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ウェディンググローブの基礎知識!種類や選び方、先輩花嫁の素敵な実例もご紹介
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花嫁が結婚式でつける「グローブ」。
それってどんな意味があるの?
選び方は?
今回は、花嫁がグローブをつけるようになった由来や、さまざまなグローブのタイプと選び方を解説します。
先輩花嫁の素敵なグローブ実例もたくさん紹介しているので、ぜひ読んでくださいね。
グローブをつけるようになった由来
なぜ花嫁は結婚式でグローブをつけるようになったのでしょうか?
まず一つ目の意味は、「露出を避ける」ということ。
神聖な結婚式の場では過度な露出をさけるのがマナーとされており、花嫁のグローブにも肌を隠す意味があります。
そして二つ目は、「無垢な花嫁を守る」という意味。
その昔、グローブは結婚前の無垢で汚れのない花嫁を守る役割としてつけられていたのだとか。
そして指輪交換のとき、新郎の前でそのグローブを外しますよね。
それには「今からあなたのものになります」という誓いの意味が込められていたそうです。
ちなみに新郎は結婚式のとき、グローブを着けずに手に持っていますが、これは「花嫁を守る剣の代わり」という意味があったようですよ。
結婚式のグローブには、当時の新郎新婦の強い覚悟が込められていたんですね!
ではグローブにはどんなタイプがあるのか見ていきましょう。
グローブのタイプ
グローブの形は、大きく分けて二種類あります。
まず一つ目は、オーソドックスな手袋タイプ。
五本指に分かれている、見慣れた手袋の形ですね。
そしてもう一つは、指先が露出している「フィンガーレスグローブ」です。
手の甲までしか生地がなく、中指に輪っかを引っかけて留めるタイプや、親指で留めるタイプもあります。
指が出ているため、指輪交換のときにグローブを外す必要がないというメリットが。
せっかくキレイにしたブライダルネイルを見せたい!という人にもおすすめです。
ただし、フィンガーレスグローブは厳粛な教会式などでは使えない場合もあるので、前もって式場に確認しておきましょう。
指輪交換については、こちらの記事も見てくださいね。
結婚式での指輪交換の意味って?具体的にどうするの?一連の流れを紹介
グローブの長さや色
長さ
先ほどお話したように、結婚式では過度な露出を避けるのが正式。
そのため、グローブの長さは長いほどフォーマル、短いほどカジュアルとされています。
ではどんな長さがあるのかご紹介します。
ロング丈(肘上)
50センチ以上で肘上までの長さです。
とてもフォーマルな丈で、袖のないタイプのドレスや、胸元までのビスチェタイプのドレスなど、露出の多いタイプのドレスにピッタリ。
縦長効果で腕をほっそり見せてくれますよ。
ミディアム丈(肘下)
40センチ前後の、肘下までの長さです。
どんなドレスにも合わせやすく、使いやすい丈のグローブ。
腕を曲げてもシワにならず、動きやすい丈です。
肘上をすべて露出することで、かえって二の腕をスッキリ見せる効果も。
ショート丈(手首まで)
18センチ前後の、手首までの長さです。
袖が長めのドレスでも、ショート丈ならバランスが取れてキレイ。
また、夏の挙式や屋外での挙式など、暑さ対策にもいいですね。
色
ウェディングドレスに合わせるグローブの色は主に、真っ白な「ホワイト」、少しくすんだような「オフホワイト」、ほんのり黄色がかった「アイボリー」の三種類です。
ドレスの色味と違ったグローブを選ぶと、グローブが浮いてしまってなんだか違和感があることも。
ドレスの色味と似たものをチョイスしましょう。
メーカーによって、同じ種類の色でも色味は微妙に違います。
自分のドレスと色味が合っているか、きちんと確認して選びましょう。
代表的な素材
サテン
サテンはグローブの素材として定番で、光沢がある生地です。
とても正統派の素材なので、品のある花嫁姿を演出したい人にはピッタリ!
同じサテンのドレスなど、光沢のある素材のドレスによく合います。
オーガンジー
肌が透けて見えるような生地です。
透明感があってやわらかなイメージを与えてくれるグローブ。
同じオーガンジーを使ったドレスはもちろん、レースなど軽やかな素材を使ったドレスによく合います。
レース
糸で施した繊細なすかし模様がつながった、レース素材。
美しいレース素材のグローブは、とってもゴージャスな印象です。
装飾たっぷりの豪華なドレスにも、見劣りしませんよ。
【ドレスのタイプ別】似合うグローブ
すでに見てきたように、グローブはドレスに合わせて選ぶのが大事。
特に袖とのバランスを考えると、ぴったりのものが選べます。
ドレスのタイプごとに似合うグローブ丈を先輩花嫁の実例もあわせてご紹介しますね。
ノースリーブやビスチェタイプのドレス
露出度の高いビスチェやノースリーブのドレスには、ロング丈(肘上)のグローブがぴったり。
肌の見せ方を調節できてバランスが取りやすいのでおすすめですよ。
キャップスリーブやオフショルダーのドレス
短めの袖がついているドレスの場合は、ミディアム丈(肘下)のグローブがおすすめ!
