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【婚約指輪】ダイヤモンドでよく聞く「カラット」って何?

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0.5ctの表の上に置かれたダイヤモンド

公式インスタグラムはじまりました!

婚約指輪(エンゲージリング)のダイヤモンドについての話でよく耳にする、「カラット」という言葉。

「カラットって何?ダイヤの大きさのことかなぁ?」

そんなギモンにお答えします。

カラット数とダイヤの価値の関係や、人に話したくなる(?)カラットの豆知識もあわせて紹介!

INDEX

カラットとは

何カラットのダイヤ、というと、ダイヤの「大きさ」の話だと思う人が多いかもしれません。

実際そう思って使っている人も多いと思いますが、正確にはカラットは「重さ」を示す単位です。

大きなダイヤモンド

ダイヤだけでなく、ほとんどの宝石の重さはカラットで量ります。

英語では「Carat」と書き、「ct」という記号で表記されることが一般的です。

1カラットの重さは、0.2グラム(200ミリグラム)。

0.2グラム・・・と言われても、パッとイメージできないかもしれませんね。

1グラムが大体1円玉1枚の重さなので、0.2グラムはその5分の1。

なので、1円玉の5分の1くらいの重さが1カラットということになります。

1円玉の5分の1の重さを表した様子

想像以上に軽い!と思ったのではないでしょうか?


ちなみに、「Karat」という単位もあります。

同じカラットという発音ですが、こちらは金(ゴールド)の純度を表す単位。

日本では「K」や「金」と略した形で、ゴールドを素材とした指輪について表記されることも多いので、覚えておくといいですよ。

金の延べ棒

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カラットと大きさ、価値の関係

カラットは重さを量る単位ですが、ダイヤの大きさを知るための参考にすることもできます。

というのも、基本的にダイヤは重くなれば大きさも増すから。

ダイヤの原石のほとんどは、1カラットに満たない小さなものだと言われています。

その分、カラット数が高く大きなダイヤは希少性が高く、価値あるものとみなされるんです。

たとえば、0.5カラットのダイヤ2つと、まったく同じ品質の1カラットのダイヤ1つでは、1カラット1つの方が値段は高くなるのが基本。

1カラットのダイヤ1つと0.5カラットのダイヤ2つを比べた様子

場合によっては何十万円という差が出ることもありえます。

このように、カラットは小さな差でも大きく値段に影響するため、ダイヤの鑑定(評価)においても精密に計量されます。

ダイヤの鑑定機関が発行する鑑定書にも、「0.45ct」や「0.451ct」という風に小数点以下まで細かく載っていることが多いです。


ただ、ダイヤモンドの価値はカラットだけで決まるわけではありません。

カラットは数値で量れる分かりやすい基準なので世間にも浸透していますが、評価基準は他にもあります。

代表的なのは「4C」と呼ばれるもの。

4Cの説明

Caratに加えて、Color(カラー)、Clarity(クラリティ)、Cut(カット)という4つの「C」からなる基準です。

これらはプロの鑑定士によって評価され、総合評価でダイヤの価値が決まります。

4Cは、婚約指輪を選ぶ上でぜひ知っておきたい知識です。

詳しくは下記の動画と記事で解説しているので、参考にしてみてくださいね。

ダイアモンドの基礎知識

ダイヤモンドの価格が決まる評価基準「4C」って知ってる?

カラットの語源や歴史って?

最後に豆知識として、カラットの語源や歴史をご紹介。

カラットの語源はギリシャ語の「Keration(キャラティオン)」であると言われています。

実物のキャラティオン

Kerationとは、イナゴマメという豆のこと。

イナゴマメは1つのサヤの中にいくつかの豆が入っていて、この豆はどれを取っても0.2グラムほどの重さに揃っているそうです。

そのため、まだ重さの単位が定まっていなかった時代、イナゴマメをおもりとして、天秤で宝石の重さを量っていたのだとか。

1カラットが0.2グラムというのは、イナゴマメの重さからきているんですね!

ただ、0.2グラムと厳密に定められたのはもう少し後になってから。

1907年に開かれた、単位についての国際的な基準を定める第4回国際度量衡総会(こくさいどりょうこうそうかい)でのことです。

ダイヤモンドの重さを計測する様子

それまでは国によって微妙に差があったようですが、1907年の会議でメートル法に基づき統一されました。

このようにカラットはメートル法に基づいているので、「メトリックカラット」と呼ばれることもあります。


現在では世界中で通用する単位として、電子機器で精密に計量されるカラットですが、意味をたどれば一粒の豆。

なかなか面白い「豆」知識ではないでしょうか?

微笑む豆

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まとめ

婚約指輪のダイヤモンドの単位、カラットについてお届けしました。

カラットは「大きさ」と思われがちですが、実際は「重さ」の単位です。

1カラットは0.2グラムで、ctという記号で表記します。

基本的にカラット数が大きくなるとダイヤも大きくなり、希少性が増すので価値も上がります。

ただ、カラットが大きければ質の高いダイヤというわけではありません。

ダイヤにはカラットを含め4Cと呼ばれる4つの評価基準があるので、そちらも確認して判断するようにしましょう。

「婚約指輪には何カラットくらいの指輪を選ぶものなの?」

と思った人は、こちらでカラットの平均を取り上げているので参考にしてみてくださいね!

婚約指輪のダイヤ、平均の大きさは?1カラット、0.5カラット、0.3カラット?

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