「ウェディングベール」って？どんな種類・デザインがあるの？画像付きでご紹介

ベールの由来は？

そもそも、花嫁が結婚式でベールをかぶることにはどんな意味があるのでしょうか？

古代ギリシャでは、ベールは「魔除け」の意味があるとされていたそうです。

バージンロードを歩いて新郎の元に向かう間、悪いものから身を守るために、花嫁はベールをかぶるんですね。

最近では、花嫁の母が娘のベールをおろしてあげる「ベールダウン」の演出も人気。

そして新郎がベールを上げることで、「二人を隔てる壁を取り払う」という意味があるそう。

花嫁のベールはキレイなだけでなく、素敵な意味があったんですね。

では続いて、ベールについてくわしく見ていきましょう。

ベールの長さ

ベールにはさまざまな長さがありますが、大きく分けて3種類です。

ベールは長ければ長いほどエレガントに、短いほどカジュアルに。

理想の花嫁像に合わせて選ぶといいですよ。

ショートベール

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ちょうど二の腕が隠れるくらいの、短めのベールです。

自然と見る人の視線が上に行くので、スタイル良く見せることがが可能。

背中や腰の装飾を邪魔しないので、上半身のデザインにこだわったドレスに合わせるのがおすすめです。

スッキリとして見えて、キュートな印象に。
カジュアルな結婚式にもピッタリですね。

ミドルベール

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お尻の下くらいまでの長さがあるベールです。

使いやすくキレイな長さで人気。

でも、腰部分にモチーフのあるドレスや、バックスタイルにポイントがあるドレスにはご注意を！

せっかくのデザインにベールがかぶって邪魔になることも。

ドレスのデザインを考えて選びましょう。

ベールが床につかないから、ガーデン挙式などの動きのある結婚式におすすめです。

ロングベール

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すそを引きずるくらいの長さがあるベールです。

少しひきずるものから、広範囲に引きずって歩くゴージャスなものまであります。

レースやビーズをあしらったものが多く、とても美しいシルエットで重厚な雰囲気。

格式高い結婚式にもピッタリです。

バージンロードいっぱいにベールが広がる様子に思わずうっとりしてしまいそうですね。

ベールの種類

ベールの形には、大きく分けて2種類あります。

フェイスアップベール

ベールをかぶる時に途中で折り返し、止めるためのコームをつけたタイプです。

顔の前にベールをおろす「ベールダウン」や、誓いのキスの前にベールを上げてもらう「ベールアップ」など、ベールを使った儀式をしたい人は、こちらのタイプを選ぶといいですね。

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マリアベール

聖母マリアが身につけていたことから、名前がついたマリアベール。

頭の上からすっぽりかぶる、折り返しのないタイプのベールです。

シンプルなドレスにピッタリで、横顔の美しさが際立つ神聖な雰囲気に。

とても美しいシルエットが魅力です。

ただ、顔にベールがかぶらないので、ベールアップ・ベールダウンの儀式は基本的にできません。

長さや種類によって、ドレスとの相性や使い方が違ってくるんですね。

そんなベールは、デザインもさまざま。
次は代表的なベールのデザインを見ていきましょう。

いろいろなデザイン

ビーディングベール

ベールに、ビーズ刺繍をいれたベールです。

花嫁が動くたび、ビーズがキラキラと光る華やかなデザイン。

繊細なビーズ刺繍にゲストの目も釘付けに！

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ドレスのデザインと合わせたものを選ぶと統一感が出て素敵です。

金糸ベール

ベールに金糸をあしらったデザインです。

ベールが揺れるたびに輝く姿はとっても上品でゴージャス。

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光に映えて、神々しい花嫁姿を演出してくれますよ。

フラワーベール

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お花のモチーフをあしらったベールです。

ベールいっぱいにあしらわれたお花のデザインがとっても可愛らしいベール！

女性らしい花嫁姿を演出してくれますよ。

ドットベール

水玉模様がデザインされたベールです。

ポップでキュートな印象に。

ドットチュールを用いたものや、パールでドットを作った立体的なものまでさまざま。

水玉模様の大きさでイメージも変わるので、色々比べてみましょう。

ジュリエットベール

「ロミオとジュリエット」のジュリエットがつけていたことから、名前がついたベールです。

帽子のように後頭部を覆ってフィットさせ、あとはふわりと垂らすデザイン。

とても個性的なデザインですね。

クラシカルな雰囲気が演出できます。

バルーンベール

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ふんわりとした丸いシルエットのベールです。

ふわふわとした風船のようなシルエットは、とってもキュート！

可愛らしいドレスにもよく合います。

ロングベールの上にバルーンベールが重なったようなタイプのものも！

とっても華やかな印象になりそうです。

カッパベール

ベールのすそに両手首を通して、上半身に羽織るようにして身につけるベールです。

少しめずらしい、個性的なデザインですね。

花嫁の動きに合わせてベールが揺れる様子は優雅な印象！

肩や二の腕がベールに包まれるので、二の腕の太さを気にしている花嫁にもおすすめのデザインです。

バードケージベール

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とても短く、顔の上半分を覆うようなベールです。

鳥かごの網のようなデザインで、とっても個性的でおしゃれ！

レトロで、海外の女優のようなエレガントなスタイルを実現してくれます。

カジュアルな結婚式や披露宴にピッタリ。

ドレスだけでなく、ベールのデザインによってもさまざまな雰囲気を演出できそうですね。

挙式後の活用法

「お気に入りを選んだベール、挙式の一回だけ使うのではなんだかもったいない」

そんな気持ちの人もいるのでは？

役目を終えたベールは、花嫁に幸運をもたらすという「サムシングフォー」のアイテムとして誰かに送ったり、ベビードレスとしてリメイクしたりするのがおすすめ！

花嫁を守ってくれた魔除けのベールが、今度は別の大切な人に受け継がれるなんて素敵ですよね。

サムシングフォーについて詳しく知りたい人はこちらの記事をチェック！

花嫁が身に着ける「サムシングフォー」とは？結婚式で取り入れるアイデアも紹介！