みんながやっている、結婚式の演出!それぞれどんな意味があるの?
音声で聴く!
結婚式を盛り上げてくれる色んな演出には、それぞれ意味があるんです!
「柄じゃないし、やらなくていいかな?」
と思っていた演出も、そのステキな由来を知ればやりたくなるかも!?
挙式中の演出と挙式後の演出、それぞれの意味や由来をまとめてご紹介します!
フラワーガール
フラワーガールとは、バージンロードに花を撒きながら、花嫁の前を歩く女の子のこと。
フラワーガールの撒く花には、「清め」の意味があるとされています。
なぜ「清め」が必要なのでしょうか?
フラワーガールは、中世ヨーロッパから続く風習だそうです。
当時、ヨーロッパでは
「教会の床下に悪魔が潜み、花嫁を狙っている」
と言われていて・・・
この悪魔を寄せ付けないよう、床にバージンロードを敷き、フラワーガールが清めの花を撒くようになったのだとか。
また、フラワーガールといえば、手に提げた小さな籠から花をつかんで撒くのが一般的ですが・・・
あの籠、もともとは小麦の花輪だったと言われています。
小麦は恵みの象徴であり、2人の少女が小麦の花輪を持って花嫁の前を歩き、
「結婚後にたくさんの恵みがありますように」
という願いを込める風習が、中世にはあったそうですよ。
日本の結婚式にはいろいろなスタイルがあり、式次第によってはフラワーガールの役割もさまざま。
花を撒く以外に、花束を持って歩いたり、参列者に花を手渡しながら歩いたりすることもあります。
女の子ではなく、男の子に「フラワーボーイ」をしてもらってもOK。
4~10歳ぐらいまでの子どもが選ばれるのが基本です。
リングボーイ
挙式のときに、結婚指輪を乗せたリングピローを運ぶ男の子のこと。
フラワーガールの直前に、もしくは一緒に祭壇へとバージンロードを歩きます。
リングボーイにははっきりした由来はなく、フラワーガールとペアになる役割として、男の子が選ばれたと言われています。
フラワーガールとペアになることが多いため、似た衣裳を着られる同じ年頃の男の子にお願いすることが多いよう。
男の子ではなく、女の子に「リングガール」をしてもらってもいいですよ。
ちなみに、入場の順番は
新郎⇒リングボーイ⇒フラワーガール⇒新婦と新婦の父
というのが一般的です。
ブーケトス
挙式を済ませた花嫁が後ろを向き、未婚のゲストに向かってブーケを投げる演出。
結婚式ではすっかりおなじみのブーケトスですが、元は欧米で行われていたものなのだそうです。
参列者が花嫁の幸せにあやかろうとドレスやブーケを引っ張ったりしないように、
「幸せのおすそわけ」
の意味でブーケを投げたのが始まりなのだとか。
ブーケを受け取った女性には幸福が訪れる、また次の花嫁になれると言われています。
最近は挙式で使ったブーケではなく、トス用に小さいブーケを用意することが多いみたいです。
ファーストバイト
新郎新婦の初めての共同作業として行われる定番の演出、ケーキ入刀をして、いよいよファーストバイト!
新郎新婦がお互いにウェディングケーキを食べさせ合う演出ですね。
新郎から新婦への一口には
「一生食べるものに困らせません」
新婦から新郎への一口には
「一生おいしい料理をつくります」
という誓いの意味が込められています。
最近は、ファーストバイトの前に行う演出として、新郎新婦がそれぞれのお母さんからケーキを食べさせてもらう「ラストバイト」などもあります。
まとめ
結婚式でよく見られる演出について、その由来や意味をご紹介しました。
ただ楽しいだけではなく、それぞれの演出にはいろんな気持ちが込められていたんですね。
演出の意味も知って、さらにステキな結婚式にしてください!
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