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少し個性がほしい!彫刻や木目の結婚指輪のデザインや選び方

彫刻デザインの結婚指輪

公式インスタグラムはじまりました!

結婚指輪には少し個性がほしいという人や、ふたりらしさを求める人もいるでしょう。

そこで今回は、表面に特徴のある「彫刻(彫り)デザイン」と「木目(杢目)デザイン」の結婚指輪を紹介します。

彫刻や木目デザインを選ぶときのポイントや注意点もまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。結婚スタイルマガジンは、ジュエリーブランドNIWAKA(ニワカ)のサポートで運営されています。一部NIWAKAの商品写真を使って解説していることをあらかじめご了承ください。

INDEX

彫刻デザインの指輪とは?代表的な手法は?

まずは彫刻(彫り)デザインの結婚指輪から見ていきましょう。

彫りデザインの魅力は独特な世界感。

指輪を彫る様子

デザイン性があるので、他のアクセサリーと組み合わせてもおしゃれに身につけられます。

また彫刻(彫り)デザインのリングは、全周に模様が施されたものが多いため、指輪が回っても気になりにくいというメリットも。

手の内側からも彫り模様が見えるのもポイントです。

彫刻(彫り)デザインの代表的な手法

表面に彫刻を施す手法で代表的なのは、「洋彫り」と「和彫り」の二つ。

洋彫りは西洋に伝わる手法、和彫りは日本古来より伝わる手法です。

代表的な洋彫りリングと言えば、ハイビスカスやプルメリア、波といったハワイアンモチーフが彫刻されたハワイアンジュエリーなどがあります。

ハワイアンジュエリー

西洋の花などをモチーフとしたデザインは洋彫りのものが多く、一方の和彫りは、花鳥風月や日本独特の和柄が主流です。

NIWAKA の結婚指輪 花匠の彫(かしょうのほり)花匠の彫(かしょうのほり)

どちらの手法も「タガネ」と呼ばれる細い彫刻刀のような道具を使って彫刻を施していくのですが、主に彫り方が異なります。

洋彫りは手前から奥に向かって手で押して彫ります。

洋彫りを施す様子

洋彫りで使用するタガネ洋彫りで使用するタガネ

一方、「和彫り」はタガネを持ち、もう片方の手に持った槌(つち)でコンコンコンと細かく叩きながら、奥から手前に彫っていきます。

和彫りを施す様子

和彫りで使用するタガネ和彫りで使用するタガネ

太さや形状が異なるタガネを使い分けながら、力加減を変えて彫り進めていきます。

和彫りは千年以上も前から寺社仏閣の装飾や日本の刀の鍔(つば)に彫刻をするのに用いられていた伝統的な技法で、勢いのあるダイナミックな仕上がりが可能。

仕上がりには職人の技量やセンスによって、大きく差が出ます。

単純な直線ばかりでなく、ゆらめきうねる線はまるで筆で書かれたかのよう。

彫り跡の輝きと陰影は奥行きを作り、生き生きとした表情を見せます。

和彫りについて気になる人はこちらのページもぜひ読んでみてください。
和彫りの歴史や数々の名品が楽しめますよ。

和彫り 伝統の彫金技術

和彫りの菊

では、和彫りが施された具体的な結婚指輪を紹介します。

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四季の息吹が感じられる和彫りリングを紹介

ジュエリーブランドNIWAKA(ニワカ)には和彫りを施したシリーズ「花匠の彫(かしょうのほり)」があります。

花鳥風月の美意識を込めて四季の情景をリングに施したシリーズで、なめらかな曲線と立体感が特徴。

「花霞(はながすみ)」は、咲き誇る桜をモチーフにして春を表現。

NIWAKA の結婚指輪 花霞(はながすみ)咲き誇る桜花霞(はながすみ)

「あいの風」は、そよ風がかきつばたを揺らす夏の情景をテーマにデザインされています。

NIWAKA の結婚指輪 あいの風かきつばたあいの風

「秋の紅(あきのくれない)」は、重なり合う楓を用いて美しい彩りと鮮やかな秋の情景を表現。

NIWAKA の結婚指輪 秋の紅(あきのくれない)重なり合う楓秋の紅(あきのくれない)

「雪椿(ゆきつばき)」は、真っ白な雪が降り積もった椿の葉をモチーフにしていて、静寂な冬の清らかさが感じられるデザインです。

NIWAKA の結婚指輪 雪椿(ゆきつばき)雪が降り積もった椿の葉雪椿(ゆきつばき)

