ブライダルエステにはどんなメニューがあるの？内容や受ける時期の目安をご紹介！

ブライダルエステってどんなものがあるの？

ブライダルエステとは、結婚式に向けてよりキレイになるためのエステ。

「結婚式」という明確な目標に向けて、ドレスを着たときに気になる部分を重点的にケアするのが特徴です。

具体的には、フェイシャル・ボディの美肌ケアや毛を剃る「シェービング」、引き締めなどが挙げられます。

そのほか、結婚式のためにサロンでまつ毛エクステやまつ毛パーマ、ハンドケアやネイルアートをしてもらう人も。

歯医者で「ブライダルホワイトニング」を受ける人もいるようですよ。

それでは、メニューをひとつひとつチェックしていきましょう！

シェービング

顔やボディのムダ毛を処理する「シェービング」。

シェービングをして産毛がなくなることにより、お肌がより白く美しく見えると言われています。

化粧ノリもよくなると評判なので、ぜひやっておきたいブライダルエステですね。

シェービングには二種類の方法があります。
まずは電動シェーバーを使ってムダ毛を処理する「ソフトシェービング」。

深剃りしないのでお肌に優しいというメリットはありますが、すぐにムダ毛が伸びてきてしまったり、剃り残しの心配があったりというデメリットもあります。

もう一つは、理容師免許を持つプロのスタッフが行う「レザーシェービング」。

お肌にたっぷりの泡をのせ、カミソリで丁寧にムダ毛を処理してくれます。

ムダ毛と一緒に古い角質も取れるので、美肌効果も期待できるのが嬉しいところ。

ソフトシェービングに比べると、ムダ毛がないキレイな状態のお肌を長く保つことができます。

実施期間

ソフトシェービング
・・・結婚式3日前～1日前くらいレザーシェービング
・・・結婚式1週間前～3日前くらい

レザーシェービングの場合、お肌が弱い人は、カミソリをあてることで赤みが出たり肌が荒れたりする可能性も。

結婚式1ヶ月前くらいに試し剃りをしておくと安心ですよ。

シェービングについてもっと詳しい内容は、こちらの記事をどうぞ。

【ブライダルシェービング】効果や受ける時期は？つるすべ肌を叶えるポイントも解説！

フェイシャル

顔は、やはり注目が集まる部位。

フェイシャルコースでは、より美しい肌、より引き締まったフェイスラインで結婚式当日を迎えることを目指したケアを行います。

ニキビ、毛穴の開き、乾燥、テカリなど、肌悩みは人それぞれ。

悩みに応じて、サロンごとに色々なメニューがありますよ。

クレンジングで普段のケアでは落としきれない汚れを取ったり、パックなどで肌に栄養補給をしたり、ケア内容はさまざまです。

また、肌悩みだけでなく、小顔や、たるみをとるリフトアップを目指すコースがあるサロンも。

特に肌悩みがない場合でも、マッサージや専用の機械でむくみを解消できれば、結婚式当日に自信を持って笑顔になれそうですね。

実施期間

結婚式6ヶ月前～3日前くらい

「ニキビ肌を改善したい！」など、本格的な肌質改善を求めるなら、半年前くらいからマメに通ってケアするのがおすすめ。

化粧ノリアップや、ちょっとスッキリ見せられたらOK！という人なら、直前に1日コースを受けるだけ、というのもアリです。

ただし、初めてのエステを結婚式の前日に受けるのは肌荒れの心配もあるので、結婚式の3日前くらいに受け終わるようにスケジュールを組むといいですよ。

フェイシャルエステの詳細は、以下の記事でチェックしてみてくださいね。

ブライダルエステの「フェイシャル」ってどんなことをするの？

ボディ

ボディ全身

ボディを全体的にケアするコースです。

ボディマッサージや機械を使って全身を引き締めるための施術を行い、ボディラインの改善を目指します。

たるみのないスッキリとした体なら、ドレス姿もより美しくきまりそうですよね！

脚のむくみをとってスラリとした美脚を作れば、ミニスカートタイプのドレスも着こなせそう。

また、美肌作りのためにパックやピーリング、保湿などもおこなわれるようです。

さらに、アロマトリートメントなどのリラクゼーションの施術も。

全身をマッサージしてもらうことで、結婚式準備による疲れやストレスが癒されるのも嬉しいポイントですね。

実施期間

結婚式6ヶ月前～3日前くらい

