新郎新婦から両親への花束贈呈、花の選び方のポイントは？

両親の好きな花を選ぶ

両親の好きな花がわかっている場合は、花束の中にぜひ取り入れてみましょう。

普段から花が好きでガーデニングをしていたり、花を飾ったりしている両親なら、好みがわかりやすいかもしれませんね。

でも花にそこまで興味がなさそうだったりすると、好みがまったくわからない場合も。

そんなときは、「両親が好きな色」の花を取り入れるのもおすすめです。

赤い服をよく着ているなら赤いバラを・・・など、好みの色を取り入れるだけでも、両親好みの花束に近づけそうですね。

花言葉で選ぶ

花には、それぞれ「花言葉」があります。

両親への花束は、感謝の気持ちや両親への思いを伝えるための記念品。

花言葉にこだわって花を選べば、より自分の気持ちを表現できるかもしれませんよ。

ではいくつか、両親への花束に使えそうな花と、その花言葉をご紹介しましょう。

バラ

色々な種類があり、可憐なものから優雅なものまで、色や形でイメージもさまざまな花です。

愛や尊敬を表す花言葉は、家族に贈る花としてもピッタリですね。

【花言葉】
白・・・「深い尊敬」
赤・・・「あなたを愛しています」「愛情」など

カーネーション

母の日にプレゼントする花として有名ですね。

ヒダのある花びらが幾重にも巻かれていて、とてもキレイな花です。

【花言葉】
赤・・・「母への愛」
ピンク・・・「感謝」

コチョウラン

とても優雅なコチョウランの花は、舞っている蝶のような形の美しい花です。

高級感もあって、花束にすると上品でいいですよ。

【花言葉】
花全体・・・「幸福がやってくる」「純粋な愛」
白・・・「清純」
ピンク・・・「あなたを愛してる」

ダリア

小さな花びらがたくさん重なって、とっても華やかなイメージのダリア。

洋風の結婚式にはもちろん、和風の結婚式にも使いやすい花です。

着物を着た両親にもぴったりですね。

【花言葉】
「華麗」「優雅」

かすみ草

白く小さいお花が集まったかすみ草。

どんな花とも合わせやすく、かわいらしい花ですね。

【花言葉】
「清らかな心」「純潔」「親切」

マーガレット

白い花びらと黄色の花芯のコントラストがかわいらしいイメージのマーガレット。

可憐で親しみやすい花ですが、花言葉は深みがあるので、両親へのプレゼントにもぴったりですね。

【花言葉】
「真実の愛」「信頼」

結婚式のテーマカラーで

結婚式に自分たちの好きなテーマを取り入れているなら、両親へ贈る花束をそのテーマに合わせた花にするのもアリです。

たとえば結婚式のテーマが「雨」なら、雨上がりの虹のような色とりどりの花束にしたり・・・

テーマが「大人婚」なら、真っ赤なバラの花束で大人っぽく。

こんな風に、花束もテーマに合わせて雰囲気を変えると、統一感が出ていいですね。

季節感やイベントを取り入れて

花には、通年咲くものと、季節感があるものがありますよね。

たとえば夏ならひまわりで元気いっぱいの花束、梅雨には紫陽花、秋にはコスモスなど・・・

贈呈用の花束にも季節の花を取り入れると、雰囲気が出てステキ！

結婚式が母の日と近いならカーネーションを取り入れたり、クリスマス付近ならクリスマスローズや、赤・白の花を使ったり・・・

季節ごとのイベントに合った花にするのもおすすめですよ。

会場装花や衣裳とのバランス

両親に贈呈する花束は、新郎新婦が抱えて会場を歩きますよね。

だから会場内に飾ってある会場装花や、新郎新婦の衣裳とのバランスも考えたいもの。

会場装花と同じ花材を使ってもいいですし、会場装花や衣裳と相性のいい色の花を使うのもいいですね。

あとは贈呈した後のことを考えて、両親の衣裳に合わせた花にするのもおすすめ。

花束贈呈のシーンはゲストみんなに注目されるうえ、写真にも残ります。

衣裳によく映える色の花束を選んでおけば、写真映えもバッチリですよ。