【結婚式のスピーチ】ゲストを感動させる新郎謝辞のコツ&文例集
新郎が両親やゲストに向けてスピーチする「新郎謝辞」。
披露宴の締めくくりなので、できれば感動的なスピーチにしたいけれど・・・
どんなことを話せばいいのでしょうか?
今回は、感動を呼ぶ新郎謝辞の文例を、基本構成やコツも合わせてご紹介します。
新郎謝辞の基本構成
文例を見る前に、まずは新郎謝辞の基本の構成を確認しておきましょう。
挨拶
まずは、集まってくれたゲストへお礼を伝える挨拶から入ります。
エピソード
当日に感動したことや二人に関するエピソードなど、スピーチの中心部分です。
結びの言葉
改めてゲストや両親、スタッフなどへのお礼や、これからも二人に力添えいただきたいという気持ちを伝えます。
基本構成はこんな感じです。
では実際に、感動を呼ぶ新郎謝辞の文例を見ていきましょう。
新郎謝辞の文例
両親へ感謝の気持ちを述べるパターン
皆様、本日は私たちのためにお集まりいただきまして、本当にありがとうございました。また、細やかなサポートをして下さったスタッフの方々はもちろん、お集まりの皆様にあたたかい祝福をいただき、大変感動しております。僕が〇〇(新婦)さんの家に初めてお伺いした日、正直、ものすごく緊張していました。
そんな僕に、お父さんはずっと話しかけてくれて、お母さんは美味しい手料理をふるまってくれました。まだ若くて未熟な僕のことを、お母さんは「礼儀正しくて素敵な方」と言ってくれました。
それが本当に嬉しくて、二人の気持ちに応えたい、〇〇さんを絶対に幸せにしようと改めて決意したのを覚えています。その決意を一生忘れないよう、二人で幸せになります。そして父さん、母さん。
僕がもし礼儀正しい人間に育っているとすれば、それは二人のおかげです。二人は僕が反発した時も、筋を曲げず、正しい道に導こうとしてくれましたね。
今ではそのことを、とても感謝しています。
今まで育ててくれて、ありがとう。これからは〇〇さんと二人で手を取り合いながら、僕たちが過ごしてきたような居心地のいい家庭を築いていきたいと思います。
両親をはじめ、ご列席の皆様、どうかこれからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。本日は誠にありがとうございました
ゲストへ感謝を伝えるパターン
本日はお暑い中、たくさんの方にお集まりいただき誠にありがとうございます。このような素晴らしい時間を過ごすことができたのは、支えてくださった皆様や、スタッフの方々のおかげです。祝福のお言葉や、僕たちのために行われた余興、スピーチを見て、二人がこの日を迎えられたのは、本当に皆様が支えてくれたからだと実感しました。僕たちは高校生の頃からの付き合いで、今まで何度も喧嘩したり、交際の危機もありました。
でもそのたびに、共通の友人たちからの励まし、アドバイスがあり、僕たちはここまでやってくることができたのです。お互いの両親ともすでに親交が深く、時には○○(新婦)さんが、僕の母に相談事をすることもあります。
僕が〇〇さんの家でお父さんと飲んで、家に泊めてもらったこともありました。お互いの両親をはじめ、たくさんのあたたかい人たちに囲まれて、僕たちは自然に結婚という道を選ぶことができました。
本当に、感謝しています。いつまでも変わらない二人で、楽しい家庭を築きたいと思っています。どうか皆様、未熟な二人をこれからも温かく見守っていただきたく、よろしくお願い申し上げます。本日は誠にありがとうございました
では最後に、感動を呼ぶ新郎謝辞にするために、押さえておきたいポイントもご紹介します。
感動を呼ぶ新郎謝辞にするためのポイント
両親へのお礼を入れる
花嫁が両親への手紙を読むシーンは、結婚式でよく見られますよね。
でも新郎だって、両親へのお礼の言葉はきちんと伝えたいもの!
新郎謝辞の中に、今まで育ててくれたお礼の言葉や、印象深いエピソードを入れておくのも素敵です。
両親はもちろん、会場全体もあたたかい気持ちになりますよ。
自分の言葉で話す
例文通りの文章を読み上げるよりも、ゲストに語りかけるような気持ちで話すことができればベスト。
結婚式当日に感動したことを話すなど、自分の気持ちをありのままにスピーチしましょう。
「感動させよう!」と意気込む必要はありません。
心から出る素直な言葉が、一番相手の胸に響くかもしれませんよ。
ウケを狙い過ぎない
少しくらい笑いをとって、緊張感を和ませたい・・・そんな気持ちはわかりますが、やりすぎはNG。
謝辞の中に一か所くらいクスッと笑えるユーモアを入れておくのは素敵ですが、やりすぎると感動は薄れてしまいます。
ウケは程々にして、思い出深い二人のエピソードなどを盛り込むといいですね。
時間に注意
素敵なスピーチも、長すぎるとゲストも疲れてしまいます。
2~3分を目安に、伝えたいことを簡潔にまとめましょう。
「まだ続くのかな・・・」と思われてしまう長さでは、感動どころではありませんね。
涙しても大丈夫!
基本的に新郎謝辞は、堂々と大きな声で、はっきり話すようにします。
緊張から下を向いたり、ぼそぼそと口ごもるのは好印象を与えませんよね。
でも、感動の涙は別!
謝辞を話しているうちに、感極まって涙声に・・・
そんな新郎のまっすぐな姿は、ゲストの心を打つものです。
慌てず落ち着くのを待って、最後までスピーチすればOKですよ。
まとめ
感動を呼ぶ新郎謝辞のコツや、文例をご紹介しました。
新郎謝辞の基本構成は、挨拶、エピソード、結びの挨拶です。
基本構成を軸にして、内容を盛り込みましょう。
内容として、両親へのお礼や二人のエピソードを入れると、ゲストもあたたかい気持ちになれそう。
ウケを狙い過ぎず、ユーモアは一箇所程度に抑えておくのがポイントです。
当日のエピソードを盛り込むなど、自分の言葉で素直な気持ちを伝えるのがベスト。
ただしスピーチの時間は長すぎないよう、2~3分程度にまとめるようにしましょう。
基本的には堂々と大きな声で話すのが理想ですが、感極まって涙してしまうのはOK!
素直に流す涙は、ゲストの心にきっと響きますよ。
文例も参考にして、自分のまっすぐな気持ちを伝えたいですね!
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