結婚式のアルバムを手作りしたい!構成やレイアウトのコツは?手作りの手順も解説!
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「結婚式の写真、せっかくなら手作りアルバムに保存したい!」
そんな人のために、結婚式フォトアルバムを手作りするときのポイントをまとめました。
テーマ決めから写真選び、レイアウトまで、手順に沿ってご紹介します。
手作りにチャレンジしたい人、必見です!
結婚式のアルバムを上手に手作りするコツとは?
コツ① 写真選びはじっくりと
結婚式のアルバムを上手に作る上で、一番に大事なのが「写真選び」。
どの写真を載せるか、じっくりと時間をかけて考えましょう。
・・・と、ここでよくあるのが、「写真が多すぎてどれを選べばいいのか迷う・・・」という状況。
こういったときは、まず消去法で考えて整理するのがおすすめです。
手ブレのひどい写真や、暗くて何が写っているのか分かりにくい写真など、写りの悪いものを先に省きます。
そして残りの写真を「絶対にアルバムに載せたい写真」と「載せるかどうか悩む写真」に分けましょう。
さらにもう1つ。
写真選びのコツとして覚えておきたいのが、「ふたり以外の写真も選ぶ」こと。
たとえば、
・結婚式で使ったウェルカムボード、リングピローなどのアイテムの写真
・料理の写真
・式場外観の写真
こういった写真もあることで、見ていて退屈しないアルバムになります。
コツ② 構成をしっかり考えよう
結婚式のアルバム作りでは「構成」も大切な要素です。
順番としては、時系列で並べるのが基本となります。
アルバム全体のページ数に対して、式場の写真から結婚式当日のシーンごとに、入場、挙式、披露宴、退場までを割り振っていきます。
たとえばアルバム全体で30ページあるなら、挙式の写真に10ページ、披露宴の写真に15ページ・・・
という風に、シーンごとに大まかなページ配分を決めます。
お好みで、結婚式以前の付き合い始めの写真や幼少期の写真などを盛り込んでみるのもステキですよ。
コツ③ レイアウトにもこだわって
ページの「レイアウト」もまた大事な要素。
ページごとのレイアウトが単調にならないよう、変化を持たせるのがコツです。
具体的なレイアウト例としては、
・お気に入りの写真は大きいサイズで、その周りに小さい写真を貼る
・人物の写真を並べた中に、アイテムだけの写真や体の一部をクローズアップした写真を混ぜる
といった工夫をすると、バランスの良いレイアウトとなり、何度も見返したくなるようなフォトアルバムに近づきます。
以上、紹介した3つのコツをおさえつつ、実際の制作手順を見ていきましょう。
結婚式のアルバムを手作りする手順を解説!
1 テーマやイメージを決める
最初にアルバム全体のテーマを決めておくことで、写真選びも含めてアルバム作りがスムーズになります。
たとえばテーマを「ふたりが結婚するまでの道のり」とするなら、
1 付き合い始めた頃のデートの写真
2 結婚式準備のときの写真
3 結婚式の写真
という順番に、ストーリー仕立てで写真を並べてみたり・・・
「大切な人との絆」がテーマなら、家族や友人が写っている写真を多めに選んだり、といった感じです。
また、アルバムのデザインイメージも考えておくと、素材選びがしやすくなります。
たとえば「キュートでメルヘンチック」なイメージなら、飾りつけにカラフルなステッカーや造花を使ったり・・・
「シンプルでスタイリッシュ」なイメージなら、アルバムの台紙はモノクロのスッキリしたデザインを選んだり。
SNSなども参考にしながら、イメージを固めていきましょう。
2 載せる写真を選ぶ
テーマやイメージが決まったら、さきほど述べたコツ①を参考に写真を選びましょう。
もう一度まとめると、まずは消去法でいらない写真を省きます。
次に、「絶対に載せたい写真」と「載せるかどうか悩む写真」に分けます。
そして、写真選びでは「ふたり以外の写真」も選んでおくのがポイントでした。
このときに、手順の1で決めたテーマに合う写真を選ぶようにすると、アルバム全体で統一感がでてくるので意識してみましょう。
3 アルバムの台紙を用意する
写真を選んだら、それを載せるアルバムの台紙を用意します。
表紙にいろいろデコレーションを施したい人は、表紙が無地のアルバムを選ぶとGOOD。
また、アルバムの種類は大きく次の3つに分かれます。
・ポケットアルバム
・フリーアルバム
・スクラップブック
「ポケットアルバム」は透明なフィルムポケットがついていて、その中に写真を入れるタイプ。
入れられる写真のサイズが決まっているので自由度は低く、手作りにはあまり向いていないかもしれません。
「フリーアルバム」は粘着シートの上に透明のフィルムが貼ってあるタイプ。
フィルムを剥がしてシートに写真を貼り付けます。
好きな位置に写真を貼れるので、手作り向き!
