お洒落な結婚式蝶ネクタイの着こなし術&マナー【男性ゲスト】
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「蝶ネクタイ」って、新郎やレストランのウェイターさんなんかがよくつけているのを見かけますよね。
普通のネクタイと雰囲気が違って、とってもおしゃれ!
でも蝶ネクタイって、男性ゲストがつけてもいいのでしょうか?
蝶ネクタイの基礎知識、結婚式にふさわしいものからNGなものまで、着こなし術もあわせてご紹介します。
結婚式に蝶ネクタイをつけてもいいの?
蝶のようなリボン状の形「蝶ネクタイ」。
遊び心が感じられる、おしゃれなアイテムですね。
でも新郎以外が、結婚式に蝶ネクタイをつけてもいいのでしょうか?
答えはイエス!
蝶ネクタイ(ボウタイ)は本来、夜の正礼装である「燕尾服(えんびふく)」や「タキシード」に合わせるネクタイです。
つまりとってもフォーマルなアイテムなんですね。
燕尾服/タキシード
夜の正札装である燕尾服やタキシードに合わせる蝶ネクタイは「18時以降の結婚式やパーティーで」着用するもの。
ですので、基本的には、夜の結婚式のみにしておいたほうが無難そうです。
ただ昼でも、ホテルなどで行われるような格式高いパーティーでなければ、そんなに気にしなくてもいいかもしれませんね。
蝶ネクタイを合わせる服装は、礼服やダークスーツでもOK。
シャツも、襟が三角に折れた「ウイングカラー」を合わせるのが正式でしたが、今は普通の「レギュラーカラー」に合わせるのもオシャレ。
ウイングカラー
レギュラーカラー
蝶ネクタイは、結婚式でのオシャレに活躍してくれそうですね!
ではそんな蝶ネクタイには、どんな種類があるのか見ていきましょう。
蝶ネクタイの種類
蝶ネクタイの形には、4つの種類があります。
バタフライ
リボンのタテ幅が広く、蝶のように見える「バタフライ」。
大きいので使うのには勇気がいるかもしれませんが、実は最もフォーマルな形なんです。
格式高い結婚式にはピッタリですよ。
セミバタフライ
バタフライよりも若干小さめなのが「セミバタフライ」です。
形はバタフライと変わりませんが、小さくなった分コーディネートに取り入れやすいのが嬉しいところ。
蝶ネクタイの中で一番多いとされる形です。
ストレートエンド
タテ幅が狭く、細長い蝶ネクタイです。
コウモリの羽のような形なので、「バットウイング」と呼ばれることも。
少しカジュアルにはなりますが、細長いフォルムはスマートで、大人っぽくキメたい人にも取り入れやすいデザインです。
ポインテッド
リボンの両端が尖っている「ポインテッド」。
4種類の中でも特徴的な形なので、「遊び心を出したい」というオシャレさんにオススメです。
こんなに形のバリエーションがあったのですね。
では次に、どんな蝶ネクタイが結婚式にふさわしいのか見ていきましょう。
結婚式にふさわしい蝶ネクタイ
結婚式で使う蝶ネクタイの色柄に、厳密な決まりはありません。
基本的には、普通のネクタイと同じく「白」や「シルバー」なら間違いないはず。
淡いパステルカラーのものでも素敵です。
白で新郎とかぶるのが心配な人は、シルバーかパステルカラーにしておくといいですね。
素材はシルクやベロアなど光沢のある素材だと、よりフォーマルな印象に。
ひとつ普通のネクタイと違うのは、「黒」がOKということ。
日本の結婚式では黒のネクタイはお葬式を連想させるため避ける傾向がありますが、蝶ネクタイは、「黒」が最もフォーマル!
ただし黒スーツに合わせる時は、完全に真っ黒な無地の蝶ネクタイだと、まるでウェイターさんのよう・・・
さりげない柄入りの黒を取り入れるといいかもしれません。
カラー蝶ネクタイも、細かいドットやストライプの入ったデザインだとおしゃれ!
ただ、格式高い結婚式では無地の白系やシルバー、黒が無難です。
自由度が高そうな蝶ネクタイですが、NGなデザインはあるのでしょうか?
結婚式NGな蝶ネクタイ
普通のネクタイと同じく、蝶ネクタイにもNGなものはあります。
アニマル柄
ヒョウ柄やゼブラなどのアニマル柄は、カジュアルなイメージなので結婚式ではあまり好まれません。
やめておくのが無難ですね。
派手すぎるデザイン
色柄物がOKとはいえ、鮮やかな原色やラメ入りなど派手すぎるものはNG。
主役の新郎より目立つような蝶ネクタイはやめておきましょう。
では最後に、蝶ネクタイを上手に着こなすポイントをご紹介します。
おしゃれな着こなし術3選
蝶ネクタイを着こなす自信がない・・・という人のために、おしゃれな着こなし術を3つお届けします!
蝶ネクタイにはベストがピッタリ!
蝶ネクタイは普通のネクタイと違って小さいので、胸元が少し寂しい印象になりかねません。
でもベストを合わせれば、コーディネートが引き締まります!
柄物なら他をシンプルに
柄物など、ちょっと遊び心のある蝶ネクタイを使うなら、スーツやシャツ、他の小物をシンプルなものでまとめましょう。
そうすることでコントラストも生まれ、かつ派手な印象になりすぎずに済みますよ。
ポケットチーフと色を合わせる
結婚式では、スーツの飾りとして胸ポケットに「ポケットチーフ」を挿す人も。
蝶ネクタイもポケットチーフの色と合わせると、統一感が出てオシャレに。
ポケットチーフに限らず、他の小物と蝶ネクタイの色合わせで迷ったときは、同系色だとチャレンジしやすいですね。
まとめ
蝶ネクタイは、夜の正礼装とセットでつけられていたものなんですね。
だから基本的には、18時以降の結婚式だけで着けられるイテム。
色柄には厳密な決まりはないですが、最もフォーマルなのは黒。
他には白やシルバー、淡いパステルカラーも素敵です。
派手すぎないものやアニマル柄を除けば、柄物だってOK。
ただし格式高い結婚式では、無地の黒や白が無難です。
少し目立ちそうな蝶ネクタイなら、スーツや他のアイテムをシックにしてバランスをとりましょう。
色選びが難しければ、ポケットチーフと蝶ネクタイの色を合わせると統一感が出てバッチリ。
蝶ネクタイをオシャレに使って、他のゲストと差をつけましょう!
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