【ブライズメイドを頼まれたら】ドレスの選び方・注意点、コーディネート実例をご紹介
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結婚式に華をそえるブライズメイド。
もし新婦となる友達にブライズメイドを頼まれたら、ドレスはどうやって選べばいいのでしょうか?
いろんな種類やマナーがあって意外と難しいドレス選び・・・
そんなドレス選びのポイントや、結婚式をさらに盛り上げるアイテムを、先輩たちの実際のコーディネートとともにご紹介します!
ブライズメイドとは?
海外ドラマなどの影響で、日本の結婚式にも取り入れられているブライズメイド。
新婦の友人や姉妹など2~5人ほどで引き受ける、新婦の付添人です。
ブライズメイドの役割は、
・ドレスを着てブーケを持ち、結婚式に華をそえる
・新郎新婦をエスコートする
・披露宴の受付や余興をする
など。
ブライズメイドは、結婚式をサポートする役割を担っているんですね。
花婿側にもブライズメイドとおなじ役割を担う「アッシャー(グルームズマン)」があります。
ブライズメイド・アッシャーについて詳しく知りたい人はこちらの記事を読んでみてくださいね。
ブライズメイド・アッシャーは何をする?結婚式進行例から依頼の仕方、衣裳まで完全ガイド
アッシャーはどんな衣裳を着ればいい?お洒落着こなしテクもご紹介!
【実例アリ】ブライズメイドのドレスの選び方
それでは先輩ブライズメイドたちはどのようにドレスを選んだのか、実例とともに見ていきましょう!
おそろいで統一感を出す
ブライズメイドドレスを選ぶときの観点として定番なのは、「統一感を出す」ということ。
先輩ブライズメイドたちは、さまざまな方法で統一感を出していました。
ステキな例をいくつか紹介していきますね。
@lina_wdg5911
こちらはみんなで、色もデザインもおそろいのドレスを着ているパターン。
ブライズメイドがずらりと並ぶと華やか!でもドレスが淡い色合いだから、優しげな印象ですね。
@sm___wb26
また、ドレスの形は同じでも、色味を揃えたうえでトーンの違うドレスを着るというのもおしゃれ。
はっきりとした濃い紫と淡い紫。とっても上品な色づかいです。
2トーンでも同じデザインなので、しっかり統一感があって素敵ですね。
2トーンにしぼらず、たとえば「ピンク系」に色味を統一して、コーラルピンク、サーモンピンク、ローズピンク・・・のように複数のピンクのドレスを用意してもステキです。
結婚式の雰囲気に合わせる
また、結婚式の雰囲気や装花・装飾、会場にあわせて選べば、「式に華をそえる」というブライズメイドの役割を、しっかり果たせますね。
結婚式の雰囲気に合わせる方法としては、次の2つがあります。
テーマ・テーマカラーを取り入れる
結婚式にイメージカラーがあれば、ぜひともその色を使いたいところ。
こちらはテラコッタがテーマカラーの結婚式で、テラコッタのドレスをまとうブライズメイドたち。
@yurie_wedding_
とっても鮮やかな色で、ブーケとよく合い、まるでアートのような美しさです。
会場のロケーションを考える
テーマカラーやテーマがなかったり、まだ決まっていなかったりする場合でも、結婚式会場のエリアが分かればドレス選びに役立てることもできます。
たとえばリゾートウェディングなら太陽や海とマッチするビビットな明るい色を選んだり・・・
@hibinchuuuuu
山の近くの結婚式場なら、自然を連想させる青や緑のようなアースカラーを基調としたドレスにするのもステキ。
@emmy_brides
ロケーションに合ったドレスを着ることで、それぞれの結婚式の雰囲気を演出することができます。
新郎新婦を引き立たせる色やデザインにする
新婦よりも目立たない衣裳を選ぶのが、一般的なお呼ばれマナー。
しかしブライズメイドの場合は、「目立たない」ことよりも「新郎新婦を引き立たせる」ことを意識してドレスを選ぶと◎。
新郎新婦を引き立てる、ブライズメイドドレスのアイデアをご紹介します。
新婦のドレスの色よりトーンを落とす
@michi_wedding2020
こちらのブライズメイドたちは、新婦のドレスの柄に入っている赤より、少しトーンをおさえた赤の無地のドレスをまとっています。
新婦のドレスの柄をうまく引き立てる、素敵なドレスですね。
新婦のドレス姿を引き立たせるために、当日新婦がどんなドレスを着るのかを聞いておきましょう。
そのドレスの色や形から、それに合うブライズメイドのドレスのイメージを作っていくことができますよ。
新郎新婦の衣裳の色との対比を出す
@sm_wedding_0223
こちらは淡い色のドレスを選んだブライズメイドたち。
新郎新婦の衣裳の赤を差し色のように使っているので、ふたりを中心にまとまって見えます。
アッシャー(グルームズマン)と色味を統一するのも良いですね!
