【披露宴】これで安心!新郎のウェルカムスピーチ基本文例&成功させるコツ
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披露宴のウェルカムスピーチ、原稿を作ろうにも上手くまとまらない・・・そんな人はいませんか?
「何となく話したいことはあるけど、具体的にどう言えばいいんだろう?」
そんなあなたに、基本的なウェルカムスピーチの文例をいくつかご紹介します!
緊張しないためのコツについても解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね。
ウェルカムスピーチとは?
ウェルカムスピーチとは、披露宴の初めに、新郎新婦からゲストに感謝の気持ちを伝えるスピーチです。
新郎がひとりで行うことが多いですが、もちろんふたりでやるのもOK!
時間は大体1~2分で、
文字数でいうと300~400文字程度がおすすめ。
長すぎないように注意しましょう。
一般的にウェルカムスピーチは、次の4つの要素で構成されます。
【ウェルカムスピーチの基本構成】
A 披露宴に出席してくれたゲストへの感謝
B 挙式の報告
C 披露宴の趣旨
D 結びの言葉
基本構成が分かったところで、さっそく文例を見ていきましょう。
ウェルカムスピーチ文例集
ここからは、様々なウェルカムスピーチの文例を紹介します。
・基本的な文例
・フォーマルな文例
・カジュアルな文例
・面白い文例
・親族中心の披露宴での文例
・入籍済みの場合の文例
まずは基本の文例から。
基本的な文例
先ほどご紹介した、ウェルカムスピーチの基本の4要素を押さえた文例がこちら。
A 披露宴に出席してくれたゲストへの感謝
本日はご多用の中、私たちの結婚披露宴にご出席いただきまして、誠にありがとうございます。
B 挙式の報告
私たちはさきほどチャペルにて式を挙げ、夫婦となることができました。
今、夫婦となった喜びと責任を実感しております。そして、このような素晴らしい日を迎えられたのは、みなさまのおかげと感謝しております。
C 披露宴の趣旨
本日は、日ごろお世話になっているみなさまに少しでも感謝の気持ちを伝えられればと、このような席を設けさせていただきました。
D 結びの言葉
限られた時間ではございますが、楽しい時間を過ごしていただければ幸いです。
この文例をベースにアレンジを加えます。
例えば、雨が降ったときは冒頭部分で
本日はお足元が悪い中~
と、付け加えると良いですね。
また、スピーチで挙式の報告をするときに
思わぬ雨に見舞われましたが、雨降って地固まると言いますように、夫婦としての絆がより一層強まっていくものと思っております
と一言エピソードとして話すのもおすすめです。
他にも、遠方からのゲストが多いときは
遠方よりお集まりいただきまして~
と付け加えれば、遠くから足を運んでもらったことへの感謝をしっかり伝えられるので、好印象になりますよ。
フォーマルな文例
ゲストに会社の上司や年配の親族など目上の人が多い場合は、ウェルカムスピーチの文章をかしこまったものにした方が良さそうです。
では、文例を見てみましょう。
みなさま、本日はご多用の折、私たちふたりの結婚披露宴にお越しいただき誠にありがとうございます。先ほど、○○神社の神前におきまして夫婦の誓いを立ててまいりました。これから夫婦として人生を歩んでいくことのできる喜びと責任に身が引き締まる思いでございます。このようなよき日を迎えることが出来たのは、ひとえにみなさまのおかげでございます。深く感謝申し上げます。本日は、日ごろお世話になっているみなさまへ少しでも感謝をお伝えできればと思い、ささやかではございますが宴席を設けさせていただきました。短い時間ではございますが、お楽しみいただければ幸いでございます。
フォーマルな文章にすれば、引き締まった印象になり、目上の人から信頼感を持ってもらえるのではないでしょうか。
カジュアルな文例
ゲストが友人中心の場合は、カジュアルなウェルカムスピーチがおすすめ。
ゲストがリラックスして楽しめ、披露宴がより盛り上がりそうですね!
【新郎】
本日はお忙しい中、私たちふたりの結婚披露宴にお越しいただき、誠にありがとうございます。先ほど、みなさまに見守っていただく中、夫婦になることができました。このような日を迎えられたのはみなさまのおかげです。本日はどうぞよろしくお願いいたします。【新婦】
本日はお越しいただきありがとうございます。これまでお世話になったみなさまに楽しんでもらえるよう、お料理に飾り付けに、こだわって用意しました。短い時間ではありますが、楽しい時間をお過ごしいただければ幸いです。【ふたり】
それでは、ごゆっくりおくつろぎください!
ふたりで分担して読めば、新郎側、新婦側どちらのゲストも盛り上がりそうですね。
スピーチが長くなりすぎないように分担するといいですよ。
息がぴったり合うように、ふたりでたくさん練習しておきましょう!
カジュアルな文例をもっと知りたい場合は、こちらも参考にしてみてくださいね。
カジュアルな披露宴や授かり婚の場合は?新郎のウェルカムスピーチ文例集
面白い文例
披露宴を盛り上げたいなら、面白いウェルカムスピーチもGOOD!
