満足できる結婚式アルバムを手作りするためのポイント
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「結婚式の写真、せっかくなら手作りアルバムに保存したい!」
そんな人のために、結婚式フォトアルバムを手作りするときのポイントをまとめました。
テーマ決めから写真選び、レイアウトまで、手順に沿ってご紹介します。
手作りにチャレンジしたい新郎新婦や、ふたりに手作りアルバムを贈りたい友人のみなさん、必見です!
テーマやイメージを決める
最初にアルバム全体のテーマを決めておくことで、写真を選ぶのがスムーズになります。
たとえばテーマを「ふたりが結婚するまでの道のり」とするなら、
1 付き合い始めた頃のデートの写真
2 結婚式準備のときの写真
3 結婚式の写真
という順番に、ストーリー仕立てで写真を並べてみたり・・・
「大切な人との絆」がテーマなら、家族や友人が写っている写真を多めに選んだり、といった感じです。
また、アルバムのデザインイメージも考えておくと、素材選びがしやすくなります。
たとえば「キュートでメルヘンチック」なイメージなら、飾りつけにカラフルなステッカーや造花を使ったり・・・
「シンプルでスタイリッシュ」なイメージなら、アルバムの台紙はモノクロのスッキリしたデザインを選んだり。
友人から新郎新婦へ手作りアルバムを贈りたい場合は、どんなデザインなら新郎新婦の好みに合うか、考えてみるといいですよ。
写真選びのポイント
アルバムの写真選びでありがちなのが、写真が多すぎてどれを選べばいいのか迷う・・・という状況。
悩みすぎてしまわないよう、写真はまず消去法で整理してみてはいかがでしょうか。
手ブレのひどい写真や、暗くて何が写っているのか分かりにくい写真など、写りの悪いものを先に省きます。
そして残りの写真を「絶対にアルバムに載せたい写真」と「載せるかどうか悩む写真」に分けて、アルバムのレイアウトを考えていくといいでしょう。
もう1つ写真選びのコツとして覚えておきたいのが、「ふたり以外の写真も載せる」こと。
たとえば、
・結婚式で使ったウェルカムボード、リングピローなどのアイテムの写真
・料理の写真
・式場外観の写真
などもあると、見ていて退屈しないアルバムになります。
友人から新郎新婦へアルバムをプレゼントする場合は、友達グループで旅行へ行ったときの写真なんかも喜ばれそうですね!
続いて、手作りに使う素材や道具を選ぶときのポイントをご紹介します。
アルバムの台紙はどうする?
まず必要な素材はアルバムの台紙ですね。
表紙にいろいろデコレーションを施したい人は、表紙が無地のアルバムを選ぶとGOOD。
また、アルバムの種類は大きく次の3つに分かれます。
・ポケットアルバム
・フリーアルバム
・スクラップブック
「ポケットアルバム」は透明なフィルムポケットがついていて、その中に写真を入れるタイプ。
入れられる写真のサイズが決まっているので自由度は低く、手作りにはあまり向いていないかもしれません。
「フリーアルバム」は粘着シートの上に透明のフィルムが貼ってあるタイプ。
フィルムを剥がしてシートに写真を貼り付けます。
好きな位置に写真を貼れるので、手作り向き!
「スクラップブック」はスケッチブックやノートのようなカジュアルタイプ。
ポケットもフィルムもないので台紙に直接書きこみをすることができ、自由度が高いため手作りに向いています。
おすすめの素材や道具
次は飾りつけ用の素材について。
より大切にしたくなるアルバム作りのために取り入れたいのは、次のようなアイテムです。
・ケーキやドレス、タキシードなど、ウェディング感のあるデザインのシール
・新婚旅行の飛行機のチケットなど、思い出の品
最後に、必要な道具について。
手作りに使うのは、はさみ、カッター、のり、書きこみ用のカラーペンや色鉛筆など。
気をつけたいのがのりの種類です。
液体のりを使うと写真にシワが寄ってしまいがちなので、スティックのりやテープのりの方がベター。
また、酸が使われていない「アシッドフリー」ののりは、写真が劣化しにくいと言われているので探してみても良さそうです。
構成とレイアウトを考えよう
材料がそろったら、さっそく手作りスタート!
・・・と行きたいところですが、その前にアルバムの構成を考えるのがポイントです。
たとえばアルバム全体で30ページあるなら、挙式の写真に10ページ、披露宴の写真に15ページ・・・
という風に、シーンごとに大まかなページ配分を考えてみてください。
構成ができたらページのレイアウトですが、すぐに写真を貼ってしまうと調整が難しいので、貼る前に置いてみて確かめましょう。
後でコメントを書いたりシールを貼ったりすることを考えて、写真の配置は詰めすぎず、ある程度余白を空けておいた方がいいですよ。
レイアウトが単調にならないよう、写真選びに変化を持たせることもポイントです。
・お気に入りの写真は大きいサイズで、その周りに小さい写真を貼る
・人物の写真を並べた中に、アイテムだけの写真や体の一部をクローズアップした写真を混ぜる
といった工夫をすると、何度も見返したくなるフォトアルバムに近づきます。
手書きでコメントを入れよう
写真を貼った後は、余白にコメントを入れるとより思い入れが深まるはず。
写真にまつわるエピソードや、彼(彼女)への気持ち、感謝の言葉などを手書きでつづるのがポイントです。
友人から新郎新婦へ贈る場合は、仲の良い友達からお祝いの言葉をたくさん書いてあげましょう。
まとめ
結婚式フォトアルバムの手作りは、テーマやデザインのイメージを決めるところから始めましょう。
友人から新郎新婦へアルバムを贈る場合は、ふたり好みのデザインを考えてみてくださいね。
写真を選ぶときは、写りの悪いものを省いてからどれを載せるか考えるようにすると、スムーズに行きそうです。
ふたりの写真はもちろん、結婚式で使ったアイテムや料理の写真などもあると、退屈しないアルバムになります。
アルバムの台紙は自由度の高い「フリーアルバム」か「スクラップブック」が手作り向き。
写真を貼るのに使うのりは、スティックのりやテープのりを選ぶと写真にシワが寄らずに済むはずです。
また、写真は貼りつける前にページの上に置いてみて、レイアウトを考えるのもポイントでしたね。
写真を貼り終わったら余白に手書きで気持ちの伝わるコメントを入れるとGOOD!
世界に1冊だけの手作りアルバムで、結婚式の思い出を温かく保存してくださいね。
アルバムのデザイン例を詳しく知りたい人は、こちらの記事もどうぞ。
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