新婦の衣裳と色を統一する
@kaorurina
場合によっては、色味を揃えることで新郎新婦が引き立つということもあります。
こちらは新婦とブライズメイドが白系で統一したパターン。
新婦が白無垢姿なので、同じ色味でも際立って見えますね!
またこの色味のドレスなら、新婦がお色直しで別の色のドレスを着ても相性が良さそうです。
ここまで先輩ブライズメイドたちのドレスのコーディネートを見てきました。
次に、ドレスを選ぶ際の注意点について確認しましょう。
ドレスを選ぶときに気をつけること
ブライズメイドのドレスを選ぶときは、新郎新婦の希望を一番大切にしましょう。
結婚式に着て行く服装といえば「お呼ばれマナー」を守らなければならない、というイメージがありますよね。
たしかに、「お呼ばれマナー」も結婚式のドレスコードとして重要です。
しかし、ブライズメイドのドレス選びで一番大切なのは、新郎新婦がブライズメイドにどんなドレスを着てほしいと思っているのかを確認すること!
できれば新郎新婦に、ドレスのイメージ画像を用意してもらうといいですね。
たとえば結婚式では白い服装が一般的に避けられますが、「新婦の希望に沿って、白いドレスを着る」なんてこともあるようです。
「白」以外にも、一般のゲストのお呼ばれマナーとしては
・白に近い色
・プリント柄
・全身黒・紺などの暗い色
は基本的に避けたほうが良いとされています。
しかし、新婦がそのようなドレスをブライズメイドに着てもらうことを望んでいるなら、着ても大丈夫。
また、「お呼ばれマナー」としては、露出の多いノースリーブやベアトップタイプのドレスは避けられがちです。
しかし、新婦の希望で、新婦のドレスに合わせてブライズメイドがそういったドレスを着ることも多いようですよ。
特にフォーマルな式では、ブライズメイドといえど露出の多い装いをすることは気が引けるかもしれませんが・・・
新郎新婦の希望を聞いたうえでドレスを選びましょう。
新郎新婦からノースリーブなど露出の多いものを希望された場合には、ボレロやジャケットなどの羽織物を用意するなど、場面に応じて露出をおさえられるような対策ができるといいですね。
一般的なお呼ばれマナーが気になる人は、こちらの記事もご覧くださいね。
【女性の服装マナー】結婚式お呼ばれのOK・NGって?年代別の服装やゲスト実例もご紹介
小物はどうする?
小物には、おそろいのアイテムを取り入れて統一感を出してもいいでしょう。
おしゃれ度もUPして、写真映えしますよ。
おすすめのアイテムを見ていきましょう。
ブーケ
新婦と同じように、ブライズメイドもブーケを持つことが多いようです。
@oimo0608
ブライズメイドは、新婦のブーケよりひとまわり小さいブーケを持つのが一般的。
ドレスがシンプルなら、ブーケに何色か使うのもいいかもしれません。
ブーケは、新婦側で用意してくれる場合が多いようです。
リストブーケ
こちらは、手首につけるタイプのブーケです。
ブライズメイド用のおそろいアイテムとしてじわじわ人気が出てきています。
こじんまりとしていてかわいいですよね。
リストブーケはもちろん買うこともできますが、意外と簡単に手作りもできるんです!