スピーチにクスっと笑えるエピソードを入れるのがポイントですよ。
みなさま、本日はふたりの結婚式にお越しくださり、ありがとうございます。先ほど、チャペルにて、念願の夫婦になることができました。緊張のあまり震えてしまい、指輪交換では違う指につけてしまいそうになりましたが、みなさまの温かい祝福の中、結婚式を無事に挙げることができました。本日は、みなさまへの感謝を込めて、このようなおもてなしの席を用意させていただきました。短い間ではありますが、ごゆっくりと楽しい時間を過ごしていただけると幸いです。
グダグダな雰囲気にならないように、ユーモアはサラッと盛り込むのがおすすめです!
そのほか、カンペを堂々ともって、ゲストに突っ込みを入れてもらうのも盛り上がりそうです。
親族中心の披露宴での文例
親族中心の少人数の披露宴であれば、リラックスしてウェルカムスピーチができそうですね。
こちらが文例になります。
みなさま、本日はようこそおいでくださいました。先ほど○○教会にて、みなさまからの祝福を受けながら無事に結婚式を挙げることが出来ました。ご列席いただきありがとうございました。本日は、日ごろお世話になっているみなさまと楽しい時間を過ごすことが出来ればと思い、ささやかながら、おもてなしの席をご用意いたしました。内輪の席ではございますが、楽しいひとときになれば幸いでございます。それでは、お開きまでどうぞよろしくお願いいたします。
少しくだけた内容になっていて、親族中心のアットホームな披露宴に合いそうですね。
ただ、披露宴はあくまでもフォーマルな場です。
親族中心であっても、ある程度の礼儀は大切。「内容は型から外れすぎない」「敬語はしっかり使う」ことを意識しましょう。
入籍済みの場合の文例
入籍済みの場合も、ウェルカムスピーチの流れは基本的に同じです。
入籍済みであることを一言加えておくといいですよ!
本日はご多用のところ、披露宴にお越しくださりありがとうございます。私たちふたりは○○年〇月〇日に婚姻届を提出し、夫婦としての新しい生活をスタートいたしました。先ほどはみなさまに見守られる中、無事に挙式を終えることができ、心より感謝いたします。本日は、みなさまをお招きして感謝の気持ちをお伝えしたく、このような席を設けさせていただきました。行き届かない点もあるかと存じますが、どうぞ楽しい時間をお過ごしください。
ウェルカムスピーチの文例をたくさんご紹介しました。
最後に、ウェルカムスピーチで緊張しないためのポイントを確認しておきましょう。
ウェルカムスピーチで緊張しないためには
ウェルカムスピーチを行うのは披露宴の最初。
だからこそ失敗したくないですよね!
緊張しないための4つのポイントは、
以下の通り。
【1】「普段通りの自分」を意識する
【2】事前練習はしっかりと
【3】メモを用意する
【4】目線を定め、ゆっくり話す
ひとつずつ詳しく紹介するので、参考にしてみてくださいね。
【1】「普段通りの自分」を意識する
そもそも、スピーチで緊張する人は多いもの。
そして、「失敗しないようにしよう」と身構えるとより緊張してしまいます。
「緊張するのは当たり前」
「失敗しても、少しくらいなら大丈夫」
と気楽に構え、普段通りの自分らしく振舞うと緊張しにくくなりますよ。
【2】事前練習はしっかりと
事前にしっかりと練習しておくことで、自信がつき緊張しにくくなります。
本番の様子を想像しながら、自分がスピーチしているところの音声を録音したり、動画をとったりするのもおすすめ。
読むときの速さや自分の表情、姿勢などをチェックしておきましょう。
彼女や友人など、他の人に見てもらうのもGOOD!
【3】メモを用意する
たくさんのゲストを前に、頭が真っ白になってしまった・・・
そんな時のために、自分が話す内容を要約したメモを用意しておきましょう。
カンペを持ってスピーチすることもマナー的には問題ありません。
心配な場合は、検討してみてはいかがでしょうか。
結婚式のスピーチや新郎謝辞でカンペはOK?作り方や読み方の注意点は?
【4】目線を定め、ゆっくり話す
スピーチする時は、ゲストテーブルの上の花など、遠くのものに視線を定めると緊張しにくいと言われています。
もし余裕があるなら、ゲストひとりひとりと目線を合わせながら話すのもおすすめ。心がこもっているように聞こえますよ。
話すスピードも大切です。
ゆっくり話すと、落ち着いた印象があるだけでなく、話しながら次話すことも考えられます。
スピーチ前の深呼吸も効果的ですよ。
また、話し始める前に「緊張している」と宣言してしまうのも1つの方法です。
「緊張しているんだな」とゲストが理解してくれることで、少し気持ちが楽になるかもしれません。
緊張しない方法やスピーチの成功のコツについて、もっと知りたい人はこちらもチェックしてみてください。
披露宴の新郎謝辞やスピーチで緊張しないためにはどうすればいい?
まとめ
いかがでしたか?
ウェルカムスピーチでは
・披露宴に出席してくれたゲストへの感謝
・挙式の報告
・披露宴の趣旨
・結びの言葉
をゲストへ伝えることが基本。
基本を押さえた上で、ゲストに目上の人が多いならかしこまったものに、親族中心なら少しくだけたものにするなど、アレンジするといいですよ!
ウェルカムスピーチの基本はこちらの記事でご紹介しています。
最初の見せ場! 新郎によるウェルカムスピーチをやり切る!
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