)293人、(※2)149人、(※3)250人、(※4)188人
まとめ
花嫁が履くブライダルシューズの手配方法は、レンタル派が多いようでした。
購入したり、手持ちの靴を使ったりした人もいるようです。
ドレス丈やデザイン、新郎との身長差に合わせつつも、履きやすい靴を選ぶのがポイント!
そのためにも、試着をして早めの手配を心がけましょう。
レンタルは価格も安く、ドレスと合わせる手間も省けるのがポイントでした。
ピッタリサイズの靴があればお得ですね。
購入はこだわりの一足を選べ、手元に残せるので、こだわりの強い人におすすめ。ただ、ブランドによっては高価になることもあるので注意が必要です。
結婚式当日を美しく、快適に過ごすために、自分にピッタリの一足を選びたいですね!
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