バウリニューアルって何？夫婦がもう一度愛を誓い合う素敵なセレモニーを徹底解説！

「バウリニューアル」とは？

「バウリニューアル」とは、結婚している夫婦が、再び愛を誓い合うセレモニーのこと。

「バウリニューアル」を英語で書くと「Vow Renewal」。

これを日本語に訳すと、
「バウ（Vow）」は「誓い」、
「リニューアル（Renewal）」は「更新」、

つまり「誓いの更新」という意味があるセレモニーなんですね。

そんなバウリニューアルは「ふたりの愛を再確認する」ことができればOKなので、とっても自由度の高いセレモニーなんです！

結婚式のようなきちんとしたセレモニーを行う以外にも、友人を集めて賑やかなパーティーをするなんてのもアリ。

バウリニューアルの内容は後で詳しくお話ししますね。

ちなみに元々は欧米の文化なので、日本ではまだ知らない人も多いと思いますが、日本でも少しずつ広まりつつあるんですよ！

どんな人がするものなの？

バウリニューアルは、すでに結婚している夫婦が行うセレモニーでしたね。
そのため夫婦なら年齢や結婚年数に関わらず誰でも行うことができます。

夫婦として長年連れ添ってきたふたりが改めて愛を誓い合ったり、
夫婦の危機を乗り越えたふたりが、心新たにするために行ったり、
結婚当初に結婚式をしなかった夫婦が行ったり、
とパターンはいろいろ。

