花嫁が身に着ける「サムシングフォー」とは？結婚式で取り入れるアイデアも紹介！

サムシングフォーってなに？

「サムシングフォー」とは、花嫁の幸せを願うジンクスのようなもの。

欧米の伝統的な儀式ですが、ここ最近日本でも取り入れる花嫁が増えてきています。

サムシングオールド（なにか古いもの）

「受け継がれる家族の絆」「伝統」

続いていく家族の歴史を象徴するアイテムを取り入れましょう。

祖母や母から受け継いだものを使うのが一般的です。

サムシングニュー（なにか新しいもの）

「未来への希望」「新しい生活」

新しいものを買える経済力や、幸せな結婚生活を願って、何か新品の物を取り入れます。

サムシングボロー（なにか借りたもの）

「円満な交友」

幸せな結婚生活を送っている人に借りたものを取り入れます。

その人の幸せにあやかって、自分たちもそうなれますように、という願いを込めるんですね。

サムシングブルー（なにか青いもの）

「純潔」「貞節」

聖母マリアのシンボルカラーでもある「青」は、幸せを呼ぶ色ともされています。

清純な花嫁を表す「青いもの」は、あまり目立たないところに取り入れるのが基本とされています。

結婚式の日にこの四つを身につけていると幸せになれる、というジンクスが「サムシングフォー」です。

なんだか素敵なジンクスですよね。

基本的には身につけるものですが、例えば結婚式場の飾りや花にさりげなく取り入れるのもアリなんだとか。

ではそんな「サムシングフォー」、由来はどういうものなのでしょうか？

サムシングフォーの由来

「サムシングフォー」の由来は諸説あります。

日本で有名なのは、「マザーグース」の一節が元であるという説ですが、19世紀イギリスにランカシャー地方で発祥したとの説もあるよう。

なにか古いもの
なにか新しいもの
なにか借りたもの
なにか青いもの
そして靴の中には6ペンス銀貨を―

日本では、この歌詞にある4つの「もの」をまとめて「サムシングフォー」と呼んでいるようです。

この歌が成立したヴィクトリア朝の時代は、都市化にともない恋愛結婚が増えだした時期なので、女性の幸せを願う「おまじない」として広まったという説も。

イギリスの通貨6ペンスはもう製造されていない硬貨ですが、サムシングフォーは気軽に取り入れられそうですね！

6ペンス銀貨もインターネットなどで探せば見つかることもあるので、こだわりたい人は探してみてください。

ではサムシングフォーについて、具体的にどんなものを取り入れればいいのか、見ていきましょう。

サムシングオールドのアイテム＆演出

祖母や母のアクセサリー

自分の祖母や母が使っていた古いネックレス、イヤリングやブローチを使うのがおすすめ！
婚約指輪を受け継ぐのもステキですね。

パールのイヤリングやネックレスなら取り入れやすいですが、デザインの古さが気になるならリフォームして受け継ぐという手もありますよ。

譲り受けたドレスや着物

母が使ったウェディングドレスや着物を着るのも、とても感動的。

ドレスを着用しなくても、たとえばドレスの生地を切ってブーケの持ち手にリボンのように巻いたり、アイデア次第でさりげなく取り入れられますよ。

【実例紹介】先輩花嫁はどうした？

祖母のイヤリングをサムシングオールドに

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新婦は祖母から受け継いだ真珠のイヤリングを、新郎は真珠のカフスを身に着けて結婚式。

新郎新婦おそろいでサムシングオールドを身に着けるなんて素敵ですね。

結婚式にサムシングオールドを取り入れれば、思いが詰まった演出になる上に、節約にもなるので一石二鳥です。

ほかにも、和装に取り入れるサムシングオールドもおすすめ。

母や祖母から譲り受けた着物や髪飾りを身に着けて執り行う和婚なんていうのもステキですよ。

特に振り袖は、未婚の女性しか着られないもの。結婚式で着納めしてみてはいかがでしょう。

サムシングニューのアイテム＆演出

ブライダルシューズ

お気に入りのブライダルシューズを購入して、サムシングニューにするのもおすすめ！

真新しい靴で、結婚生活の第一歩を踏み出せそうですね。

手袋

ドレスやウェディングシューズを新しく購入するとなるとそれなりに費用がかかりますが、取り入れやすいのは手袋などの小物類。

花嫁カラーの「白」のものがいいという説もあるので、ウェディングドレスに合わせる手袋ならピッタリですね。

【実例紹介】先輩花嫁はどうした？

理想のウェディングシューズを新しく購入

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理想のイメージに合ったウェディングシューズをサムシングニューとして購入。

