【結婚指輪】サイズの選び方や失敗しないためのポイントを紹介
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男女ともにつけることの多い結婚指輪。
多くの人がデザインを気にしがちですが、普段の生活でつけている時間が長い分、サイズ選びも重要なポイントの1つ。
中には、指輪のサイズがどの部分を指すのか、どうやって測るのか知らない人もいるかもしれませんね。
そこで今回は、結婚指輪のサイズの選び方や失敗しないためのポイントを紹介します。
リングサイズって何?
指輪のサイズとは、一般的には指輪の内側の円周の長さのこと。
よく「○号」という形で表されるものです。
日本では、一般的に結婚指輪を左手の薬指につけます。
結婚指輪のサイズの平均は男性が13~16号ほど、女性が8~11号ほどとなっていますが、いまいちサイズ感が分からないという人もいるかもしれませんね。
そこで、日本で使われていることの多いJCS(ジャパンカスタムサイズ)を見てみましょう。
出典:日本ジュエリー協会(2006)『ジュエリー用語集』,p.544(部分)
このように、指輪のサイズは内側部分の長さである内周と、内側部分の直径である内径によって、とても細かい数値に分けられています。
そのうえ、国や規格によってサイズ感が少し違うことも。
ですので、平均を参考にしようとしたり、サイズを自分で測ろうにも、自分の欲しい指輪のブランドがどの規格なのかを調べる必要があったり・・・
「自分でサイズを測ってみたけどそんな細かい数値まで測れなかった・・・」
と、測ってみたものの正確なサイズを知ることができない場合があります。
かと言って、サイズを測るための専用の道具をわざわざ購入するのはあまり現実的ではありません。
このように、「数値が細かく」「規格が様々」な結婚指輪のサイズを自分たちだけで知るのは難しそう。
では、どのようにサイズを知り、指輪を選べばいいのかポイントを見ていきましょう。
【ポイント1】プロに測ってもらおう
1つ目のポイントは、お店でプロの店員さんにサイズを測ってもらうことです。
なぜプロの店員さんに測ってもらうことがポイントなのか、大きく2つの理由があるのでそれぞれ見ていきましょう。
専用の道具で測ってくれる
1つ目の理由は、お店ではリングゲージという様々なサイズのサンプルがついた専用の道具で測ってくれることです。
リングゲージを使うことで、正確なサイズを測ることができます。
リングゲージ
結婚指輪は長くつけるものですから、ピッタリのサイズを選ぶもの。
ピッタリのものを選ぶことで、洗い物のときに抜け落ちたり、重いものを持ったときに変形したりするのを防ぐことができます。
このように聞くと「自分たちでリングゲージを買えばいいんじゃないの・・・?」と思う人もいるかもしれません。
しかし、プロの店員さんに測ってもらったほうが良い理由は、道具の他にもあります。
2つ目の理由を見てみましょう。
体質も考えてくれる
2つ目の理由は、プロの店員さんはサイズの変化や生活スタイルを考慮してサイズの提案をしてくれることです。
と言うのも、指のサイズは気候や時間帯、体調によって変化するもの。
一般的には、指がむくみやすい夕方以降はサイズが大きくなると言われています。
他にも、夏は指がむくみやすかったり、お酒を飲んだ翌日や、妊娠しているのかどうかなども考えなければなりません。
このように、自分でぴったりに測ったつもりでも、体調や季節、時間帯によってはサイズ感がイマイチ・・・ということも珍しくありません。
また、指輪のサイズは指の形にも左右されます。
と言うのも、指のサイズは一般的に指の根本を測りますが、関節の太い人は関節の太さが指のサイズになることがあるからです。
体質や生活スタイル、自分の指の形を考慮して自分でサイズを測るのはやはり難しいもの。
しかし、プロの店員さんなら2人の体質や生活スタイルに合わせて指輪を選んでくれるので、安心ですね。
【ポイント2】お店では試着しよう
サイズとは別の観点にはなりますが、2つ目のポイントはお店で指輪を実際に試着することです。
お店では全てのサイズを取り揃えているわけではないので、ぴったりサイズの指輪を試着できることはあまりありません。
とは言え、指輪の幅や厚みについてはサイズ違いの指輪でも確認ができます。
一般的に、指輪の幅が広くなると実際のサイズよりも小さく感じるようです。
実際に指輪をつけることで、初めてその感覚を知ることができます。
また、指輪の内側の形状によって緩く感じたりきつく感じたりするので、試着して指なじみやフィット感を確かめておくのも大切。
特に内側の形状はブランドやデザインによって異なるのでしっかりチェックしておきましょう。
指輪の幅について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
結婚指輪は幅によって印象が違う!細いタイプと太めのタイプ、どっちがおすすめ?
指のサイズが変わったら
サイズの測り方やポイントを紹介しましたが、指のサイズが変わってくる人もいます。
その場合にはサイズ直しを行いますが、指輪のサイズ直しは、購入したお店に依頼することができます。
サイズ直しを考えるときに気をつけたいのが素材やデザインです。
と言うのも、指輪のサイズ直しは、指輪の一部を切り、材料を足すことなどで行います。
そのため、加工が難しい素材やデザインではサイズ直しが難しい場合もあるようです。
素材で言うと、プラチナやイエローゴールド、ホワイトゴールドはサイズ直しがしやすいと言われています。
一方で、硬いピンクゴールドや2つの金属を使ったコンビネーションリングはサイズ直しが難しいことも・・・。
デザインについては、下記のようなものだとサイズ直しが難しい傾向にあるようです。
・指輪の縁などに細かな粒が連続して打ち込まれた「ミル打ち」デザインのもの
・指輪の全周にデザインが施されているもの
・指輪の全周にダイヤモンドが留められているエタニティリング
しかし、お店やブランドによってはサイズ直しができないものは交換手数料を払うことで交換に対応していることもあります。
購入の際に確認しておくと良さそうですね。
まとめ
いかがでしたか?
リングサイズとは、指輪の内側の部分の長さである内周だということが分かりました。
しかし、指のサイズは季節や時間帯、体調などで微妙に変化するもの。
そのため、自分で測るよりもお店でプロに測ってもらった上で、指輪をしっかり試着して確かめることが大切になります。
また、購入の際はサイズ直しについても店員さんに確認しておきましょう。
結婚指輪は長くつけるものですから、デザインだけでなく、サイズ感にもこだわって選ぶと良いのではないでしょうか。
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