フラワーガール・リングボーイの役割って?誰に、どう依頼すればイイ?
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結婚式で小さな子どもが花びらをまいたり、指輪を運んだりする演出を見たことはありませんか?
ピリピリ緊張した雰囲気の中、子どもが頑張っている姿は、とてもほほえましくて、場が和みますよね。
ここではそんな「フラワーガール」や「リングボーイ」の役割をご紹介。
頼むときの注意点もお伝えします!
フラワーガールとは
挙式のときに、かごに入れた花びらをバージンロードにまきながら、花嫁の前を歩く女の子のことを指します。
花束を持って歩くケースもあるよう。
花には「清め」の意味があります。
つまり、バージンロードを清めるのがフラワーガールの役割なんですね。
特に欧米ではよく見られる演出です。
女の子ではなく、男の子にフラワーボーイを頼むのもOK!
ひとりで行う場合も、ふたりで行う場合もあります。
リングボーイとは
挙式のときに、結婚指輪をのせたリングピローを持って花婿の後ろを歩き、指輪を運ぶ男の子のこと。
リングベアラーとも呼びます。
フラワーガール同様、性別に絶対的な決まりはなく、女の子にリングガールを頼むのもOKですよ!
こちらも、もともとは欧米での定番演出でしたが、そのかわいらしさから、最近は日本でも人気です。
フラワーガールとリングボーイの由来についてくわしく知りたい方は、下のページをごらんください。
みんながやっている、結婚式の演出!それぞれどんな意味があるの?
フラワーガール・リングボーイ、誰に頼む?
子どもに演出を手伝ってもらうと決めたら、次は誰に頼むかを考えましょう。
一般的には、フラワーガール・リングボーイは4~10歳ぐらいの子どもに頼むことが多いみたいです。
子どもがひとりで歩くと緊張しそうなら、ふたり以上にしてあげるといいですね。
ペアになって歩いている光景もかわいらしいですよ。
あまり幼い子どもにお願いすると、バージンロードをまっすぐ歩けないことも・・・。
まだしっかり歩けない子どもにお願いする場合は、親やもう少し大きな子どもと手をつないで入場してもらう、歩行器や子どもが乗り込めるラジコンカーを使うなどの工夫を。
@wedding0516_s
頼む相手は、親族の子どもを優先し、もしいなければ友人の子どもにお願いするパターンが多いようです。
甥や姪に頼めば、新郎新婦の両親にとっては孫の晴れ舞台が見られるということで、いい思い出になりますよ。
親族に子どもが多い場合は、不公平感が出ないように配慮も必要。
先ほど紹介したフラッグボーイやベールガールなど子供の出番を、人数に合わせて適宜追加すると良さそうです。
フラワーガール・リングボーイの頼み方
フラワーガール・リングボーイは、その両親にとっても大舞台。
結婚式の日程が決まったらなるべく早めに、招待状を送るより前に頼みましょう。
子どもの衣裳を用意するのにも時間がかかりますからね。
できれば直接会ってお願いしたいところですが、遠方の場合は電話でも大丈夫。
どんな役を頼みたいのかを簡単に説明して、子どもにできそうであれば引き受けてもらいましょう。
「花びらの入ったかごを持って、バージンロードを歩いてもらいたいんだけど、大丈夫かな?」
という感じですね。
引き受けてもらえることになったら、お願いの言葉を書いた書面を添えて、招待状を送ります。
このときには、衣裳準備や費用負担について、どこまでお願いするのか明確に伝えましょう。
衣裳準備は保護者にお願いし、代金は新郎新婦が負担する、という場合が多いようです。
衣裳を準備してもらうなら、保護者側にも時間が必要。
依頼からそのほかの連絡まで、早めにすませておきたいですね。
衣裳まで準備する新郎新婦、保護者の方は、以下の記事を参考に準備を進めてくださいね。
フラワーガール・リングボーイを頼まれた!おすすめの衣裳って?
挙式中はどう動く?注意点は?
次はフラワーガールとリングボーイの、挙式当日の動きを見てみましょう!
まずは本番開始前。フラワーガールとリングボーイには、直前のリハーサルにも参加してもらいましょう。
ぶっつけ本番でやってもらうより、子どもの緊張もほぐれるはずです。
そしていよいよ本番開始。
新郎の入場のあと、まずはリングボーイがリングピローをもって入場します。
小さなリングボーイが指輪を落としてしまわないか心配な場合は、指輪を差し込んだりしてリングを固定できるリングピローにすれば安心です。
リングピローを新郎またはベストマン(新郎の介添え人)に渡し、リングボーイはゲスト席へもどります。
つづいてフラワーガールが花びらをまきながら入場!
花嫁と花嫁の父があとに続きます。
新郎のいるところまで花びらをまいたら、フラワーガールはゲスト席へもどります。
でも幼い子どもだと、泣き出して立ち止まってしまったり、ゲスト席にもどることができなかったり・・・など、スムーズにいかないこともしばしば。
子どもが心細くならないよう、またすんなりと席に戻ってもらうためにも、子どもの視界に入るところに保護者の席を確保し、さりげなく誘導してもらうといいですね。
まとめると、一般的な入場順は
新郎⇒リングボーイ⇒フラワーガール⇒花嫁と花嫁の父
リングボーイとフラワーガールが一緒に入場し、並んで歩いてもらうのも良いですね。
子どもが参加する演出は他にも!