興味のある方は、以下の記事をご覧下さい。
【実例あり】手首につけて可愛いリストブーケ、簡単な作り方ってあるの?
サングラス
ブライズメイド&アッシャーでおそろいのサングラスをかけるのはいかがでしょうか!?
遊び心があって、おしゃれな雰囲気になりますよ。
ハート型や、テーマカラーと合わせた派手色フレームのものなどが人気。
日差しが気になる夏の屋外挙式や、リゾート婚には特にぴったりですね。
新郎新婦も巻き込んで楽しい写真が撮れること間違いなし!
パラソル
おそろいの傘を用意するのも面白いですよ。
もし雨が降っても、用意したおそろいの傘を使えるのでテンションUP!
雨ならではの写真が撮れて楽しそうです。
カラフルな傘を用意して、華やかで明るい雰囲気の結婚式にしましょう!
日差しが強い時期の屋外ウェディングでは、おそろいの日傘もいいですね。
その他
靴や、ネックレスなどのアクセサリーをおそろいにするのもステキ。
とはいえ、全部おそろいにするのは用意するのも大変なので、手持ちのものを使っても全然問題ありません。
また、ヘアスタイルやメイクに関しては、ブライズメイドに任されることが多いようですよ。
ドレスを用意する方法
用意する方法は3つあります。
(1)既製ドレスをレンタルする
(2)既製ドレスを購入する
(3)オーダーメイドする
レンタル or 購入で手配する場合
結婚式3ヶ月前ぐらいから選び始めるのがベスト。
ブライズメイドのドレスは、新郎新婦から色やデザインに指定がある場合が多いので、早めに探し始めるのがいいでしょう。
既製ドレスをレンタル、または購入する場合、「気に入ったドレスさえ見つかれば、すぐに注文して準備できそう!」と考えがちですが・・・
その気に入ったドレスに、ブライズメイドそれぞれに合うサイズの展開・在庫があるとは限りません。
式の直前になってバタバタしないよう、余裕を持って3か月、遅くても1ヶ月以上前から探し始めましょう。
レンタルする場合は、結婚式場の提携ドレスショップにブライズメイド用のドレスもあるかもしれないので、確認してみてくださいね。
購入する場合は、アパレルショップやオンラインショップを利用することになります。
オーダーメイドで手配する場合
一からドレスを作ってもらう「オーダーメイド」や、色とサイズを細かく選べる「カスタムメイド」は、できあがるまでに3ヶ月ほどかかることも。
レンタルや購入よりも早めに準備を始める必要がありそうです。
追加料金を払うと少し早く仕上げてくれるお店もありますが、その場合デザインが限定されてしまうこともあるようです。
オーダーメイドは「挙式までに時間が十分にあって、ドレスにしっかりこだわりたい」人向け、ということですね。
購入やレンタル、オーダーメイドは難しいという場合は、手持ちのドレスで色味が近いドレスを合わせるなど工夫してもいいですよ!
ブライズメイドみんなが揃えられそうな色のドレスがないか、相談してみてくださいね。
まとめ
ブライズメイドのドレス選びのコツについてまとめました。
大切なのは、新郎新婦の希望や新婦の衣裳を確認して、それに合うドレスを選ぶということでした。
・おそろいで統一感を出す
・式の雰囲気に合わせる
・新郎新婦の衣裳を引き立てる
という点を考えれば、決めやすいですよ。
どうしたらいいか迷ったら新婦に相談!
新婦含め、みんなでコーディネートを考えて、結婚式を楽しみましょう。
ドレスを準備するのはお早めに。
モデル気分でポーズをとって撮影すれば、ステキな写真とともに、良い思い出ができますね!
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