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教会式の儀式、それぞれどんな由来があるの?

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チャペル

公式インスタグラムはじまりました!

キリスト教の教えにのっとって行われる「教会式」には、いろいろな儀式があります。

花嫁が父親とバージンロードを歩き、新郎と永遠の愛を誓い指輪交換、誓いのキス・・・

これらの儀式にはそれぞれ由来があるのですが、ご存じでしょうか?

教会式の結婚式を挙げるならぜひ知っておきたい、感動的な儀式の由来をご紹介します!

INDEX

バージンロード

教会の入り口から奥の祭壇へと伸びるバージンロード。

花嫁と父親が腕を組んで、祭壇の前で待っている新郎のもとへ一歩一歩バージンロードを歩いていく光景は、結婚式の入場の定番シーンですよね。

花嫁と父親がバージンロードを歩く様子

バージンロードは、花嫁のこれまで歩んできた「人生」を表すのだそうです。

教会の扉には「誕生」の意味があり、それを開くことで、花嫁の「人生」が始まります。

親に支えられながら、お世話になった参列者たちの間を進み、これから先の未来を共にする新郎のもとへ・・・。

花嫁と父親

花嫁の過去から未来までを想像させてくれる、感動的な儀式なんですね。

このように花嫁の一生を表しているバージンロードは、とても神聖なものとされており、一般のゲストは立ち入ることができません。

教会式の参列者が、入り口ではなく、チャペルの両端から案内されるのはそのためなんですね。

また、バージンロードは、父親が花嫁を新郎の元までエスコートする道でもあります。

父親がエスコートするのは、花嫁が生まれてから今まで、一番長くそばで見守ってきた人だから。

なので、自分の人生を見守ってくれた大切な人であれば、父親以外にエスコートしてもらってもOK!

父親と腕を組む花嫁

ちなみに「バージンロード」という言葉は、実は和製英語。

英語では「通路」を意味する「aisle(アイル)」という単語を使って、Wedding aisleなどと呼ばれることが多いようです。

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指輪交換

新郎新婦が、結婚指輪をお互いの左手薬指にはめる「指輪交換」。

指輪交換をする様子

女性が結婚式の中でも特に憧れる儀式のひとつです。

指輪交換は、なんと古代ローマ時代から行われてきたのだとか。

古代ローマでは、結婚は本人同士のものではなく、家と家がつながることでした。

そこで、結婚の証拠として指輪を交換したそうです。

2つの指輪

結婚指輪の交換の習慣はヨーロッパ各地に伝わり、結婚式のセレモニーの中に組み込まれるようになったと言われています。

現在は、永遠の愛を誓い合うという意味で指輪交換をしますね。

指輪をはめることで、相手との絆を感じられて安心する人も多いみたいです。

指輪を置いたトレイを一緒に持つ新郎新婦

ベールダウン・ベールアップ

ウェディングドレスを着た花嫁が身に着けているウェディングベール。

このベールにもきちんとした意味が込められているんですよ。

ウェディングベールをかぶった花嫁

ベールは、ヨーロッパで古くから続く伝統的な「清浄」のシンボル。

邪悪なもの(悪魔や悪霊)から花嫁を守る「魔除け」のアイテムだったんです。

ベールダウン

一般的に、バージンロードを歩く前に母親が花嫁のベールをおろすことをベールダウンと言います。

ベールダウンの様子

今まで大切に育ててきた娘に、母親が最後にしてあげるお世話です。

花嫁を守る「魔除け」のベールを母親の手でおろし・・・これからの幸せを願って、新郎のもとへ送り出すんですね。

ベールアップ

花嫁のベールをあげられるのは、これから花嫁を守っていく新郎だけ。

ベールアップの様子

ベールをあげると、花嫁を守るものは何もなくなります。

代わりに
「これからは僕が守ります」
という新郎の決意が込められています。

また、ベールにはふたりの間の「壁」という意味もあるのだとか。

ベールアップをすることでお互いの「壁」をなくし、ふたり一緒に幸せな家庭を築いていこう、という誓いの意味も込められているんですね。

ベールアップの後はいよいよ「誓いのキス」です!

誓いのキス

「誓いの言葉」の後に行われる、「誓いのキス」。

キスをする新郎新婦

互いの口にキスをすることで、「誓いの言葉」を体の中に封印する、という意味があるのだとか。

誓いのキスは口にするのが基本ですが、絶対そうしないといけないわけではありません。

日本では人前でのキスを恥ずかしがる人も多いらしく、ほっぺにキスや、誓いのキスに代わる演出をするカップルもいるみたいですよ。

新婦の頬にキスをする新郎

ブーケ・ブートニア

ブーケとブートニア(新郎がジャケットの襟につける花)は、結婚式で必須のアイテムです。

季節の花を使うなど、こだわりたい花嫁も多いはず。

新婦が持つブーケと同じ花のブートニアをつけた新郎

そんなブーケ・ブートニアの素敵な由来を見ていきましょう!

まず、ブーケ(bouquet)は、フランス語で「花束」という意味です。

昔、恋人と結婚したいと思った男性が、野に咲く花を摘みながら彼女のもとへ向かいました。

男性が花を摘む様子

彼女のもとへ着くころには、素敵な花束ができていたそうです。

その花束を彼女へ差し出してプロポーズ。

彼女はその花束の中から一輪を抜き取って、彼の胸へ挿しました。

彼女が花を挿してくれたら、婚約成立。

白鳥のカップル

これがブートニアのはじまりです。

ブートニア(boutonniere)は、フランス語で「ボタンホール(襟穴)」という意味。

元々の言葉の意味で言うと、花そのものではなく、花を挿す襟穴のことを指しているんですね。

ジャケットのフラワーホール

つまり、ブーケは彼女がプロポーズされた証(あかし)。

ブートニアは、彼がYESの返事をもらった証。

ブーケとブートニアはセットなんですね。

このような由来から、ブートニアは、ブーケと同じ種類の花を使って作られます。

同じ花のブーケとブートニア

このようなブーケ・ブートニアの由来から誕生した演出として、「ダーズン(ダズン)ローズ」というものがあります。

ダーズンローズ(dozen rose)は、英語で
「1ダース(12本のバラ)」という意味です。

新郎がゲストから1本ずつ計12本のバラを集め、それを花束にして彼女に贈り、
「結婚してください」
とプロポーズ。

新婦は「はい」と答えてその中から1輪を新郎の胸に挿すという演出です。

男性にブートニアをつける女性

12本のバラにはそれぞれ次のような意味があります。

愛情・情熱・感謝・希望・幸福・永遠・尊敬・努力・栄光・誠実・信頼・真実

これから夫婦になるふたりにピッタリの意味ばかりですね!

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まとめ

教会式で行われる儀式について、その由来をまとめました。

なんとなくこうするのが普通と思っていた儀式にも、いろんな願いが込められていましたね。

由来を知って、より一層感動的な結婚式を挙げられることを願っています。

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