「せっかくの晴れの舞台に妥協はしたくない！」

そんな花嫁はぜひ、こだわりのアイテムでサムシングニューを取り入れてみてはいかがでしょうか？

サムシングボローのアイテム＆演出

ベールやティアラなどのアクセサリー

すでに結婚式を挙げた友人に、ベールやティアラなどのアクセサリーを借りるのもステキ。

友人に続いて、自分も幸せになれそうですよね。

ハンカチ

花嫁が持つ白いハンカチ。
これは気軽に借りやすいアイテムです。

大切な友人に借りたハンカチで、幸せの涙をぬぐう・・・

それだけでなんだか感動的ですね。

ブーケやリングピロー

友人が結婚式で使ったブーケやリングピローを借りるのも良いですね。

小さい小物は持ち運びもしやすいのでおすすめですよ。

【実例紹介】先輩花嫁はどうした？

母から借りたパールのピアス

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パールのアクセサリーは時代を問わず結婚式の定番アクセサリーなのでおすすめです。

真珠やパールのアクセサリーは冠婚葬祭用で持っているという方も多いので、一度確認してみるといいかもしれませんよ。

サムシングブルーのアイテム＆演出

インナーやシューズに取り入れる

欧米ではガーターベルトに青いリボンをつけるそうですが、日本ではガーターベルトをつける花嫁は少ないですよね。

でもブライダルインナーにさりげなく青いリボンがついたものを選んだり、結んだりするくらいなら取り入れられるかも！

サムシングブルーは「目立たない場所に」が基本なので、インナーはちょうどいいですね。

ブーケやネイル、指輪にさりげなく

ブーケの中に一輪、薄い青の花を取り入れるのもおすすめです。

また、指先にさりげなくあしらうサムシングブルーのブライダルネイルも。

また、これは結婚指輪を買う時点で考えておく必要がありますが、青い石が入った結婚指輪もステキですね

ことほぎ　ナチュラルタイプ

指輪の裏側にさりげなく入れることもできますよ。

会場やドレスをブルーにする花嫁も

本来さりげなく取り入れるサムシングブルーですが・・・

近年では柔軟にとらえて、チャペルやバンケットをブルーで装飾したり、青いドレスを着たりと、前面に出すパターンも増えているようです。

【実例紹介】先輩花嫁はどうした？

サムシングブルーのブライダルネイル

@nailsalon.airis.ai

@revenail_tomoe.h

せっかくの結婚式だからと、サムシングブルーを取り入れたブライダルネイルにしたそう。

ネイルのサムシングブルーは、さりげなく取り入れたいという人にもおすすめですよ。

サムシングブルーのブーケ＆ブートニア

@ren__wedding

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青い花を取り入れたブーケは晴れの舞台を美しく華やかに彩ってくれることでしょう。

青色のアイテムは新婦のウェディングドレスに美しく映えるので写真映えも抜群です！

ロイヤルブルーのシューズ

@h_i_wd0413

シューズもさりげなく取り入れられるのでおすすめ。

ウェディングドレスの裾からロイヤルブルーの靴が見え隠れする様子はとっても素敵ですね。

結婚式のテーマを「サムシングブルー」に

@wdmn___

会場装花やブーケ、ドレス、プチギフトなど色んなところに青を使ったそう。

青色が好きなら思い切ってたくさん取り入れてみるのも良いですね。

「サムシングブルー」について、もっと詳しく知りたい人はこちらの記事をどうぞ。

「サムシングブルー」の意味って？結婚式にはどう取り入れる？【先輩花嫁の実例アリ】