新郎新婦は結婚式のお料理を食べてもいいの?先輩カップルはどうした?
ゲストに楽しんでもらうために、一生懸命選んだ結婚式のお料理。
当然美味しいお料理だし、新郎新婦だって一緒に食べたいけれど・・・。
それって、マナー的にOKなの!?
今回は新郎新婦の婚礼料理について、食べるタイミングや食べやすくする方法を、先輩カップルの体験談もあわせてご紹介します。
新郎新婦は料理を食べてもいいの?
披露宴で、ゲストと一緒に新郎新婦にも提供される婚礼料理。
それって、食べてもいいものなのでしょうか?
結論から言うと、「イエス」です!
新郎新婦が料理に口をつけるのがマナー違反、なんてことはありません。
せっかくの美味しい料理なのですから、もちろん新郎新婦だって食べていいんですね。
ただ現実的には、「食べる時間があまりない」というパターンが多いよう。
披露宴ではさまざまな演出や余興が行われることも多いもの。
歓談中でも、新郎新婦の元にはゲストが次々と挨拶や写真撮影に訪れます。
しかも主役である新郎新婦には常にたくさんの注目が集まり、カメラも向けられているような状態。
なかなか食事を摂るタイミングが難しい!という状態になりやすいんですね。
おまけに、
「綺麗な婚礼衣装に食べこぼしたら・・・」
「口紅がとれちゃうかも」
なんてことが心配で、食事に手がつけられないというカップルも。
もちろん料理に手をつけなくても構いませんが、
「せっかくの美味しい料理だから、できれば少しでもゲストと一緒に楽しみたい!」
と思う人もいますよね。
そこで次は、新郎新婦が料理を食べやすいタイミングをご紹介しましょう。
食べるタイミング
披露宴では、ゲストが新郎新婦のためにスピーチをしたり、余興や映像演出などを披露してくれることもありますよね。
そんな時に、新郎新婦が食事をしながら対応するのは失礼にあたります。
そういう時は食事を中断し、きちんと集中して鑑賞するのがマナーです。
ではどんなタイミングなら、新郎新婦は料理に手をつけられるのでしょうか?
新郎新婦が披露宴中に料理を食べやすいタイミングは、大きく分けて二つあります。
新郎新婦が用意した映像上映中
プロフィールムービーなど、ゲストのために用意した映像演出を上映している時は、食事をする絶好のチャンス!
ゲストが映像に見入っている間に、食事を楽しみましょう。
歓談タイム
ゲストみんなが自由に食事や会話を楽しむ歓談タイムなら、新郎新婦が食事をしてもマナー違反にはなりません。
ただ、歓談中は色々な人が新郎新婦のところに挨拶や写真撮影に来ます。
その時は食事を中断して、きちんと対応しましょう。
挨拶に来る人が途切れたタイミングや、仲の良い友人たちが来たタイミングなら、ひと言断ってちょっと一口、という風に料理を楽しめるかもしれませんね。
こうしてみると、「やっぱり新郎新婦が婚礼料理を食べられる時間は少ないのかも・・・?」と思いますよね。
では次に、そんな少しの時間でも料理を食べやすくする方法を見ていきましょう。
料理を食べやすくする方法
小さくカットしておいてもらう
あらかじめ式場にお願いしておいて、新郎新婦の料理だけ小さくカットしておいてもらいます。
ナイフを使って切る手間が省けることで、ちょっとした時間にサッと口に運びやすくなりますよね!
料理が一口サイズなら、花嫁も口紅が落ちるのを気にすることなく食べることができますよ。
司会者に協力してもらう
司会者に、新郎新婦もゲストと一緒に食事を楽しむようにアナウンスしてもらうのもアリ!