「花匠の彫」シリーズの指輪は、寺社仏閣の装飾品などに用いられる飾り金具も作る高度な技を持つ職人を中心に、一点一点彫っていきます。

指輪に宿された名工の技と花鳥風月の世界は、一生の記念としてふさわしい逸品です。

また、「花匠の彫」はふたりそれぞれの好みや手の形に合わせて、仕上げや形状、幅などをオーダーすることが可能。

どのサイズや幅でもデザインの雰囲気が変わらないよう、指輪ごとにもっとも美しいバランスで彫師が彫刻を施します。

「花匠の彫」について気になる人はこちらをどうぞ。

花匠の彫 | 俄 NIWAKA Ring Collection Book

彫刻デザインを選ぶときのポイントや注意点

彫り柄やクオリティはしっかり確認を

彫りデザインは、彫り柄によってはカジュアルな印象が強くなり、フォーマルなシーンではつけにくい場合も。

彫刻が施された指輪

フォーマルなシーンで着る着物と同じで、古来よりあるモチーフや柄もしくは洗練されたデザインなら、いつの時代もつけられるでしょう。

また、彫りデザインは職人の技術によって彫り跡の仕上がりなど、完成度に大きな差が出ます。

指輪というのは幅も細く、大きく湾曲しているため、指輪への彫刻は極めて高い技量が求められます。

中には、完成度が気になる彫りデザインも・・・。

雑に彫られた指輪一般的な和彫りの例

和彫りは勢いのあるダイナミックな表現が特徴ですが、その反面やや粗さが出やすかったりもします。

上のリングは、彫りの線がなめらかでなく、柄である花びらや草を美しく表現できていません。

線ががたついているのでぎこちなく、やや硬い印象を受けますね。

また、指輪を彫るときにできる出っ張り(バリ)が残っているので、引っかかったり、指あたりの悪さを感じることも。

バリの説明一般的な和彫りの例を拡大したもの

一方、技術力の高い職人によって彫られたなめらかで強弱のある一線は、花びらのふっくら感をしっかりと表現。

美しく彫られた指輪NIWAKA花匠の彫「花霞(はながすみ)」

線のがたつきもなく、彫りの深さや幅に抑揚があるので立体感もあり、和彫りの特長である「彫り跡の輝き」が十分楽しめます。

バリも残らず取り除かれているので見た目が美しいだけでなく、安心してつけられますね。

実際に店舗へ行って購入するのが安心

彫りデザインは全周に彫り模様が施されていることが多いため、サイズ直しできないものが多いです。

サイズ直しに対応してもらえるか、もしくはどんなアフターサービスがあるか事前に聞いておくと安心です。

また、彫り跡がなめらかでないと隣り合う指に痛みを感じたり、服などに引っかかってしまう場合もあるので、お店に行って実物を確かめることをおすすめします。

薬指に付けられた彫刻デザインの指輪


続いては、木目(杢目)デザインの結婚指輪について紹介します。

木目(杢目)デザインとは

「シンプルな中にもファッション性を持たせたい」
「個性を出しながらも落ち着いた雰囲気の結婚指輪が良い」

そんなふたりにおすすめなのが、異なる金属を重ねることで木目模様を表現した木目(杢目・もくめ)デザインです。

木目デザインの指輪

木目デザインの魅力はおしゃれな和風デザインというだけでなく、金属なのにどこか温もりを感じるところ。

また、年輪が重なる様子からこれから共に人生を歩んでいくふたりにぴったりなのも人気の理由の一つです。

ちなみに木目と杢目の違いは、木目は木が生きてきた証である「年輪」で、杢目は木の成長過程で発生する「模様」を意味しています。

洗練された木目デザインの「京杢目」とは

「木目模様のデザインが気になるけど、ちょっと個性が強いかも・・・」

と感じている人に人気なのが、NIWAKAの「京杢目(きょうもくめ)」シリーズ。

さまざまな木目デザインの指輪

江戸時代から続く伝統技法である「木目金(もくめがね)」。

「京杢目」は木目金の模様の美しさを現在の技術で最大限に引き出した、モダンで洗練されたジュエリーです。

個性的過ぎないデザインなので、年齢や服装を問わずさまざまシーンにおいて自然な印象でつけられます。

一般的な木目模様のリングは途中で繋ぎ目があるデザインもありますが、京杢目は途切れることなく全周にわたって模様が施されています。

内側にも木目デザインが施された指輪

さらに内側にも木目模様が見えます。

複数の金属(マテリアル)のコンビネーションで表現された木目のゆるやかな曲線は、全周が一定のリズムで表現されており、洗練された印象を与えます。

そのため、華やかな婚約指輪や他のジュエリーとのコーディネートも楽しめます。

NIWAKA のセットリング 婚約指輪 白鈴(しろすず) 結婚指輪 長閑(のどか)上:婚約指輪 白鈴(しろすず)
下:結婚指輪 長閑(のどか)

「京杢目」について気になる人はこちらをどうぞ。

京杢目 | 俄 NIWAKA Ring Collection Book

木目デザインを選ぶときのポイントと注意点

木目デザインの指輪をオーダーなどで作ると、店頭の見本と多少異なって仕上がる場合も。

最も美しいマテリアルの重なりを緻密に検証してサンプルと同じデザインで作製してくれるようなブランドなら安心です。

中には、木目模様を表現するのに「シルバー」を使用しているブランドもあります。

シルバーは変色の恐れがあるので、長く使いたいならプラチナと純度75%のゴールドのみを使用しているブランドをおすすめします。

「京杢目」では、世界でジュエリーとして認められる高品位のプラチナ(Pt950)やゴールド(750)のみを使用しています。

木目デザインの指輪

また、木目の指輪はデザインの特徴からサイズ直しや修理ができないものもあるので、事前にお店に確認しておきましょう。

サイズ直しや修理ができない代わりに、リング交換で対応してくれるブランドもありますが、製法によっては同じ柄ができない場合も。

最初のデザインと変わってしまったり、リング交換をすることによって相手と異なる柄になったりすることもあるため、その点も事前に確認しておくと良いですね。

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まとめ

今回は、結婚指輪に少しの個性もしくはふたりらしさがほしいという人に、彫刻(彫り)デザインと木目(杢目)デザインを紹介しました。

独特な世界感が魅力の彫りデザイン。

ただ、彫柄によってはカジュアルな印象が強くなり、フォーマルなシーンでつけづらい場合もあるので、デザインとして洗練されているかどうかチェックしましょう。

マテリアルの重なりで木目模様を表現した木目デザインは、和風の結婚指輪を求めている人にも人気。

金属なのにどこか温もりを感じるところも魅力です。

彫刻デザインも木目デザインも、デザインの特徴からサイズ直しや修理ができないものもあるので、事前にお店に確認すると良いですね。

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