フェイシャルと同じく、「結婚式までに2サイズダウンしたい！」など、体型の大幅改善を望むなら、半年以上前から定期的に通うのがおすすめ。

リラックス効果や、むくみの改善、ボディの保湿程度なら、1ヶ月コースや式直前の1日コースでもいいかもしれませんね。

ボディ全身のエステについては、こちらの記事もどうぞ！

ブライダルエステの基礎知識【ボディ全身】

デコルテ（首から胸元）

ドレス姿で正面を向いたときに、顔の次に目立つデコルテ（首から胸元）。

デコルテマッサージやパックをすることで、胸元の肌のくすみ、首のたるみやシワを解消するのが主な目的。

デコルテの美白で、顔まで明るく見えることもあるようですよ！

実施期間

結婚式6ヶ月前～ 3日前くらい

定期的に通うことで、くすみのない明るいデコルテに近づくことができるかも。

日焼けもしやすい部位なので、3ヶ月前くらいからケアすることができればいいですね。

深い肌悩みがある場合などは、もう少し前からスタートしてもいいかもしれません。

こちらの記事では、デコルテのエステについて、先輩花嫁の体験談も交えて紹介していますよ。

実は重要パーツのデコルテ！ブライダルエステではどんなことをするの？

背中

ウェディングドレスは、背中の開いたデザインのものも多くあります。

ニキビやくすみがあったり、むくみで肩甲骨が埋もれていたり、ドレスからぜい肉がはみ出ていたり・・・なんてことは避けたいですよね。

背中のエステでは、クレンジングで余計な汚れを落としたり、シェービングをしたり、美白にむけた施術を行います。

さらには、むくみを取るためのマッサージやパック、マシンやマッサージによるぜい肉のもみほぐしで、すっきりした背中を目指します。

実施期間

結婚式6ヶ月前～3日前くらい

背中のニキビなど、トラブル改善を目指すなら早めに始めるのがベスト。

保湿やむくみ取り、リラックス効果を実感したいくらいなら、1ヶ月コースや1日コースもいいですね。

エステでの背中ケアについてもっと知りたい人は、こちらの記事も読んでみてくださいね。

ドレスを綺麗に着こなすために！ブライダルエステ「背中ケア」の基礎知識

二の腕

腕を露出するドレスを着る場合、乾杯やブーケトスなど・・・二の腕の揺れが気になってしまいそうなシーンがいっぱい！

キャンドルサービスなど、ゲストから至近距離で見られる場面も意外とあります。

そんなシーンでも自信を持って挑めるように、ブライ ダルエステでは二の腕の引き締めや美肌作りのための施術をおこないます。

施術内容はサロンやコースにもよりますが、主にたるみの改善にはエステ機器の使用やマッサージ、肌質の改善にはトリートメントなどがおこなわれます。

実施期間

結婚式3ヶ月前～3日前くらい

本格的な痩身や、日焼けなど肌トラブルの改善を目指すなら、できるだけ早い時期から取り掛かるのがよさそうです。

特に大きな悩みがないなら、即効性のあるマッサージのコースを式の数日前に受けるのもおすすめです。

脇

今までの自己処理によってお肌が黒ずんでしまっていたり、毛穴がポツポツと目立っていたり・・・。

ドレスは脇が露出したデザインが多いため、ゲストの視線が気になりますよね。

脇周りがぷよぷよしていると、ドレスの上にお肉が乗っかってしまうということも。

脇の施術では、クレンジングや角質ケアで黒ずみを軽減させ、パックで美白を目指します。

さらに痩身ケアで脇まわりを引き締める施術もありますよ。

実施期間

脇の美白
・・・結婚式2ヶ月前～1ヶ月前くらい
脇肉の引き締め
・・・6ヶ月前～3ヶ月前くらいから

黒ずんでしまった脇の改善や、脇肉の本格的なシェイプアップを目指すなら、早めにケアを始めるのがベストです。

まつ毛エクステ・まつ毛パーマ

花嫁衣裳にピッタリの華やかなメイクを作るためには、まつ毛エクステやまつ毛パーマもおすすめ。

まつ毛エクステは本数・カール・長さ・太さなどを細かく選択できるため、自分の望む雰囲気に合ったまつ毛を作ることができます。

一方のまつ毛パーマは、パーマ剤を使って自分のまつ毛をカールさせるもの。

自分のまつ毛なのでエクステほどボリュームは出せませんが、ナチュラル志向の人にはぴったりです。

つけまつ毛やマスカラの場合、結婚式中に泣いてしまった場合、取れてしまったり目の周りにマスカラが流れて「パンダ」になったりすることもありますが・・・