歓談タイムに入る前などいいタイミングで
「新郎新婦も一緒にお料理を楽しませて頂きます」
などとアナウンスしてもらえば、食事に手をつけやすくなりそうですよね。
余裕を持ったプログラムを組む
先程もお話ししたように、ゲストがスピーチや余興をしている時の食事はマナー違反。
キャンドルサービスや手紙の朗読など、新郎新婦が主役の演出でももちろん食事はできません。
ゲストと食事を楽しむ時間を設けたいなら、あまり演出を詰めすぎないのがポイント。
二人にとっても余裕のできるプログラムを心がけるといいかもしれませんね。
ゲストと一緒に食べられるスタイルに
そもそも、「ゲストと一緒に食事を楽しみたい!」というカップルなら、結婚式をちょっとカジュアルなスタイルにするという方法も。
例えば新郎新婦の座る高砂(たかさご)席を設けず、二人もゲストと一緒のテーブルを囲むスタイルや・・・
ビュッフェ形式でワイワイ楽しむカジュアルなパーティー、なんてアイデアもあります。
お食事会のような結婚式なら、温かい雰囲気でゲストと一緒に食事を楽しむことができますよ。
それでもやっぱり結婚式中に食事がとりにくい二人のために、式場によってはさまざまな方法が用意されている場合も。
さっそく見ていきましょう。
式場によってはこんな対応も
新郎新婦の料理に関する対応は、式場によっていろいろ。
一例をご紹介します。
新郎新婦用のコースを提供
ゲストの料理とは別に、新郎新婦専用のコースを用意してくれる式場も。
少しは食べたいけれど、フルコースはちょっとムリかも・・・という新郎新婦のために、ワンプレート料理だったり、ボリュームの少ないコースだったりと工夫がされています。
ゲストと同じ料理でも、前菜とデザートのみ提供、など、食べきれるように品数を減らしてくれるという場合も。
料理は食べない!と決めている新郎新婦のために、新郎新婦は「料理なし」をOKとしてくれる式場もあるようです。
お色直し中に提供
お色直しで中座中、控室にコースの一部を運んでくれるという式場も。
ヘアセットなどをしている間に、少しでも料理を楽しめたら嬉しいですよね。
ゲストもいないしメイクも直してもらえるので、人目を気にせず食べることができますよ。
披露宴後に別室で
披露宴中はゆっくり食べられないということを見越して、新郎新婦の料理は披露宴終了後に提供してくれるという式場も。
披露宴が終わった後、別室でゆっくりとフルコースを頂いたり、宿泊する部屋にルームサービスしてくれるというパターンもあるようです。
控室に軽食を用意
披露宴中の食事が難しい新郎新婦のために、控室に軽食を用意してくれる式場もあるよう。
サンドイッチなどサッと食べやすい軽食を食べておけば、披露宴中、空腹に耐えなくてもすみそうですね。
新郎新婦の婚礼料理について色々お話ししましたが、実際のところ、先輩カップルはどうしたのでしょうか?
最後に、先輩カップルの体験談をいくつか見ていきましょう。
先輩カップルの体験談
絶対食べる!と思っていたけど、思ったよりも時間がなくてビックリ!ケーキを二口食べたくらいでした・・・。
こんなことなら、軽食でも用意しておけばよかった!
食べこぼしてドレスを汚してしまうのも怖かったし、化粧崩れも気になるのでほとんど食べませんでした。夫も私に合わせてか、ほとんど口にせず。でも披露宴後にルームサービスでコースの一部がいただけたので、大満足です
二人とも、ほとんど完食!歓談中に、友人たちに一言ことわりながらパクパクと(笑)一口サイズにしてもらっていたので、手軽に食べられましたよ
披露宴はアットホームにしたくて、長テーブルの晩餐スタイルに。
皆で楽しく話しながら食事ができました
「食べた」「食べられなかった」「あえて食べなかった」など、先輩カップルたちも色々なパターンがあるようです。
自分たちの考え方に合わせて、どうするか決めるといいですね。
まとめ
披露宴中、新郎新婦は料理を食べても食べなくてもマナー違反ではないんですね。
ただし、ゲストがスピーチや余興をしているときに食事をするのはNG。
歓談中など、時間を見つけて食事をするといいようです。
食べやすくするために料理を一口サイズにカットしてもらったり、司会者に食事を促してもらったりするのもアリ!
余裕を持ったプログラムにしたり、お食事会のようなスタイルの結婚式にしたりすると、新郎新婦もゆっくりと食事を楽しめるかもしれません。
式場によっては、新郎新婦専用のコースが用意されていたり、披露宴後に控室やルームサービスで食事を提供してくれる場合も。
食事にどんな選択肢があるのか、式場に要確認ですね。
先輩カップルの体験談も参考にしつつ、新郎新婦の食事について考えておきたいですね!
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