レンタルもあり!結納の振袖を借りる方法って?
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未婚女性が着る「振袖」。
「結婚する前の最後のチャンス!」と、結納で振袖を着る女性も多いようです。
普段着物を着慣れていない人も、レンタルなら気軽にチャレンジできそうですよね。
今回は、振袖のレンタル方法やレンタルするときに押さえておきたいポイントをご紹介します。
振袖をレンタルするには?
振袖のレンタル方法は、大きく分けて2通り。
店舗で借りる方法と、インターネットで取り寄せて借りる方法です。
店舗の場合、「着物のレンタルショップ」のほか、「デパート」や「ウェディングプロデュース会社」などでレンタルを行っていることがあります。
インターネットの場合、ネット専門の宅配レンタルショップのほか、実際に店舗を持っているレンタルショップがネットでの宅配レンタルサービスを行っていることも。
では、商品選びから返却まで、店舗とインターネット、それぞれのレンタルの流れとポイントを見ていきましょう。
店舗でレンタルする
振袖をレンタルする方法として一般的な店舗でのレンタル。
まず簡単に流れをチェックしてみましょう。
レンタルの流れ
1来店予約をする電話やお店のホームページなどから、下見や試着のための来店予約をします。
2 お店で振袖を選ぶ来店予約をした日にお店を訪ね、試着をして振袖を選び、着たい振袖が決まったらレンタル希望日に予約を取ります。このときに、「内金」として代金の一部の支払が必要な場合もあります。
3 結納当日にお店を訪問する支払いをし、着付けをしてもらって結納に出かけましょう。
4 結納終了後、返却する
基本的にはこんな感じです。
店舗でレンタルするメリットは?
○振袖現物の確認や試着ができる
上記で挙げたとおり、お店で借りる場合のメリットは、なんと言っても下見や試着をして選べること。
お店で実際の振袖を手に取ることができるので、
「ネットに載っている商品のイメージと実物が違っていた」
「いざ着てみると自分にはあんまり似合わなかった」
なんて心配もありません。
顔映りをチェックできたり、質感を触って確かめられたりするのは、店舗ならではのメリットですね。
○着物のプロに直接相談できる
振袖のレンタルショップには着物に詳しい店員さんがいることがほとんど。
プロの店員さんに似合う色や柄を相談しながら選べるのも安心です。
「着たい振袖の色はだいたい決まっているけど、どんな柄を選べばいいのかわからない」
「振袖に似合う帯や小物を相談しながら選びたい」
という人にはぴったりですね。
○着付けなどの付帯サービスが充実している
お店や場所にもよりますが、お店でレンタルすると、結納当日に無料で着付けをしてくれることが多いです。
普段着物などを着慣れない人にとって、着付けサービスが付いているのは嬉しいですね。
また、中には追加料金で「ヘアメイク」や「写真撮影」のサービスを行っているお店もあります。
同じ場所で着付けやヘアメイクを済ませられるので、準備が簡単でスムーズ。
振袖姿の記念写真を残すこともできるので、おすすめですよ!
レンタル期間は?
レンタル期間は「当日のみ」か「翌日返却(1泊2日)」が多いよう。
返却方法は、直接お店に返しに行ったり、宅急便で自宅から返送したりする方法があります。
レンタルの場合、「着用後のクリーニングは不要、そのまま返却OK!」が一般的。
アフターケアがいらないのは助かりますね。
インターネットでレンタルする
ネットでの宅配レンタルは店舗に出向く必要がないので、近くにお店がなかったり、忙しくてお店に行けない人にはとても便利な方法。
一般的なレンタルの流れは次のとおりです。
レンタルの流れ
1 レンタルしたい振袖を選ぶお店のホームページなどで振袖を選び、希望日時のレンタル申込みをします。
2 支払いをするお店からのメールなどの案内に従って、支払をします。
3 振袖一式を受け取る振袖や帯など一式が送られてくるので受け取ります。
4 結納終了後、返却する
着たい振袖を選んで、レンタルして返却する、という流れは店舗でのレンタルと同じ。
大きな違いは、お店とのやりとりが基本的にすべてメールや電話などになること。
また、ネットでのレンタルの場合、帯や小物は基本的にそれぞれの着物に合うものが元々セットになっていることがほとんど。
お店によっては、あなたが選んだ着物にぴったりの帯や小物をその都度コーディネートしてくれるところもあるようです。
店舗でレンタルする場合は、振袖だけでなく帯や小物も自分で合わせながら選ぶことが多いですが・・・
ネットの場合、「コーディネートはプロにおまかせ!」が多いようですね。
さらに、最近は帯や小物だけでなく、肌着や足袋(たび)まで、和装に必要なアイテムをまとめてレンタルできるお店も。
自分で用意が必要なのは、体の厚みを調整するためのタオルのみ、というパッケージ商品も多いです。
届いたらすぐに着付けられるように準備されているので、とっても便利ですよ。
レンタル期間は?
宅配レンタルのレンタル期間は、3泊4日ぐらいが一般的なよう。
結納当日の2日前に届いて、結納翌日に返送するスケジュールです。
「もう少し前もって借りておきたい」
「翌日は予定があるから、返却日に余裕がほしい」
という人は、レンタル期間が4泊5日のお店を選んだり、レンタルの延長サービスを利用したりするといいですよ。
宅配レンタルでも試着をしたいときは?
インターネットでのレンタルで心配なのが、事前に現物が確認できないこと。
「イメージと違ったらどうしよう?」
「サイズは合うかなぁ・・・」
と、不安になりますよね。
そんな不安を解消するために、「下見」とよばれるサービスを用意しているお店もあります。
下見サービスとは、店舗へ下見に行くのと同じように、自宅などへ気になる振袖を取り寄せて「試着」ができるサービス。
料金は数千円で、レンタル期間は1泊2日としているお店が多いよう。
レンタル費用はかかりますが、実際に借りる前に実物の色や質感、顔映りなどを確かめられるのは大きなポイント。
気になる人は下見サービスのある宅配レンタルを探してみてはいかがでしょうか。
レンタルの時期に注意しよう!
お店で借りる場合も、ネットの宅配レンタルを利用する場合でも気を付けておきたいのがレンタルの時期。
振袖は1月の成人式シーズンには、レンタルの希望が集中して、品薄状態になってしまうことが多いようです。
最近では成人式に限らず、春の卒業式で振袖を着る人も増えているとか。
同じ時期に結納を予定していて、
「結納直前にレンタルしに行ったら選べる振袖の数が少なかった!」
なんて声も・・・。
お店によっては成人式向けと結納向けの振袖がそれぞれ用意されているところもあるよう。
また一般的に、成人式では華やかな振袖が人気なのに対し、結納では控えめで上品な振袖が選ばれやすいなどの理由で、着たいものが選べる可能性もあります。
ただ、やはりレンタルが集中する時期には、お店全体で選べる振袖の数や種類が限られてしまうことが多いよう。
ですので、結納の日取りが決まったら早めに問い合わせしてみるのがおすすめですよ。
まとめ
いかがでしたか。
振袖をレンタルする方法には、大きく店舗でのレンタルとインターネットの宅配レンタルの2つがあります。
レンタルする流れはどちらの場合でも、次のような感じです。
・着たい振袖を選ぶ
・下見、試着する
・支払いをする
・結納後、期日までに返却する
また、店舗とネットのそれぞれにメリットがありましたね。
結納が成人式や卒業式シーズンと重なるときは要注意。早めに予約するのがおすすめですよ。
結納で振袖を着たい人はレンタルを検討してみてはいかがでしょうか。
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