あまり腕を出したくない場合は、ロング丈でも似合いますよ。
@chiharu__s320
袖付きのドレス
袖が長めのドレスの場合には、バランス的にショート丈がよいでしょう。
短めの袖ならミディアム丈でも似合います。
@y_wd1112
袖丈のほかにもドレスの色や柄と統一感のあるデザインや素材を選ぶことも大事。
白い色で揃えたつもりでも、トーンが違ったり質感でしっくりこなかったりすることもあるので注意が必要です。
できるなら、ドレスの試着と合わせて選ぶと良いですね。
【式場タイプ別】似合うグローブ
グローブはドレスのデザインや生地、袖丈に合わせて選ぶことが大切ですが、式場のタイプによっても合うグローブが変わってきます。
式場タイプ別に、どんなグローブが合うのか見ていきましょう。
格式高い教会式
格式高い教会式では、基本的にロンググローブで露出を抑えるのがマナー。
指付きで、生地も正統派のサテン生地がおすすめです。
荘厳な雰囲気にピッタリですよ。
結婚式場やホテル
結婚式場やホテルの場合、会場の雰囲気に合わせて選ぶのがベスト。
例えばとてもゴージャスな雰囲気の会場ならレース素材のグローブ、カジュアルな雰囲気ならオーガンジーなど・・・
挙式会場の雰囲気に合ったものを選ぶといいですね。
レストランウェディング
カジュアルな雰囲気のレストランウェディングなら、遊び心のあるグローブでもOK!
キュートなショートグローブにしたり、フィンガーレスタイプでネイルを見せたりと、ドレスに合わせて楽しみましょう。
リゾートウェディング
開放的なリゾートウェディングなら、涼しげなオーガンジー素材がおすすめ。
リゾートでも挙式会場が教会で、袖なしのドレスなら、やっぱりロンググローブが合います。
ミディアム丈ならどんな会場でもOKなので使いやすいですよ。
これで、グローブの選び方はわかりましたね。
では最後に、先輩花嫁が選んだステキなウェディンググローブ実例をご紹介します。
【実例13選】先輩花嫁はどんなグローブを選んだ?
ロング丈のフィンガーレスグローブ
@moa_bride
@m2021_08_08
格式の高いロング丈、サテン素材でも、フィンガーレスならとてもオシャレなイメージに。
サテン素材とレース素材の組み合わせなら、とっても上品で、美しい手元を演出してくれますね。
総レースのミディアム丈グローブ
@wedd_may
@somo.wd
総レースのミディアム丈グローブはとっても華やか!
レース部分の面積が広いので、コーディネートのアクセントにもなります。
総レースのショート丈グローブ
@yukiko.o_wedding
レース素材のショートグローブは、とっても華やかで女性らしい印象に。
繊細で美しい刺繍模様と透け感で、少女のように可憐な手元を演出してくれますよ。
@01saya_ayas10
@risa_kuri2021
こだわりのネイルや指輪もお披露目できるフィンガーレスタイプは、ワンランク上のお洒落を演出。
カジュアルかつ上品なスタイルで人気です!
レースをアクセント使いしたグローブ
@knm.tk_interwd
手首の部分など、グローブの一部にレース模様をあしらったデザインです。
「総レースだと可愛くなりすぎるかも・・・?」という人にもぴったりですね。
手首がワンポイントになったデザイン
@ramiy_ramiy_
手首についたリボンがポイント!
ウェディングドレス姿をかわいらしく演出してくれます。
とびきりキュートな花嫁になれそうですね。
@saku_w1106
パールの装飾がついたウェディンググローブも素敵。
さりげなく上品さを高めてくれます。
@wedding.account_373
こちらは手首部分が立体的になったウェディンググローブ。
華やかで写真映えもばつぐんですね。
ビジューやスパンコール付きのグローブ
@_____y__wd.22
@wd_n0923s
ビジューやスパンコール、パールなどの装飾が全体にあしらわれたグローブなんていうのもあります。
手を動かすとキラッと光るのがとっても可愛い!
イヤリングやヘッドドレスと素材をリンクさせるのも統一感が出て素敵ですよ。
まとめ
花嫁のグローブには、露出を避ける意味と、無垢な花嫁を守る意味があるんですね。
新郎の持つグローブにも「花嫁を守る」というロマンチックな意味が込められています。
五本指タイプとフィンガーレスタイプがあり、長さや色、素材もさまざま。
格式の高い挙式にはロングのサテン素材、カジュアルな挙式にはショートやオーガンジー素材など、会場の雰囲気に合わせて選ぶことも大切です。
素敵な意味が込められているグローブ、自分にピッタリなものを選びたいですね!
グローブ以外のブライダル小物については、こちらの記事もチェックしてみてください。
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