子どもにお手伝いしてもらう演出は、ここまで紹介したフラワーガールとリングボーイが定番。
でも結婚式には、他にも子どもが参加できる、さまざまな演出があるんですよ。
フラッグボーイ
@hm_wedding1125
挙式の始まりに、メッセージの書かれたフラッグを持って歩き、新郎新婦の登場を知らせます。
挙式前の緊張感あふれる空気をふきとばしてくれそうです。
ベールガール
@wedding_chiiko
@momo_wdwd
花嫁がウェディングベールを踏んでしまわないよう、ベールのすそを持って歩きます。
ベールよりもトレーン(ドレスの裾)が長い場合は、「トレーンベアラー」。
役割は同じです。
花嫁の歩調に合わせて歩くことができる年齢の子どもに頼みましょう。
このほかにも、教会式で聖書を運ぶ「ページボーイ」など、結婚式での子どもの仕事はいっぱい。
以下の記事にも、そんなキュートな演出アイデアがたくさん詰まっています。
リングボーイ・フラワーガール実例!子どもの挙式演出アイデア30選
ぜひ子どもに協力してもらって、ステキな挙式にしましょう。
お礼を忘れずに!
結婚式に協力してくれた子どもには、お礼のプレゼントを用意しておきましょう。
子どもの年齢に合わせたプレゼント(おもちゃ、ぬいぐるみ、お菓子など)がおすすめ。
両親に子どもの好みを聞いておけば、より一層喜んでもらえそうですね。
1000~3000円を目安に選びましょう。
包装は透明で中の見えるものが良いかも。
それを見て喜ぶ子どもの顔・・・抜群のシャッターチャンスです!
挙式後の披露宴のプログラムのひとつとしてプレゼントを渡すのもおすすめ。
司会者から子どもの名前を紹介してもらい、他のゲストからも拍手を送ってもらう場があれば、子どもも親も嬉しいはず。
フラワーガール・リングボーイの演出には、保護者の協力が必須。
衣裳の準備から子どものケアまで、手間をかけてもらったことへの感謝の気持ちを、しっかり伝えましょう。
保護者用のちょっとしたお礼を用意してもいいかもしれませんね。
ゲストも思わずほっこり!体験談5選
何が起こるかわからない分、キュートで楽しいフラワーガールとリングボーイの演出。
ここからはその魅力が伝わる体験談を紹介します。
積極的な子も、控えめな子も大活躍
@y_uuka
ニコニコの笑顔と泣き出しそうな顔、対照的な表情をみせる双子のリングボーイ。
実は花嫁さんのお子さんなんだそう!
人懐っこく愛嬌をふりまく様子、不安げながらもこらえて歩いていく様子、どちらにも癒されますね。
花嫁さんも「成長を実感した!」と感動したそうですよ。
優しさにみちた姉妹のやりとりに感動
@ksm_524
こちらは幼い姉妹のフラワーガール。
お姉さんが戸惑う妹の手を引き、励ましながら前へと進んでいきます。
健気なふたりの姿に、会場全体の雰囲気も温かくなったようです。
子どもらしく素直がいちばん!
@chii.wedding_
外で遊びたがって、なかなか指輪をとどけてくれなかったリングボーイ。
しかし、お礼のプレゼントを見つけた瞬間、ルンルンで歩いて来てくれたそう。
「透明なラッピングにしておいて良かった!
」と語る花嫁さん。
子どもらしく正直な様子に、全力で笑ってしまったそうです。
役目を忘れて全力疾走!
@___kass_y__
こちらは扉が開くなり、元気いっぱいに走り出したフラワーガール。
大勢の人を目の前にあせってしまったのでしょうか、花びらもまかずに駆け抜けていったんだとか!
でも大丈夫、役目を忘れてしまっても可愛いらしいです。
泣かずにミッションコンプリート!
@u_s2409
お茶目なリングガールをもう一人ご紹介します。
スーツとサングラスでビシッとキメた小さなSPさん。
小さいアタッシュケース(芸が細かい!)に入れたリングを新郎新婦にお届けするミッション!
走らず、泣かずに、無事任務を遂行できました♡
以上、フラワーガール・リングボーイの魅力がつまった体験談でした。
ハプニングがいっぱいだからこそ楽しい、子ども参加の演出。
笑っても泣いても、きっといい経験に、いい思い出になるでしょう。
新郎新婦も保護者も、子どもの失敗を恐れすぎずに、温かく見守る気持ちで臨みたいですね。
まとめ
フラワーガール・リングボーイについてご紹介しました。
フラワーガールは、バージンロードに花びらをまく女の子。
リングボーイは、リングピローを運ぶ男の子。
お願いするときは4~10歳を目安に、上記の役割ができそうな子どもに頼みましょう。
衣裳の準備などが必要なので、頼むのはできるだけ早めに!
頑張ってくれた子どもへのお礼も忘れないでくださいね。
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