結婚式・披露宴の余興をしてもらう人の選び方&頼み方
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披露宴で知人に「余興」をお願いしたいあなた。
「余興」は誰にでもお願いできるものではないため、悩むところですよね。
今回は「余興」を頼むのにふさわしい人はどんな人なのか、頼むときのマナーと注意点も合わせてご紹介します。
披露宴での余興ってどういうもの?
「余興」とは、会場を盛り上げるためにする出し物のこと。
披露宴や二次会で、新郎新婦の友人知人たちがしているのを見たことがある人も多いかと思います。
歌やダンスを披露したり、新郎新婦を巻き込んだゲームをしたり、最近では前もって作ったムービーを流すことも多いようです。
新郎新婦を含め、その場のみんなに楽しんでもらうための演出なんですね。
ただ、人前で出し物を披露するとなると・・・
誰にでもできることではなさそうですよね。
どんな人が適役なのでしょうか?
どんな人に頼めばいいの?
余興はだいたい、全ゲストの中から1~2組くらいが基本です。
プログラムを詰めすぎると食事や歓談の時間が少なくなるので、何組も余興を入れるというスタイルは減っているよう。
では「余興」をお願いするのにふさわしい人を見ていきましょう。
時間がとれそうな人
余興を考えたり練習したりするのは、時間がかかる場合も。
子育て真っ最中の忙しい人や、仕事に追われている人などには、頼まない方が良いかもしれません。
今なら比較的、時間をとれそうかな?と思う状況の人にお願いしましょう。
以前自分に余興を頼んできた人
以前その人の結婚式で自分が余興を頼まれて行った、といった場合はお願いしやすいですね。
相手も「自分の時もやってもらったし」ということで、喜んで協力してくれるのではないでしょうか。
特技を持っている人
例えば歌やダンスなど、普段から一芸持っている人ならゲストも楽しんでくれるかも!
特に、ステージに立った経験の多い人なら場慣れしているでしょうから、安心してお任せできそうですね。
プロを呼んで確実に楽しめる余興をお願いするという手もあります。
自分たちですることも
余興を頼まれた人の中には、「上手くできるかな・・・?」とプレッシャーを感じる人もいます。
だから最近ではゲストに頼まず、新郎新婦自身が余興を披露してみんなを楽しませることも!
さて、「余興はあの人に頼みたい」と人選が固まってきたら、次に考えたいのが頼み方。
どんな風に頼めばいいのか、マナーをおさえておきましょう。
頼み方のマナー
頼み方は?
余興をお願いするときは、できれば直接会って伝えましょう。
お互い遠方に住んでいる場合は、電話か手紙で。
親しい間柄ならメールなどでお願いしてもいいかもしれません。
ただ、招待状でいきなり依頼するのは、相手を驚かせてしまいます。
必ず前もってOKをもらってから、招待状に改めてお願いする旨の書面をいれましょう。
お願いするときは、「こういう理由であなたにお願いしたい」「あなたにぜひやってほしい」という誠意をもって頼むとGOOD。
お願いする時期は?
できるだけ早く、少なくとも招待状を送ることの多い挙式2ヶ月前よりも早いタイミングで、お願いしましょう。
余興には準備が必要ですから、期間に余裕を持ってお願いするのがマナーですよ。
伝えておくことは?
余興の出番はいつなのか、他にはどんな余興があるのかを伝えておきます。
また、照明やマイク、音響、スクリーンなど、会場でどんな設備が用意できるのかも重要なポイント。
それによってできる余興が違ってくるので、きちんと調べて伝えておきましょう。
余興に費用がかかる場合、どの程度ふたりが負担できるのか、話し合っておきます。
こちらから内容をリクエストする場合は特に、費用負担や協力は惜しまないようにしたいですね。
では最後に、余興をお願いする前に気をつけておきたいポイントを2つ、ご紹介します。
気をつけたいポイント
友人がプロやセミプロの場合
中には、「ダンスや歌、マジックなどを仕事として活動しているプロやセミプロの友人がいる」という人もいるかもしれませんね。
友人とはいえ、プロやセミプロに余興を依頼する場合は、ちゃんと料金を払うつもりでお願いするのが礼儀。
もし自分が友達の立場で、「友達なんだからタダでやってくれるよね」という態度でお願いされたら・・・
あまり良い気はしないですよね。
相手の技術や仕事を、尊重した上でお願いする姿勢は忘れないでおきましょう。
余興が中止に!?
余興をお願いしていたのに、結婚式当日、進行が遅れて時間がなくなり「余興ナシ」に!
・・・なんていうのは、用意してくれたゲストにとても失礼なので気をつけましょう。
本当に余興が必要か、進行をよく考えて決めてから依頼してくださいね。
まとめ
結婚式で場を盛り上げるための出し物である、「余興」。
歌やダンス、映像作品など内容はさまざま。
そんな余興をお願いするのにふさわしい人は、こんな人です。
・準備時間がとれそうな人
・以前、自分が余興をお願いされた人
・特技を持っている人
頼むときはできるだけ早く、少なくとも招待状を送ることの多い挙式2ヶ月前よりも早いタイミングでお願いしましょう。
直接会ってお願いするのが一番ですが、遠方の場合は電話、手紙でも。
くれぐれも気軽にメールでお願いしたり、招待状で突然依頼したりするのはやめておきましょう。
プロやセミプロにお願いする場合は、友人でも料金を支払うつもりで依頼するのがマナーです。
披露宴を盛り上げるために重要な余興、「この人!」という人を選んで、礼儀正しくお願いしてくださいね。
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