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結婚式のお色直しって何回する?お色直しをスムーズにするためのポイントも紹介!
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新郎新婦が披露宴の途中で席を外し、衣裳を変える「お色直し」。
このお色直しは何回くらいするものなのでしょうか。
この記事では、先輩花嫁の体験談を参考に最近のお色直し事情をご紹介。
あわせて、スムーズにお色直しできる方法もお話しするのでぜひ参考にしてくださいね!
お色直しって何回するもの?
最近のお色直し事情を調査
先輩花嫁に、お色直しは何回したか聞いたところ、このような結果に。
※「結婚スタイルマガジン」SNSアンケートより
59.8%の人がお色直しを「1回」したと回答。
披露宴中のお色直しは「1回」を選ぶ人が多いようですね。
ウェディングドレス以外の衣裳も着たかったから
という定番の理由以外にも
お色直しを何回もするのは、ゲストを待たせる時間も長くなるので、気が引けたから
という意見もチラホラ。
色んな衣裳が着たいけど、ゲストを待たせる時間はあまり作りたくないから「1回だけ」と考える人が多いのかもしれませんね。
次に多かったのは、「2回」で25.9%でした。
お色直しを2回した女性の意見としては、
ウェディングドレスとカラードレスは結婚式衣裳の王道の組合せなので着たかった。でも、せっかくなら和装も着たいと思ったから。
というものが多かったです。
3番目に多かったのは「お色直しはしなかった」人で、全体の11.6%。
一生に一度しか着られないウェディングドレスを、できるだけ長く着ていたかった
という理由以外に、
衣裳替えに時間を費やすよりも、その分ゲストと一緒にいたかった
という意見が多かったですよ。
最近は、親族のみの少人数結婚式を挙げるカップルも多く、
「結婚式は身内だけでこぢんまり行うつもりだから、お色直しは必要ない」
と考える人も多いのかもしれませんね。
最後に、「3回以上」お色直しをした人は、2.7%と少なめでした。
バブル景気だった1980年代後半では、3回以上のお色直しをしていた人も珍しくなかったそう。
最近は、ゲストと過ごす時間を重視する人が増えたことから、お色直しの回数も少なくなってきているようですよ。
2回以上お色直しするのってアリ?
最近のお色直し事情を見て、
「お色直しを2回以上したらゲストは不満かも・・・」
と心配になった人もいるかもしれませんね。
結論からいうと、お色直しを2回以上するのはアリ!
自分が着たい衣裳をいろいろ着られますし、披露宴の雰囲気もグッと豪華なものになりますよ。
ゲストが不満なのは、お色直しの回数が多いことそのものではなく、ふたりと話せなかったり、一緒に写真が撮れなかったりすること。
そうならないように、お色直しを2回以上するなら、披露宴の長さは3時間くらいで設定するとよさそうです。
これなら、ゲストとの交流も楽しみつつお色直しもできますよ。
席を外している間はムービーを流すなど、ゲストを退屈させない工夫がしてあれば、むしろお色直し2回は華やかでいいと思う!
という意見もありました。
お色直しで席を外している間、ゲストを退屈させないアイデアについて気になる人は、こちらの記事も読んでみてください。
また、できるだけお色直し自体にかかる時間を短縮する工夫をするのも大事。
続いては、お色直しをスムーズに行うための方法をご紹介します。
スムーズにお色直しをする方法3選
お色直しをスムーズにして時間を短縮するには、次のような方法があります。
・衣裳を着る順番を工夫する
・2wayのウェディングドレスを活用する
・披露宴会場と控室が近い会場を選ぶ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
衣裳を着る順番を工夫する
お色直しをスムーズにする上で大切なのが、衣裳を着る順番。
結婚式の衣裳チェンジで最も時間がかかるのは「洋装から和装への着替え」。
30~40分ほどかかります。
そのため和装を着たいなら、先に着ておく方がスムーズ。
例えば、お色直しを2回するなら、
【挙式・披露宴入場】白無垢
【お色直し1回目】ウェディングドレス
【お色直し2回目】カラードレス
などの順番がおすすめです。
とは言え、挙式はウェディングドレスを着たいという花嫁もいるでしょう。
その場合は、挙式が終わってから披露宴が始まるまでの間に着替えるとGOOD。
【挙式】ウェディングドレス
【披露宴入場】白無垢
【お色直し1回目】色打掛
【お色直し2回目】カラードレス
たとえばこんな感じです。
髪型を和装にも洋装にも似合うものにすると、より一層スムーズですよ。
@24choco_wd
お色直しの衣裳の組み合わせについてはこちらの記事も参考にしてくださいね!
2wayのウェディングドレスを活用する
できるだけ時間を短縮したいという人は、2wayのウェディングドレスを着るのもおすすめ。
2wayのウェディングドレスとは・・・
袖やトレーン、バックリボンなどが取り外せるようになっていて、1着でいろいろな着こなしが楽しめるドレスのこと。
お色直しのときにはパーツを付け外しするだけなので、中座している時間を大きく短縮できますよ。
また、2wayのウェディングドレスではなくても、アクセサリーや羽織れるものを用意して雰囲気を変えるのも◎。
興味がある人は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
披露宴会場と控室が近い会場を選ぶ
披露宴会場と控室が近い会場を選ぶというのも大事なポイント。
着替えている時間以外に、お色直しで時間を取られるのが「披露宴会場から控室までの移動」なんです。
会場によっては披露宴会場と控室がかなり離れているところもあり、往復するだけで時間がかかってしまうことも・・・
普段なら歩いてすぐの距離でも、慣れないウェディングドレスや和装では、思った以上に時間がかかってしまうもの。
できるだけ披露宴会場と控室が近い会場を選ぶ方がよさそうですね。
お色直しをスムーズにする方法をご紹介しました。
いろいろな工夫で時間を短縮できれば、着たい衣裳を着られそうですね。
せっかくの結婚式ですから、後悔のないように、ふたりで相談して考えてみてください。
【おまけ】前撮りの活用も検討しよう
実は、お色直しの回数を増やさなくても、衣裳をたくさん着る方法はあります。
それは、前撮りで結婚式当日とは別の衣裳を着るというもの。
前撮りとはその名の通り、結婚式より前に衣裳を着て記念写真を撮ること。
このときが、結婚式で着られない衣裳を着るチャンス!
例えば・・・
「結婚式ではウェディングドレスを着るけど、和装にもあこがれるなあ・・・」
「当日の衣裳に選ばなかった方のドレスも諦められない!」
なんてことでも叶えることができますよ。
前撮りで撮った写真はウェルカムボードに使ったり、受付に飾ったりすると、ゲストにも喜んでもらえそうです。
前撮りについてはこちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてくださいね!
【結婚式の前撮り】どこで、いつ撮る?費用は?みんなの衣裳やポーズまでぜんぶ紹介!
※「結婚スタイルマガジン」SNSアンケート
調査時期:2024年9月
回答人数:112人
まとめ
お色直しの回数は「1回」が59.8%と多め。
「2回」が25.9%、「3回以上」が2.7%でした。
「そもそもお色直しはしない」という人も、11.6%いましたよ。
最近は、おもてなしの観点からお色直しの回数は減少傾向にあるようです。
とは言え、婚礼衣裳を着られる機会なんてそうありません。
「本当はお色直しをしたかった・・・」と後悔が残るのは残念なこと。
披露宴の時間を長めに取ったり、お色直しの時間が短くなるように工夫したりして、二人もゲストも満足できる結婚式にしてくださいね!
お色直しについてはこちらの記事も参考にどうぞ!
実は深い意味がある!お色直しってなんでするの?最近のお色直し事情は?
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