同棲するタイミングはいつがベスト？プロポーズとどっちが先？守るべき順番は？

みんなは結婚前に同棲した？

まずは、結婚前に同棲するカップルはどれくらいいるのか見てみましょう。

「結婚スタイルマガジントレンド調査2018（※）」によると・・・

実際に結婚（婚姻届を提出）する前に同棲したと答えた人は52.4%という結果に！

半数以上の先輩カップルは、結婚する前に同棲をしたことがあるんですね。

結婚前といっても、プロポーズ前後で同棲の意味が変わってきます。

続いては、プロポーズ前の同棲とプロポーズ後の同棲について、それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。

プロポーズ前の同棲【メリット】

まずは、プロポーズ前から同棲するメリットから紹介します。

相手のことをよく知ることができる

付き合っている段階で同棲すると、相手の色々な面を知ることができます。

ちょっとした日常生活の習慣や、家での過ごし方など・・・

デートだけではわからなかった相手の一面が、一緒に暮らすことでしっかりと見えてきそう。

結婚してから、「こんな人だと思わなかった・・・」なんて後悔する事態は、ある程度の期間同棲しておくことで避けられるかもしれません。

単純にたくさん一緒にいられる、というのも、忙しいカップルにはお互いを知るために大きなメリットです。

生活費の節約になる

二人とも一人暮らしをしている場合、一緒に住むことで生活費の節約になります。

結婚には何かとお金がかかるのもの。

付き合っている段階から同棲して生活費を節約し、結婚資金の貯金をするのもいいですね。

お互いをサポートできる

金銭的な節約になるのはもちろん、お互いが今まで一人でやっていた家事を分担することで、相手をサポートすることができます。

うまく家事をシェアできれば、お互いの負担が減り、結婚生活のイメージも湧きやすいのではないでしょうか。

プロポーズ前の同棲には前向きなメリットがいくつかあるようですが、デメリットはどうなのでしょうか？

見ていきましょう。

プロポーズ前の同棲【デメリット】

両親に理解されないことも

付き合っている段階で同棲するカップルは少なくありませんが、親世代もそれに同意してくれるとは限りません。

「婚約もしていないのに一緒に暮らすなんて・・・」と、少し否定的に感じる両親もいるはず。

大切な子供のことだからこそ、婚約・結婚というケジメをつけてから一緒に住んでほしい、と考えるのは珍しくありません。

結婚が先延ばしになる可能性

結婚の約束をしないで同棲した場合、ズルズルと結婚が先延ばしになってしまうパターンも。

一緒に住んでいる状態に満ち足りて、「結婚」という次のステージに踏み出すキッカケをなくしてしまう・・・ということもあるようです。

結婚生活の新鮮味がなくなる

二人で一緒に暮らす同棲生活は、結婚生活と似た部分も多いもの。

長く同棲生活を続けていると、結婚しても大きな生活の変化はありません。

ウキウキの新婚生活！・・・というような新鮮味はないかもしれませんね。

プロポーズ前の同棲には、それぞれメリット・デメリットがあるんですね。

では次に、プロポーズ後の同棲について見ていきましょう。

プロポーズ後の同棲【メリット】

まずはメリットからお話しします。

結婚準備がスムーズに進む

プロポーズが成功して結婚が決まると、二人で決めることやするべきことがたくさん！

両家の顔合わせや結納の有無、結婚式についてなど・・・忙しい二人だと、なかなか準備が進まないことも多いんです。

その点、プロポーズ後に同棲してしまえば、忙しくても帰る家は一緒。

ちょっとした時間でも色々話し合うことができ、結婚準備もスムーズに進むでしょう。

両親にも好印象

先ほどもお話ししましたが、プロポーズ前の同棲は、両親に反対されることも少なくありません。

でもプロポーズ後なら、結婚を前提とした同棲ということになります。

きちんと二人の真剣な気持ちを伝えれば、両親の理解も得やすいでしょう。

結婚へのモチベーションアップ

「この人と結婚する」と決心して始めた同棲なら、お互いの気持ちも真剣ですよね。