まつ毛エクステやまつ毛パーマならそんな心配もないので、安心して感動にひたれますよ。

実施期間

結婚式2～3日前くらい

まつ毛エクステはまつ毛が生え変わるサイクルに合わせて少しずつ抜けてくるので、一番綺麗な状態で結婚式を迎えるためにはこれくらいがベスト。

エステなどを受けてうつぶせに寝ると取れやすいので、ブライダルエステがすべて完了してから受けるといいでしょう。

まつ毛パーマは、肌トラブルなどが起こった場合のことも考えて式の2～3日前にするのがいいでしょう。

どちらの場合も、1ヶ月前くらいに一度試しておくのをおすすめします。

一度試しておけば、当日に後悔しない仕上がりを目指すことができますし、まつ毛パーマの場合、パーマ剤との相性もある程度確認できます。

ハンド・ネイル

花嫁の手元は、結婚式で何かと注目を集めるポイント。

とくに指輪交換のシーンでは、手元の写真をアップで撮ってもらうこともありますよね。

そこで欠かせないのが、ハンドケア＆ネイルケア。

スクラブで古い角質を除去し、クリームやオイルを使って丁寧にマッサージすることで、シワやくすみの少ない美しい手元を目指します。

そして専用のやすりなどで爪のベースを整え、爪と皮膚の間の甘皮も処理。

仕上げにネイルカラーを塗ったり、ネイルアートを施したりして完成です。

手先まで美しく磨いておけば、結婚式に向けてのモチベーションも上がりそうですね。

実施期間

結婚式7日前～1日前くらい

ハンドケアは、サロンの施術以外にも保湿やUVケアなどのセルフケアもおこなうといいですね。これは1ヶ月前くらいから開始しておくといいでしょう。

ネイルケアの方法によっても、実施時期は変わってきます。

ネイルは、大きく分けてマニキュア、ジェルネイル、スカルプチュア、ネイルチップの4種類があります。

マニキュアを塗る場合は、はがれやすいので結婚式前日がおすすめ。

ジェルネイルやスカルプチュアは1週間前でもOKでしょう。

ネイルチップの場合は、ぎりぎりだとデザインの変更や、サイズが合わない場合の変更がきかないこともあるので、1週間前くらいには手元にあると安心です。

ネイルチップは、外れやすいため式の当日に装着します。

以下の記事では、ブライダルネイルについてさらに詳しく紹介しています。

先輩花嫁のネイルデザイン例も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください！

何日前にするのがベスト？【ブライダルネイル】の基礎知識&デザイン33選

ホワイトニング

結婚式のために白くてキレイな歯を目指したい人は、歯医者さんでブライダルホワイトニングを受けるのもいいでしょう。

ホワイトニングには、歯科医院で受ける「オフィスホワイトニング」と、歯医者さんの指導のもと自宅でおこなう「ホームホワイトニング」があります。

また、その両方に取り組む「デュアルホワイトニング」もあります。

「オフィスホワイトニング」は、歯科医院で薬剤や機械による歯を白くする施術を受けるもの。

1回でも即効性がありますが、希望の白さになるまで数回通うことが多いようです。

「ホームホワイトニング」は、専用のマウスピースに薬剤を入れて、時間をかけて少しずつ白くしていくもの。

オフィスホワイトニングは即効性がある一方、ホームホワイトニングは持続性があります。

「デュアルホワイトニング」は両方を兼ねるので、最も効果的な方法と言われていますが、その分高額になります。

実施期間

オフィスホワイトニング
・・・結婚式1ヶ月前～2週間前
ホームホワイトニング
・・・結婚式3ヶ月前～1ヶ月前

オフィスホワイトニングは、施術後しばらく歯がしみることがあります。

また、施術後1日程度はコーヒーやワインなどの色素沈着しやすい飲み物などを控える必要も。

式直前に受けると、当日、料理や飲み物を楽しめないかもしれないので、2週間ほど前に施術を終えておくと安心です。

ホームホワイトニングはゆるやかに効果が出始めるものなので、早めに開始するのがGOODです。

こちらの記事では、ホワイトニングの注意点や費用なども含めて、詳しく解説しています。

ブライダルホワイトニングって何？賢く受けるポイントって？