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和装婚での「着物選び」の基本や手配方法って?
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結婚式は絶対和装で挙げたい!
そう思っている人も多いかもしれませんね。
「でもいざ選ぶとなると、どうやって選んだらいいのかわからない・・・」
花嫁の着物選びで気をつけたいポイントってあるんでしょうか?
今回は和装婚を挙げたい花嫁のために、着物の基本的な選び方や、手配方法をご紹介します。
1 目指す雰囲気をイメージする
まず着物選びの前に、自分が「どんな花嫁姿になりたいか」をイメージしてみましょう。
「奥ゆかしくて清楚な花嫁姿に憧れるから、白無垢で・・・」
「大人っぽく見られたいから、黒引き振袖やハッキリした色の打掛がいい!」
「優しい雰囲気を出したいから、淡いカラーがベスト」
・・・など、なりたい雰囲気がイメージできれば、自然と着物選びも絞られてくるはず!
どんなふうに見せたいか、どんな花嫁になりたいかをまず考えてみましょう。
2 色・柄の選び方
花嫁の着物に多く使われる基本カラーは、「白」、「赤」、「黒」。
でも着物にはその他にも、さまざまな色柄のものがあります。
「ピンクが好きだからピンクの着物で!」
そんな風に選ぶのももちろんいいのですが、まずは色柄を選ぶときに考えたいポイントを見ていきましょう。
色選びのポイント
〇顔映りがいいものを選ぶ
飾ってある着物を見てキレイだと思ったけど、実際着てみるとなんだか顔色が暗く見える・・・
そんなことはよくある話。
自分の肌のトーンと、着物の色の相性が良くない場合ですね。
そんなことにならないためにも色々な着物を羽織ってみて、自分の顔色が明るく見えるものを選びましょう。
健康的な肌色の人はハッキリと濃いめの色が似合いやすく、色白な人は淡い色が似合いやすいですよ。
〇ドレス、会場の色とかぶらないものを
お色直しで着るカラードレスの色とかぶらない色をチョイスしましょう。
前撮りをする場合は、前撮りした写真を会場前などに飾って披露する場合もあるので、前撮りの衣裳とも色がかぶらないようにするとベスト。
そうすることでお色直しでのイメージががらりと変わり、新鮮なイメージを与えることができます。
また、会場の壁やじゅうたん、テーブルクロスとの色かぶりも避けたいところ。
同じような色を選ぶと、写真を撮ったときにいまいち映えない・・・なんてことになりかねません。
写真映えも意識して色選びをするといいですね。
柄選びのポイント
〇おめでたい吉祥文様を選ぶ
「吉祥文様(きっしょうもんよう)」とはおめでたく、縁起がいいとされる柄のこと。
花嫁の着物にもよく使われます。
「松竹梅」などの植物柄や「鶴亀」などの生き物柄、「御所車・宝づくし」などの縁起物など・・・その種類もさまざま!
吉祥文様は季節を問わず使えるので、柄選びに迷ったらぜひ取り入れたいですね。
3 自分の個性に合ったものを選ぶ
背の高さで柄の大きさを選ぶ
〇背が高い人
大きめの柄でもキレイに見せることができるので、大柄がおすすめ。
凛とした黒引き振袖も美しく着こなせます。
〇背が低い人
大柄だと背の低さが目立つので、小さめの柄がよく似合います。
タテに流れるような柄だと、縦長のラインを強調できてベストですよ。
体型が気になるなら?