中には、子供たちから両親へプレゼントする形でバウリニューアルを行うこともあるんだそう！

何だか素敵ですね。

夫婦として改めて愛を誓いたいふたりだけでなく、家族の絆を深めたい人にもおすすめですよ。

バウリニューアルについて何となく分かったところで次は、中身を詳しく見ていきましょう！

いつどこで何をするの？

バウリニューアルはいつするの？

バウリニューアルをする時期は、夫婦によってさまざま。
特に決まりはないので、夫婦・家族の好きなタイミングでOKです！

ここでは、一例をご紹介しますね。

節目の結婚記念日

結婚3年目、5年目、10年目などの節目となる結婚記念日に、バウリニューアルを行う人は多いよう。

改めて愛を誓うには、ピッタリのタイミングですよね。

また、25年目の「銀婚式」や50年目の「金婚式」など、長年夫婦として歩んできた記念に行うのもおすすめ。

その場合は、子供たちからのプレゼントでバウリニューアルをするのもいいアイデアかもしれませんね。

子供が生まれた後

結婚式を既に挙げている夫婦でも、子供と一緒に行うセレモニーはまた違った感動があるはず。

@mayu.365

家族でセレモニーの写真を残せたり、家族として愛や絆を誓い合ったり・・・
きっと素敵な思い出になりますよ。

他には、人生の節目となる「還暦」や「古稀」などを迎えたタイミングで行ったという人もいるよう。

先ほどもお話しした通り決まりはないので、ふたりや家族にピッタリなタイミングを考えてみてくださいね。

バウリニューアルはどこでする？

バウリニューアルを行う場所は、大きく分けると海外か国内の2パターン。

それぞれ詳しく見ていきましょう！

海外

バウリニューアルの文化が定着している国の結婚式場やホテルでは、専用プランが用意されていることも。

特にハワイなどの海外リゾート地で行う人が多いようです。

ちなみに本場海外では、緑あふれる公園でのバウリニューアルが定番だそうですよ。

海外で行う場合は、海外挙式を挙げるときと同じように、海外ウェディングを取り扱っている会社や旅行会社に相談するとスムーズです。

国内

国内では、まだバウリニューアル専用プランがあるホテルや結婚式場は少数と言えそう。

国内でバウリニューアルがしたい場合は、挙式のみのプランや少人数結婚式のプランをバウリニューアルに沿うようアレンジするのも1つの手。

ただ式場やホテルで行わないといけないわけではないので、フォトスタジオなどで記念撮影のみをするというのもいいかもしれませんね。

バウリニューアルの内容は？

プログラムとしては、結婚式と似た内容を行う人が多いようです。
具体的には、誓いの言葉や誓約書へのサインなどを行い、改めて愛を誓うという感じですね。

その後は、記念品の交換や会食など、ふたりの希望にあわせてアレンジするのが一般的。

ただ内容にも決まりはありません！

先ほどもお話しした通り、バウリニューアルは「ふたりの愛を再確認する」ことができればOKなので、

〇結婚式のようなきちんとしたセレモニー

〇夫婦ふたりだけで旅先で愛を誓う

〇公園で友人たちを集めてパーティーをする

〇子供も一緒に楽しめる内容にする

〇写真撮影のみ

・・・こんな風に、ふたりが望むスタイルを考えてみてくださいね。

また服装も、婚礼衣装を着なければいけないわけではないんです。
会場やセレモニーの雰囲気に合わせて、カジュアルな服装でのバウリニューアルもアリですよ！

@makiti119

ふたりらしいバウリニューアルにするために、
・行う時期や希望の場所
・セレモニーの雰囲気やコンセプト
・参加者
などを決めておくとよさそうです。

他には、
「結婚3年目にバウリニューアルをしよう！」
などと時期だけ決めておいて、そこに向けてプランを練っていくのもいいかもしれませんね。

以上、バウリニューアルを行う時期、場所、内容について詳しくお話ししました。
だんだんイメージが膨らんできたでしょうか。

さらに詳しく知っていくために次は、バウリニューアルを行うメリットを見ていきましょう。

バウリニューアルをするメリット

バウリニューアルには、素敵なメリットがいっぱい！
その中から3つピックアップしてご紹介します。

夫婦の愛を再確認できる

結婚生活が長くなると、結婚当初の新鮮な気持ちが徐々に薄れることも。

もちろんパートナーへの愛は変わっていなくても、毎日の生活に追われてそんなことを考える余裕がない場合もありますよね。

でもバウリニューアルで改めて愛を誓い合えば、結婚当初の気持ちを思い出せるはず！

ふたりの新しい節目・門出となり、また新鮮な気持ちで生活をスタートできそうですね。

感謝の気持ちも伝えられる

夫婦になると愛情以外にも、なかなかお互いに伝えあわない気持ちもありますよね。

そんな普段は照れくさくて伝えられない気持ちも、セレモニーの中でなら伝えることができるかも。

改めて感謝の気持ちなどを伝えることで、「こんな風に思っていてくれたんだ・・・」と、さらに夫婦の絆が深まりますよ。

家族の絆も深まる

先ほども少しお話ししましたが、バウリニューアルは夫婦だけでなく子供と一緒に行う人も多いんです。

結婚式は夫婦だけで挙げたという人も、結婚して子供ができ、その子供も一緒にバウリニューアルをすることができたら・・・感慨深いシーンになりそうですよね。

また仲良しな両親の姿を見ることは、子どもにとっても嬉しいもの。
家族みんなでセレモニーをすることで、より家族の結びつきが深いものになりそうですね。

では最後に、バウリニューアルにピッタリの演出も見ていきましょう！

バウリニューアルにおすすめの演出5選

誓いの言葉をアレンジ

結婚式では、牧師さんなどから「～を誓いますか？」と問われた際に、「はい誓います」と答えますよね。

この「誓います」を英語で言うと「I do」。

バウリニューアルの場合は、この返事を「We still do（私達はずっと誓います）」に代えるのが定番！

これからもずっとパートナーへの愛を誓い続ける、そんな決意が見える言葉ですね。

アイテムに書く言葉にも工夫を

記念撮影に使うガーランドやフォトプロップスなどのアイテムに書く言葉も、バウリニューアルならではの言葉にするとGOOD！

よく使われるのはこちら。
「Just married again」
「We still do」

誓いの言葉としても紹介した「We still do」は、バウリニューアルで使われる言葉として有名なので、さまざまなアイテムに使えそうですね。

@aco3011

他には、結婚式の時と同じシチュエーションやポーズで写真を撮る時に、「10 years later（10年後）」と書かれたガーランドを飾るのも楽しそう！

ふたりらしく工夫して、思い出の写真を残してくださいね。

指輪交換

すでに一度交換している指輪を、改めて交換し合うのもロマンチック。

そしてせっかく交換するなら、指輪をクリーニングしておくのがおすすめ！
ピカピカの状態に戻った指輪を改めて交換したら・・・あの頃の新鮮な気持ちがよみがえりそうですね。

指輪のクリーニングは自宅でもできますし、購入した店舗で行ってくれることもあるよう。

指輪のクリーニングについては、こちらの記事が参考になりますよ。

誰でもできる！婚約指輪・結婚指輪の輝きを保つ簡単お手入れ3ステップ！

もちろん新しい指輪を用意して交換するのもGOODです。

ウェディングケーキに周年感を

結婚式のようにウェディングケーキを用意する場合は、ケーキもバウリニューアルらしくデコレーションしちゃいましょう！

例えば、結婚5年目なら「5」の形のろうそくをウェディングケーキに立てるという具合です。

毎年の結婚記念日をお祝いするのと同じような感覚ですね。
記念撮影の後は、家族や友人とわいわい食べるのも楽しそうです！

手紙を読み合う

お互いに手紙を書き、読み合う演出もとっても感動的。

普段は言えない感謝の気持ちや相手への想い・・・そんな言葉を素直に手紙に綴りましょう。

きっとこの手紙はお互いの宝物になるはず。
この手紙を読み返すたびに「この人と結婚してよかった」と心から思えそうですね。