例えば一緒に暮らす中でちょっとしたもめ事が起こっても、すぐに嫌になったりせず、結婚に向けて二人で話し合い、解決していこうと思えるはず。

これからの結婚生活をシミュレーションし、お互いの意見をすり合わせる有意義な同棲になりそうですね。

では次に、デメリットも見ていきましょう。

プロポーズ後の同棲【デメリット】

プロポーズ後の同棲について、特に大きなデメリットはありません。

ただ、同棲する大きな目的として、「結婚前にお互いを知り、この人でいいのか見極める」ということがありますよね。

その場合、プロポーズから結婚までの同棲では、場合によっては期間が短すぎるということもあるかもしれません。

一緒に暮らし始めて、「あれ？この人こういうところあるんだ・・・」と疑問に思い始めた矢先、もう結婚の日取りが迫っている・・・なんてパターンも。

付き合いの長いカップルならそういうことも少なそうですが、まだお互いの生活を詳しく知らないなら、先に同棲を考えるのもアリかもしれません。

同棲をはじめるベストタイミング

プロポーズ前後に同棲を始める、それぞれのメリット・デメリットはわかりました。

「じゃあ結局、一番いいタイミングはいつ？」
「プロポーズと同棲はどちらが先の方？」
「逆に、どんなタイミングだとダメなの？」

ここからは、そんな疑問にお答えします。

プロポーズと同棲、決まった順番はない

一昔前なら、婚約、もしくは結婚してから一緒に暮らす・・・というのがスタンダードだったかもしれません。

でも今は、プロポーズ前に同棲を始めるカップルも多いもの。

プロポーズと同棲、どちらの方が先！という決められた順番はないんですね。

同棲はいつから始めるのがベスト？結婚につながりやすいおすすめのタイミング

「じゃあ、いつ同棲をはじめても変わらないの？」

もちろんそういうわけではありません。

将来結婚したい相手と同棲をはじめるのに最も適したタイミング。

それは、
【ふたりが結婚を前提に同棲を始められる時】です。

「結婚のために同棲する」という共通の目的。

それがあれば、お互いの理解が深まる同棲期間は、今後の結婚生活にとって貴重な時間となるハズ！

同棲の失敗しやすいタイミングはいつ？

逆に、失敗しやすいタイミングは「ふたりが結婚を前提に同棲をはじめられていない」場合です。

具体的には、
・家の更新時期だから同棲する
・片方に結婚願望がない
・金銭的な負担を減らしたい
など。

結婚のためではなく、自分の都合のために同棲を始める場合は要注意です。

また、付き合って日が浅い場合も、精神的にストレスが溜まりやすく失敗しやすいです。

お互いのことをよく知り、信頼関係が構築できてから同棲するのをおすすめします。

「まだプロポーズされていない…」婚約前に同棲を始めるなら気を付けておきたいこと

プロポーズの前に同棲を始めるなら、二人できちんと結婚について話し合っておくのがおすすめ。

・ 結婚の意思があるのか
・ 時期はいつ頃がいいか

など、結婚に関するお互いの考えを知っておくと、ズルズルと同棲状態が続くリスクは避けられそうですね。

また、お互いの両親がプロポーズ前の同棲についてどんな意見を持っているかも、前もって聞いておくのが無難。

両親が反対しているのを無視して同棲を始めてしまうと、パートナーへの印象が悪くなってしまう恐れもあります。

いずれ結婚を考えているなら、両親の意見も大切にしておきましょう。

同棲を始める時期は、二人の気持ちや両親の考えに沿って決めるといいですね。

また、
「パートナーにプロポーズしてほしいのに、
なかなかしてもらえない・・・」

もしそんな悩みを抱えているのなら、以下の記事を参考にしてみてください。

「彼氏がプロポーズしてくれない…」結婚を決意しない男性の本音とは？

プロポーズされたい女性必見。プロポーズは催促してもいい？それとも待つ？

※「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象：入籍3年以内の男女
調査時期：2018年7月
対象人数：男性500人　女性500人