体型がふっくらしていることが気になる花嫁さんは、ハッキリとした濃い色の着物を選んでみてはどうでしょう。
濃い色は引き締まって見える効果があるので、全体的にスッキリして見えますよ。
顔立ち別似合う色
〇目鼻立ちがハッキリしている人
色柄がハッキリした着物がピッタリ。
強めのカラーにも負けず、美しく着こなせます。
〇優しく薄い目鼻立ちの人
淡く、優しい色柄がピッタリ。
柔らかいパステルカラーもよく似合います。
4 目立つポイントを考える
着物の上から羽織るタイプの「打掛」と、羽織物のない「振袖」では、着た時に目立つポイントが違ってきます。
色打掛
下に着た着物の上から羽織るので、背中の帯にかぶる部分がふくらみ、強調されます。
この部分の柄はとても目立つので、背中の柄をよくチェックして選びましょう。
振袖
袖の外側部分は、案外目立つポイントです。
新郎と並んで立つとき、お互いの体が少し向かい合うように、内側に体を向けて立つことが多いもの。
そうすると、袖の外側が正面に来ることになるんですね。
その状態で写真に納まることも多いので、袖の柄は大切なポイントです。
また、どの着物でも、衿元のデザインは大切。
顔周りの色柄によってイメージも変わってきますし、座ったときなど上半身しか見えない場合にも大事なポイントになります。
「目立つポイント」を考えて、柄選びをしたいですね。
5 全体のバランスを見る
さてここまでのポイントで、だいぶ着物の候補が絞れてきたと思います。
でも花嫁衣裳には着物の他にも、帯はもちろん、たくさんの小物や髪型なども合わせますよね。
ひとつひとつ気に入ったものを選んでも、全部身につけてみるとなんだかチグハグ!
・・・なんてことにもなりかねません。
花嫁衣裳は全体のバランスが大切。
きちんと試着して、すべて身につけたときのトータルバランスを見て選びましょう。
6 第三者の意見も聞いてみよう
だいたい候補がいくつか決まったら、自分の意見だけでなく第三者の意見も聞いてみるのがベスト。
両親や友人は正直な感想を言ってくれるでしょうし、衣裳サロンのスタッフは衣裳選びのプロです。
色々なポイントをふまえた上で、似合う着物選びの力強い味方になってくれるはず!
もちろん自分が着たい着物を選ぶことが一番ですが、周りの人の意見も参考にするといいですよ。
着物の手配方法は?
レンタル
和装花嫁のほとんどが、着物をレンタルしています。
購入だとかなり高額になることも多く、今後着る機会もほとんどないというのが理由のよう。
レンタルする方法は大きく分けて三種類です。
〇式場提携のサロンで
式場提携サロンで借りるのは、一番手軽な方法。
小物もすべてセットになっていたり、挙式プランにある程度衣裳のレンタル代が含まれていることもあります。
〇外部の衣裳サロンで
たとえば式場提携サロンの衣裳に気に入るものがなかった場合や、値段の高さが気になる場合などは、外部の衣裳サロンで探すという方法も。
ただし、式場によっては「持ち込み料」がかかる場合があるので、先に確認しておきましょう。
着付け代の確認も忘れずに。
〇インターネットショップで
インターネットでの和装レンタルも増えています。
レンタル料が安いところが多いのが魅力!
一度送ってもらって試着して選べるショップもあるので安心です。
こちらの場合も、もちろん持ち込み料や着付け料の確認は必須ですよ!
購入(オーダーメイド含む)
花嫁着物を購入する人はかなり少数派のようですが、着物屋や、インターネットで中古品を購入したりする人も。
自分だけの着物を購入、オーダーメイドするというのも素敵ですね。
購入した着物はリメイクして結婚後に使うことも可能です。
譲り受ける
祖母や母から譲り受けた着物を使う、という花嫁も。
自分が着た婚礼衣装を着て娘がお嫁に・・・
なんて、きっとご両親の感動もひとしお!
最高の親孝行になりそうですね。
購入や譲り受ける場合も、持ち込み料や着付け料の確認は忘れずしておきましょう。
まとめ
結婚式の着物選びをする前に、まずはなりたい雰囲気をイメージすることが大切なんですね。
顔映りも考え、会場、ドレスなどとカラーがかぶらないようにしましょう。
自分の背丈や体型、顔立ちにマッチするものを選ぶことも大切。
着物の形によって目立つポイントを知り、そこにくる柄をチェックして。
小物や髪型ともバランスをとってコーディネートしたら、第三者にも意見をもらうと完璧です!
着物の入手方法は、式場提携のサロン、外部サロンやインターネットショップでのレンタル、一部の花嫁は購入や、誰かから譲り受けるという人も。
選ぶポイントを参考にして、最高に美しい花嫁着物を見つけたいですね!
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