「スクラップブック」はスケッチブックやノートのようなカジュアルタイプ。
ポケットもフィルムもないので台紙に直接書きこみをすることができ、自由度が高いため手作りに向いています。
4 飾りつけの素材や道具を調達する
次は飾りつけ用の素材について。
アルバム作りにおすすめなのは、次のようなアイテムです。
・ケーキやドレス、タキシードなど、ウェディング感のあるデザインのシール
・新婚旅行の飛行機のチケットなど、思い出の品
最後に、必要な道具について。
手作りに使うのは、はさみ、カッター、のり、書きこみ用のカラーペンや色鉛筆など。
気をつけたいのがのりの種類です。
液体のりを使うと写真にシワが寄ってしまいがちなので、スティックのりやテープのりの方がベター。
また、酸が使われていない「アシッドフリー」ののりは、写真が劣化しにくいと言われているので探してみても良さそうです。
5 構成とレイアウトを考える
材料と道具がそろったところで作り出す前に、アルバムの構成とレイアウトを考えます。
こちらも上で述べたコツ②とコツ③を参考にしてみてください。
レイアウトですが、すぐに写真を貼ってしまうと調整が難しいので、貼る前に実際に台紙に写真を置いて確かめましょう。
後でコメントを書いたりシールを貼ったりすることを考えて、写真の配置は詰めすぎず、ある程度余白を空けておいた方がいいですよ。
ここまでようやく下準備が完了!
レイアウトが決まったら、実際に台紙に写真を貼り付けていきましょう。
6 コメントを手書きで書き込む
写真を貼った後は、余白にコメントを入れるとより思い入れが深まるはず。
写真にまつわるエピソードや、彼(彼女)への気持ち、感謝の言葉などを手書きでつづるのがポイントです。
アルバムの表紙と中身のデザインの具体的なアイデアや方法については、以下の記事で詳しくまとめています。
ぜひこちらも参考にしてみてくださいね。
まとめ
結婚式フォトアルバムの手作りは、テーマやデザインのイメージを決めるところから始めましょう。
友人から新郎新婦へアルバムを贈る場合は、ふたり好みのデザインを考えてみてくださいね。
写真を選ぶときは、写りの悪いものを省いてからどれを載せるか考えるようにすると、スムーズに選定できます。
ふたりの写真はもちろん、結婚式で使ったアイテムや料理の写真などもあると、退屈しないアルバムになります。
アルバムの台紙は自由度の高い「フリーアルバム」か「スクラップブック」が手作り向き。
写真を貼るのに使うのりは、スティックのりやテープのりがおすすめ。
また、写真は貼りつける前にページの上に置いてみて、レイアウトを考えるのもポイントでしたね。
写真を貼り終わったら余白に手書きで気持ちの伝わるコメントを入れるとGOOD!
世界に1冊だけの手作りアルバムで、結婚式の思い出を温かく保存してくださいね。
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