結納で振袖を着るときのマナーって?着物選びのポイントを伝授!
結納というおめでたい席。
せっかくだから華やかな振袖を着ていきたい!と思っているあなた。
基本的なマナーや着物選びのポイントを知っていますか?
今回は、結納で振袖を着る場合のマナーや着物選びのポイント、ふさわしいヘアメイクをあわせてご紹介します。
結納で振袖を着るときのマナー
「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」のアンケート結果によると、結納で振袖を着た女性の割合は38.5%。
「独身最後に振袖を着る機会だから」という声もあり、結納で振袖を着たいと考える人は一定数いるようです。
振袖のような和装でも、ワンピースなどの洋装でも、結納では両家の服装の格を合わせるのがマナーとされています。
振袖は、未婚女性の正礼装。
もし女性が振袖を着るなら、男性も正礼装である羽織袴を着るのが正式ですが、最近はブラックスーツやダークスーツを合わせることが多いようです。
また、参加する家族も同じく、正礼装か少し格下の服装を選ぶのがマナーのよう。
つまり、主役の二人がどんな服装をするかで、家族の服装も変わってくるんですね。
新婦側の家族が振袖に合わせた正礼装で、彼の家族はカジュアル寄り・・・なんてことになったら、バランスが取れません。
そうならないためにも、前もって振袖が着たいということを両家に伝えて、了承をもらっておくといいですよ。
振袖の選び方
続いて、結納にふさわしい振袖の選び方を見ていきましょう。
適度に華やかで華美すぎないもの
結納にふさわしいのは、必要以上に派手過ぎず、適度に華やかで上品な振袖です。
地色は、淡いクリーム色や桜色など優しいカラーがおすすめ。
黒で無地部分が多いものは、喪服のようなイメージがあるので避けたほうが無難です。
明るく花嫁らしい色味を選ぶといいですね。
小物合わせも、今風にアレンジを楽しむというよりは、定番の組み合わせで清楚にまとめるようにしたいところ。
幅広い世代の人から好感を持ってもらうためには、奇抜なデザインやアレンジは控えておいた方がいいかもしれませんね。
振袖の柄は、季節の花々や、縁起のいい吉祥文様(きっしょうもんよう)などの古典柄がおすすめ。
迷ったときは、自分の体格に合わせて決めるのもアリです。
小柄な人なら?
背の低い人なら、柄も小柄なものがよく似合います。
大柄のものを選ぶと、少しごちゃっとした印象になってしまうかも。
小さな花々がたくさん描かれたものなど、繊細な柄の振袖を選ぶといいですね。
背の高い人なら?
背の高い人は布の面積も広くなるので、大きめの柄が入ったものや、柄が全体に広がっているようなデザインがおすすめ。
大胆な柄でもカッコよく着こなすことができます。
逆に無地の部分が多いと、高身長が強調されてしまうかも。
適度に柄が多いデザインを選ぶといいですね。
背の小さい人でも大柄を着たい場合は、無地部分が多いものを選べばOK。
背の高い人が小柄を着たい場合は、全体に柄が広がっていて、無地部分が少ないものにするといいでしょう。
気に入った振袖がある場合は、諦めずに一度着てみるといいですよ。
ふくよかorやせ型の人なら?
例えば少しふくよかな人なら、濃いめのカラーを選ぶと引き締まって見えるかも。
縦や斜めのライン状に柄が入ったものなら、よりスリムに見せてくれるでしょう。
逆にやせ型の人なら、淡いカラーで、ふんわりと全体に広がるような柄の振袖がおすすめ。
柔らかく、優しいイメージになりますよ。
その他の選び方は?
例えば30代以上の大人の女性なら、あまり可愛らしすぎるものより、花々や鶴、扇など伝統的な古典柄の振袖がピッタリ!
