花嫁の手紙、結婚式当日はどうやって読めばいい?
音声で聴く!
披露宴で、花嫁が家族に宛てて読む「花嫁の手紙」。
結婚式、披露宴の中でも特に感動的な場面ですよね。
でも花嫁の手紙って、どんな風に読めばいいの?
泣いてしまうのはカッコ悪い・・・・?
今回は、花嫁の手紙を読むときに心がけたいポイントを6つ、ご紹介します!
1 読む前に一礼を
結婚式の主役は新郎新婦。
そうはいっても、ゲストの皆は二人のために、時間を割いて出席してくれています。
家族に宛てた手紙を読む前には、聞いてくれるゲストに向けて一礼してから読み始めると、丁寧な印象に。
マイクの前に立ったら腰から上を軽く倒して、ゆっくりとお辞儀をしましょう。
一礼をして間を置くことで、自分の緊張も少しほぐれるかもしれませんよ。
2 姿勢や視線を意識
手紙を読むという姿勢は、どうしても下を見るため、背中が丸くなってしまいがち。
読んでいるときは必死で気付かなくても、あとから写真に写った猫背のドレス姿を見てガッカリ・・・なんてことは避けたいですよね。
ゲストから見てもキレイに見えるように、スッと姿勢を正し、胸元で手紙を持って読むといいですよ。
また、視線も同じです。
手紙を目で追うために、ずっとうつむいてばかりというのは、なんだか本の朗読みたいですよね。
たまに顔を上げ、手紙を宛てた家族の方に視線を送りましょう。
そうすることで自然な間も生まれ、より家族に話しかけているような読み方になります。
家族にもきっと、目を合わせて喋った方が思いが伝わりますよ。
3 自然な読み方で
「うまく読まなきゃ!」
「絶対に噛まないように!」
・・・そう意識するあまり、まるで書類を読み上げるような、無感情で平坦な読み方になってしまうとちょっと残念ですよね。
とはいえ派手に抑揚をつけた大げさな読み方をするのも、せっかく素直な気持ちをつづったのに、芝居がかったように聞こえてしまって・・・。
うまく読もう、なんて思いすぎなくていいんです。
言葉を噛んでも、震えていても、まっすぐに気持ちを伝えるあなたを、きっと誰も笑ったりしません。
いつも通りの自分の言葉で、話し方で、家族に気持ちを伝えましょう。
4 早口に注意
緊張すると、無意識に人は早口で話しがち。
でも早口だと聞いている人が聞き取りにくい上に、感情も伝わりにくくなってしまいます。
せっかく心をこめて書いた手紙ですから、「ゆっくり、ゆっくり」を心がけて読みましょう。
花嫁の手紙朗読はだいたい3分前後が目安です。
事前の練習でもゆっくり読んで、それくらいの時間になるように手紙のボリュームを調節するといいですね。
5 BGMも大切
BGMって、雰囲気作りにかなり大切な要素ですよね。
例えばポップな音楽だと明るく楽しい雰囲気になるし、バラードだとしんみりと大人のムード・・・など、BGM次第でその場の雰囲気は大きく変わります。
花嫁の手紙を読む時は、BGMよりも手紙の内容に集中してもらう必要があります。
そのためには、日本語の歌が入っていない音楽がベスト。
手紙と同時に歌詞が聴こえてくると、ちょっと邪魔になってしまいそうですよね。
結婚式にふさわしい歌詞の洋楽か、歌の入っていない曲をチョイスしましょう。
また、曲調も優しく静かな、ゆっくりとしたものがおすすめ。
そういう曲なら、花嫁もリラックスしてゆっくり手紙を読み進められそうですよね。
好きな歌を流したい!と思うあまり、手紙の朗読にふさわしくない雰囲気のBGMをチョイスしないように気をつけましょう。
6 泣いてしまったら?
できれば泣きたくない!と思っていても、家族への思いを伝えるというのは花嫁にとって感極まるシーン。
思わず号泣、なんてこともありますよね。
そんな時、すかさずフォローする役目は隣に立っている新郎!
泣いてしまった時のために、前もって新郎にハンカチを渡しておいて、必要な時に差し出してもらいましょう。
「もし私が泣いて読めなくなったら、肩をさすって」など伝えておくのもいいですね。
泣いてしまった花嫁を新郎が優しくフォローする姿は、ゲストから見ても微笑ましいもの。
花嫁の素直な涙が、さらに感動を誘うことだってあります。
「絶対に泣かないようにしなきゃ!」なんて思うことはありませんよ。
「それでもできれば泣きたくない…メイクも崩したくない!」
という花嫁は、手紙の内容に、少し笑えるような失敗談などをはさんでおくといいかもしれません。
感動的な内容の合間に、みんながクスリと笑うようなエピソードを入れることで、自分の気持ちも一旦、クールダウンできます。
どうしても泣きたくない場合、司会者に代読を頼んだり、前もって作ったビデオレターにしたり、という手もあります。
でもたとえ涙を流しながらでも、直接自分の言葉で家族に思いを伝えるのはとても素敵なこと。
そしてめったにない機会でもあるので、できれば心をこめて、自分の声で伝えましょう。
まとめ
花嫁の手紙を読む前にはゲストに向かって一礼し、姿勢を正して読みましょう。
たまに手紙から顔を上げて、家族の顔を見ながら話しかけるように意識して。
緊張のあまり早口になったり、わざとらしい読み方にならないよう、いつもの自分のまま、ゆっくりと心をこめて読みましょう。
BGMは手紙を邪魔しないよう、ボーカル無しか洋楽で、静かな曲をチョイスすると読みやすいですよ。
泣いてしまっても、言葉を噛んでも大丈夫。
新郎にフォローしてもらいながら、素直に自分の思いを伝えることだけを考えて読みましょうね!
「結婚式スピーチ」の他の記事
「結婚式スピーチ」
の次に知っておきたいこと
- 結婚に関する疑問を解決したい方へお役立ち記事2100本!「結婚ラジオ」
- 結婚のあれこれ、スキマ時間に楽しく読みたい方へイメージ膨らむ♪「結婚準備の基礎知識」
- 結婚式場を決めたい、お得に結婚式を挙げたい方へ全国約2000式場をご紹介「結婚式場を探す」