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和装の試着で知っておきたいポイントって?試着当日の服装や持ち物もご紹介!
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結婚式で和装をしたいと思っている人に向けて、和装の試着について解説します!
着物の試着は大変そうなイメージがあるかもしれませんが・・・
案外手早くできるものなんです。
今回は、和装の試着方法や、試着当日の服装、メイクなどを解説。
和装の試着写真を上手く撮るコツもご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
和装の試着方法って?
和装は何枚も重ねて着るので、試着をするのも少し大変そうなイメージがあるかもしれませんが・・・
和装の試着は、すべてをきちんと着付けるわけではありません。
ほとんどの場合は、私服や襦袢(じゅばん:着物用の下着)の上に着物を羽織る方法で試着します。
ですから、和装の試着は思ったより大変ではなく、ドレスよりも手早く試着できるくらいなんです。
試着専用の襦袢には、着物を着るときに背中に背負うようにして使う「枕」といわれる小物や、衿元をビシッと見せるための衿芯がセットになっているものも。
これによって、着物を羽織るだけできちんと帯まで巻いたようなシルエットを作れるようになっています。
また、和装はサイズの調節幅が広いので、試着の目的はサイズを合わせるよりも、自分に合う色・柄の着物を探すことになります。
洋服などの上に着物を羽織って簡単に着付けてもらい、色柄の好みや自分の肌の色との相性をチェックしておきましょう!
では、私服の上から試着するなら、どんな服装で行けばよいのでしょうか?
ここからは、試着当日の服装や髪型・メイクについて解説します!
試着当日の服装や髪型は?
着物は私服の上から羽織るので、厚手のニットやスウェットなどは避けたほうが無難でしょう。
また、着物は前の衿元がV字に開いており、首の後ろ(襟足から背中部分)も少し肌が見えるように着付けるものです。
試着した時に着物の下から私服が見えないよう、Vネックなど首元が広く開いた服装で行くのがおすすめです。
タートルネックや襟付きのシャツは避けたほうが良さそうです。
そして、着物を羽織ったときの衿元や後姿をキレイにチェックするためにも、髪はアップにしていくのがベスト。
結婚式当日はアップスタイルやカツラを着けることがほとんどですよね。
そのため、試着のときも当日に近い雰囲気で臨むことで、より着物が選びやすくなります。
ダウンスタイルで行く場合、衣裳室によっては簡単にアップスタイルにセットしてくれるところもあるようですが、自分でもサッとアップスタイルにできるよう髪留めを持参すると安心ですよ。
また、試着当日はメイクをしっかりめにしていくのがいいかもしれません。
結婚式当日は、普段よりも華やかなブライダルメイクを施します。
試着の時も当日に近い雰囲気をつかむために、いつもよりメイクは濃いめを意識するといいですよ。
しっかりめのメイクなら、華やかな柄の着物にも合いそうですね。
以上、試着に行くときの服装や髪型、メイクについてご説明しました。
続いては、和装を試着するとき気を付けたいポイントをご紹介します。
和装の試着のポイント3つ
和装を試着するときに気を付けるといいポイントは次の3つです。
1 式の雰囲気に合う和装をイメージする
試着に行く前に、結婚式の時期や挙式スタイル、会場の雰囲気にはどんな和装が合うかを考えておきましょう。
当日はスタッフの人に事前に考えておいたイメージを伝えれば、それに合わせた和装を提案してくれますよ!
ちなみに、結婚式の和装には「白無垢」、「色打掛」、「引き振袖」といった種類があります。
それぞれ簡単に説明しますね。
白無垢
白無垢は最も格式高い和装です。
白無垢といえば真っ白を想像する人もいるかもしれませんが、オフホワイトやアイボリーなど、白系の中でも様々なものがあります。
試着ではどの色合いが自分にぴったりなのかチェックすると良いですよ。
白無垢についてはこちらの記事で詳しく解説しています!
結婚式の和装「白無垢」って?基礎知識やおしゃれコーデの実例集、選び方まで一挙解説!
色打掛
色打掛は、色鮮やかな和装で色や柄など豊富な種類があります。
デザインによって印象が大きく変わるので、たくさん試着してみてくださいね!
色打掛について知りたい人はこちらの記事もどうぞ!
和装派花嫁必見!人気の【色打掛】をカラー別に特集!合わせる小物や髪型も要チェック♡
引き振袖
引き振袖は、長い裾をおはしょりで調節することなく、そのまま引きずって着る振袖のこと。
白無垢や色打掛よりも身軽で動きやすいのも特徴のひとつです。
帯がしっかりと見えるので、帯などの小物合わせも試着の時にこだわっておくといいですね。
和装の衣装選びで悩んでいる人はこちらの記事も参考にしてくださいね!
2 客観的なアドバイスをくれる人と一緒に行く
「色柄が好みだからコレ!」と即決する前に、羽織ったときの全体像をよくチェックしましょう。
好きな色柄というだけでなく、「自分に合っているかどうか」も大切なポイントです。
それを見極めるためにも、普段からあなたのことをよく知っていてハッキリ意見を言ってくれる人に付き添ってもらうのがおすすめ!
衣裳室のスタッフの意見も参考にするといいですね。
3 試着姿を写真に撮る
後から写真を見直して確認するためにも、写真撮影は必須!
カメラやスマートフォンなど、きれいに写真を撮れるものを持参しましょう。
試着室の鏡で見ていた自分と、写真に撮った姿では印象が違うことも少なくありません。
ゲストからどのように見えているのかを意識しながら着物を選ぶのも大切なポイントですよ。
また、試着当日は「これが一番良い!」と思ったものの、後から別の衣装が気になるということもあるでしょう。
後で悩んだときに見返せるように、試着したものはすべて写真に記録しておくのがおすすめですよ!
具体的に、どんな写真を撮ればいいかというと・・・
全身、上半身、袖の3つのポイントごとにご紹介します。
全身写真
全身が写るように、正面と後姿を撮影しておきましょう。
特に着物の上から羽織る「打掛」を着る場合、下に着た着物の帯結びに押し上げられて、背中の柄がよく目立ちます。
背中部分の柄の出方をチェックするためにも、後姿の撮影は重要ですよ。
上半身の写真
花嫁が座っているとき、ゲストに見えるのは主に上半身です。
だから上半身だけ見た時の印象も大切なポイント!
上半身のみのショットもぜひ撮影しておきましょう。
袖(外側)の写真
結婚式当日、和装で写真撮影をする場合、新郎と少し向かい合うようにハの字に立って撮ることも多いです。
その場合、着物の袖の外側部分が正面にくることになります。
袖の長い「振袖」の場合は特にですが、袖の外側にどんな柄があるのかもよくチェックしておくといいですよ。
着ているときに袖の外側の柄を確認するのは難しいので、写真を撮っておけばしっかり確認できます。
まとめ
和装の試着は、洋服の上から羽織る方法がほとんど。
専用の襦袢を着て羽織ることもありますが、いずれにせよとても簡単に試着できます。
試着当日は首元が開いた薄手の服装がおすすめ。
普段よりもしっかりめのメイクで、髪もアップにしていくといいでしょう。
事前に式の時期やスタイル、会場の雰囲気からどんな和装が合うかを考えておくと、衣装選びがスムーズに進みますよ。
また、率直な意見を言ってくれる人に付き添ってもらうと心強いですね。
前後全身、上半身、袖部分を忘れずに撮影して、写真写りもしっかりチェックしましょう。
万全の準備で試着に臨んで、自分に似合う着物を見つけたいですね!
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