落ち着いたイメージで、清楚に着こなすことができます。
また、結納の場所や時間帯によって選ぶという方法も。
自宅で日中に結納を行うなら、淡く、明るいカラーの振袖がおすすめです。
淡くて優しい色の振袖なら、両家の両親はもちろん、近所に挨拶まわりに行くことになっても、幅広い世代の人に好感をもってもらえます。
柄も、花々や古典柄などベーシックなものがいいでしょう。
淡い色の振袖を着ることで、写真撮影でも顔がぱっと明るく見えますよ。
逆にホテルや料亭など会場を借りての結納なら、濃いめカラーの振袖もおすすめ。
移動中に万が一汚れたりしても、濃いめカラーなら汚れが目立ちにくいです。
また、ホテルのレストランや料亭などは、照明が少し暗めで、落ち着いた雰囲気にしてあることも多いもの。
遅い時間帯の結納や、室内の写真撮影でも映えるのは、少しハッキリした柄の振袖です。
地色と柄のコントラストがハッキリした振袖なら、写真映えもバッチリ!
振袖には色々な選び方があるようですが、そんな振袖に合わせるヘアメイクはどうすればいいのでしょうか?
ヘアメイクについても見ていきましょう。
ふさわしいヘアメイクは?
振袖を選ぶポイントと同じで、ヘアメイクも、基本的に清楚で上品であることが大切!
普段通りのヘアメイクだと振袖に負けてしまうかもしれませんが、かといって成人式のように派手に盛ればOK!というわけでもありません。
彼の両親に好感をもってもらえるように、華やかながらも落ち着いたヘアメイクを心がけましょう。
どんな髪型がいい?
おすすめなのは、髪を綺麗にまとめたアップスタイル。
結納では食事をしますし、お辞儀をする機会もたくさんあります。
前髪や横髪をきちんと留めたアップスタイルなら、動いたときに髪の乱れが気になることもありません。
シンプルなまとめ髪はもちろん、編み込みをひとまとめにしたら、可愛らしいお嬢さんといった印象に。
髪をねじって巻き上げる夜会巻きなら、大人なスタイルに仕上がります。
ショートカットの人も、横髪を飾りピンで留めるなどシンプルにアレンジすればOK。
髪飾りも大きすぎたり、派手なものは避け、控えめに添えるといいですね。
メイクはどうする?
振袖に合わせて華やかなメイクにする必要はありますが、こちらも派手すぎるのはNGなよう。
例えば紫や黄色など個性的な色のアイシャドウをたくさん使ったり、濃いつけまつ毛をつけたりと、盛りすぎないように気をつけたいですね。
でも口紅は、ハッキリと濃い色にしてもOK。
振袖には濃い色合いの口紅がよく似合います。
アイメイクは控えめにして、口紅をしっかりとつけるようにすると、和装に合う引き締まったメイクになりますよ。
「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍3年以内の男女
調査時期:2018年7月
対象人数:女性500人
まとめ
結納では、両家で服装の格を合わせることが大切。
振袖を着たい場合は、前もって相手の両親に伝えておくようにしましょう。
両家が了承していれば例外もアリですが、基本的なマナーを知っておくといいですね。
振袖の選び方としては、華美すぎず、上品なデザインのものがGOOD。
定番の小物合わせできっちりとまとめれば、どの世代にも好感をもたれる仕上がりになるでしょう。
他にも、身長や体型、世代別に似合うデザインを選んだり、場所や時間帯別で映える色柄を選ぶのもおすすめです。
そしてヘアメイクも同じく、シンプルで清楚にまとめることが大切。
お辞儀の動きや食事の邪魔にならないまとめ髪がおすすめです。髪飾りも派手すぎるものは避けた方が無難です。
アイメイクは控えめに、口紅はしっかりとつけると、和装によく似合うメイクになります。
すべてを濃くするとやりすぎになってしまうので、注意したいところ。
基本的なマナーを意識して、結納で華やかな振袖姿を披露したいですね!
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